毎年5月になると、自動車税・軽自動車税を支払う季節になります。
納付書が手元に届くと「あ、そうだった!」と思い出しますが、普段は忘れてしまっていますよね。
僕も忘れてしまっていた一人です…。
支払方法が納付書払いなのか、口座振替なのかも覚えていませんでしたよ。
手元に届いたものを見ると、僕の場合は口座振替。
nanacoを利用してセブンイレブンからお得に支払いたいと思っていたので、納付書へ切替えることにしました!
このページでは僕の体験談を含め、以下のことを紹介しています。
- 自動車税のクレジット納付の方法
- 口座振替から納付書へ切替える方法
- 納税証明書の取得について
- 口座振替の手続き方法
一度口座振替にしたら、ずっと口座振替しなきゃいけないの?など気になりますよね。
実際に手続きをしてみましたよ。
自動車税の支払い方法
自動車税は以下の方法で納付できます。
- 納付書を使いコンビニや金融機関で納付
- 口座振替
- クレジットカード納付
軽自動車税にはないクレジットカード納付があるのが、魅力的ですね。
ただし自治体によってできない場合もあるのが注意点です。
自動車税をクレジットカード納付する方法
自動車税のクレジットカード納付は、Yahoo!公金支払いを利用します。
利用には決済手数料が330円(税込)必要ですよ。
▼クレジットカード納付する場合、事前に以下を準備します。
- パソコン・スマートフォンなどインターネットが利用できる端末
- 自動車税納税通知書(納付番号7ケタと確認番号6ケタの記載があるもの)
- クレジットカード
▼利用可能なクレジットカードのブランドは以下のとおり。
▼では、クレジットカード納付のざっくりした方法を紹介します。
- パソコン、スマホよりYahoo!公金支払いにアクセス
- Yahoo!公金支払いのトップページから各自治体(例:岡山県)を選択
- 納税通知書を手元に用意し、注意事項を確認のうえ「お手続きはこちら」ボタンを押す
- 画面の項目にしたがって、「納付番号」「確認番号」を入力し「次へ」を押す
- 支払金額を確認後、支払に使うクレジットカード情報を入力し「次へ」を押す
- 最後に確認画面が出るので入力内容を確認し、「支払う」ボタンを押す
支払いが終わったらページを印刷し、記録として残しておくことをおすすめします。
軽自動車税の支払い方法
軽自動車は以下の方法で納付できますよ。
- 納付書を使いコンビニや金融機関で納付
- 口座振替
クレジットカードで支払いたい場合は、nanacoのチャージをクレジットカードで行いセブンイレブンで支払えばOKですよ。
軽自動車税を口座振替から納付書支払いへ切替える方法
軽自動車税を口座振替にしていると、残高さえあれば自動で引き落としをしてくれるので便利ですよね。
きちんと通知書も届くので気づかないうちに引落されることもありませんし、事前にお金の準備もできます。
▼こちらが、封筒の中に入っていた『軽自動車税納税通知書(口座振替用)』です。
僕は岡山市に住んでいるので、岡山市の例で紹介しますね。
今回は、口座振替から納付書支払いへ切替えたいので右下に載っている連絡先へ電話をしました。
電話へ出た職員へ「軽自動車税の支払いが口座振替になっているのですが、納付書支払いへ切替えたいです」と伝えると、担当部署につないでくれます。
ただ単に納付書へ切替えるのも変だなと思ったので、「今、各種料金の引落口座を変更していて口座に残高もないので、納付書が欲しいんです!」と説明を付け加えました。
▼変更手続きをする場合、『義務者コード』を伝えることになります。軽自動車税納税通知書(口座振替用)の反対側についていましたよ。
変更は簡単に受け付けてくれます。
口座振替から納付書へ変更ですね。かしこまりました!
ただし2つ方法があるそうで、合わせて教えてくれましたよ。
- 不納通知についた納付書を利用する
- 納付書を発行し利用する
それぞれのメリット・デメリットもキッチリ教えてくれました。
不納通知についた納付書を利用する
軽自動車税を口座振替にしていて、万が一口座の残高不足で引き落としができなかった場合は、後日(6月15日頃)に『不納通知書』が届くそうです。
不納通知書にはコンビニで使える納付書がついています。また『納税証明書』もついているので、不納通知書での支払いを薦められました。
納税証明書は車検のときに使うので、絶対必要なものですよね。
たとえば車検が6月・7月に差し迫っている場合は、この不納通知書で支払うのがよいとのことでした。
僕の場合は2月の車検で、すぐに納税証明書は必要ないので「納付書を発行し利用する」を選びましたよ。
納付書を発行し利用する
軽自動車税の納付期限は5月31日なので、その日までに絶対に支払いたい!と思った場合は、納付書をすぐに発行してもらうのがよいでしょう。
でも、この納付書にはデメリットがあります。
発行してもらった納付書には、納税証明書がついていません。
そのためコンビニで振り込んだあとに、基本的には『区市税事務所』まで出向いて発行してもらう必要があります。
少し手間ですよね。
▼なお、nanacoでお得に軽自動車税を支払う方法はこちらを見てください。
実際に届いた納付書
口座振替から納付書に切り替えてもらうと窓開きの封筒ではなく、岡山市のふつうの紙封筒で手元に届きました。
▼そして、こちらが納付書です。
2018年5月15日に電話をし、2日後の5月17日には手元に届きましたよ。
軽自動車税の納税証明書を発行してもらう方法
軽自動車税の納税証明書は以下の3つの方法で発行申請することができます。
- 区市税事務所の窓口へ行く
- 郵送で申請する
- 電子申請をする(受取は窓口へ行く必要あり)
便利な電子申請なのに結局窓口へ取りに行くのは、なんだかなぁと思いますよね。
区市税事務所の窓口へ行き交付してもらう方法
区市税事務所の窓口が自宅から近いのであれば、出向いて交付してもらうのもいいですね。
手順としては以下のとおりです。
- 納税証明交付申請書に必要事項を記入する
- 窓口へ納税証明交付申請書を提出し、本人確認書類(運転免許証など)を見せる
順序としては、たったこれだけです。
なお発行に対しての料金はかかりません。
▼こちらが、窓口に置いてある納税証明交付申請書です。
太枠の中へ、必要事項を記入しましょう。
▼午前9時過ぎくらいに窓口へ行ったので、ひとがあまりおらず、約5分くらいで発行でき受け取れました。
軽自動車税納税証明書を郵送で申請する方法
軽自動車税の納税証明書を郵送で申請する場合、申請書をダウンロードしてから必要事項を記入、そして課税住所地の区市税事務所へ郵送します。
▼申請書ほ記入例は以下のとおり。

▼郵送申請に必要なものは以下のとおりです。
- 申請書(便せんなどに必要項目を記入したものでも可)
- 本人確認ができるもの(運転免許証など)
- 返信用封筒(切手を貼る事)
急ぎで取り寄せたい場合は、返信用封筒に『速達』と明記して、速達料金分の切手を貼るといいですよ。
▼速達料金は280円の切手を用意するといいですよ。
なお、申請書ではなく必要事項を明記した便せんでも申請が可能とのことですが、詳しい記入項目は『岡山市:証明申請の際に必要なもの(郵便で申請する場合)』を見てくださいね。
ここには、郵送申請に必要なものとして『定額小為替』の記載がありますが、軽自動車税の場合発行料金は無料なので安心してください。
自動車税納税証明書について
自動車税の納税確認については、都道府県と国土交通省(運輸局)との間で電子確認することが可能となり、納税証明書の運輸支局への提示が省略できるようになっています。
ただし車検を業者に依頼する場合は、納税証明書の提示を求められることもあるので、送付された納税証明書は車検証と一緒に保管しておきましょう。
口座振替やクレジットカード納付で納付期限の5月31日までに納めた場合は、6月下旬に発送予定です。
自動車税・軽自動車税を口座振替にする方法
自動車税・軽自動車税を口座振替にする場合の手続きは、以下のとおり。
- 納付書封筒に同封されていた口座振替依頼書を使う
- 口座振替納付依頼書をダウンロードし、金融機関窓口で手続きをする
- 金融機関窓口に備え付けてある「口座振替納付依頼書」(軽自動車)、「県税口座振替依頼書」(自動車税)を使い、窓口で手続きをする
それぞれの特徴を次にまとめてみましたよ。
納付書封筒に同封されていた口座振替依頼書を使う
はがきタイプの口座振替依頼書となります。
返送したものが担当部署に到着後、金融機関へ内容照合をするため少しだけ登録までに時間がかかります。
急ぎの場合は、金融機関窓口で手続きするようがよいですね。
なお引落先をゆうちょ銀行にする場合は、郵送対応ができません。
金融機関窓口で口座振替納付依頼書を使う
申込時に必要なものは以下のとおりです。
- 預貯金通帳
- 金融機関届出印
- 納税通知書などの整理番号がわかるもの
口座振替納付依頼書は、金融機関の窓口にもありますしダウンロードすることもできますよ。
さいごに
自動車税・軽自動車税の支払方法は、さまざまな方法があることがわかりました。
また、都合のよい方法を選ぶことも、変更することもできますね。
どうせ同じ料金を支払うのであれば、よりお得に支払いたいものですよね。