フリーランスが半年で100万円貯金できた方法と考え方まとめ

フリーランスになりたての1年半前は、わずか月収8万円でした。

その時には夢にも思わなかった「貯金」ができるほど、収入を得られるようになりました。

約半年間で貯金が100万円に。
この結果はすごくうれしかったです!

そこで今回は、以前の自分ではわからなかった「貯金」についての考え方や実際にやってきたことを紹介しますね。

フリーランスが半年で100万円貯金できた方法とは

半年間で貯金100万円に。その理由とマインド

結論から話しますと、2016年5月から2017年1月までの8ヶ月で100万円の貯金をすることができました。

当然ながらフリーランスの身だからこそ、会社員のように昇給やボーナス制度はありません。

その一方で「フリーランス」だからこその強みを活かし、ライターとしてのキャリアはもちろん、時には「カメラマン」として、時には「デザイナー」として。

これまで培ってきたスキルに”対価”としてお金をいただく機会が増えたことで、一ヶ月で稼ぐための仕事を広げることができたのだと思います。

そして何より、貯金に成功できた大きな要因としてノマド的節約術での執筆経験があります。

毎月5本ほどの執筆ペースのおかげで、毎日「節約ネタ」となる素材を探し、他のメンバーが執筆する記事を意欲的に読む。

そうすることで、無意識のうちに節約マインドを身につけられました。

たとえば自分の欲しいものをひとつとってみても、「これをもっと安く買う方法は何か?」「安く手に入れるための工夫はできないか」と、自分のなかで模索するような癖がついたのです。

そうすることで、いつの間にか「支出」が減少し、気づかぬうちに手元に残るお金が増えました。

貯金の覚悟を決めた際に「使いすぎ対策」も徹底しました。

具体的なお金の管理方法については、記事の後半で紹介していきます。

銀行カード

貯金をはじめたきっかけ

そもそもどうして貯金をしようと思ったのか。
単純にフリーランスはお金が必要な場面が多いから、なんですね。

特にライター業界は、出張費や食費など、業務に必要な諸経費がかかることって多いんです。

たとえば記事単価2万円の仕事をいただいたとしても、その案件に必要な経費が3万円の場合、1万円の赤字です。

ライター仕事が増え始めた当初、そうした細かな出費が積もり、意外と生活に支障がでてしまった経験がありました。

正直、立て替えてよ〜!
なんて思いつつ、泣く泣く翌月末の振込みまで辛抱せざるを得なかったのです。

このような「想定外の出費」は仕事に限らず、知人の結婚式や親族の不幸など、プライベートでもありますよね。

フリーランスの駆け出し当初こそそういう出費は辛かったものの、今では心の余裕があるので、どんなことにも前向きに飛び込むことができるようになりました。

具体的なお金の管理の方法

10円玉と1円玉

では、具体的にどうやってお金を管理しているのかを紹介します。

とはいえ、「お金の管理術」といえばノマド的節約術でも数多く紹介していますので、一概に「こうすればいい!」という方法ではありません。

自分にあった管理術のための参考としてくださいね!

ここでの主なテーマは「使いすぎ対策」です。
そのために意識したことを以下にまとめました。

お金を出す際は、何事も「無駄遣い」だと考えるようにする

1つ1つの出費を無駄遣いだと意識すると、コンビニなどでついつい買い物をしなくなります。

翌月分の収入を見越して、当月分の支出金額の設定を行う

当月の収入は手取りで25万円、来月の収入は手取りで23万円だとします。

その差分は2万円ですが、差のある生活をするのではなく、この2ヶ月は「手取り24万円」という意識で生活するようになりました。

その上で、最低支出金額や娯楽費、貯金額を設定します。

毎日財布の中身と通帳を確認するようにする

お金を使いすぎてしまう理由は、口座残高や所持金を「なんとなく」で管理しているからでした。

毎日自分の持つお金と向き合うことで、貯金へのモチベーション管理を維持することができましたよ。

以上です!僕は物欲が凄まじいタイプの人間なので、最初はかなり苦労しました。

ただ、最初の項目で紹介した「何事も“無駄遣い”だと考えるようにする」ことで、実は不要だったものへの支出を抑えることができたんです。

それからは毎日財布の中身や通帳を確認し、お金に対して真摯に向き合うように心がけた。このことで貯金の楽しさや心の余裕が生まれてきましたよ。

自己投資=娯楽に。服や美容に関しては一切の妥協はしない

最後に紹介したいのが、ここだ!と思うお金の使い方はすべて「自己投資」にある、ということ。

僕は就職未経験のフリーランス(現:22歳)ですので、当然第一印象で舐められることがあります。

舐められるだけなら全然構わないのですが、第一印象で不信感を与えてしまうと、もしかすると一緒に仕事を進めてくれるチームの人に迷惑をかけてしまうかもしれない。

そう考えた僕は、自分のコンディションや外見を整える衣服や美容、食生活に関して一切の妥協をしていません。

収入が増えていくと同時に、当然持つものにもこだわります。

これら自己投資としてお金を使うものは、僕の興味関心があるモノでもあるので、娯楽欲も満たされます。

お金を使うとき、それが自分の仕事においても投資になるかどうか考えることで、無駄使いを避けられますよ。

自分の個性も明確になるようで、仕事も生活も楽しくなってくるんです。

100万円の道筋

自分の収入が増えはじめた当初、実感値として「使えるお金が増えた!」と感じました。

ですが無闇やたらにお金を浪費するのではなく、「収入」「家賃・光熱費」、美容院のお金や洋服代、飲み会代といった「娯楽費」を切り分け、残ったお金を貯金にまわすようになりました。

たとえば手取りが40万の場合、家賃・光熱費で10万は最低出費に。
残りの30万のなかから、5万円を娯楽費にあてれば25万は貯金できます。

とはいえ、最初は欲しい家具や仕事用のジャケットなどの衣服を揃えることを「娯楽費」として、大きくとりつつまず10万。

翌月は15万、その翌月は20万を貯金・・・と、収入が増えていくと同時に娯楽費をなるべく抑えるように心がけるようにしました。

その結果、ひと月に30万円を貯金することも実現し、たった6ヶ月で100万円を貯金することができたのです。

他にもフリーランスでも貯金できる方法はあります

今回紹介した方法はあくまで僕の考え方で、他にもいろいろな方法で貯金ができますよ。

堅実に貯金を増やすのであれば、先取り貯金するなど、入ってきたお金をなかったものとして生活するようにすれば、自動的に貯金が増える仕組みが作れます。

いろいろな方法を参考にしたいのであれば、以下のページも合わせてチェックしてみましょう。

さいごに

「貯金」は軌道にのるとあっという間に実現します。

それまでがとても大変ですが、「お金がある」という安心感は、お金がなかった上京当時に比べると、180度見える世界が違いますよ。

ただし、お金は決して「人間のステータス」ではありません。

僕にとってお金は、「将来の自分」に対する、自己実現のためのツールでしかないと思っています。

そう思うことで、「お金を持つ自分」に対しておごりすぎることもなく、ただただ前向きな気持ちで仕事に取り組むことができますよ。