こんにちは!
飛行機での移動も年々増えてきた、ノマド的節約術の松本です。
飛行機を利用する前は、空港での時間を過ごしますよね。
空港での時間を過ごす選択肢の1つに空港ラウンジがあります。
空港ラウンジって使ったことありますか?
私自身、2015年になるまではほとんど飛行機を利用したことがなかったので、空港ラウンジの存在自体を知りませんでした。
でも、旅行や出張などで飛行機を使うことも増えてきたので、そのたびに空港ラウンジを利用しています。
その経験で、空港ラウンジについていろいろ仕組みを理解できるようになったので、このページでメモ代わりにまとめてみました。
空港ラウンジとは、フライト前の時間を過ごす場所
空港ラウンジに行ったことがなければ、具体的にどんな場所なのかがイメージしにくいと思います。
ラウンジという言葉が入っていることもあり、基本的には静かな空間で時間を過ごすことが場所となっています。
ただ、ラウンジによっては混雑することもありますので、必ずしもゆっくり過ごせるとは限らないのですが・・・。
だいたいの空港ラウンジには、共通のサービスや設備があります。主な設備は以下の通り。
- フリードリンク
- フライトインフォメーション
- 新聞・雑誌読み放題
- テレビ
主に海外になりますが、豪華な空港ラウンジだとシャワーもついているところも。
中には、食事提供しているラウンジもあって、ラウンジによっても差があります。
その点、空港ラウンジの種類ごとに違いがあるので、このあとで紹介していきますね。
空港ラウンジの種類
空港ラウンジと一言でいっても、いろいろな種類のラウンジがあります。
それぞれに違いがありますので、1つ1つ説明していきますね。
クレジットカード系のラウンジ
一般的に空港ラウンジと呼ばれているのが、クレジットカード系のラウンジのことです。
基本的にはゴールドカード以上のクレジットカードを持っていれば、日本国内の空港ラウンジが無料で使えるようになりますよ。
主要な国内空港ラウンジは以下の通りです。
- 新千歳空港 スーパーラウンジ
- 函館空港 ビジネスラウンジ A Spring
- 青森空港 エアポートラウンジ
- 秋田空港 ロイヤルスカイ
- 仙台空港 ビジネスラウンジEAST SIDE/ビジネスラウンジWEST SIDE
- 新潟空港 エアリウムラウンジ
- 富山空港 ラウンジ らいちょう
- 成田国際空港 ビジネス&トラベルサポートセンター内ラウンジ/T.E.Iラウンジ
- 羽田空港 第1旅客ターミナル エアポートラウンジ(中央)/(南・北)
- 羽田空港 第2旅客ターミナル エアポートラウンジ(南)/(北)/(北ピア)
- 羽田空港 国際旅客ターミナル SKY LOUNGE/SKY LOUNGE ANNEX
- 中部国際空港 プレミアムラウンジセントレア
- 小松空港 メンバーズラウンジ
- 伊丹空港 ラウンジオーサカ
- 関西国際空港 カードメンバーズラウンジ 「六甲」「金剛」「アネックス六甲」「比叡」
- 神戸空港 ラウンジ神戸
- 岡山空港 ラウンジマスカット
- 広島空港 ビジネスラウンジ もみじ
- 米子空港 ラウンジ DAISEN
- 山口宇部空港 ラウンジきらら
- 徳島空港 エアポートラウンジ ヴォルティス
- 高松空港 ラウンジ讃岐
- 松山空港 ビジネスラウンジ
- 福岡空港 くつろぎのラウンジTIME
- 北九州空港 ラウンジひまわり
- 長崎空港 ビジネスラウンジ アザレア
- 大分空港 ラウンジ くにさき
- 熊本空港 ビジネスラウンジ
- 鹿児島空港 スカイラウンジ菜の花
- 那覇空港 ラウンジ 華 ~hana~
クレジットカード系のラウンジは、お金を払っても利用できますが、1回あたり1,000円前後かかります。
また、国内の空港ラウンジは簡素なつくりのところが多く、わざわざお金を払って行く感じでもないのが本音です・・・。
クレジットカード系のラウンジを使うときは、航空券とクレジットカードを受付で提示すれば中に入れます。
航空券がない場合は、これから搭乗することを証明できれば入れるところもありました。
それほど多くのラウンジ利用経験はありませんが、福岡空港のラウンジと仙台空港の1Fにあるラウンジは快適でしたよ。
ANAラウンジ
空港ラウンジは、クレジットカード系のラウンジだけではありません。
ANAラウンジという名前のANAが運営しているラウンジもありますよ。
ただ、こちらは、ゴールドカード以上のクレジットカードを持っているからといって使えるわけではありません。
また違う利用条件があります。
- (国内線)プレミアムクラス利用
- (国際線)プレミアムエコノミークラス以上を利用
- ANAスーパーフライヤーズカードを保有
- プレミアムメンバーでブロンズ会員以上
- Lounge Access Cardを保有
- ANAカードプレミアムを保有
- 「スター・アライアンス・ゴールド」メンバー
- ANA SUITE LOUNGEご利用券を利用
- ANA MY CHOICEでラウンジを選んだ場合
ANAラウンジを利用したこともありますが、クレジットカード系のラウンジよりも設備が充実している印象でした。
国際線だと、食事もできるようになっているのが大きなメリットですね。(国内線はおかきのみ)
それほど豪華なものではありませんが、空港で外食する分の食費を浮かすことができます。
参考:ANAラウンジ(国内線・国際線)を使った感想を写真付きでレポートした記事がこちら
サクララウンジホノルル空港 サクララウンジ – Spherical Image – RICOH THETA
ホノルル空港 サクララウンジ – Spherical Image – RICOH THETA
ANAのラウンジがあれば、JALのラウンジもあります。
JALのラウンジはサクララウンジという名前です。
サクララウンジも、クレジットカード系のラウンジとはまた違う利用条件があります。利用条件は以下の通り。
- JMBダイヤモンド会員
- JGCプレミア会員
- JMBサファイア会員
- JALグローバルクラブ会員
- JAL CLUB EST会員だと年間5回利用可能
- JMBクリスタル会員でラウンジクーポン利用
プライオリティパスで入れるラウンジ
クレジットカードとはまた違う「プライオリティパス」というものを持っていれば、日本国内だけでなく、対応している世界中のラウンジに入れるようになります。
ただ、プライオリティパスにもいろいろ種類があり、プライオリティパスを取得すること自体にお金がかかることも。
プライオリティパスの取得費用は以下の通りです。
カード名称 | 年会費 | 会員利用料 | 同行者利用料 |
---|---|---|---|
スタンダード会員 | 99ドル | 27ドル | 27ドル |
スタンダードプラス会員 | 249ドル | 27ドル (10回まで無料) | 27ドル |
プレステージ会員 | 399ドル | 無料 | 27ドル |
ちなみに、ドルは米ドル(USD)のことです。
これを見ると、プレステージ会員が一番いいですよね。
空港ラウンジを何回使っても、1回あたりの料金はかかりません。
これだけ費用がかかることもあってか、日本国内の空港ラウンジよりも設備・サービスが充実していますよ。
過去、台湾の桃園国際空港とニュージーランドのオークランド国際空港にあるラウンジにプライオリティパスを使って入ったことがあります。
どちらのラウンジも日本以上に充実していて、この空間なら長居したいと思ったぐらい。
プラチナカード以上だとプライオリティパスを無料で入手できる
ただ、正直これだけ年会費が高いとプライオリティパスとか別に必要ないのでは・・・と思うのではないでしょうか。
でも、持っているクレジットカード次第では、プレステージ会員のプライオリティパスが無料で手に入ります。
もちろん、すべてのクレジットカードに付帯しているわけではなくて、主にプラチナカード以上のカードの付帯サービスになっていることが多いです。
最も安くプライオリティパスを手に入れたいのであれば、年会費11,000円で持てる楽天プレミアムカードがおすすめ。
プラチナカードクラスになると、どのクレジットカードもサービスが充実しているので、メインのカードがプラチナカードになるなら、楽天プレミアムカードにこだわらなくても大丈夫です。
私もプライオリティパスを持っていますが、楽天プレミアムカードではなく「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の特典で手に入れました。
参考:プライオリティパスについてはこちらで詳しくまとめています
空港ラウンジを使った感想とそれぞれの違いはどんな感じ?
いろいろな空港ラウンジを紹介してきましたが、使ってみて個人的におすすめだと思ったところや、比較をしてみますね。
まず日本国内から。
国内の空港ラウンジを利用するなら、クレジットカード系のラウンジが中心になると思います。最も気軽に利用できますからね。
ただ、国内の空港ラウンジはサービス・設備がそこまで充実しているわけでもありませんので、過度な期待はしないほうがいいと思います。
でも、ANAラウンジ・サクララウンジになると、サービスの質がよくなりますので、快適な時間を過ごしやすくなりますよ。
海外の空港ラウンジは、プライオリティパスがあると入れるところが多いです。
先ほども説明したように、プライオリティパスに対応しているラウンジは、サービス・設備が充実している印象が強く、個人的には一番おすすめできる空港ラウンジですよ。
個人的には、
海外ラウンジ > 国内ラウンジ
の印象が強いです。
国内だと羽田空港のTIAT LOUNGEだと豪華
基本的には、海外の空港ラウンジのほうがサービスは充実しています。
海外並みのラウンジを国内で探すなら、基本的には国際線を使うことになりますね。
これまで紹介してきた方法以外だと、羽田空港にあるTIAT LOUNGEは入るための条件が狭いですが、その分だけ豪華な内容になっています。
以下のクレジットカードのゴールドカード以上が対象ですよ。
- TSキュービックカード
- ポルシェカード
- エムアイカード
- ラグジュアリーカード
- マンチェスターユナイテッドカード
この中だと、エムアイカードのゴールドカードにあたる以下の2枚が比較的に作りやすいですよ。
空港ラウンジを使うのにおすすめのクレジットカードを厳選しました
空港ラウンジを語るには、クレジットカードは欠かせません。
クレジットカードを持っているだけで、利用できる空港ラウンジの選択肢が一気に増えます。
ここからは、空港ラウンジを利用する上で個人的におすすめなクレジットカードを紹介しますね。
イオンゴールドカード
イオンゴールドカードは、年会費無料で持てるのが最大のメリットです。
その代わり、羽田空港のラウンジしか使えないデメリットも。羽田空港しか使わないという場合には、イオンゴールドカードがあれば、問題ないですね。
ただ、羽田空港は人が多いので、ラウンジも混雑しやすいです。
楽天プレミアムカード
プライオリティパスも含めて利用したいのであれば、楽天プレミアムカードはかなりおすすめ。
楽天ポイントが貯まりやすいこともありますが、空港ラウンジを利用することにも特化しているので、海外旅行する人にもおすすめのカードですよ。
アメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費がちょっと高いのですが、同伴者1名まで無料で空港ラウンジを使えるのが魅力的なところ。
家族旅行する場合にもこれで空港ラウンジを使う選択肢ができますよね。
デザイン面、ステータス面でも優れているのがメリットで、見栄えにこだわるなら持っておきたい1枚です。
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは、ここで紹介するクレジットカードの中では最も年会費が高くなります。
しかし、国内のラウンジに限らず、海外のラウンジでもダイナースクラブカードを提示すれば入れるところが数百もある大きなメリットも。
これのおかげで、プライオリティパスなしでも十分なぐらいです。
キャンペーンも充実しているので、ステータス面とラウンジの使い勝手にこだわるならダイナースクラブカードはおすすめですよ!
【簡易版】空港ラウンジの使い方の流れと注意点
クレジットカードの準備ができれば、空港ラウンジを使うための準備はほとんどできたも同然です。
あとは、実際に空港ラウンジを利用するだけ。
でも、初めてだとどんな流れで使えばいいのかわかりにくいのではないでしょうか・・・。
難しそうに思うかもしれませんが、実はとても簡単です。
- 空港ラウンジに入る
- 受付でクレカもしくはプライオリティパスと航空券を提示
- 空港ラウンジを利用する
- 退室時は特に何もしなくてOK
たったこれだけです。
退室時には何か手続きしないといけないように思っていたのですが、こちら何もしなくても大丈夫です。
ただ、スタッフさんが楽になるように、お皿やコップなどは返却のところに置いておきましょう。
あと、子供を連れての家族旅行で空港ラウンジを使う場合に気になるのが、子供や赤ちゃんが一緒に入れるのかですよね。
たいていの空港ラウンジは、3〜4歳未満が無料になっています。
ただ、それ以上の年齢になってくるとお金がかかるのがネックですね・・・。
さいごに
空港ラウンジといっても、これまで説明してきたように、いろいろな種類があります。
ラウンジごとにサービスが全然違ってきますので、旅行や出張する機会が多いのなら、ぜひいろいろ使ってみて体験して欲しいです。
個人的には海外のラウンジがおすすめ。
国内ラウンジは仕事をする場所として利用しています。
この記事が、空港ラウンジを利用するきっかけになればうれしいです。
ちなみに、私が別に運営しているサイトでも、日本・世界の空港ラウンジを利用した感想を紹介していますよ。