三井住友カードのマイ・ペイすリボの最低支払額をカードの上限と同じにしてリボ払い手数料を0円にする方法

三井住友カードのリボ払い「マイ・ペイすリボ」を普通に使っていると、毎月リボ払いの手数料を取られてしまいます。

買い物したときの金額とはまた別のところでお金が発生しているので、これはもったいないです。

そんなマイ・ペイすリボですが、毎月の支払額を自由に設定できるのが特徴で、カードの限度額にもできちゃうんですよね。

リボ払いでの毎月の支払額をカードの限度額にすることで、手数料が発生しなくなります。

マイ・ペイすリボってなんか怖そうなイメージがあると思うので、リボ払いでの支払いをカードの限度額に設定する方法を紹介しますね。

三井住友カードのマイ・ペイすリボの支払額をカード利用枠と同じにする方法

マイ・ペイすリボとは?

マイ・ペイすリボとは、カードを使うと自動的にリボ払いになるサービスのことです。

支払い金額(弁済金)は自由に設定できますよ。

メリットとデメリットは以下の通り。

メリット
デメリット
  • 毎月の支払い金額を一定にできる
  • いちいちリボ払い設定にする手間が省ける
  • カードの年会費が無料や半額になる
  • 手数料がかかる
  • リボ払いできないサービスもある

毎月の支払い金額を一定にしたい人に向いていますが、手数料がかかってしまうのがデメリットです。

そんなマイ・ペイすリボですが、手数料を0円にする方法があるので早速紹介していきますね!

マイ・ペイすリボでの支払額をカード限度額にする手順

ここからは、マイ・ペイすリボの支払額をカード上限と同じにする手順を紹介していきます。

まずは、三井住友カードのVpassにログインしてください。

STEP
「リボ払い毎月お支払い金額変更」を選ぶ

ログインしたら、上にある「リボ・分割&キャッシング」→「リボ払い毎月お支払い金額変更」を押してください。

マイ・ペイすリボの毎月の支払額変更手順
STEP
「増額を申し込む」ボタンを押す

次の画面では、マイ・ペイすリボのお支払いコースを変更するので、「増額を申し込む」ボタンを押しましょう。

マイ・ペイすリボの毎月の支払額変更手順
STEP
リボ払い毎月お支払い金額の増額申込をする

選択肢が2つ出てきて、どちらを選ぼうか迷いますよね。

上の選択肢は、「次回だけ」の支払い金額を変更できます。
下の選択肢は、書かれているお支払い日以降の最低支払い金額を変更できます。

どちらを選ぶのではなく、どちらもやっておきましょう!

特に重要なのは下の選択肢で進めることです。
こっちが毎月の支払額の変更なので、1回やればあとはずっと変更した金額になります。

マイ・ペイすリボの毎月の支払額変更手順
STEP
毎月の支払い金額を設定する

金額を変更する画面では、元金定額コースの「上記以外の金額を指定する」を選び、金額のところには、カードの限度額と同じ数字を入力しましょう。

マイ・ペイすリボの毎月の支払額変更手順
STEP
申し込み内容を確認する

先ほど入力した内容の確認画面になります。
私が持っている三井住友カードは、限度額が80万円でした。

マイ・ペイすリボの毎月の支払額変更手順
STEP
申し込み完了

これでマイ・ペイすリボの毎月の支払額が変更できましたね。
毎月80万円までの請求なら、自動的に一括払いになる設定ができたことになります。

マイ・ペイすリボの毎月の支払額変更手順

無事に、マイ・ペイすリボの毎月の支払額が変更できました。

最低支払額をカードの上限と同じにしているので、リボ払い扱いになっていますが実質的に毎月一括払いと同じです。

三井住友カードだけに限らず、ANA VISAカードなどの三井住友が発行しているクレジットカードでも同じような設定ができます。

その後、変更手続き完了のハガキが届きました

数日後に、マイ・ペイすリボの毎月の支払額が書かれた紙が届きました。
律儀にここまでしてくれるんですね。

郵送にかかる経費もあるので、全然送ってくれなくて良かったんですが・・・。

三井住友カード ハガキ

カード利用可能枠とリボ払いの支払額(元金定額)がしっかり同じになっていますね。
これで一括払いと同じになりますよ。

三井住友カード 限度額変更完了

三井住友カードの年会費を安くできるけどややこしい

三井住友カードでマイ・ペイすリボを使って、年に1回でもリボ払いの手数料を払うと年会費が安くなる特典があります。

具体的にはこんな感じですね。

カード名年会費
三井住友カード税込1,375円 → 無料
エグゼクティブ税込3,300円 → 税抜1,650円
ヤングゴールド税込3,300円 → 税込1,650円
プライムゴールド税込5,500円 → 税込2,750円
ゴールド税込11,000円 → 税込5,500円

よほど意識しておかないと、リボ払いの手数料は割引金額よりも高くなりがちです。

例えば、マイ・ペイすリボの毎月の支払額が30,000円で、実際に使ったのが30,100円だったとしたら100円に対してリボ払いの手数料が発生するので、この場合はリボ払い手数料を安く抑えられます。

こんな感じで毎年コントロールするのは、正直かなり面倒だと思うので、よほど管理に自信があるとかでない限りやらないほうがいいですね。

以前はこんな面倒なこと考えなくても、年に1回カード払いしていれば年会費割引できていましたが、今は仕組みがややこしくなっています。

ただ、Amazon Mastercardゴールドだけは先ほど紹介した設定をした上で年に1回カード払いしていれば年会費を安くできますよ。

参考:「マイ・ペイすリボ」年会費優遇条件改定対象カード一覧

SBI証券で投信積立するためにこの方法を使おう

2021年2月から、SBI証券で投信積立するときに三井住友カードで支払いできます。

しかもカード利用分のポイントがもらえてお得です!

そんなお得なサービスですが、ここでもネックになるのは三井住友カードの年会費です…。正直、高すぎるんですよね。

年会費無料のまま投信積立だけをし続けるためには、もともと年会費無料の「三井住友カード RevoStyle」を使うのがおすすめです。

三井住友カード RevoStyleはリボ払い専用カードで、これまでまったくおすすめできなかったのですが、SBI証券の投信積立だけで使うことを考えたら年会費無料がメリットになってきます。

三井住友カード RevoStyleを作ったあとに、マイ・ペイすリボの支払額をカードの上限と同じ金額に設定しておけば手数料を引かれることはありません。めっちゃお得ですよ!

すでに他の三井住友カードを使っているのなら、あえて三井住友カード RevoStyleを作る必要はないですが、SBI証券の投信積立をやっているなら三井住友カード RevoStyleを作って手数料をかけずに使うようにしましょう。

三井住友カードを持っているなら、全部この設定をしておこう

三井住友カードを持っているなら、どのカードでもこの方法を使ってリボ払い手数料を無料にできます。

設定金額を変更するだけなので、手続き自体は簡単ですよ。

これは使わない手がないぐらいお得な方法なので、三井住友カードを使っているならやっておきましょう!

年会費節約のワザはちょっとやりにくくなりましたが、リボ払い手数料を払わないことのほうが大切です。

参考:三井住友カードに関する記事一覧