キャピタルゲインとインカムゲインの違いとは?それぞれの特徴やメリット・デメリット、どちらがおすすめかを解説

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こんにちは!
金融ライターの大西カツシ(@katsushio1603)です。

投資で得られる利益には、キャピタルゲインインカムゲインの2種類があります。

キャピタルゲインとインカムゲインって、なんとなく聞いたことはあるけど、イマイチ意味がよくわからないのではないでしょうか。

この2つの違いを理解しておくと、自分に合った投資方法を見つけられますし、投資で利益を出しやすくなりますよ。

そこでこのページでは、キャピタルゲインとインカムゲインの違いやそれぞれの特徴、メリット・デメリットについて説明していきますね。

キャピタルゲインとは?

キャピタルゲイン(capital gain)とは、価格が変動する資産を売買することで得られる利益のことです。

capitalには元金や元手、gainには利益という意味がありますよ。

キャピタルゲインが期待できる主な投資方法をまとめました。

キャピタルゲインで一番わかりやすいのは、株式投資だと思います。

「株で儲けた」という話を聞いたら、「株を売買して利益が出たんだろうな」とイメージするのではないでしょうか。

株のほかには、投資信託や不動産の売却益などもキャピタルゲインですね。

一般的には、安い価格で資産を購入し、高くなったところで売却して得た利益をキャピタルゲインと言います。

しかし、株式の信用取引やFXのように、売りから取引を始めて、価格が下がったときに買い戻して得た利益もキャピタルゲインになりますよ。

インカムゲインとは?

一方、インカムゲイン(income gain)とは、資産を保有することで継続的に得られる収入・利益のことです。

incomeには、所得・収入という意味がありますよ。

インカムゲインが期待できる主な投資方法をまとめました。

インカムゲインは、株式投資の配当金や不動産投資の家賃収入がイメージしやすいと思います。

株式や不動産を保有している間は、継続的に配当金や家賃を受け取ることができますよ。

また、投資した企業から自社製品や優待券などが届く株主優待も、インカムゲインのひとつですね。

インカムゲインは資産を保有するだけで継続的に収入を得られるので、いわゆる不労所得になりますよ。

キャピタルゲインとインカムゲインの違いを比較

キャピタルゲインとインカムゲインの違いを比較するために、それぞれの特徴をまとめました。

キャピタルゲインとインカムゲインの違いを比較
比較項目キャピタルゲインインカムゲイン
期待できる利益大きい小さい
資産の価格変動大きい小さい
利益を得られるかどうかわからないほぼ確実
利益が発生するタイミング売買するとき所有中(継続的に発生)

キャピタルゲインは大きな利益が期待できますが、利益を得られるかどうかはわかりません。

価格変動が大きいので、うまく取引できないと、大きな損失が発生する可能性もありますよ。

一方、インカムゲインは期待できる利益は小さいものの、資産の価格は比較的安定しており、ほぼ確実に利益を得られます。

このように、キャピタルゲインとインカムゲインは、投資から得られる利益という点は同じですが、特徴には大きな違いがありますよ。

キャピタルゲインのメリット

ここでは、キャピタルゲインのメリットについて詳しく説明していきますね。

大きな利益が期待できる

キャピタルゲインは、大きな利益が期待できるのが一番のメリットです。

たとえば、地域新聞社(2164)の株価は、2018年初めは400円台でしたが、11月には約11倍の5,000円まで上昇しました。

キャピタルゲインとインカムゲイン1

2018年初めに地域新聞社の株を100万円分購入し、11月の最高値(5000円)で売却すれば、11倍の1,100万円(100万円×11)に増やせたことになります。

約1年で資産が11倍に増えるってすごいですよね!

また、仮想通貨(暗号資産)のビットコインは、2019年初めの価格は30万円台でしたが、6月には約5倍の150万円近くまで上昇しました。

キャピタルゲインとインカムゲイン2

価格が上昇する前にビットコインを100万円分購入していれば、資金を5倍の500万円(100万円×5)に増やせたことになりますね。

このように、キャピタルゲインは大きな利益を得られる可能性がありますよ。

短期間で利益を得ることが可能

キャピタルゲインは、短期間で利益を得られるのも魅力です。

今日買った株が明日大きく値上がりすれば、株を1日保有するだけで利益を得られますよ。

株式投資やFX、仮想通貨の取引では、1日に何度も売買を繰り返すデイトレードで利益を得ることも可能です。

また、先ほど紹介した地域新聞社の株やビットコインも、数か月で価格が大きく上昇していましたね。

このように、キャピタルゲインは、うまく取引できれば1日~数か月で資産を大きく増やすことができますよ。

キャピタルゲインのデメリット・注意点

キャピタルゲインは短期間で大きな利益が期待できますが、デメリットもあります。

ここでは、キャピタルゲインのデメリット・注意点について説明していきますね。

利益を得られるかどうかわからない

キャピタルゲインは、利益を得られるかどうかわからないのが一番のデメリットです。

予想通りに価格が変動しなければ、利益を得ることはできません。

株価などの資産価格はさまざまな要因で変動するので、専門家や投資歴が長い人でも、価格を正確に予測するのは不可能です。

キャピタルゲインを目的に投資をしても、利益を出すのはなかなか難しいですよ。

大きく損をするリスクがある

キャピタルゲインは、短期間で大きな利益を狙える反面、大きく損をするリスクもあります。

価格が予想と反対の動きをすれば、短期間で資産を失うかもしれません。

特に株式の信用取引、FXや仮想通貨のレバレッジ取引など、少ない元手で大きな金額を売買できる取引は、かなりリスクが大きいですよ。

キャピタルゲインを狙う場合は、資金を失っても生活に支障がないように、余裕資金で投資を行うことが大切です。

手間がかかる

キャピタルゲインは、定期的に資産の価格をチェックしたり、売買タイミングを考えたりする必要があるので手間がかかります。

安定して利益を得るには、値上がりする銘柄を見つけるための情報収集や分析も欠かせません。

また、価格が下がった場合は、損失を限定するために損切りをする必要もあります。

ポジションを持ったら常に価格を気にする必要があるため、気持ちをうまくコントロールできないと「仕事中も投資のことが頭から離れない」といった状態になりかねません。

キャピタルゲインを狙うなら、投資に取り組む時間を確保する必要がありますよ。

インカムゲインのメリット

次に、インカムゲインのメリットについて確認していきましょう。

継続的に安定して利益を得られる

インカムゲインのメリットは、継続的に安定して利益を得られることです。

株式投資やETF、REITを保有すれば、年1回~2回配当金や分配金がもらえます。

また、現物不動産に投資して入居希望者に貸し出せば、毎月家賃収入を得ることもできますね。

副業として給与以外の収入源を作ることができれば、精神的にも楽になりますよ。

手間がかからない

インカムゲインは、手間がかからないメリットもあります。

資産を保有している間は、配当金や分配金、家賃収入という形で、何もしなくても利益を得られますよ。

キャピタルゲインのように、常に価格をチェックしたり、売買タイミングを考えたりする必要もありません。

投資に手間をかけたくないなら、インカムゲインを目的に投資するのがおすすめですよ。

インカムゲインのデメリット・注意点

インカムゲインは手間がかからず、資産を保有するだけで利益を得られますが、デメリットもありますよ。

ここでは、インカムゲインのデメリット・注意点について説明していきますね。

大きな利益は期待できない

インカムゲインは、大きな利益は期待できないのが一番のデメリットです。

継続的に利益を得られますが、期待できる利益は投資金額に対して年利1%~5%程度になります。

投資額が10万円なら、年利5%でも1年間に得られる利益は5,000円(10万円×5%)ですね。

現在は低金利なので、年利5%は悪くないとは思いますが、キャピタルゲインのように短期間で資産を大きく増やすことはできません。

インカムゲインで大きな利益を得るには、ある程度まとまったお金を投資する必要がありますよ。

元本割れのリスクがある

高配当株や人気の株主優待銘柄、収益不動産など、インカムゲインが期待できる資産は、比較的価格が安定しています。

しかし、元本割れのリスクがまったくないわけではありません。

たとえば株の場合、業績が悪化すれば株価は下がりますし、配当金や株主優待がなくなることもありますよ。

また、不動産価格も景気や相場に左右されるため、家賃収入は得られても、不動産そのものの価値が下がる可能性があります。

インカムゲインの投資であっても、元本割れリスクがあることを理解しておきましょう。

キャピタルゲインとインカムゲインはどちらがおすすめ?

個人的は、インカムゲインのほうがおすすめですね。

キャピタルゲインは短期間で大きな利益を得られますが、手間がかかりますし、大きく損をするリスクもあるからです。

株式投資なら配当金や株主優待、不動産投資なら家賃収入を目的にするほうが、手間をかけずに安定した利益を得られますよ。

私は家賃収入を目的に不動産投資をしていますが、自分が何もしなくても毎月家賃収入を得られるので安心感がありますね。

ただし、キャピタルゲインでも投資信託の積立投資はおすすめです。

自分で買いどきを判断する必要がなく、一度設定すれば証券会社が自動で購入してくれるので、手間をかけずに資産形成に取り組めます。

運用益に税金がかからないつみたてNISAiDeCoを活用すれば、効率よく資産を増やせますよ。

長く積み立てを続ける必要はありますが、キャピタルゲインを狙うなら、SBI証券楽天証券で口座を作って投資信託の積立投資に取り組むのがおすすめです。

さいごに

キャピタルゲインは、短期間で大きな利益が期待できるのが魅力です。

しかし、その分リスクも大きくなるので、配当金や株主優待、家賃収入などのインカムゲインを目的に投資するのがおすすめですよ。

インカムゲインなら資産を保有するだけで利益を得られるので、忙しくて時間がなくても、手間をかけずに投資に取り組めます。

もしキャピタルゲインを狙うなら、つみたてNISAやiDeCoを活用した投資信託の積立投資がおすすめですよ。

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この記事を書いた人

大西カツシ

1979年生まれ、千葉県在住のWebライター。元経理課長で投資歴は10年以上。経理経験と投資経験を活かして「金融ライター」として活動しています。税理士科目合格(簿記論・財務諸表論)/日商簿記2級/FP2級。お金や時間に縛られないシンプルな生き方を追求しています。個人ブログ「かつにっき」も運営中。

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