喪中はがきを出す場合、切手が必要かどうか気になるところですよね。
もし切手が必要なのであれば、どんな切手を用意すればいいのか悩んでしまいます。
普通のはがきを出すときと同じでいいのか、切手を貼るときのマナーについても気になるところ。
このページでは、喪中はがきで切手を貼るときのマナーや切手の貼り方について詳しく説明していきますね。
喪中はがきに切手は必要?
では早速、喪中はがきに切手が必要かどうかを説明していきますね。
喪中はがきには、以下の2タイプあります。
- 私製はがき
- 郵便はがき
それぞれの違いを簡単に説明すると、以下の通り。
- 私製はがき:切手が必要
- 郵便はがき:切手がいらない
つまり、喪中はがきを私製はがきで出す場合は切手が必要になりますよ。
▼郵便はがきの場合は切手は不要です。
喪中はがきに切手を貼るときのマナー
喪中はがきに切手を貼って出す場合、どんなことに気をつければいいのかも気になりますよね。
私製はがきで出すときは、切手を準備する必要があります。
この場合、通常の切手ではなく弔事用の切手を選ぶようにしましょう。
手元にあまっている切手や、記念切手を貼ることがないように注意してくださいね。
切手の貼り方については、こちらで詳しく説明しています。
喪中はがき用の切手について
※消費税8%のときに購入したので、写真は62円切手になっています。
切手にはいろいろ種類がありますが、喪中はがきに適しているのは弔事用の切手です。
主に、以下のようなところで買えますよ。
- 郵便局
- 郵便局のネットショップ
- キオスク(KIOSK)
- 金券ショップ
- 文房具屋・酒屋・薬局などの個人商店
- 本屋
- 市役所・区役所の売店
- デパート
- スーパー
- Amazon
- 楽天市場
お店によっては在庫がほとんどないこともあるので、確実に手に入れたいのであれば郵便局で買いましょう。
「弔事用63円普通切手花文様」というものが喪中はがきに適していますよ。
喪中はがき用の切手はコンビニでも買える?
在庫さえあれば、弔事用の切手をコンビニで買うこともできます。
主に、63円切手が買えるコンビニは以下の通り。
ただし、切手の在庫があるかどうかは地域・店舗によって異なります。
通常の63円切手は買えますが、弔事用切手は在庫がない場合がほとんどです。
やはり、確実に欲しいのであれば郵便局がおすすめですね。
喪中はがきに切手を貼る手順
切手を手に入れたら、喪中はがきに貼っていきましょう。
ここからは、喪中はがきに切手を貼る手順について説明していきますね。
▼まず、喪中はがきに貼る切手を用意しましょう。
▼切手を貼る位置を確認します。縦書きの場合、左上に切手を貼る形になりますよ。
▼のり付けは水で行いましょう。小皿に水を用意して、切手の裏面を浸すとやりやすいです。
▼裏面が湿った状態の切手を、はがきの左上に貼り付けます。
▼最後に、上から水気をおさえたら完成ですよ。
もし、切手を間違えて貼ってしまった場合は、きれいにはがす裏技もあります。
切手つきの喪中はがきが便利!
私製はがきに切手を貼ったほうが丁寧な印象を与えますが、一枚ずつ用意するのは大変ですよね。
送る先が多い場合は、切手つきの喪中はがきを使ったほうが便利ですよ。
切手つきの喪中はがきは、以下のようなところで購入できます。
郵便局では、胡蝶蘭をデザインしたはがきが喪中はがきに適したものになります。
また、印刷サービスを使って喪中はがきを作る場合、普通はがきを使うことが多いので切手を用意する必要はありませんよ。
喪中はがきに返事をする場合も切手は必要?
喪中はがきに返事を出す場合、切手はどんなものを選べばいいのか悩むところですよね。
ちなみに、喪中はがきに返信するときは以下の方法があります。
- 喪中見舞い
- 年始状
- 寒中見舞い
基本的にどれもはがきを使って出すことになるので、用意するのは63円切手になりますよ。
返信する場合の切手は、弔事用のものでなくて大丈夫です。
普通はがきでも大丈夫ですが、落ち着いた印象を与える胡蝶蘭のものが選ばれることが多いですね。
さいごに
喪中はがきの切手には、弔事用の切手を使うのがマナーです。
ただ、送る相手が多い場合は切手つきの喪中はがきを使ったり、印刷サービスを使ったりしたほうが便利ですよ。
切手のマナーも大事ですが、喪中であることを伝えることが何よりも大切です。
なるべく負担のかからない方法で、お世話になった方々へ喪中はがきを出したいものですね。