百貨店の大丸や松坂屋で買い物する時は、専用のクレジットカードを持っている方がよりお得に買い物ができます。
1回限りの買い物ならまだしも、定期的に大丸・松坂屋で買い物する機会があるのなら、大丸松坂屋カード(JFRカード)もしくはさくらパンダカードを使ってみてはいかがでしょうか。
いろいろとお得に使える方法があり、よく買い物している方ほど充実したサービスを受けることができますよ。
このページでは、主に大丸松坂屋カード(JFRカード)の活用方法を詳しく見ていきます。
大丸松坂屋カードとさくらパンダカード、機能面は同じ
大丸松坂屋カードとさくらパンダカード、名前は全然違うので、カードとしての機能も全然違うと思うかもしれません。
名前は違っても、大丸松坂屋カードとさくらパンダカードの機能は全く同じです。
唯一の違いは、さくらパンダカードは、カードの利用額に応じて自動的に寄付してくれる仕組みがあること。
社会貢献にもつながっていると実感できる分、さくらパンダカードの方が使ってていい気分になりそうです。
ただ、デザインは大丸松坂屋カードとさくらパンダカードで全然違うので、最終的には見た目の好みで選びましょう。
年会費は税抜1,000円で条件を満たせば無料になる
大丸松坂屋カードを使う時に気になるのが年会費ですよね。
年会費は初年度無料で、2年目以降が税込1,100円になります。家族会員1人につきプラス275円の年会費が発生します。
初年度はまだしも、2年目から年会費がかかるのはあまり気持ちの面でもうれしくないですよね。
でも、やり方次第ではずっと年会費を無料にすることができますよ!
支払いをマイ・ペイすリボ(リボ払い)に設定すると、年に1回以上クレジットカードを使えば家族会員も含めて年会費が無料になります。
リボ払いになるので手数料がかかってしまいそうなイメージがありますよね。
でも、マイ・ペイすリボは、支払額を自由に設定することができます。
カードが到着した時の限度額と毎月の支払額を全く同じにしておけば、利息の支払いはないので安心してくださいね。
例えば、カードの限度額が20万円だとしたら、マイ・ペイすリボでの支払額も20万円に設定しておけば、一括払いと同じ扱いになります。
詳しい設定方法は以下のページで説明していますよ。
ポイント還元率は基本0.5%
大丸松坂屋カードは、VISAまたはMasterCardブランドから選ぶことができますよ。
全国のVISA・Masterの加盟店で使った場合は、税込200円ごとの買い物で1ポイントが貯まります。
還元率に直すと0.5%ですね。
これだけ見ると、普通のどこにでもあるクレジットカードと同じです。
なので、普段使いでポイントを貯めるのにはおすすめしません。
普段使いは、ポイント還元率の高いカードを使うのがおすすめですよ。
大丸・松坂屋だけ還元率5%になる!
普段の還元率こそ0.5%と低いですが、大丸や松坂屋での買い物の場合は、100円ごとに5ポイントも貯まります。
なんと還元率5%ですね!
特価品・食品・レストラン・喫茶で大丸松坂屋カードを使った場合は、100円ごとに1ポイントです。
こちらの場合は手持ちのカードの還元率と比較しても大差ないので、ポイントが貯まりやすいカードを使ったりしてもいいと思います。
ちなみに、大丸や松坂屋で大丸松坂屋カードを使ったら、即時でポイントが貯まりますよ。
ポイントカードと同じような感覚でポイントが貯まるのがありがたいですね。
獲得ポイントに応じたボーナスポイントで最大還元率が10%に!
大丸や松坂屋での買い物すると、還元率が5%になりますが、より還元率を高める方法もあります。
入会日から半年ごとの獲得ポイント数に応じて、ボーナスポイントを付与する仕組みがあり、これがお得なんです!
- 5,000〜9,999ポイント:対象ポイントの20%
- 10,000〜14,999ポイント:対象ポイントの50%
- 15,000ポイント以上:対象ポイントの100%
5,000ポイント以上貯まる買い物をしていれば、あとでボーナスポイントがもらえますよ。
仮に半年で18,000ポイント獲得したら、ボーナスポイントも18,000ポイントもらえるので、合計で36,000ポイントですね。
18,000ポイントを獲得するためには36万円の買い物が必要で、還元率に直すとなんと10%です!
ポイントがたくさんあれば、それだけ買い物で節約できますよ。
ちなみに、ボーナスポイントの対象になる買い物は、大丸・松坂屋・大丸松坂屋オンラインショッピングだけです。
他の一般的なお店で買い物して獲得したポイントは対象外になっています。
ボーナスポイント加算時期は、例をあげると以下のようになります。
- 入会日:2016年4月1日
- ボーナスポイント対象期間:2016年4月1日〜2016年9月30日
- ボーナスポイント付与時期:2016年10月20日
- 2回目のボーナスポイント対象期間:2016年10月1日〜2017年3月31日
半年ごとにボーナスポイント対象期間があり、ボーナスポイントをもらえる条件を満たしていれば、終わった翌月の20日に加算される仕組みです。
入会月の決め方は、16日が基準になります。
仮に3月16日が入会日だった場合は、入会月が4月の扱いになり、上と同じで10月20日にボーナスポイントがもらえますよ。
友の会会員証カードの買い物でもポイントが貯まる
大丸や松坂屋では、百貨店の友の会もあります。
友の会会員証カードに毎月積立して、カードに貯まっているお金を買い物に使える仕組みです。
友の会で積立したお金を使って買い物する時も、大丸松坂屋カードを提示すれば、しっかりポイントを貯めることができますよ。
5%の還元率は他のカードにはない魅力ですので、友の会を使っているなら、大丸松坂屋カードもあわせて使うようにしましょう。
ただ、お買い物ボーナス券での買い物はポイント付与対象外になっています。
貯めたポイントはどう使えばいい?
せっかくポイントを貯めても使わなければ意味がありません。
大丸松坂屋カードを使って貯めたポイントはどうやって使えばいいのかが気になるところですよね。
貯めたポイントは、1ポイント1円から大丸・松坂屋での買い物で使うことができます。
1ポイントからすぐに使えるのが魅力的ですね!
ポイントをムダにすることがなくなりそうで、ポイントがほとんど現金と同じ感覚になると思います。
買い物するたびにポイントを使うようにすれば、毎回節約につながりますよ。
1つ注意したいのは、高知・下関・鳥取の大丸ではポイント利用ができません。
これらの大丸を使っているのであれば、そもそも大丸松坂屋カードを使わない方がいいですよ。
大丸・松坂屋でカードを発行すれば即日発行できる
今日にでもカードが欲しいと思った場合は、大丸や松坂屋に行けば即日発行ができますよ。
いざという時は、即日発行できると助かることもありますよね。
ただ、お店に行く手間もあると思いますので、ムダに時間を使いたくないのであれば、ネットから申し込む方が時間短縮につながります。
ゴールドカードだけの特徴は?
大丸松坂屋カードには、ワンランク上のゴールドカードもあります。
通常のカードでも充分すぎるぐらいお得ですが、ゴールドカードにしかないサービスもありますよ。
これまでの内容は、ゴールドカードでも当てはまることで、ここからはゴールドカードだけの特徴を紹介しますね。
その代わり、年会費は7,700円かかります。
こちらも、マイ・ペイすリボを設定して、年に1回以上使えば年会費を半額にできますよ。
マイ・ペイすリボでの支払額をカード限度額に設定しておけば、一括払いとして使えます。
カードの基本還元率が1%に
普通の大丸松坂屋カードだと、税込200円ごとに1ポイントしか貯まりません。
でも、ゴールドカードだと、税込100円ごとに1ポイント貯まり、還元率1%になります。
空港ラウンジ・ロードサービス・ライフサポートサービスが無料に
ゴールドカードといえば空港ラウンジですね!
大丸松坂屋ゴールドカードと航空券を提示すれば、国内のクレジットカードラウンジの料金が無料になります。
参考:ラウンジについては空港ラウンジ.comが参考になります
また、車を持っている方にはありがたいロードサービスも30分までなら無料でついてきますよ。
バッテリーがあがったり、タイヤがパンクした場合などにロードサービスが使えますね。
他のカードにはない特徴として、ライフサポートサービスもあります。
具体的には、主に以下のようなサービスを受けることができますよ。
- ホームアシスタンス(鍵の閉じ込み・トイレ詰まりなど)
- 法律相談アシスタンス
- 緊急医療相談アシスタンス
- 日産レンタカー割引サービス
これらのライフサポートサービスは、普通のカードを持っている方が使う場合は年会費1,100円かかります。
国内旅行保険も自動付帯に
大丸松坂屋カードは、海外旅行保険が自動付帯になっていますが、ゴールドカードだと、国内保険傷害保険も自動付帯になります。
国内保険が自動付帯のカードは珍しいので、保険を気にされるのであれば貴重なカードです。
海外旅行保険については、他にもおすすめのカードがあるので、そちらで代用するのがおすすめ。
さいごに
大丸松坂屋カードがあるだけで、最低でも5%は安く買い物できているのと同じような感覚で、最大で10%お得になります。
使えるお店はものすごく限られますが、大丸・松坂屋・大丸松坂屋オンラインショッピングで買い物するのであれば、これ以上ないぐらいお得に安く買い物できますよ!
これからも大丸・松坂屋を使う機会があるなら、ぜひ持っておきましょう。
おまけ:決めきれず、カード探しをしている方へ
クレジットカードってとにかく多いし、どれがいいのか迷いますよね。
長く使うものになるので、できる限りいいカードを選びたいものです。
以下のページでは、収入ゼロから生き延びた節約家の視点でおすすめしているクレジットカードを紹介しています。