三井住友銀行のATMを使う時は、お金を預けたり引き出したりするイメージとして、お札(紙幣)のイメージがありませんか?
たとえば、大量に持っている1円玉~500円玉などの硬貨(小銭)の出し入れができると、便利ですよね。
でも、本当にそんなことができるのでしょうか。
またどうやってATMの操作をすればいいのか、わかりませんよね。
このページでは実際に三井住友銀行のATMを使い、硬貨の預け入れと引き出しをやってみた様子を画像付きで詳しく紹介していきます。
三井住友銀行ATMで硬貨が利用可能な時間帯と手数料
三井住友銀行のATMで硬貨を入出金するときに、そもそも手数料が必要になるのかが気になるところだと思います。
また、ATMで硬貨取扱ができる時間帯も気になるところ。
▼引き出し、預け入れともにATMで硬貨が使える時間帯については、以下のとおりです。
曜日 | 時間帯 |
---|---|
平日 | 午前8時45分~午後6時 |
土曜日 | 利用できない |
日曜日・休日 | 利用できない |
硬貨の取り扱いに手数料はかかりません。
小銭の出し入れなら、手数料無料ですよ!
三井住友銀行のATMで硬貨の預け入れる方法
まずは、硬貨を預け入れる方法(入金方法)から紹介しますね。
買い物などをしていると、財布の中にたくさんおつりが溜まることがあります。
たとえば、スーパーの帰り道に三井住友銀行があった場合、おつりの小銭をATMから預け入れできれば、便利ですよね!
▼こちらが、三井住友銀行に備え付けられているATMです。
▼ATMのタッチパネルの『お預け入れ』を押しましょう。
▼画面の指示に従い、通帳かキャッシュカードを入れます。
▼キャッシュカードは、紙幣を出し入れするところの、上側にありますよ。
▼VISAデビット搭載のキャッシュカード「SMBCデビット」の場合は以下の画面が出るので「預金口座のお取り引き」を選びます。
▼「SMBCデビット」を含むキャッシュカードの場合は、入金後の残高のみが表示され入金金額の明細が出ない旨の確認画面が出るので「確認」を押します。
▼お金の預け入れをする場合、以下の3種類から選びます。
- 紙幣のみ
- 硬貨のみ
- 紙幣と硬貨
小銭(硬貨)を預け入れるので、『硬貨のみ』を押しましょう。
▼現金を入れる場所はタッチパネルの上側にあります。そのうち硬貨は左です。
▼さきほど「硬貨のみ」のボタンを押すと硬貨を入れる場所のフタが開き穴が見えます。ここに硬貨を入れ「読取」を押しましょう。
▼硬貨出入口のフタが締まり、ジャリジャリジャリとATMがカウントしていきます。
▼ATMが数えたところ、小銭は全部で1,189円ありました。
一部を入金する場合は「一部入金」。追加でお金を入れたい場合は「追加入金」。
この金額でOKの場合は「確認」を押しましょう。
ここでは全額を入金します。
▼「ご利用明細票発行」について聞かれるので、「必要」か「不要」かを選びます。
▼入金した金額とその後の残高が表示され、キャッシュカードとご利用明細票を発行した場合は、明細票も出てくるので忘れずに取りましょう。
▼ちなみにこちらがご利用明細票です。
入金した金額ではなく、通帳の残高が表示されますよ。
(0円から1,189円入金したので1,189円になっています。)
ポケットチェンジで電子マネーにする手もあります
三井住友銀行のATMで小銭入金するのもいいですが、すぐに使いたいという場合もあると思います。
そんなときに使えるのが「ポケットチェンジ」という端末です。
ポケットチェンジでは、外貨も含めた小銭をSuicaなどの電子マネーに交換できますよ。
設置されている場所こそ少ないですが、もし近くにあるなら便利すぎるので使ってみてほしいです!
手数料無料で小銭を電子マネーにできますよ。
三井住友銀行のATMで硬貨を引き出す方法
続いて、ATMから硬貨を引き出す方法の紹介です。
さきほど入れた1,189円を引き出してみます!
▼硬貨の引き出しをするためには、まず「お引き出し」を押しましょう。
▼画面の指示に従い、キャッシュカードを入れます。
▼通帳を持っている場合は通帳を入れて暗証番号を押しましょう。持っていない場合はそのまま暗証番号を入力します。
▼引き出し金額を入力します。1,189円引き出したいので、「1189」と入力し最後に「確認」を押します。
▼ご利用明細票について聞かれるので、「必要」か「不要」かを選びます。
▼小銭の払い出しがあるので、紙幣だけの時より少し時間がかかります。待ちましょう。
▼タッチパネル上側にある紙幣の出し入れ口から千円札1枚と硬貨の出し入れ口から189円分の硬貨が出てきました!
キャッシュカードとご利用明細票を必要で選択した場合は明細も出ているので、忘れずに取りましょう。
▼こちらがご利用明細票です。
先ほど引き出した1,189円の記載があり、あわせて残高も載っています。
▼ちなみに、1,189円を引き出すと以下の組み合わせで引き出しできました。
紙幣・硬貨の種類 | 枚数(金額) |
---|---|
千円札 | 1枚(1,000円) |
500円玉 | 0枚(0円) |
100円玉 | 1枚(100円) |
50円玉 | 1枚(50円) |
10円玉 | 3枚(30円) |
5円玉 | 1枚(5円) |
1円玉 | 4枚(4円) |
もちろん1,000円以下なら、小銭だけを出金することができますよ。
硬貨の預け入れと引き出しのルール
三井住友銀行のATMは何枚まで預け入れたり、引き出したりできるのかも、気になりますよね。
▼硬貨の預け入れと引き出しのルールは、以下のとおりです。
ATM操作 | 枚数 |
---|---|
預け入れ | 100枚まで |
引き出し | – |
▼金額や枚数に換算すると、以下のようになります。
ATM操作 | 金額換算もしくは枚数換算 |
---|---|
預け入れ(最大) | 500円玉×100枚=50,000円 |
引き出し | – |
預け入れるときは、最大100枚まで入れられますが、
引き出しの場合は割り切れる金額の硬貨で払い出されるため、
100円を引き出すのに1円玉100枚という指定はできません。
▼引き出す硬貨のパターン。
引き出したい金額 | 硬貨枚数 |
---|---|
500円 | 500円玉:1枚 |
100円 | 100円玉:1枚 |
50円 | 50円玉:1枚 |
10円 | 10円玉:1枚 |
5円 | 5円玉:1枚 |
1円 | 1円玉:1枚 |
▼たとえば「23円」や「856円」を引き出したい場合は以下のとおりです。
引き出したい金額 | 硬貨枚数 |
---|---|
23円 | 10円玉:2枚 1円玉:3枚 |
856円 | 500円玉:1枚 50円玉:1枚 5円玉:1枚 1円玉:1枚 |
1円玉が100枚欲しい場合は、窓口や両替機で両替をしましょう。
窓口がある支店のATMでしか硬貨は使えない
三井住友銀行の場合、硬貨が使えるATMは窓口がある支店内にあるATMに限られます。
コンビニのATMや三井住友銀行の看板があってもATMしかないところでは、硬貨は使えないので注意しましょう。
▼大阪メトロ梅田駅にある三井住友銀行のATMコーナーがこちら。
▼硬貨の出し入れ口には「硬貨のお取り扱いはしておりません」の案内があります。
ソニー銀行の小銭入金にも使える
三井住友銀行のATMは、ネット銀行のソニー銀行で小銭を入金したいときにも使えますよ。
こちらも手数料無料で使えますので、1,000円未満の端数を1,000円の倍数にしたいときに便利です。
キャッシュカードを「SMBCデビット」にして、残高を電子マネーとして使う
三井住友銀行のキャッシュカードには、VISAデビット機能付きの「SMBCデビット」もあります。
VISAのタッチ決済と電子マネー「iD」の機能がついているので、小銭分を出すことなくお買い物に使うこともできますよ。
さいごに
三井住友銀行を利用して、硬貨の預け入れや引き出しの方法を紹介しました。
やり方については特に難しいことはなく、普段ATMを使い慣れている場合は問題ないかと思います。
ちょっとした小銭があった場合に預け入れたり、逆に小銭がほしいときなどに両替として利用すれば便利ですね。
もしこの機会に小銭を預けておこうと思ったのであれば、三井住友銀行の口座を作ってみましょう。