「松屋(まつや)」は吉野家やすき家・なか卯とならぶ人気の牛丼チェーン店です。
松屋の牛丼は「牛めし」と呼ぶことも有名ですね。
また、松屋は以前から牛めしのほか、カレーライス・定食をメニューの三本柱にしてきました。
いろいろなメニューが楽しめるのが、松屋の魅力です。
実は松屋では、スマホ決済に力を入れていて、2019年(令和元年)から一気にたくさんのスマホ決済で支払えるようになったんですよ。
その中にゆうちょPay(ゆうちょ ペイ)というサービスがあります。
ゆうちょPayは、ゆうちょ銀行が手掛けるスマホ決済サービスですよ。
ゆうちょ銀行がやっているため信頼度も高そうで、松屋の支払いで使ってみたくなります。
とはいっても、事前に食券を機械で買うシステムの松屋では、ゆうちょPayをどうやって使ったらいいのかわかりませんよね。
そこで、このページでは松屋でゆうちょPayを使って支払いをする手順や、使うときに注意する点などについて詳しく紹介していきますよ。
ゆうちょPayはデビットカード感覚で使えるスマホ決済サービス
ゆうちょPayは、スマートフォン(スマホ)を使って決済するサービスです。
手数料無料で利用できますよ。
▼PayPay(ペイペイ)など、ほかのスマホ決済サービスと同じように、以下の2とおりの決済方法がありますよ。
- コード表示支払:スマホの画面にバーコードを表示させて、店側に読み取ってもらい決済する
- コード読取支払:スマホで店のQRコードを読み取って決済する
店舗によって、どちらの方法で決済するのかが異なりますよ。
松屋の場合は、スマホの画面にバーコードを表示させて、店側に読み取ってもらい決済する方法(コード表示支払)です。
なお、ゆうちょPayは後払いのみになりますよ。
また支払方法として登録できるのは、ゆうちょ銀行の口座のみです。
ほかの金融機関の口座や、クレジットカードは登録できませんので、注意しましょう。
ゆうちょPayで支払った金額が、登録してあるゆうちょ銀行口座から即座に引き落とされますよ。
ちょうどデビットカードのような感じです。
デビットカードのような感覚で使えるのは、クレジットカードやスマホ決済に慣れていない場合でも使いやすいのではないでしょうか。
これは、ゆうちょPayの利点ですね。
利用する松屋の店舗がゆうちょPayに対応しているかを事前確認
ゆうちょPayがどんなものかわかったら、さっそく松屋での支払いにゆうちょPayを使ってみたくなります。
だが、その前に注意点がありますよ。
多くの松屋では、ゆうちょPayを含むいろいろなスマホ決済に対応していますが、一部の店舗ではスマホ決済に未対応のところがあります。
利用予定の松屋の店舗が、ゆうちょPayで支払いができるかどうかを確認しておきましょう。
▼店の入口の近くに、利用可能な決済方法の一覧がありますので、ゆうちょPayのマークがあるかどうかを見ましょう。
▼食券販売機の近くにも決済方法一覧があることも。
決済一覧の中にゆうちょPayがあれば、ゆうちょPayで支払いをしましょう。
参考:店舗案内|松屋フーズ
松屋でゆうちょPayを使って支払う手順
さっそく、松屋にてゆうちょPayを使って支払う手順を紹介していきますね。
▼松屋でゆうちょPayで支払う手順は、以下のとおり。
- 食券販売機の画面で、注文したいメニューを選ぶ
- 画面の「QRコード決済」のボタンを押す
- スマホでゆうちょPayのアプリを開き、コード表示画面を出す
- 食券機のQRコード読み取り部に、スマホ画面の支払い用コードをあてがう
- 食券機の画面で支払い完了を確認
- 食券を忘れないように取る
- 店内に入って、従業員に食券を渡す
- 商品ができあがるまで待つ
順に詳しく紹介していきますね。
なお、店内で食べる場合も、持ち帰る場合も手順は同じです。
食券機でメニューを選ぶ
松屋は事前に食券を機械で買うシステムです。
▼松屋に来たら、最初に食券販売機(食券機)でメニューを選んで、食券を購入しましょう。
だいたい、店の入口を入ってすぐのところに食券機があることが多いですね。
▼食券機はタッチパネル方式です。
▼店内で飲食をしようと思いますので「店内」を押します。
▼画面で、食べたいメニューのボタンを押します。
画面上部に、ジャンルを選ぶタブがありますので、いろいろ選んで、好みのメニューを探してみてくださいね。
操作方法は、スシローやくら寿司などの回転寿司チェーンの注文パネルに似ていますよ。
画面の「QRコード決済」ボタンを押す
▼食べたいメニューをすべて選んだら、画面右下にある黄色い「QRコード決済」のボタンを押しましょう。
ボタンを押したら、画面にQRコードでの支払方法の説明が出ますよ。
スマホでゆうちょPayのアプリを起動して支払いの準備をする
今度は、スマホの操作に移ります。
▼手持ちのスマホで、ゆうちょPayのアプリを起動してください。
▼アプリを開いたら、上部にボタンが2つ並んいますが、左側の「コード表示」を押してください。
なお、基本的にアプリを起動したらコード表示画面になっていますよ。
▼次に、画面中央の丸い緑色のマークを押しましょう。
▼すると、取引暗証番号を入力する画面となりますので、入力します。
▼取引暗証番号を入力したら、画面に支払い用コードが表示されますよ。
これで、ゆうちょPayで支払う準備が整いました。
食券機の読み取り部にスマホ画面の支払い用コードをあてがう
ここからは、いよいよゆうちょPayを使って決済をおこないますよ。
▼コードの読み取り部が食券機の中央あたりにあります。
読み取り部の周囲は赤くなっていて目立つようになっていますよ。
▼読み取り部にスマホの画面をあてがいます。逆向きにあてないよう気をつけてください。
読み取りのとき、必ずあてがったまましばらく静止してくださいね。
読み取りまでに時間がかかることがあるためです。
もし読み取る前にスマホを離してしまったら、エラーとなってしまいます。
エラーのときは、もう一度「QRコード決済」ボタンを押すところからやってくださいね。
▼画面に支払いが完了したことが表示がされたら、無事に決済終了です。
食券を取って従業員に渡し、商品のできあがりを待つ
決済が終了したら、食券機の左下の食券取り出し口に食券が出てきますよ。
必ず食券を忘れないように取りましょう。
念のため、商品名がちゃんと自分が選択したメニューになっているかも、見てくださいね。
食券を取ったら店内に入って着席し、従業員に食券を渡して、商品の出来上がりを待ちます。
持ち帰りのときは、着席せずに従業員に食券を渡してください。
▼食券の半券は、領収書になっています。ゆうちょPayで正しく決済できているか、念のため確認しましょう。
ちゃんとゆうちょPayで支払われていますね。
ゆうちょPayの場合は「銀行Pay」と書かれますよ。
▼決済内容の詳細は、ゆうちょPayのアプリ内で確認できますよ。アプリ下部の「ご利用履歴」を押してください。
▼取引した店を押すと、詳細を見ることもできます。
ちゃんとゆうちょPayで支払われていました。
▼また、ゆうちょPayに登録したメールアドレス宛に、支払い完了のメールも送られてきますよ。
▼なお、ゆうちょPayを使って食べたのは、「うなぎコンボ牛めし」。
▼うなぎ丼と牛めしが合体した、夢のようなメニューですよ。
▼松屋のうなぎ丼は夏季限定ですが、有名ウナギ料理店が監修するなど、力を入れています。
▼食べると、まずはトロッとしたような舌触りと香ばしさ。そして深みのある甘さのタレ、ホクホクとしたウナギの身の風味を味わえます。
ほかの牛丼店もウナギメニューを出していますが、各社比べると松屋のが一番おいしいです。
▼もちろん、おなじみの牛めしの肉もおいしいですね。
松屋でゆうちょPayを使って支払うメリット・デメリット
松屋でゆうちょPayを使って支払ってみましたが、実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介しますね。
▼松屋でゆうちょPayを使うメリットは、以下のとおり。
- 財布が不要で、スマホのみで決済ができる
- クレジットカードを持っていなくても、ゆうちょ銀行口座とスマホがあれば利用できる
- デビットカードに慣れている場合は、同じ感覚で使える
▼松屋でゆうちょPayを使うデメリットは、以下のとおりです。
- ゆうちょPayの利用限度額に達していたり、ゆうちょ銀行口座の残高が足りなかったりすると使えない
- ゆうちょPayアプリ内で銀行残高が確認できない
- スマホ類を持っていないと利用できない
- スマホが壊れたり、電池が切れたりすると利用できない
- コード表示するときに、取引暗証番号を入力するので、手間がかかる
さいごに
日本ではスマホ決済サービスがたくさん登場し、身近な存在になってきましたね。
そのいっぽうで、日本では現金払いに強いこだわりがあったり、クレジットカードよりデビットカードを利用していたりする場合も多いです。
そのため、スマホ決済サービスを使うのに不安をいだいていることも。
そんなときに、デビットカードのように使えるゆうちょPayはおすすめです。
もし、ゆうちょ銀行の口座を持っているのであれば、一度使ってみてはいかがでしょうか。
松屋は事前食券制なので、ゆうちょPayを使ってスパッと支払ってしまえば、食事を楽しむ時間が増えますよ。
おまけ:松屋で使えるほかの支払方法
ゆうちょPay以外にも松屋では、いろいろな支払方法が利用できますよ。
それぞれ詳しく紹介しているページがあるので、参考にしてみてください。