オリコカードiB(iD×QUICPay)のメリット・デメリット・お得な使い方の完全ガイド 空港での海外旅行保険を無料に!

海外旅行に行く時、空港で海外旅行保険を申し込んでないでしょうか?これから旅先でお金を使いたいのに、なんでこんなところでお金を使わないといけないのか・・・と思ったことはありませんか?

私は過去にそんなことを思いました。もし、私と同じようなことを思ったのであれば、このページをじっくり読んで欲しいです。

オリコが発行しているクレジットカードの「オリコカードiB(iD×QUICPay)」でその悩みを解決できるかもしれません。なんと、カードを持っているだけで海外旅行保険代わりになるというカードです。

年会費はほぼ無料

オリコカードiB(iD×QUICPay)は、通常年会費が1,250円(税別)かかります。消費税8%だと1,350円、10%だと1,375円です。最初に年会費を見てしまうと、高いと思ってしまいますが、実はほぼ無料で使えます!

オリコカードiBに申し込んだ初年度は年会費無料で使えます。これで1年間はタダでカードが持てますね。

問題は2年目以降です。2年目以降は前年で年1回オリコカードiBを使って買い物するだけで年会費無料になります。年会費無料にするための条件がやさしすぎますね。これがほぼ無料でオリコカードiBを持てる理由です。

極端な話、コンビニでうまい棒をオリコカードiBで買えば年会費無料になります。10円の出費で1,250円浮かせる・・・なんてこともできます。

オリコカードiBの年会費についてまとめると以下の通りです。

  • 初年度年会費無料
  • 2年目以降は、前年1回でもオリコカードiBで買い物すれば年会費無料
  • 通常年会費は1,250円(税抜)

オリコカードiB

クレジットカードに慣れていない方であっても、年会費がほぼかからないので、気軽に持ちやすいです。

クレジットカードを初めて作る方向けのページも用意していますので、合わせて読んでみてください。

海外旅行の保険が申し込み不要に

オリコカードiBの最大のメリットは、海外旅行傷害保険が最高2,000万円まで補償されることです。しかも自動付帯です。つまり、カードを持っているだけで保険になるということです。

海外旅行に行く前に、空港で保険を申し込むことがあると思います。深く考えずにとりあえずお金を払っていませんか?とりあえずお金を使ってしまっている方であれば、海外旅行傷害保険が自動付帯になっているオリコカードiBはおすすめです。

オリコカードiBの保険について

合わせて、エポスカードも持っておくと、より海外旅行傷害保険が充実しますよ。

保険が適用される事例

どんな場合、保険金が出るのか問い合わせてみました。オリコの人でも分からないことがあるとのことで、契約している「損保ジャパン」の方に聞いた情報も紹介します。

携行品損害

海外旅行でありがちなケースとして、仕事などに使うパソコンが壊れてしまうことがあると思います。あと、カメラが壊れたりとかもありがちなケースですよね。

その場合もちゃんと保険が適用になります。(公式サイトにアップル社製品は対象外との記述あり)

逆に保険が適用にならないものについて聞いてみました。答えは「コンタクトレンズ」でした。他のものは聞いても答えが出てこなかったので、私の推測ではありますが、たいていのものは保険が適用になる気がします。もちろん、100%はないですけどね。

携行品損害の場合は、1事故につき3,000円必要になります。1つのものに対して10万円が支払いの限度となります。パスポートや乗車券などは5万円が支払いの限度です。

もし、3,000円も使っていなければ、かえって損になるので、保険を適用する必要はありません。何万円もかかったものの場合は、保険を適用することで3,000円の出費だけで済ませることができます。

病気の治療

旅行先で怪我したり、病気になってしまった時にかかるお金が高すぎると大変なことになります。そんな時に役立つのもオリコカードiBの海外旅行保険です。

病気の場合も保険が適用されないケースを聞いてみました。返ってきた答えは「歯医者」や「スカイダイビングでの怪我」でした。よく考えれば、そりゃ出ないよね・・・と思うことばかりです。

ここで出なかった場合の症状であれば、かなりの確率で保険が適用になると思います。

ポイント還元率は?

クレジットカードを持つとなると、気になるのはポイント還元率です。オリコカードiBは1,000円で1スマイルが貯まります。「スマイル」はオリコカードのポイントと思ってください。

「スマイル」は「オリコポイント」というオリコ独自のポイントへ移行することもできます。次でポイント交換先について説明していきますが、スマイルはオリコポイントに移行した方が使い勝手がいいです。

基本的にポイント還元率は0.5%になります。ポイント還元率に特徴のあるカードではありません。還元率だけ見るなら、デメリットとなるカードです。

ポイント交換先は?

オリコカードiBを使ったことで貯まったポイントは様々なものに交換することができます。

「スマイル」は、主に生活用品などに交換可能です。ただ、1,000円ごとに1スマイルしか増えないので、スマイルから商品に交換しようと思うと、とんでもない利用額になっているはずです。400スマイル貯まったら、40万円使ってます。

オリコのスマイル交換商品

「スマイル」からだと、商品にしか交換できませんが、スマイルからオリコポイントに移行すると、使い勝手が良くなります。

1スマイルは5オリコポイントとして移行できます。素晴らしいのは、1スマイルから移行できるところです。まとまったポイントが貯まってなくてもオリコポイントへの移行可能です。

オリコポイントだと、一気に実用的なります。Tポイントや楽天ポイント、Amazonギフト券、iTunesギフトコードなどに交換できます。

Amazonギフト券だと「100スマイル→500オリコポイント→500円分のAmazonギフト券」という風にポイント交換までのハードルも低くなります。100スマイルだと10万円の利用で貯まります。

オリコポイントから交換できる特典を以下でまとめました。「ポイント」と書いているのは「オリコポイント」のことです。ポイント数は最低交換条件のみ。

  • ANAマイレージクラブ 600マイル:1,000ポイント
  • JALマイレージバンク 500マイル:1,000ポイント
  • Tポイント 1,000ポイント:1,000ポイント
  • 楽天ポイント 1,000ポイント:1,000ポイント
  • dポイント 1,000ポイント:1,000ポイント
  • WALLET ポイント1,000ポイント:1,000ポイント
  • Amazonギフト券 500円分:500ポイント
  • iTunesギフトコード 500円分:500ポイント
  • ファミリーマートお買い物券 500円分:500ポイント
  • すかいらーくグループご優待券 5,000円分:5,000ポイント
  • UCギフトカード 5,000円分:5,500ポイント

電子マネーが2種類使える

オリコカードiBは、クレジットカード1枚に2種類の電子マネー(iD、QUICPay)が入っています。

クレジットカード1枚持っておけば、電子マネー代わりにも使えるのが便利ですよね。

どちらの電子マネーも、あとでクレジットカードの請求と一緒に来るので、チャージの必要がありません。

カード到着までの期間は?

オリコカードiBに申し込みしてからカード到着までにかかるのは約1週間〜10日ほどです。

近々、海外旅行に行こうと思っている方であれば、カード発行・到着までにかかる時間を見越しておきましょう。1ヶ月前ぐらいから海外に行くことが分かっているのであれば、その段階で申し込んでおくのが確実です。

オリコカードiBは、海外旅行の時こそ威力を発揮するカードです。

さいごに

オリコカードiBについて紹介してきましたが、なんといっても海外旅行傷害保険が自動付帯なのが一番です。

頻繁に海外に行く方であれば、これ1枚持っているだけで、海外に行く度にかけていた保険代を0円にできます。相当の節約になりますね!

年に1回でも使えば年会費無料になるし、全く使わなかったとしても年会費1,250円(税抜)しかかかりません。毎年必ず海外に行くのであれば、全くカードを使わず、保険代わりに持っておいたとしても、元が取れるカードです。

海外旅行向けには素晴らしいですが、ポイント還元率は0.5%と普通です。この辺はデメリットなので、カードの利用だけで得したいのであれば、他のカードを検討してください。

オリコカードiBは、海外旅行に定期的に行く方のための保険代節約となるクレジットカードです。オリコカードiBで、海外旅行の保険代を簡単に節約しましょう!

▼オリコカードiBの申し込みはネットから▼

同じオリコの別カードについても詳しく説明しています。Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)は、海外旅行傷害保険はない代わりにポイントの貯めやすさが充実しています。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール