「写ルンです」は、どこかレトロな写真が撮れるフィルムカメラ。
エモい写真が簡単に撮れることから、若い女性を中心に人気を集めています。
そんな写ルンですですが、初めて使う場合はどうやって使えばいいのか、撮影するときどんなことに注意すればいいのかわかりづらいもの。
また、写ルンですで撮った写真をスマホ転送する方法についても気になる部分だと思います。
このページでは、写ルンですの使い方や撮り方、スマホ転送のやり方について詳しく説明していきますね。
写ルンですとは?
写ルンです(うつるんです)は、使いきりのフィルムカメラのこと。
富士フィルムが1986年に発売を開始した、レンズつきのフィルムカメラです。
デジタルカメラが主流になっている今、レトロな写真が撮れることで10代~20代を中心に再ブームしています。
持ち運びしやすいコンパクトさ・軽さも人気の理由のひとつ。
飛行機に乗るときも、手荷物として客席に持ち込むことができますよ。
写ルンですの種類について
写ルンですには、いくつか種類があります。
主に、以下の種類がありますよ。
- 写ルンですシンプルエース27枚撮り
- 写ルンですNEWウォータープルーフ
- 写ルンですプレミアムキットⅡ
普段使いしたいなら写ルンですシンプルエース、プールや海で使いたいなら写ルンですNEWウォータープルーフ。
そんな風に、使う目的に合わせて選べるのが魅力的です。
写ルンですが買えるお店の一覧
写ルンですについてわかったところで、今度はどんなお店で買えるのかが気になりますよね。
主に、以下のようなお店で写ルンですが買えます。
防水タイプの写ルンですやプレミアムキットは、コンビニなどでは買えません。
カメラのキタムラや家電量販店に行くと、写ルンですの種類も選べますよ。
ちなみに、写ルンですが買えるお店についてはこちらで詳しく説明しています。
写ルンですの使い方・撮り方の流れ
写ルンですを手に入れたら、実際に使ってみましょう!
ここからは写ルンですの使い方について説明していきますね。
まずは、パッケージを開封して写ルンですを取り出しましょう。
▼写ルンですシンプルエースの見た目はこんな感じ。
▼まずは巻き上げのところを右にまわして、カチッと音がするまでフィルムを巻きます。
▼暗いところで撮るときは、フラッシュのスイッチを上に動かしましょう。
▼フラッシュを使わない場合は、スイッチを下に動かして切っておきます。
▼あとはファインダーをのぞいてシャッターボタンを押すだけで、撮影できますよ!
▼ちなみに、写ルンですで撮影できる残り枚数は、シャッターボタンの横で確認できます。残り枚数が0になると、カメラを使いきった証拠。
また、写ルンですを使って撮影すると、どうしても暗い写真になりがち。
以下の条件で撮るときは、フラッシュボタンを入れて撮影するようにしましょう。
- 室内で撮るとき
- 夜間に撮る場合
- 曇りの日に撮るとき
- 日陰で撮る場合
- 逆光で撮るとき
人の目に向けてフラッシュを発光しないよう、注意してくださいね。
撮影を終えたら現像できるお店に持っていき、写ルンですを現像しましょう!
写ルンですのデータをスマホ転送する方法
写ルンですの写真をSNSにのせたり、友だちや家族とシェアしたいのであれば、スマホ転送がおすすめです。
スマホ転送する場合、写ルンですが現像できるお店に行く必要がありますよ。
主に、写ルンですのデータをスマホ転送する方法は以下の通り。
- スマホ転送サービスを使って写ルンですを現像する
- お店で写ルンですをフジカラーCDにデータ化して、スマホに転送する
フジカラーCDにデータ化しておけば、自分で写ルンですのデータをスマホに転送することもできます。
ただ、パソコンで写ルンですのデータを取り込み、データをスマホに転送する…という手間がかかってしまいますよ。
たとえば、カメラのキタムラだと以下のような料金になります。
- 現像+フジカラーCDへのデータ化:660円+550円=税込1,210円
- スマホデータ転送サービス:税込1,540円
差額が300円以上というそこそこの値段なので、私はいつもデータ化だけしています。
いちいち転送するのが面倒な場合は、現像できるお店でスマホ転送サービスを利用しましょう。
写ルンですの現像方法について
写ルンですを現像するにあたって、どんな現像方法があるのかも気になりますよね。
現像できるお店によって多少料金は違いますが、現像方法はほぼ同じものが選べますよ。
主に、写ルンですを現像する方法は以下の通り。
- ネガフィルム現像
- ネガフィルム現像+L版プリント
- ネガフィルム現像+フジカラーCDへのデータ化
- ネガフィルム現像+スマホデータ転送サービス
ネガフィルム現像が基本となっていて、あとは目的に応じて現像方法を選ぶ形になります。
たとえば、目的ごとに以下のような現像のやり方があります。
- 写真のデータはいらない→ネガフィルム現像+L版プリント
- 気に入った写真だけ自分でプリントしたい→ネガフィルム現像+フジカラーCDへのデータ化
- 写ルンですの写真をSNSでシェアしたい→スマホデータ転送サービスで現像
好みに合わせて現像する方法を選べるのでうれしいですね。
写ルンですとチェキの違いは?
写ルンですと似たようなカメラに、チェキというものがあります。
チェキも写ルンですと同じようにレトロな写真が撮れますが、2つのカメラはどこが違うのか気になりませんか?
そこで、写ルンですとチェキの違いを簡単にまとめてみました。
写ルンです | チェキ | |
---|---|---|
カメラの種類 | 使いきりカメラ | インスタントカメラ |
現像 | 必要 | 必要ない(その場で出来上がる) |
スマホへの転送 | データ化すればできる | できない |
カメラの値段 | 800円台~2,900円台 | 6,000円台~13,000円台 |
別途用意するもの | 特になし | 電池・現像用のフィルム |
写ルンですは使いきりカメラなので、撮影したあとはお店で現像する必要があります。
その点、チェキは撮影したその場ですぐ写真がカメラから出てくるので、わざわざ現像する手間がありません。
ただ、撮影したデータをスマホへ転送することはできないので、注意してくださいね。
写ルンですはデータ化してしまえばスマホへの転送もできる上、カメラ本体の値段も安めです。
現像代を入れてもチェキよりは安く撮影できるので、手軽にフィルムカメラを楽しみたいときにぴったりですよ。
写ルンですに自撮り棒は使える?
写ルンですを使って、自撮りをしてみたいと思うことがあるかもしれません。
そこで気になるのが、「写ルンですに自撮り棒は使えるの?」という部分。
結論からいうと、写ルンですに自撮り棒を使うのは難しいです。
なぜなら、自撮り棒に写ルンですを装着できても、シャッターを押すことができないから。
デジカメの場合、セルフタイマーやBluetooh機能を使ってシャッターを押すことができますが、写ルンですは直接シャッターを押す必要があります。
どうしても自撮りしたい場合は、腕をのばしてシャッターを押せる範囲で撮影する形になりますね。
現像するまでどんな写真が撮れているのかわからないので、自撮りはなかなか難しいです。
さいごに
写ルンですについてまとめてみました。
- 写ルンですは家電量販店やコンビニで買える
- 簡単にレトロな写真が撮れる
- 使い切ったあとはお店で現像する
- データ化すれば写真をスマホ転送できる
- 写ルンですで自撮りは難しい
Amazonや楽天市場などでも買えるので、比較的手に入れやすいフィルムカメラです。
操作が簡単なことや、データ化すれば写真をスマホ転送できるところなども魅力的!
手軽にフィルムカメラを試してみたいときにぴったりのアイテムですよ。