孫の誕生日プレゼントには、おもちゃよりも「定期預金」がおすすめな理由

こんにちは!
ミラクリの小林敏徳です。

ぼくが子供の頃の誕生日プレゼントは、両親からの1つだけだったと記憶しています。

たま〜に祖父母や友達からもらう程度ですね。

でも、現代はどうでしょうか?
子供の誕生日プレゼントといえば、親からはもちろん、両家の祖父母からももらいますので、最低でも1〜2個はあるでしょう。

おもちゃを沢山もらえるのはうれしいですが、無駄にしてはもったいない。

そこでわが家は祖父母と相談し、誕生日プレゼントを「あるもの」に変えてもらいました。

このページでは、孫の誕生日プレゼントにおすすめの「定期預金」のやり方を紹介しますね。

孫の誕生日プレゼントには、おもちゃよりも「定期預金」がおすすめな理由

子供の誕生日が過ぎるたびに悩んだこと

子供の誕生日は特別なイベントですよね。

子供が望むプレゼントを贈って喜ばせてあげたいところですが、次第にあることに悩むようになりました。

それは「プレゼントの数が多すぎる問題」です。

ちなみにわが子たちは、次のような人たちからプレゼントをもらっていました。

  • 父方の祖父母
  • 母方の祖父母
  • おじ・おば
  • お友達

誕生日プレゼントは、最低でも3つ、最高で5つです。

子供が喜ぶ姿を見るのはうれしいですが、困ったことが起こりました。

おもちゃがあふれ、保管スペースに困った

まず困ったのは、おもちゃが家中にあふれ、保管スペースに困ったことです。

▼息子の大のお気に入りのおもちゃだけで、これだけあります。

もちろん子供部屋にはもっともっとあります・・・。

それに加えて、娘のおもちゃも・・・。

基本的に無駄なものは持たない主義のわが家に、玩具があふれてしまいました。

おもちゃを使い切れず、購入費用が無駄になった

おもちゃがあまりにも多すぎて、「使い切れない」という問題も発生しました。

新しいおもちゃが1つだけなら、いつも手元に置いておき、時間があれば使い倒すでしょう。

でも、新しいおもちゃが3つも4つもあれば、どこかに埋もれてしまい、「そういえばこれも買ってもらったよな」と思い出してたまに遊ぶ感じです。

せっかく買ってもらった誕生日プレゼントなのに、これではもったいないですよね。

誕生日プレゼントを有効活用する方法はないものか?と考えていたところ、祖父母がある提案をしてくれました。

祖父母が「孫名義の定期預金」を提案してくれた

祖父母が提案してくれたのは、「孫名義の定期預金」です。

孫の名義で銀行口座を作り、毎年の誕生日に積み立てしていくということですね。

つまり玩具を買う代わりに、将来への貯金をすること。

この提案を聞いたときは、思わず「なるほど!」と叫んでしまいました。

やり方も簡単ですし、おもちゃを無駄にする心配もなくなる。

祖父母と相談した翌年の誕生日から、さっそく実践しました。

孫の誕生日プレゼントにおすすめ!定期預金のやり方

孫名義の定期預金のやり方は、とても簡単です。

具体的には、次のような流れになります。

  1. 子供(孫)名義の銀行口座をつくる
  2. 孫の誕生日に決まった金額を入金する

まずは孫名義の銀行口座を作り、誕生日におもちゃを買うかわりに、決まった金額を入金するだけです。

▼わが家の祖父母は、娘と息子にそれぞれ通帳を作ってくれました。

子供用の定期預金

▼そして、なんと毎年50,000円を入金していただけることに。

子供の学費用の定期預金

おもちゃを買うよりも高くつくはずなのに、とてもありがたいです・・・。

3歳〜13歳まで定期預金を続けていただいたとすると、合計50万円も貯まる計算ですね。

子供たちの将来のために有効活用したいと思います。

要注意!年間110万円以上の入金には贈与税がかかる

孫名義の定期預金を行うときに注意したいのは、贈与税の存在です。

年間110万円を超える贈与には、税金がかかります。

ここで国税庁の見解を引用しますね。

贈与税は、一人の人が1月1日から12月31日までの1年間にもらった財産の合計額から基礎控除額の110万円を差し引いた残りの額に対してかかります。

したがって、1年間にもらった財産の合計額が110万円以下なら贈与税はかかりません(この場合、贈与税の申告は不要です。)。

引用元:国税庁

わが家のように年間5万円程度なら問題ありませんが、110万円を超える場合は注意してください。

あまりにも多い金額を入金した場合は、「脱税」を疑われるからです。

子供に通帳と印鑑のありかを知らせておくこと

子供に通帳を印鑑のありかを知らせておくことも大切です。

まだ子供が小さい場合、定期貯金といっても理解できないとは思いますが、銀行口座の存在だけでも知らせておきましょう。

子供がまったく関知していないところで定期預金をしていた場合も、脱税の疑いをかけられるからです。

*ここまで紹介した内容は個人の見解です。

贈与税や相続税についての詳細は、税理士さんか会計士さんに問い合わせてくださいね。

定期預金なら、大切なお金を孫の将来に生かせる

誕生日プレゼントを定期預金に切り替えてもらって、本当に良かったです。

子供にとっておもちゃに囲まれる生活は夢だと思いますが、存在すら忘れてしまう玩具があるのはちょっと寂しい。

目先の喜びにはなりませんが、定期預金なら子供たちの将来に確実に生かせるでしょう。

祖父母に感謝しつつ、通帳を大切にしたいと思います!

さいごに

「今年の誕生日プレゼントは何にしようか?」と、悩む時間は楽しいですよね。

プレゼントを安く買えるお店を探したり、売り切れだったらどうしよう〜などとあたふたするのも乙なものです。

その役目は親であるぼくたちに任せてもらい、祖父母には定期預金をお願いしてはいかがでしょうか?