こんにちは!
節約だけでなく、その後の資産運用にも興味があるノマド的節約術の松本です。
節約は徹底できているので、その先の収入を増やす方法や投資についての関心が高まってきています。
以前に、ひふみ投信の藤野さんの本”投資家が「お金」よりも大切にしていること”を読んだことがきっかけで、「鎌倉投信」の存在を知りました。
興味を持ったらすぐに行動!ということで、すぐに鎌倉投信の説明会が近くであったので行くことに。
鎌倉投信の説明会でに聞いたことや、その後実際に積み立てを始めてみての結果など、このページで詳しく紹介していきますね。
鎌倉投信の特徴
鎌倉投信の投資信託の名称は「結い2101(ゆい にいいちぜろいち)」です。
3つの和(和・話・輪)を信条にしていて、顔の見える繋がりを大切にしたいという思いがあるそう。
説明会では、結い2101について3つの特徴を話していました。
- 投資信託であること
- 公募であること
- 直販型であること
「結い2101」には満期がありません。
投資信託の商品があり続ける限りは投資を続けることができます。
説明会のときは、満期がある投資信託は不親切とも言ってましたね。
公募であるメリットは、不特定多数の人が少額からの投資で参加することができる点です。
私のような普通の人でも、わずかなお金から投資ができます。
また、結い2101は証券会社や銀行を通して買うことができません。直販のみです。
「いい会社」に投資をする
鎌倉投信が大切にしているのは、より良い社会を作ろうとしている会社に投資をすることです。
いい会社が増えると、それだけ世の中がいい流れになっていくので、このミッションには非常に共感できますね。
鎌倉投信には熱心なファンが多く、宗教的とも言われているみたいです。
説明会でも確かにそんな感じがしましたが、ミッションは本当に素晴らしいので、私も実験がてら少額で積み立てていこうと当時は思いました。
鎌倉投信で積み立てした実績
その後、実際に鎌倉投信に申し込んで、投資信託の積み立てを始めました。
2013年5月から積み立てをはじめましたが、2017年8月時点での運用実績はこちらです。
最初は月1万円の積み立てでしたが、途中からは月3万円に変更しています。
105,795円プラスになっていますね。
ただ、1年後に始めたひふみ投信と比べると、プラスの幅が半分以下なので、そこまで好成績とは言えないかもしれません。
▼ちなみにこちらが、2016年10月〜2017年7月の積み立て実績。
これを見る限り、順調に基準価格が伸びていますね。(買える口数が少ないほど、基準価格が上がっている証拠)
ちなみに、取引実績や評価額は、口座開設後にログインすればいつでも見れますよ。
過去の取引履歴や評価額について
以下の文章は2014年に書いたものです。
申込したのが、確か2013年4月で、積み立て開始になるのが数カ月後でした。
そのため、最初は引き落としではなく、自分で10,000円分買っています。
積み立てを始めてすぐの時期に分配金が出て、イレギュラーな買い付けがあります。
700円のやつですね。アベノミクスの影響で想定以上の利回りが出ていたからその分を戻すためでしょうね。
だいたい毎月7,000口ちょっと積み立てています。
私が積み立てし始めてからは基準価格が14,000円前後を推移していました。
評価額の推移はこちらです。
最初はちょっとマイナスで始まり、2013年9月頃からプラスになっていますね。基準価格が少し上がっているからです。
正直今の段階ではプラスでもマイナスでもどっちでもいいです。
見た目的にはプラスの方が気分はいいですけどね。
景気に左右されるところがあるので、基準価格をコントロールすることはできません。
長期的に見て、鎌倉投信が投資している企業が成長することを願うだけです。
ここまでが2014年に書いた文章ですね。
これを今まで積み上げてきて、プラスの幅も10万円を超えてきたというわけ。
鎌倉投信はいくらから購入できる?
もし、鎌倉投信が気になって積み立てを始めようと思った場合、いくらから投資できるのかが気になりますよね。
鎌倉投信の購入は積み立てやスポット購入であっても、1万円以上から1円単位になります。
もちろん、購入手数料は無料(ノーロード)ですよ!
長い目で見て資産運用していくのに使うものだと思うので、基本的には積み立てで利用するのがおすすめです。
私も最初からずっと積み立てで使っています。
積み立て続けてきたからこそ、今プラスになっていますからね。
もし、株価の暴落などでスポット購入したい場合は、他の銀行口座から鎌倉投信の口座へお金を入金することになります。
そのときの振込手数料を払うのはもったいないので、ネット銀行を使うなどして節約してくださいね。
信託報酬は1.08%
鎌倉投信を利用するときに気になるのが、鎌倉投信側に支払う費用となる信託報酬のこと。
信託報酬は税込で1.08%になります。
普段の基準価格は、この信託報酬が引かれた上で出てくるので、特別気にならないですよ。
ただ、ちょっと信託報酬が高いので、今後低くなってくれたらいいなあ・・・と願っています。
NISAにも対応しています
鎌倉投信は、NISA・ジュニアNISAにも対応しています。
鎌倉投信でNISA口座を作れば、NISAでの運用もできますよ。
ただ、個人的には他のネット証券会社でNISA口座を作るのがいいと思います。
私はSBI証券でNISA口座を作っていますよ。
iDeCoには対応していません
2017年8月時点で、鎌倉投信に対応しているiDeCoの銀行や証券会社はありません。
もし、対応したら組み入れたいところではありますが、今のところはないですね。
もし、iDeCoを検討している場合は、レオス・キャピタルワークスの「ひふみ年金」があるSBI証券のiDeCoがおすすめですよ。
過去には分配金が出たことも
鎌倉投信は、基本的に分配金が出ません。
分配金が出る投資信託にいいものは基本的にないので、安心材料の1つですね。
ただ、過去には鎌倉投信が想定していた以上の利回りが出てしまったことで、あえて分配金を出してまで基準価格を下げにきたことがありました。
分配金が出たときも鎌倉投信の買付(再投資)に回されたので、現金という形で分配金が出ることはありません。
さいごに
鎌倉投信を使い続けてもう4年以上になります。
考え方に共感できることから始めたので、ちゃんと利益が出るのかどうか心配でした。
そこまで大きなプラスにはなっていないとはいえ、現時点は基準価格が伸びていてよかったですね。
今度もコツコツと積み立て続けていこうと思いますので、長い目で見て資産が増えていけばいいなあ、と思います。
鎌倉投信では、いろいろなところでセミナーを開催していますので、気になった場合は一度話を聞きに行ってみるのもいいですよ。
参考:鎌倉投信のサイトはこちら
おまけ:その他の投資信託について
鎌倉投信以外にもいろいろな投資信託があります。
ノマド的節約術では、他の投資信託についても詳しく記事にしていますよ。
もし、他にも投資信託に興味を持っているのであれば、以下のページもおすすめですよ。