メトロポイントの貯め方と使い方ガイド。ソラチカを使ったANAマイルへの交換だと0.9倍とかなりお得に!

こんにちは!
ポイント大好きな、ノマド的節約術の松本(@peter0906)です。

東京メトロによく乗るなら、専用のクレジットカードを使ってポイントを貯めるのがおすすめ。
乗車するだけで、「メトロポイント」を貯めることができますよ。

メトロポイントって、ANAマイルに交換できるし、信じられないぐらいお得なレートで交換できます。

このページでは、メトロポイントの仕組みをふまえた上で、貯め方やお得な使い方について詳しくみていきますね。

メトロポイントの使い方と貯め方

メトロポイントとは?

メトロポイントとは、東京メトロの提供するポイントサービスのことです。

東京メトロへの乗車、To Me CARDの利用に応じてポイントが貯まります。

ポイントの使い道はそれほど多くありませんが、1つ1つとても便利な使い方ができて、使い方次第ではポイント価値を高めることができますよ。

ちなみに、To Me CARDの種類一覧は以下の通り。

この中から好きなカードを選んで、ポイントを貯めていきましょう。

メトロポイントの貯め方について

メトロポイントを貯めるには、東京メトロのTo Me CARDを使うことが必須条件です。

クレジットカードを申し込んだあとに「メトロポイントPlus」に登録することで、メトロポイントが貯められるようになりますよ。

自分で登録しないとポイントが貯められないので、忘れないようにしましょう!

メトロポイントを貯める流れとしては、主に以下の通り。

  • To Me CARDを申し込む
  • メトロポイントPlusに登録する
  • 東京メトロへの乗車やカードの利用でポイントを貯める

ここからは、メトロポイントの貯め方についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

東京メトロに乗車してメトロポイントを貯める

メトロポイントを貯める最も簡単な方法は、東京メトロに乗車することです。

To Me CARDとメトロポイントが紐付いている状態ですので、1回乗車するだけでメトロポイントが貯まりますよ。
乗車ごとのポイント数は、持っているクレジットカードによって異なります。

カードごとに貯まるポイントの一覧は、以下の通り。

カード平日土休日
ゴールドカード20ポイント40ポイント
Prime10ポイント20ポイント
ソラチカカード5ポイント15ポイント
一般カード2ポイント6ポイント

カードのランクが高くなればなるほど、ポイントが貯まりやすい傾向があります。

土休日はかなりポイントが貯まりやすいですね。
1ポイント=1円なのに、東京メトロに乗車するだけでこんなにポイントが貯まるのが不思議なぐらい。

一般的なカードのPrimeや、ソラチカカードでもかなりポイントが貯まりますよ。

ただし、PASMO定期券の区間では乗車ごとのポイントが貯まりません。

自販機・店舗利用でもポイントが貯まる

PASMOにチャージしたお金で自動販売機や店舗利用した場合も、メトロポイントが貯まります。

特に、駅のホームにある自動販売機はPASMOが使えることがほとんど。
小銭を出す手間なく利用できるので、もし自動販売機で買い物したいときはPASMOを使うのがおすすめですよ。

自販機や店舗利用で貯まるポイントについては、以下の通り。

カード自販機店舗
ゴールドカード2ポイント2ポイント
Prime1ポイント1ポイント
ソラチカカード1ポイント1ポイント

自販機は税込100円、店舗は税込200円ごとのポイントです。

そもそも自販機を使うこと自体は節約とは反することですが、旅行中などで使う場合には意識しておくとちょっぴりお得になりますよ。

定期券を購入してメトポを貯める方法

メトロポイントは、PASMO定期券を購入することでも貯まります。
To Me CARDで定期券を買うと、メトロポイントとクレジットカードのポイントがダブルで貯まりますよ!

それぞれ貯まるポイントは、以下の通り。

  • メトロポイント…1,000円につき5ポイント(5円分)
  • To Me CARDのポイント…1,000円につき1ポイント(5円分)

たとえば、定期代35,000円分を購入した場合、貯まるポイントは以下の通り。

  • メトロポイント175ポイント(175円分) + To Me CARDのポイント35ポイント(175円分)=350円分のポイント

定期券を購入するのであれば、ダブルでポイントがもらえるTo Me CARDでの決済が断然お得ですね。

ANAマイルから交換する

あまりこの方法を使うことはないと思いますが、ANAマイルからメトロポイントに交換することもできます。

10,000マイルが10,000ポイントに交換できますよ。

基本的にはおすすめしませんが、ANAマイルの有効期限が切れそうならば、一旦メトロポイントに交換して、別の使い道を考えるのがいいと思います。

メトロポイントの有効期限に注意しよう!1~2年が有効期間

せっかくメトロポイントを貯めても、使わなければ意味がありません。
ポイントを貯めるだけ貯めて放置していると、有効期限切れになってしまいます。

メトロポイントは、毎年4月1日から翌年3月31日の間に貯めたポイントに対して有効期限が設定される仕組みです。

その期間に貯めたポイントが、次の年の3月31日まで有効になりますよ。
つまり、メトロポイントの有効期限は最長2年間ですね。

例えば、2016年8月1日に貯めたポイントは、2018年3月31日まで使えます。
2017年3月31日に貯めたポイントも、2018年3月31日までしか使えません。

ポイント有効期限は1~2年間で、3月31日までに交換を忘れないように意識しておけば大丈夫ですよ。

メトロポイントの有効期限

メトロポイントの使い方・交換先一覧

貯めたメトロポイントは、いろいろなポイントに交換できます。
せっかく貯めたポイントは使わなければ意味がないので、どんどん使っていきましょう!

いずれも実用的なポイントに交換できるので、忘れさえしなければ、ポイントがムダになることはありませんよ。
有効期限にだけ気をつけてポイントを使ってくださいね。

メトロポイントの交換先は、以下の通りです。

ポイント交換先レート
PASMO10P = 10円分
ANAマイル(ソラチカ)1000P = 900マイル
(ソラチカ以外)1000P = 600マイル
楽天ポイント500P = 500円分
nanacoポイント500P = 500円分

他のポイントに交換しなくても、貯めたポイントをPASMOにチャージするという使い方もできますよ。
10ポイント=10円からPASMOにチャージできるので、ポイントがムダになることもありません。

ちなみに、PASMOへのチャージは、駅の券売機(多機能券売機)から簡単にできます。

ソラチカカードを使ってANAマイルに交換するのがおすすめ

メトロポイントの最もおすすめな使い方は、ANAマイルに交換することです。

ただ、普通にANAマイルにしてもそれほどお得感はありません。

クレジットカードのソラチカカードを持つことで、ANAマイルへの交換がかなりお得になります!

ソラチカカードがあれば、なんと1000ポイントを900マイルのレートで交換できるようになりますよ。
他のカードだと、1000ポイントで600マイルにしかなりませんが、ソラチカカードだけ優遇されたレートで交換できます。

ANAマイルを特典航空券に交換すると1マイルの価値って2~3円ぐらいになるので、このレートで交換できるのは錬金術みたいなものです。

飛行機に乗らないのなら関係ないポイント交換方法ですが、ANAを使ってどこか旅行する予定があるならぜひ使ってみましょう。

むしろ、ポイント交換で旅行するのを目的にしてもいいぐらいお得な方法ですよ。

ただ、メトロポイントからANAマイルへの交換は1ヶ月で最大20,000ポイントまでしかできないため、その点は注意が必要です。

他社ポイントからメトロポイントに交換できれば、ANAマイル変換ワザが使えます

ソラチカカードを使ったANAマイルへの交換方法は、かなりお得です!

他社のポイントからメトロポイントに交換さえできれば、ANAマイルを相当多く貯めることができるということになります。

ここからは、還元率がとても高い状態でメトロポイントに交換できる方法をいくつか紹介しますね。

1. LINEポイントからメトロポイントに

メトロポイントを一気に貯めたいのであれば、LINEポイントを貯めるのがおすすめです。

その理由は、貯めたLINEポイントを0.9倍のレートでメトロポイントに交換できるから。

一度メトロポイントにしてしまえば、先ほど紹介したANAマイルに交換することができますよね。

ソラチカカードを持っていれば、LINEポイントを0.81倍のレートでANAマイルに交換できます。

こんなお得なことってそうそうないですからね。

こういったANAマイルへの変換方法もあるため、LINEポイントを貯めることでマイル長者に近づきますよ。

また、LINEポイントは最大で還元率2%になるLINEペイカードを使えば貯まりますよ。

LINEペイカードを使って還元率2%だったとすると、ソラチカカードのレートでANAマイルに交換したら1.61%の還元率でANAマイルを貯めることができます。

2% × 0.9 × 0.9 = 1.61%

年会費がかかるのはソラチカカードだけで、これだけのANAマイル還元率になるのは、相当すごいです!

メトロポイントを経由してLINEポイントをANAマイルに交換する

2. Gポイントやポイントタウンを経由してLINEポイントにする

ポイント交換サイトのGポイントポイントタウンを使えば、LINEポイントに等価交換できます。

他のクレジットカードのポイントや、貯めてきた共通ポイントなどをGポイントに交換できれば、あとは先ほど紹介したルートでANAマイルに交換するだけですね。

メトロポイントへの交換には、5%の手数料が必要ですが、Gポイントの広告を使っていれば、あとでポイントが戻ってきます。

あらゆる方法で応用できますので、GポイントやポイントタウンからLINEポイントへの等価交換ができることを覚えておくのはおすすめです!

3. モッピーやちょびリッチからGポイントにする

先ほど紹介したGポイントには、モッピーちょびリッチからポイント交換すると等価交換できますよ。

モッピーやちょびリッチでポイントを貯めたら、あとはGポイント → LINEポイント → メトロポイント → ANAマイルに交換すればOKですね!

かなり面倒な方法ではありますが、最終的にはANAマイルにできちゃいますよ。

要点のまとめ

メトロポイントは、貯め方よりも使い方が肝心です。

このページで説明してきたメトロポイントの要点をまとめてみました。

  • メトロポイントはPASMOにチャージできる
  • ソラチカカードを持った状態でANAマイルが高レート
  • 他のポイントからメトロポイントに交換できる

メトロポイントの使い方は、PASMOへのチャージとANAマイルへの交換がメインになるでしょうね。

自分の生活スタイルではどちらが合っているのかを考えて判断しましょう。

私は、旅行する機会が多いので、ANAマイルに交換するためにポイントを貯めようと思います!

普段から東京メトロを利用することが多いのであれば、メトロポイントは貯まりやすいですよ。

ポイントの使い方を意識しつつ、メトロポイントをお得に貯めてみてくださいね。

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おまけ:メトロポイントクラブと比較したい場合

東京メトロでは、メトロポイントのほかにメトロポイントクラブでもポイントが貯められます。

メトロポイントクラブと比較したい場合は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

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