SBI証券で新NISAを始めて、つみたて投資枠を使って投資信託を買っていくときにどこから引き落とすのがお得なのか気になるかと思います。
住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金、もしくは三井住友カードなどのクレジットカード積立があり、どっちがいいか初めてだと迷いますよね。
ここでは、2011年から投資信託の積立を続けている経験からおすすめのやり方を紹介します。
SBI証券・住信SBIネット銀行の口座がある前提の話になりますので、もしまだ作っていないのであれば口座開設を済ませてから以下の内容を読んでみましょう。
基本的にクレカ積立がおすすめ

結論から言うと、SBI証券の新NISAで投資信託を買うならクレジットカードから積立するのがおすすめです!
理由は条件を満たしているとクレジットカードのポイントがつくから。SBIハイブリッド預金だと現金購入と同じなのでポイントはつきません。
投資信託をクレジットカードで買おうが現金で買おうが投資信託の運用結果は変わらないので、それならポイントがつくクレジットカードで買ったほうが100%お得ですよね。
SBI証券の投資信託購入で使えるクレジットカードは三井住友カードになるのですが、1回払いしか対応していないので、分割払いやリボ払いで損することもなく良心的です。
以下で三井住友カードの種類ごとのポイント還元率とカードの年会費を一覧でまとめました。ポイント還元率内の()は、クレカ積立以外での年間利用額です。
| カード名 | ポイント還元率 | カード年会費 |
|---|---|---|
| 三井住友カード(NL) | 0%(10万円未満) 0.5%(10万円以上) | 無料 |
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 0%(10万円未満) 0.75%(10万円以上) 1.0%(10万円以上) | 5,500円 (年間100万円以上利用で翌年以降永年無料) |
| 三井住友カード プラチナプリファード | 1.0%(300万円未満) 2.0%(300万円以上) 3.0%(500万円以上) | 33,000円 |
| 三井住友カード Visa Infinite | 1.0%(300万円未満) 2.0%(300万円以上) 3.0%(500万円以上) 4.0%(700万円以上) | 99,000円 |
年会費との兼ね合いでどの三井住友カードを選ぶかを考えることになります。
三井住友カード ゴールド(NL)は1年だけ年間100万円以上利用すれば、次の年からはずっと年会費無料にできるため、クレカ積立によるポイント獲得効率が良くなります。
とにかく年会費を払いたくないなら、三井住友カード(NL)でもいいと思いますよ。ただし年間10万円以上を使い続けないとクレカ積立でポイントが貯まりません。
三井住友カード プラチナプリファード以上のカードだと、他の用途でもしっかりと使っていかないとお得さがありません。
月10万円を超えるならクレカ積立・SBIハイブリッド預金の併用になります

新NISAでは、投資信託の積立を最大で月に30万円まで設定可能です。
しかしクレカ積立が使えるのは月10万円まで。
10万円を超えて積立をしていきたいのであれば、クレカ積立を使い切ったあとはSBIハイブリッド預金からの引き落としで対応しましょう。
実は私もそうしていて、10万円はクレカ積立・それ以上の金額はSBIハイブリッド預金から積立しています。
| 引き落とし先 | 設定金額 |
|---|---|
| クレカ積立 | 10万円 |
| SBIハイブリッド預金 | 月10万円を超える分 |
「成長投資枠なんて使わず、月30万円をすべて投資信託に突っ込むんや〜!」って人は、クレカ積立10万円・SBIハイブリッド預金から20万円という構成になります。
▼実際にSBIハイブリッド預金から引き落とされているのがこちらです。(振替)

SBIハイブリッド預金を使わず、SBI証券に直接入金もできる
SBIハイブリッド預金とクレカ積立以外の方法だと、SBI証券に直接お金を入金や振込するやり方もあります。
SBI証券では、多くの銀行から手数料無料のリアルタイム入金サービスが使えるため、入金がしやすいです。
これからクレカ積立を始めたいけど、まずはカードを作るところから始めないといけなくて待つ時間がもったいないと思うならSBI証券に直接入金するというやり方も使えます。
さいごに
これまでの内容をまとめると以下のようになります。
- 最優先はクレカ積立
- クレカがないなら今すぐ三井住友カードを作る
- 月10万円以上になるならSBIハイブリッド預金も併用
SBIハイブリッド預金とクレカ積立で比較するなら、まずはクレカ積立を選びましょう。
私自身、SBI証券で新NISAの積立設定をしたときはクレカ積立からやりました。