新NISAの仕組みとは?いつから始まるのか・成長投資枠とつみたて投資枠の違いを解説

新NISAのことが話題になっていて、どんな感じなのかなと気になっているのではないでしょうか。

この機会に自分もやってみたいと思うかもしれませんね。

そこでこのページでは、新NISAの仕組みやいつから開始になるのかをまとめて紹介していきますね。

新NISAの仕組みとは?いつから始まるのか・成長投資枠とつみたて投資枠の違いを解説

新NISAはいつから始まるの?

いつから新NISAが始まるのかですが、新NISAが始まるのは2024年からになります。

2024年の株式市場が始まるタイミングから新NISAがスタートします。

すでにNISA・つみたてNISAの口座があれば手続き不要

これから新NISAを始めたいと思ったけど、すでにNISAやつみたてNISAの口座を持っている場合はどうなるのか気になるかと思います。

私自身も対象で気になっていたのですが、特に何かする必要はありません。

NISAやつみたてNISAの口座を持っている場合は、自動的に新NISAの口座を作ってくれます。

2024年からすぐに新NISAでの投資を始められますよ。

逆にまだNISAやつみたてNISAの口座がない場合は、2023年中に作っておけば2024年からすぐ新NISAが始められるので先に準備しておくのがおすすめです。

2023年中に始めるならつみたてNISAの口座にしておきましょう。

新NISAの仕組みとは?

今まではNISAつみたてNISA・ジュニアNISAの3種類がありました。

ジュニアNISAは廃止になりますが、今までのNISAとつみたてNISAがパワーアップしたのが新NISAのイメージです。

新NISAでは以下の2つの枠があり、どちらも併用しながら資産形成を進められます。

  • 成長投資枠
  • つみたて投資枠

新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠を比較してみました。

比較項目成長投資枠つみたて投資枠
非課税保有限度額1200万円1800万円
年間投資枠240万円120万円
対象商品株式・投資信託・ETF一定条件を満たした投資信託
購入方法スポット・積立積立
非課税期間無期限無期限
併用できるできる
枠の再利用できるできる
対象年齢18歳以上18歳以上
新NISAの仕組み

これまでのNISAとつみたてNISAだと期限が設定されていましたが、新NISAでは無期限になります。これによってより長期的な投資がやりやすくなりましたね。

また、新NISAで買った商品を売却すると、購入時の金額分だけ新NISAの投資枠が翌年に復活します。

いろいろな事情で新NISAで買っていた投資商品を売ることもあると思いますが、また余裕ができて新NISAにまわす資金が生まれたら再開しやすいのも大きなメリットですね。

成長投資枠の仕組み

新NISAの成長投資枠は、以前のNISAとイメージが近いです。

株式・投資信託ETFなどに投資ができます。
株式配当金も非課税になるため、株を買うのに使えるのがうれしいですね。

新NISAの成長投資枠だと、1年で最大240万円まで投資ができます。最大で1200万円までですね。

株式投資に新NISAの枠を使う場合、監視銘柄と整理銘柄には投資できないことに注意しましょう。

以前のNISAでは、米国株や米国ETFに投資ができたので、新NISAでもおそらく引き継がれるとは思いますが、最新の情報を待ちたいです。

つみたて投資枠の仕組み

つみたて投資枠は、以前のつみたてNISAのイメージが近いです。

一定条件を満たした投資信託のみが投資対象になっています。

つみたてNISAと同じような商品になるため、購入手数料無料で保有コストにあたる信託報酬も低い商品が多いのがメリットです。

また、つみたて投資枠は最大で1,800万円使えます。
先ほど紹介した成長投資枠を1円も使わず、すべてつみたて投資枠にすることも可能です。

今までのNISAをやったことがなく、今回の新NISAが初めての場合はつみたて投資枠だけを使っていくところから始めるのがおすすめです。

さいごに

新NISAは、以前のNISAやつみたてNISAよりも非課税になる金額が大きくなりました。

期限もありませんので、長期的な投資を始めるのにとてもおすすめです!

お金に対する不安がある場合や、将来に向けてお金を用意しておきたいのであれば新NISAはやっておいたほうがいいですよ。

個人的には全員新NISAをやったほうがいいと思うぐらいです。

もちろん私も新NISAの枠を使って、株や投資信託を積立しながら買っていきます。

もしこれから新NISAを始める・準備するなら証券会社の口座開設を進めましょう。おすすめはSBI証券楽天証券です。