普段のメッセージのやり取りで欠かせないアプリのLINEで、証券取引ができるようになりました。
サービス名は「LINE証券」ですね。
LINE証券を使うと、LINEからでも株が買えるようになります!
今までだとハードルが高く感じた株式投資が、今までよりもやりやすくなる可能性が出ますね。
LINE証券が始まったことで、ちょっと試してみようかなと思ったけど、とはいえ証券の取引って馴染みがないし抵抗があるのではないでしょうか。
私が初めて証券の取引をしてみたときも同じようなことを思っていました。
慣れてくると、そこまで難しく感じないですし、馴染んできますよ。
そこでこのページでは、LINE証券について詳しく紹介していきますね。
LINE証券のサービスについて
まずは、LINE証券のサービス内容について一覧でまとめました。
- 国内有名株式1,000銘柄(外国株式は対象外)とETF15銘柄、投資信託30銘柄の売買ができる
- 21時まで即時注文・即時約定ができる
- 1株から買える
- LINE Payから入出金できる
- 投資信託の売買ができる
一般的な証券会社と比較すると、サービス内容が絞られていますね。
これはメリットでもありデメリットでもあると思います。
ちなみにLINEアプリが入っていれば、LINE証券を使えますよ。
現在はまだAndroid版のLINEでしか使えませんが、今後はiOS版のLINEでも使えるようになるそう。
LINE証券では国内1,000銘柄が1株から取引できる
LINE証券の最大の特徴が、国内の1,000銘柄とETF15銘柄、投資信託30銘柄の売買ができることです。
すべての銘柄だともっと数は多いですが、LINE証券では選択のしやすさを理由に、1,000銘柄に絞っています。
TOYOTA・ヤフー・ソフトバンク・サントリーなどの銘柄が1株から買えますよ。
初めての人にとっては、調べることが減ってわかりやすいですね。
ただ、ある程度仕組みを知っているのであれば、もっといろんな銘柄を買いたいと思うようになるため、デメリットでもあります。
LINE証券で買える銘柄の一部をまとめました。
- 1605 国際石油開発帝石
- 1801 大成建設
- 1928 積水ハウス
- 2127 日本M&Aセンター
- 2229 カルビー
- 2269 明治HD
- 2317 システナ
- 2326 デジタルアーツ
- 2371 カカクコム
- 2413 エムスリー
- 2432 ディー⋅エヌ⋅エー
- 2502 アサヒグループHD
- 2587 サントリー食品インターナショナル
- 2593 伊藤園
- 2702 日本マクドナルドHD
- 2811 カゴメ
- 2897 日清食品HD
- 2914 日本たばこ産業
- 3064 MonotaRO
- 3088 マツモトキヨシHD
- 3092 ZOZO
- 3197 すかいらーくHD
- 3382 セブン&アイ⋅HD
- 3563 スシローグローバルHD
- 3861 王子HD
- 3923 ラクス
- 3990 UUUM
- 4063 信越化学工業
- 4324 電通
- 4344 ソースネクスト
- 4384 ラクスル
- 4385 メルカリ
- 4452 花王
- 4502 武田薬品工業
- 4587 ペプチドリーム
- 4661 オリエンタルランド
- 4666 パーク24
- 4680 ラウンドワン
- 4689 ヤフー
- 4751 サイバーエージェント
- 4755 楽天
- 4901 富士フイルムHD
- 4911 資生堂
- 4974 タカラバイオ
- 5020 JXTGHD
- 5108 ブリヂストン
- 5301 東海カーボン
- 5401 日本製鉄
- 6098 リクルートHD
- 6301 小松製作所
- 6326 クボタ
- 6383 ダイフク
- 6460 セガサミーHD
- 6501 日立製作所
- 6594 日本電産
- 6752 パナソニック
- 6754 アンリツ
- 6758 ソニー
- 6861 キーエンス
- 6954 ファナック
- 6981 村田製作所
- 7011 三菱重工業
- 7203 トヨタ自動車
- 7267 本田技研
- 7270 SUBARU
- 7453 良品計画
- 7532 パンパシフィックHD
- 7564 ワークマン
- 7581 サイゼリヤ
- 7606 ユナイテッドアローズ
- 7747 朝日インテック
- 7751 キヤノン
- 7832 バンダイナムコHD
- 7956 ピジョン
- 7974 任天堂
- 8031 三井物産
- 8035 東京エレクトロン
- 8113 ユニ⋅チャーム
- 8267 イオン
- 8306 三菱UFJ FG
- 8411 みずほFG
- 8591 オリックス
- 8766 東京海上HD
- 8801 三井不動産
- 9022 東海旅客鉄道
- 9024 西武HD
- 9064 ヤマトHD
- 9104 商船三井
- 9202 ANAHD
- 9433 KDDI
- 9474 ゼンリン
- 9501 東京電力HD
- 9603 HIS
- 9684 スクウェア⋅エニックス⋅HD
- 9735 セコム
- 9766 コナミHD
- 9843 ニトリHD
- 9861 吉野家HD
- 9983 ファーストリテイリング
- 9984 ソフトバンクグループ
株主優待や配当金がもらえる
もちろん、配当の対象になっている銘柄であれば、配当金がもらえます。
株主優待の条件を満たしていれば、株主優待も取得可能です!
LINE証券だと、1株単位での取引になるため、株主優待よりも配当金をもらいやすいですよ。
ずっと株を持ち続けていれば、企業が配当を出す限り、毎年配当金がもらえます。
15種類のETFの売買もできる
ちなみにLINE証券では、ETFの売買もできます。
対象になっているETFの指数は、TOPIX・NASDAQ・NYダウ・不動産・金などがありますよ。
ETFも15種類に絞られているため、選びやすいメリットはあるものの、選べない銘柄もあるため、その点はデメリットですね。
- 1306 TOPIX上場 ETF
- 1309 中国株式50 ETF
- 1321 日経225 ETF
- 1343 東証REIT ETF
- 1357 日経Wインバース ETF
- 1482 米国債7-10年ETF
- 1540 金ETF
- 1545 ナスダック100 ETF
- 1546 NYダウETF
- 1552 VIX短期先物ETF
- 1570 日経レバレッジETF
- 1655 S&P500ETF
- 1678 インド株式50ETF
- 1699 原油ETF
- 2522 ロボットETF
この中だと、1306のTOPIX上場ETFがおすすめです。
取引手数料は無料だけど、スプレッドで有料に
LINE証券で株を売買するときの取引手数料は無料です!
これはうれしいですよね。
ただ、完全に無料というわけではありません。
スプレッドと呼ばれる手数料が乗せられた株価での売買になるため、実質的には手数料がかかります。
例えば、1株300円の株を買うときに320円になるようなイメージですね。
完全に無料というわけではありませんので、注意してください。
スプレッドの手数料は無料ですが、スプレッドコストが銘柄、取引時間ごとに異なります。
LINE証券と同じように少額でから株の取引を始めたい場合は、スプレッドも無料になっているSBIネオモバイル証券のほうがおすすめです。
私もSBIネオモバイル証券を活用して株を購入していますよ!
21時まで即時注文・即時約定できる
LINE証券が他の証券会社にないメリットは、21時まで注文できることです。
しかも、すぐに株を買うこともできます!
ただ、売りたい相手がいないと取引が成立しないため、LINE証券を使っている人が多くないうちはあまり使えない可能性もありますね。
一般的な証券会社だと15時までしか取引できないですが、会社員など仕事で忙しい場合でも帰りの時間に取引できます。
投資信託の売買ができる
以前は株式の売買だけでしたが、今は投資信託の取引もできるようになっています。
また、積立をするときにLINEポイントが使えるのもいいですね!
LINE Payから入出金できるのが便利
LINE証券で株を買うためには、少なからずお金が必要になります。
そのときに使えるのがLINE Payです!
LINE Payを普段から使っているのなら、ある程度は残高があると思いますので、それを使って試しに1株買ってみるということができそうですね。
LINE証券からLINE Payへ出金するときの手数料は無料です!
銀行振込での入金もできる
LINE証券への入金方法は、LINE Payだけでなく銀行振込にも対応しています。
もし、銀行振込を使う場合は、他行宛振込手数料が無料の銀行を使うようにしてくださいね。
住信SBIネット銀行やソニー銀行などを使えば、他行宛振込手数料が無料にできますよ。
そうでないと、株を買う前にお金が減ってしまって損になります。
Visa LINE Payカードを使って現金化に使う方法も
Visa LINE Payカードは、2021年4月30日まで還元率3%で使えるクレジットカードです。
カードを使うとLINEポイントが貯まり、そのLINEポイントはLINE証券に入金できます。
入金したお金をLINE Payや現金に出金すると現金化できますよ!
ただし、LINE証券から現金に出金するときは220円かかるデメリットはあります。
とはいえ3%のクレジットカードだとめちゃくちゃポイントが貯まるので、期間内はこの方法を使ってLINEポイントを現金にするために使う方法もありですよ。
これだけのために使うなら、LINE証券で取引する必要はありません。
もう1度流れをまとめておきますね。
↓
3%のLINEポイントが貯まる
↓
LINE証券に入金する
↓
LINE Payまたは現金に出金する
LINE証券をきっかけに興味を持ったら他の口座を作ろう
もし、LINE証券を試してみて、株の売買をもう少しやってみたいと思ったのであれば、他の証券会社の口座を作るのがいいですよ。
LINE証券では、取引内容が絞られていましたが、SBI証券や楽天証券になると、使えるサービスが広がってきますので、いろいろなことができます。
LINE証券で慣れてきたのなら、SBI証券や楽天証券を使うというステップもいいと思いますよ。
SBI証券や楽天証券を使いたいと思ったときにすぐ使えるように、先に口座開設しておけば時間短縮になります!もちろん無料です。
口座開設には4日営業日ほどかかる
LINE証券を始めてみようと思った場合に、どうやって口座開設すればいいのかが気になるかと思います。
また、口座開設までにどれぐらいの日数が必要なのかも気になるところ。
LINE証券の口座開設には、申込から4営業日ほどかかります。
口座開設できたら、簡易書留でハガキが郵送されますよ。
そのあとで、LINE証券を使うための手続きを済ませれば、取引できるようになります。
もし、LINE証券の作り方がわからない場合は、以下のページから口座開設のやり方を詳しく説明していますよ。