ずっと携帯を使い続けていたとしてもいつかは解約する時がやってきます。
端末を失くしてしまったり、壊してしまった場合や、単純に気分的なことで乗り換えしたいこともあるでしょう。
でも、気軽に解約できないのが現状だったりします。
手数料が掛かりますし・・・。
このページでは、NTTdocomo(ドコモ)の携帯やスマートフォンを使っている方が解約する時の手数料や、MNPで他社に乗り換える時の手数料についてまとめました。
ドコモの解約手数料は2年ごとに無料で他は税抜9,500円
もしドコモの携帯を解約したいと思った時に、気になるのは解約手数料ですよね。
これがネックでなかなかやめられないという話もよく聞きます。
ドコモの携帯(スマートフォン)を使っている方は、ほとんどの場合で2年ごとの契約になっているはず。
最初に契約する時にその方が安くなるという話を聞いて、その場の流れで2年契約になっているケースがほとんどです。
私自身も、携帯を使っていた頃は、早く終わって欲しいがために、あまり話も聞かずにハイハイ言ってた記憶があります。
2年契約になっていて、2年ごとにある更新月以外に解約すると、税抜で9,500円もの解約金が取られてしまうんですよね。恐ろしい仕組みです。
解約金が掛からない月は、2年のうち2ヶ月だけで、しっかり理解しておかないと1ヶ月ずれてしまうこともあります。
解約金が掛からない時期は会員サービスであるMy docomoで見れますので、月に1回はチェックしておきましょう。
ドコモが無料で解約できるのは、25〜26ヶ月目・49〜50ヶ月目・73〜74ヶ月目です。
例えば、2015年4月10日に契約した場合は、2015年5月が1ヶ月目としてカウントされます。
24ヶ月目が2017年4月になりますので、その翌月である2017年5月が25ヶ月目ですね。
そこから2ヶ月なので、2017年6月も解約金無料になります。
1つ注意しておきたいのが、例えば2015年4月1日に契約した場合は、2015年4月が1ヶ月目です。
1日に契約するとその月から1ヶ月目としてカウントされますので、注意しておきましょう。
2015年4月1日に契約した場合は、2017年4月が25ヶ月目となります。
解約手数料が無料になる月を忘れないためのコツとしては、契約してすぐにメモしておくことです。それこそ、新しく購入した携帯のカレンダーにメモをしておくと忘れないですよね。
手帳を使い続けているのであれば、そこにメモを残しておくだけでもリマインダーになります。
2016年4月追記
2016年3月から、解約金が無料の月は、定期契約満了月の翌月と翌々月の2ヶ月間に拡大されました。
端末購入サポート解除料29,808円に注意しよう
購入時の端末代を安くすることができる仕組みの「端末サポート」
契約時に以下のパケット料金プランを解約すると、解除料として税込29,808円も掛かってしまいます。とんでもない金額ですね・・・。
- データSパック
- データMパック
- データLパック
- らくらくパック
- シェアパック10~30
- ビジネスシェアパック10~3000
- シェアオプション(2台目プラス含む)
解除料が掛かるのは、12ヶ月間です。
最初の1ヶ月は契約日から翌月末までとなります(1日に契約した場合を除く)。
5月2日に契約すると6月30日までが1ヶ月目となるので、注意してください。
ドコモオンラインショップで買おうとしたら端末購入サポートのことを知りました。
MNPで他に乗り換える時の手数料は税抜2,000円
ドコモを使っていたけど、MNP(ナンバーポータビリティ)を使って他の業者に乗り換えたいという方もいると思います。
その時にも実は手数料が掛かってしまうんですよね・・・。
縛りから解放されることに対する喜びの方が大きいとは思いますが、MNPで他のところに転出すると税抜2,000円の手数料が発生します。
他の業者と契約した時にも事務手数料が税抜3,000円掛かるので、乗り換えるだけで合計で税抜5,000円のお金が出ていくことを認識しておきましょう。
新しい携帯を使い始めた喜びが大きいと思うので、気付きにくいと思いますが、しっかり2,000円と3,000円の請求は来ます。5,000円は地味に痛い出費ですよね。
携帯電話を買わずにドコモに契約した場合、90日以内にMNPで解約すると、通常2,000円の手数料が5,000円になってしまいます。
頻繁にMNPで乗り換えしている方以外は気にしなくていいですけどね。
ドコモから他社へMNPする手続きのやり方
ドコモからMNPする場合は、電話もしくはMy docomoからMNP予約番号を発行します。
電話の場合は以下の番号に掛けてMNP予約番号をもらいましょう。
- ドコモ携帯から:151
- 一般電話から:0120-800-000
電話がない方は、My docomoから手続きしてくださいね。
MNP予約番号が手に入ったら、次は新しく契約する携帯電話の会社でMNP予約番号を伝えて手続きを行います。
auやソフトバンクであれば店舗、IIJmioやDMM mobileなどの格安SIMであればネットで手続きですね。
ソフトバンクに乗り換えるなら、おとくケータイ.netがおすすめ。
MNPでキャッシュバックももらえますし。
具体的なMNP手続きのやり方
それでは、ここから具体的なMNP手続きの手順を紹介していきますね。
まずは、My docomoにログインしてください。
とはいえ、My docomoにログインしても、どこからMNPの手続きをしていいのかすぐにはわかりません。
探すのに時間がかかりましたが、以下の流れでページ遷移するとMNPの予約ページにたどり着けますよ。
- My docomo
- ドコモオンライン手続き
- 携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)
ドコモオンライン手続きから「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」を探すのに苦労しますが、画面の一番下までスクロールすると見つかりやすいです。
MNPのページに辿り着いたあとの流れはこれから説明しますね。
画面を遷移すると、以下の様な画面が開きます。
ドコモとしては解約して欲しくないので、長々としたページになっています。
すぐにMNPの手続きをするなら、ページを読まずに一番下までスクロールしましょう。
右下に灰色のボタンで「解約お手続き」がありますので、押してください。
MNPする前に、いろいろと警告が出てきます。
今使っているdポイントが無効になる警告が出ました。
この時点で2,000ポイント以上持っていたので、dデリバリーを使ってポイントを消化することに。
警告も気にせず次に進むなら、一番下までスクロールして次へ進みましょう。
続いて、MNPに際しての手数料が表示されます。
解約手数料が発生する場合は、それも合わせて表示されますよ。
解約手数料が無料の月は何も表示されません。
2月末と3月1日で見比べてみましたので、間違いありません。
いろいろと出てきた警告をかいくぐると、ようやくMNPの手続き画面になりました。
画面の通りに手続きを進めていくと、MNPの手続きが完了します。
ドコモ携帯を解約する前にお得なdカードを作っておこう
携帯料金自体は高く感じるかもしれません。
でも、ドコモのクレジットカードであるdカードは、高い携帯料金を払ってもいいかな、と思わせるほどの特典がたくさんあります。
中でもうれしいのは、ローソンでの買い物が3%安くなること。
他にもdポイントカードと組み合わせて使うことで、いろいろなお店でサービスを受けたり割引できたりしますよ。
解約する前にdカードを作っておくのはおすすめです。
うちでも妻が今はドコモの携帯を使っているので、解約前にdカードを作っています。
さいごに
解約手数料、携帯を使い続ける上でどうしても気にしておかなければならない存在です。
仕組みがややこしいので、一度契約したのであれば、しっかり2年ごとに解約することを忘れないための仕組みを作っておきましょう。
ドコモ自体に未練がないのであれば、次に乗り換える時は、SIMフリーのスマートフォンを買って、格安SIMをスマートフォンの中に入れて使うようにすれば、ドコモよりも毎月の料金をはるかに安くできますよ!
おまけ:ドコモ回線で使える格安SIMのサービス
MNPで格安SIMに乗り換える時に候補になるサービスは以下の通りです。
いずれもドコモを使い続けるよりかは、確実に料金が安くなりますよ!