自分の住んでいる場所は、他のところとは違って特別であって欲しいと思うもの。
住みやすさはもちろん、周辺の環境もできる限りいい方がうれしいですよね。
そんな特別感を、TOKYU CARDというカードを持って利用することで、日々ささいな喜びを感じることができます。
名前の通り、東急沿線に住む方にとってお得なカードです。
小さなことばかりかもしれませんが、普段の生活の中でちょっぴりお得なことがたくさんあって、日々少し得した気分で過ごせるカードになりますよ。
でも、東急電鉄を日常的に利用しない方であれば、このページを読んでいくらお得に感じたとしても実践できません。
もし、身近に東急沿線を利用している方がいるのなら、その場合は東急沿線に住んでいる友人や家族に教えてあげましょう!
TOKYU CARDの要点まとめ
TOKYU CARDを持つと、いろいろなサービスを受けられるのですが、全部理解しきるのは難しいですよね。
1つ1つ詳しく紹介していくとどうしても長くなってしまうし、読むのも大変かと思います。
そこで、まずはTOKYU CARDの要点だけを一覧にしてまとめておきました。
- 複数のカードがある
- 年会費は税抜1,000円から
- PASMOオートチャージに対応
- 東急沿線の利用でポイントが貯まりやすい
- 海外旅行傷害保険は利用付帯
TOKYU CARDの種類一覧
このページでは、TOKYU CARDについて紹介していきますが、TOKYU CARDの中にも複数のカードがあります。
まずは一覧にしてみますね。
- TOKYU CARD ClubQ JMB
- TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
- TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド
主にこの3枚になります。
上から、普通のTOKYU CARD・PASMO一体型のTOKYU CARD・ゴールドカードという順番です。
どれがおすすめかは人それぞれの好みになってきますが、個人的にはPASMO一体型かゴールドカードがいいと思いますよ。
それではここからカードの特徴を詳しく説明していきますね。
TOKYU CARDの年会費について
TOKYU CARDを持つことになった場合、気になるのが年会費ですよね。
できることなら年会費をかけずにカードを持ちたいものです。
東急TOP&カードの年会費は、初年度無料で、2年目からは税抜1,000円掛かってしまいます。
え、1,000円かかるの・・・と思いますよね。
無料なのには越したことがないので、そう思って当然です。
ですが、これから紹介するカードの特徴や使い勝手を理解していただくことで、1,000円は安い!と思っていただけると思います。
初年度の年会費は無料になっているので、その仕組みを利用してまずは1年試してみるという考え方もアリですよ。
ちなみに、カードごとの年会費は以下の通りです。
- TOKYU CARD ClubQ JMB:1,000円(初年度無料)
- TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO:1,000円(初年度無料)
- TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド:6,000円
家族カードの年会費は税抜300円
TOKYU CARDは、家族カードの発行にも対応しています。
家族カードの年会費は初年度無料で、2年目以降が税抜300円(ゴールドは1,000円・初年度から)です。
受けられるサービスはメインのTOKYU CARDとまったく同じですよ。
最大8名まで家族カードの発行ができるようになっています。
どうしても家族カードを使うべきかというと、年会費もかかるしそうでもないんですが、カードの支払いを全部1ヶ所にまとめてしまいたいのであれば、家族カードを発行するのもいいですよ。
ETCカードの年会費は無料!
TOKYU CARDでは、ETCカードも付帯させることができます。
ETCカードの年会費は無料で、気軽に持ちやすいですね。
また、ETCマイレージサービスとは別に200円ごとに1〜2ポイント貯まるようになっているため、ポイントも貯めやすいですよ。
TOKYU CARDが1枚あれば、いろんな支払いを集約させることができ、便利です。
TOKYU CARDでポイントを貯める方法
年会費がかかる分は、TOKYU CARD利用で貯まるポイント「TOKYU POINT」で回収していきましょう。
どれぐらいポイントが貯まるのかが気になるところではないでしょうか。
ここからはTOKYU CARDでポイントを貯める方法を紹介していきます。
ちなみに、カードごとのポイント還元率は以下の通りです。
- TOKYU CARD ClubQ JMB:0.5%
- TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO:0.5%
- TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド:1.0%
まずはWeb明細登録でポイント還元率が1%にしよう!
ゴールドカードではないTOKYU CARDを利用した時に貯まるポイントは、200円ごとに1ポイントです。
還元率0.5%だと全然大したことはなく、どこにでもあるカードと同じですが、あることをすれば1%にできます。
「あること」といっても、とても簡単なことで、毎月の利用代金をWebで見れるように登録すればOKというもの。
「ご利用代金Web明細サービス」に登録するだけなので、簡単ですよね!
これをしておけば、東急グループ以外でTOKYU CARDを使ったときのポイント還元率が1%になります。
普段使いでポイントが貯まりやすくなりますね!
PASMO定期券購入でポイントが貯まる
手っ取り早くポイントを貯める方法がPASMO定期券購入です!
東急の定期を買うと、支払い金額は大きくなりますよね。
支払額が大きくなればなるほど、貯まるポイントも大きくなります。
ゴールドカードの場合は1%、それ以外のカードは0.5%のポイント還元率です。
仮に定期代が60,000円だとしたら、ゴールドだと600円・それ以外だと300円分のポイントが貯まりますよね。
ポイント還元率で見ると、そこまで高くもないんですが、TOKYU CARDでは定期券購入でポイントが貯まりやすくなるキャンペーンが開催されていることもあります。
例えば、2017年10月31日までのキャンペーンだと、東急線の定期券購入で5%のポイントが貯まるものがありました。
こういうキャンペーンに乗っかることができたら、めちゃくちゃポイントが貯まりますよ!
それ以外のときで、定期券購入時にもっとポイントを貯めたいのであれば、他のクレジットカードを使うのも1つの手です。
参考:(年会費有料あり)ポイント還元率が高いクレカまとめ
参考:(年会費無料のみ)ポイント還元率が高いクレカまとめ
PASMOオートチャージで最大1%のポイントが貯まる
TOKYU CARDのゴールドカードを使っていて、PASMOオートチャージした場合は、1%分のポイントが貯まります。
オートチャージ自体とても便利なので、東急沿線に限らず電車を利用することが多いならぜひ活用したいところ。
切符を買わなくて済む便利さはSuicaを使うようになってから実感しました。
改札をタッチするだけで電車代を払える気軽さはこれ以上ない便利さだと思います!
地方都市に住んでいるからこそ、この便利さのありがたみがよく分かります。
午前7時までに東急線に乗ると1日1回5ポイントもらえる
午前7時までに東急線の自動改札機から入場すると1日1回だけですが、5ポイント貯まります。
もし毎日続けた場合は、それだけで150ポイントも貯まりますからね。
なかなかお得なポイントの貯め方ですよ!
早起きが得意な方であれば、ぜひ使ってほしいです。
東急でんきとの併用でポイントが2倍の貯まりやすさに
電力サービスの東急でんきも合わせて利用すると、ポイントが2倍貯まりやすくなるキャンペーンがあります。
時期によってキャンペーン内容は異なりますが、東急でんきを利用していると、TOKYU CARDと合わせたキャンペーンは今後もあるでしょう。
乗り換えるだけで電気代自体も安くなりますし、キャンペーン以前に東急沿線に住んでいるなら東急でんきを使うのはおすすめです。
東急系のお店だと最大で10%もポイントが貯まる場合も
「東急」の名前を冠したカードになるので、東急グループのお店では、他よりもポイントが貯まりやすくなっています。
東急カードを利用する方は、家や通勤エリアの近くに東急関連のお店もそれなりにあるということです。
例えば、以下のお店で、通常より多くのポイントが貯まりますよ。
- 東急ストア/プレッセ:税抜200円で3ポイント
- 東急ハンズ:税込100円で1ポイント
東急系ショッピングセンターの以下のお店だと、なんと税込100円に対して3ポイントも貯まります。これらのお店を使う方は知るのと知らないので大きな差になりますね・・・。
- 渋谷ヒカリエ
- 二子玉川ライズ S.C.
- たまプラーザ テラス
- 武蔵小杉東急スクエア
- グランベリーモール
- 東急プラザ
- 青葉台東急スクエア
- 日吉東急アベニュー
- レミィ五反田
- 町田東急ツインズ
- 港北TOKYU S.C.
- 八王子東急スクエア
- クイーンズスクエア横浜
- [アット!]
- SHIBUYA109
渋谷ヒカリエで使えるのが大きなメリットですね。
あと、東急百貨店では年間の買物額に応じてベースポイントが3〜10%もアップします。最低でも3%あるのがうれしいですね〜。10%にするにはさすがに相当ハードルが高いので・・・。
ベースポイントの基準は以下の通りです。
- 10万円未満:3%
- 10万円以上〜50万円未満:5%
- 50万円以上〜100万円未満:7%
- 100万円以上:10%
ベースポイントが決まるのは、12月末までの買い物額に応じて決まります。
仮に12月20日に入会したとすると、10日ほどの利用額で翌年のベースポイントが決まっちゃいますね。こればかりはしょうがないですが・・・。
東急百貨店だけで年間100万円の買い物は、相当なお金持ちでないとできないと思いますので、東急百貨店では3%ポイント還元と覚えておけばいいでしょう。
ただし、食品やセール品はベースポイントに関係なく1%しかポイント付与されません。
東急線の電車やバスに乗車後、専用端末にタッチでTOKYUポイントが1日10ポイントも貯まる!
定期券よりもすごいサービスだと思うのが、こちらのサービス。
東急電車もしくはバスにPASMOやSuicaで乗車後、いくつかの施設で設置されている専用端末にタッチするだけで、TOKYUポイントが10ポイントも貯まります!
こんな簡単な方法で毎日10ポイント貯めるとか、本当にいいんでしょうか・・・?
通勤していると、確実に電車やバスに乗ると思いますので、そのついでに端末があるなら、毎日タッチし続けると、1ヶ月で280〜310ポイントも貯まりますよ!
専用端末ってどこにあるんですか?と思いますが、それは以下のページに詳しく書かれています。
参考:乗ってタッチTOKYUポイント | クレジットカードはTOP&カード 東急カード株式会社
一応、こちらでも載せておきますので、通勤ついでに寄れそうなら毎日タッチすることをおすすめします!
- 渋谷ヒカリエ ShinQs 2Fアーバンコア側入口
- 東急百貨店 渋谷・東急本店 1階正面口横
- 二子玉川ライズ S.C. タウンフロント1F インフォメーションセンター横
- 日吉東急アベニュー 本館1階正面横
- たまプラーザ テラス ゲートプラザ1階インフォメーション内
- グランベリーモール オアシススクエア1階エスカレーター前
- クイーンズスクエア横浜[アット!] 1st 4階 上りエスカレーター前
- レ・シ・ピ青葉台 青葉台東急スクエア South‐1 本館地下1階北口エレベータ横
- 東急百貨店 渋谷駅・東横店・東急フードショー 地下1階インフォメーション
- 東急百貨店たまプラーザ店 1階インフォメーション横
- 東急百貨店 渋谷駅・東横店 東横のれん街 渋谷マークシティ地下1階
東急以外のお店でもポイントアップになるところがある
東急カードを利用することでポイントアップになるお店は、東急グループ以外のところでもいくつかあります。
対象のお店一覧をまとめましたので、普段使っているサービスがないかチェックしてみてくださいね。税込100円で1ポイント貯まります。
「ニッポンレンタカー西東京」以下は、TOP&Webプラスで0.5%さらにポイントが上乗せになるので、還元率は約1.5%!
- ブックファースト
- 万葉倶楽部みなとみらい
- パーク24(タイムズ)
- 神奈川都市交通
- 多摩田園タクシー
- 明生タクシー
- 箱根観光自動車
- ニッポンレンタカー西東京
- 出光サービスステーション
- ENEOS・JOMO
- マキシム・ド・パリ銀座店
- 聘珍樓
貯めたポイントの交換は買い物利用かPASMOチャージがおすすめ
ポイントの貯めやすさは分かったけど、貯めたポイントを使えなければ意味ないですよね。
そう思うのは自然なことだと思います。
TOKYU CARDで貯めたポイントは、TOKYU POINT加盟店で1ポイント1円から使える便利さ。
東急百貨店、東急スクエア、Tokyu Storeなどで買い物する方は、貯めたポイントをムダにすることはまずありませんね。
東急ハンズや109などでポイントを使いたい場合は、500ポイント以上貯めてから、店内のインフォメーションやTOKYUポイントステーションでお買い物券に引き換えます。
500ポイントからなので、そんなに貯めるハードルは高くないですね。
1%で貯め続けたら、50,000円利用すれば500ポイントになります。
買い物はしないという方であれば、TOKYU POINTをPASMOにチャージする選択肢も。
1,000ポイント単位でチャージできますので、ほぼ必ず使うであろう交通費に充てるのはいいポイント交換のやり方です!
TOKYU POINTをPASMOにチャージする時は、銀色の券売機を利用します。
他社ポイントやマイルにも交換できる
他にもJALマイレージバンクやANAマイレージクラブのマイルに交換もできるのがうれしいですね。
JALマイルの場合は2,000ポイントを1,000マイル、ANAマイルなら、1,000ポイントをANAマイルに交換できます。
マイルに交換する場合は、カードの種類によって交換できるできないがあります。
JMBカードがJALマイル、ANA TOPがANAマイルに交換できる、と覚えておきましょう。
他には、NEXCO中日本のショッピングポイント1,000ポイントに交換できます。
TOKYUポイント1,000ポイントなので、等価交換ですね。
ポイントの有効期限は最長3年
TOKYU POINTは、最長3年になります。
2015年1月1日〜12月31日に貯めたポイントは、2017年12月31日まで有効です。
それ以降はポイント失効してしまいますので、上で紹介した方法でポイント消化してくださいね。
3年もあれば、ポイント失効することはないかな〜と思いますが、一応念のために頭の片隅にでも入れておくといいかも。
海外旅行傷害保険は利用付帯
TOKYU CARDを海外で使うときの保険が大丈夫なのかも気になるところですよね。
TOKYU CARDは、海外旅行傷害保険が利用付帯となっており、カードを使わないと保険が適用されません。
利用付帯だとややこしくなりかねないので、TOKYU CARDではなく別のクレジットカードを用意しておくのがおすすめです。
海外旅行傷害保険が自動付帯で年会費無料のカードを持っておくのがいいですよ。
エポスカードが一番おすすめ。
TOKYU CARDの利用シーン
ここまでの内容をもとに、TOKYU CARDはどのようなシーンで利用されるのかを考えてみました。
やはりPASMOに対応していることと、定期券としての利用でしょうか。
東急TOP&カードは、カードを利用している感覚もなく、完全に日常生活の一部になるでしょうね。
東急沿線での買い物でお得になりますので、渋谷ヒカリエに行ってちょっぴり奮発したとしても、3%ポイントが戻ってくるので、交通費はペイできます。
自由が丘商店街のお店でも、100円で1ポイント貯まるので、散歩がてら歩いてみて、いい感じのお店があれば、TOKYU CARDをうまく活用するというのがよりお得に楽しめるコツです。
さいごに:PASMO一体型カードがおすすめ!
ここまでTOKYU CARDについて詳しく紹介してきましたが、いかがでしたか。
東急TOP&カードは、ゴールドカードを含めて何種類かカードがありますが、私がおすすめするのは、PASMO一体型のカードです!
なんといっても、オートチャージができてかつ一体型になているのは便利すぎますよね。
東急関連のお店を利用することで、ポイントもかなり貯まりやすくなっているので、よく利用する方であれば、年会費の負担が全然気にならないと思います。
特に、専用端末にタッチで毎日10ポイント貯まる「乗ってタッチTOKYUポイント」の仕組みは、利用すればするほど得ですよね〜。ホントにいいの?ちょっとあり得ない・・・と思うほど。
東急をよく利用する方にとっては、至れり尽くせりなカードになっていますので、東急沿線に住む方は、ぜひ利用してくださいね!
渋谷ヒカリエや東急ハンズで使えるし、ポイントが貯まりやすいのもうれしいです。
おまけ:決めきれず、カード探しをしている方へ
クレジットカードってとにかく多いし、どれがいいのか迷いますよね。
長く使うものになるので、できる限りいいカードを選びたいものです。
以下のページでは、収入ゼロから生き延びた節約家の視点でおすすめしているクレジットカードを紹介しています。