「住民票を提出してください」といわれることって、結構多いですよね。
提出を求められるたび、いちいち市役所や区役所に行くのも面倒だし時間がかかります。
そんな住民票ですが、実はコンビニでも発行することができますよ!
私もコンビニで住民票を発行しましたが、簡単に取得できたのでびっくりしました。
とはいえ、初めての場合はどこのコンビニで住民票が発行できるのか気になりますよね。
また、交付時間や発行手数料についても気になる部分だと思います。
このページでは、住民票が発行できるコンビニの一覧と発行にかかる値段、交付時間や発行できないときの対処法について詳しく説明していきますね。
コンビニで発行できる住民票の種類
まず最初に、コンビニで発行できる住民票は住民票の写しとなります。
裏面はスクランブル画像・QRコード・偽造防止検出画像を施し、原本確認できるようになっていますよ。
主に、コンビニで発行する住民票に載せることができる情報は以下の通り。
- 本人のみの交付種別
- 世帯全員の交付種別
- 世帯の一部の交付種別
- 世帯主・続柄の記載
- 本籍地・筆頭者の記載
マイナンバーや住民票コードは記載されません。
個人番号や住民票コード記載のものが欲しい場合は、市役所や区役所の窓口で手続きが必要です。
また、コンビニで発行できるのは本人もしくは同世帯の住民票となります。
たとえば、同じ住所に住んでいる場合、夫の住民票を妻が代理で発行することも可能ですよ。
コンビニで住民票を発行するときに必要な持ち物
コンビニで住民票を発行する場合、何も持たないで行っても意味がありません。
住民票を取得するためには、以下のどちらかを用意してコンビニに行きましょう。
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード(住基カード)
マイナンバーカードを使う場合は、以下の方法から選べますよ。
- 公的個人認証…マイナンバーカードに搭載されている公的個人認証の電子証明書で識別
- カードアプリ認証…マイナンバーカードにカードアプリを搭載して識別
カードアプリを使う場合は、事前に市区町村の窓口で登録手続きする必要があります。
公的個人認証なら、コンビニにマイナンバーカードを持っていくだけでいいので便利です。
ちなみに、紙のマイナンバー通知カードでは発行できません。
住基カードを使う場合も、事前に住んでる市区町村へ申請する必要がありますよ。
どうしても手間がかかってしまうので、マイナンバーカードで発行するのが一番手軽ですね。
もし、まだマイナンバーカードを持っていないのであれば、申請しておくと手続きがスムーズにできます。
住民票を発行できるコンビニの一覧
では早速、住民票を発行できるコンビニについて紹介していきますね。
主に、以下のコンビニで住民票を発行できますよ。
マルチコピー機があるコンビニなら、基本的に住民票を発行することができますよ。
ただ、駅ナカなど一部の店舗では利用できないこともあります。
ここからは、それぞれのコンビニごとに住民票の取り方や注意点について説明していきますね。
ローソンで住民票を取る方法
まずは、ローソンで住民票を取る方法から。
ローソンではマルチコピー機を使って住民票が取れます。
発行するときにかかる料金や支払い方法は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円
- 支払い方法:現金のみ
発行する市区町村によっては料金が違うこともあります。
市区町村によっては、役所で発行するよりも安く済むのでお得ですよ。
Pontaカードは使えないので注意してくださいね。
また、ローソンで住民票を発行する場合は、マルチコピー機の「行政サービス」メニューから進めていきます。
- 証明書交付サービス(コンビニ交付)を選ぶ
- マイナンバーカード/住基カードの読み取り
- お住まいの市区町村の証明書を選ぶ
- マイナンバーカードの場合は暗証番号を入力
- マイナンバーカード/住基カードを取り外す
- 住民票の写しを選択
- 証明書の交付種別を選ぶ
- 記載する項目の有無を選択
- 部数を入力
- 発行内容を確認
- 料金の支払い
- 住民票を発行する
詳しい発行の手順については、こちらで説明していますよ。
ファミリーマートで住民票を発行する方法
ファミリーマートで住民票を発行する場合も、マルチコピー機を使います。
発行するときにかかる料金や支払い方法は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円(市区町村によって違う)
- 支払い方法:現金のみ
こちらも支払い方法は現金のみ。
ファミマTカードやVポイント払いなどはできません。
住民票をファミリーマートで発行する手順も、写真つきで詳しく説明しています。
セブンイレブンで住民票を取る方法
セブンイレブンでも、マルチコピー機を使って住民票が取れます。
発行するときにかかる料金や支払い方法は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円(市区町村によって違う)
- 支払い方法:現金・nanaco
セブンイレブンでは、なんと発行手数料をnanacoで払うことができます!
クレジットカードでチャージしたnanacoを使えば、チャージ分のポイントも貯まるのでお得ですね。
普段からnanacoカードを使う機会が多い場合は、セブンイレブンで住民票を発行することをおすすめしますよ。
セブンイレブンで住民票を発行する手順についても、写真つきで詳しく説明しています。
ミニストップで住民票を取る方法
ミニストップでも、住民票が発行できます。
2016年12月から行政サービスを開始していますよ。
発行するときにかかる料金や支払い方法は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円(市区町村によって違う)
- 支払い方法:現金
- 発行部数:1回につき最大10部まで
本籍地への利用登録申請も可能です。
ポプラで住民票を発行する方法
広島県内にあるポプラでも住民票を発行できます。
利用できるお店はまだ1店舗ですが、順次拡大予定とのこと。(2018年10月現在)
発行するときにかかる料金や支払い方法は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円(市区町村によって違う)
- 支払い方法:現金
- 発行部数:1回につき最大10部まで
また、本籍地への利用登録申請もできますよ。
セイコーマートで住民票を取る方法
セイコーマートでも住民票を発行できます。
2014年9月から行政サービスを開始していますよ。
発行するときにかかる料金や支払い方法は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円(市区町村によって違う)
- 支払い方法:現金
- 発行部数:1回につき最大10部まで
ただし、セイコーマートでは本籍地への利用登録申請ができません。
コンビニで取れる住民票の発行手数料について
コンビニで住民票を発行する場合、どのお店でも料金は同じなのか気になりますよね。
また、市役所や区役所で発行するのとどちらが安いのか気になるところ。
1通あたりいくらかかるのかも気になる部分です。
コンビニで住民票を発行する場合、基本的には1枚につき300円かかります。
市役所や区役所でも1通300円で発行できるので、料金としては同じですね。
料金は市区町村によって多少違ってくるため、場合によっては役所で発行するよりも安く済むことがありますよ。
ちなみに、セブンイレブンではnanacoを使って発行手数料を支払うことができます。
クレジットカードでチャージしたnanacoを使えば、チャージ分のポイントもついてお得ですよ。
少しでも安くお得に済ませたい場合は、セブンイレブンで住民票を発行し、nanaco払いするのがおすすめですね。
クレジットカードとnanacoを両方作るのが面倒なら、セブンカード・プラスだと1回で両方作れますよ。
コンビニで発行できる住民票の交付時間について
コンビニは24時間営業のところがほとんどですよね。
そこで気になるのが、どの時間帯でも住民票は発行できるのか?という部分。
いつからいつまでなら住民票を発行できるのか気になると思います。
基本的に、どのコンビ二でも住民票の交付時間は06:30~23:00までの間です。
ただし、住んでいる市区町村によっては時間が変わるところもあるので注意してくださいね。
事前に交付時間を確認しておくと便利ですよ。
参考:市区町村ごとに住民票の交付時間を確認するにはこちらから
コンビニで住民票を発行できないときの対処法
コンビニで住民票を発行しようと思ったとき、なぜかエラーになってしまうこともあるかもしれません。
必要なときに住民票を出せないと困ってしまいますよね。
事前に原因となるようなことを知っておくと、いざというときも対処しやすいですよ。
主に、コンビニで住民票を出せない原因としては以下のようなことが考えられます。
- 住民票を出したい市区町村が行政サービスに参加していない
- 申請していない住基カードを使って発行しようとしている
- 交付時間外に利用しようとしている
- 暗証番号を間違えてロックされてしまった
- マイナンバー通知カードで発行しようとしている
そもそも住んでいる市区町村が行政サービスに参加していない場合、コンビニのマルチコピー機を使って住民票を発行することはできません。
また、住基カードを使って住民票を発行したい場合は、事前に各自治体へと申請が必要です。
申請前の住基カードでは住民票を発行できないので、注意してくださいね。
コンビニで住民票を発行するときの安全性は?
コンビニで手軽に住民票が発行できる分、安全性についても気になるところですよね。
ましてや、マイナンバーカードなど個人番号が記載されているものを使って発行するので、人の目が気になるかと思います。
実際にコンビニで住民票を発行した感想としては、マイナンバーカードを置いてコピー機を操作している間はちょっとそわそわしましたね。
別に目隠しされたような場所ではなく、結構オープンなところに置くので気になる人は気になると思います。
どうしても人目につきたくない場合は、コピー機が混んでいないタイミングを狙うようにしましょう。
ちなみに、コピー機に残ったデータは印刷終了と共に削除されるので、個人情報が流出するなどの心配はないと思いますよ。
また、コンビニで発行される住民票は、A4サイズの普通紙に偽造・改ざん防止処置を施して印刷されているので安心です。
さいごに
コンビニで発行できる住民票についてまとめてみました。
- コンビニのマルチコピー機を使って発行する
- 発行するにはマイナンバーカードか住基カードが必要
- 交付時間が決まっているので時間内に利用する
- 発行手数料は1通300円
- 1回の操作で最大10部まで発行できる
なんといっても、市役所や区役所に行くことなくコンビニでサクッと住民票を発行できるのが魅力的!
出先で急に必要になった場合でも、コンビニならあちこちにあるので利用しやすいですね。
手早く住民票を発行したいのであれば、マイナンバーカードを使うのがおすすめですよ。
ちなみに、コンビニでは戸籍謄本も発行できます。
おまけ:コンビニの活用術
コンビニは使い方次第でいろいろとお得になることも。
身近な存在だからこそ、お得な使い方を覚えておいて損はありません。
コンビニを使った節約術についてのまとめも、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。