ふるさと納税はいつからいつまで?申し込み期間・確定申告する時期・還付や控除が受けられる時期まとめ

ふるさと納税で好きな自治体に寄付すると返礼品がもらえます。

しかも控除が受けられて節税にもなるので、税金をなるべく安くおさえたいのであれば活用しない手はありません。

これからふるさと納税をしようと思ったときに、いつからいつまでに申し込みをすればいいのかが気になりますよね。

また、ふるさと納税の確定申告をする時期や、還付・控除が受けられる時期についても気になることかと思います。

私も初めてふるさと納税をしようと思ったとき、いつからいつまでに何をすればいいのかわからなくて戸惑いました。

このページでは、ふるさと納税はいつからいつまでに申請すればいいのかや、確定申告する時期、還付や控除が受けられる時期について詳しく説明していきますね。

ふるさと納税の申し込み期間・確定申告する時期

ふるさと納税できるのはいつからいつまで?寄付できる期間について

まず最初に、ふるさと納税ができるのはいつからいつまでなのか、寄付できる期間についてが一番気になるところだと思います。
申し込み期間がわからないと、いつ寄付すればいいかわからないですからね。

結論からいうと、ふるさと納税はいつでもすることができます!

ただ、1月1日~12月31日の1年間に行ったふるさと納税の分が、翌年の控除対象になりますよ。

たとえば、2018年1月1日から12月31日の間にふるさと納税をした場合、控除は2019年に受けられます。

寄付する期間は特に決まっていないので、いつでも好きなタイミングでふるさと納税が行えますね。
計算しやすいこともあってか、確定申告前にふるさと納税をするケースが多いですよ。

いつからいつまでの収入で控除限度額を計算する?

ふるさと納税をする際、いくら分の寄付をすれば自己負担が少なく、お得に寄付できるか気になりますよね。

控除限度額は、年収や家族構成によって変わってきます。
つまり、控除限度額を計算するには年収を知っておく必要があるということ。

年収は、以下の内容を合計した金額になりますよ。

1月1日~12月31日までの所得(給与)

ちなみに、控除限度額の下限額は2,000円です。
寄付金額が2,000円以下の場合は控除が受けられないので注意しましょう。

ふるさと納税の控除限度額の計算は、こちらで詳しく説明していますよ。

ふるさと納税を確定申告するのはいつからいつまで?

ふるさと納税をした場合、確定申告でそれを申告する必要があります。

確定申告をすることで、ふるさと納税をした年の所得税の控除と、翌年の住民税の控除が受けられますよ。
ふるさと納税が節税につながるのは、この控除があるためですね。

控除を受けるためにも、確定申告する際にふるさと納税の寄付金控除申告をしっかり行いましょう。

ちなみに、確定申告する時期は以下の通り。

2月16日~3月15日

確定申告する場合は、ふるさと納税の寄付金控除申告も一年に一度だけで済みます。
一年に複数の自治体へふるさと納税していても、申告は一度にまとめてできるので便利ですね。

ちなみに、確定申告をする必要がなくてもふるさと納税をしたい場合は、ワンストップ特例制度が使えますよ。

寄付したい自治体が少ないときや、専業主婦でもふるさと納税をしたいときに便利です。

ふるさと納税の受領証明書はいつ来る?

確定申告でふるさと納税の申告をする際、「受領証明書」が必要になります。
受領証明書は、ふるさと納税で寄付をした自治体からもらえますよ。

「寄付を受け取りました」という証になるだけでなく、「ふるさと納税しました」という証明にもなる大切な書類です。

この受領証明書ですが、いつくるのか気になるところ。
基本的には、自治体に寄付をしてから2ヶ月ほどで受領証明書が送られてきます。

受領証明書が送られてくる目安を知りたいときは、さとふるの公式サイトからも確認できますよ。

▼「寄付証明書の発送目安について」というページで、寄付する自治体の目安を見ることができます。

ふるさと納税 寄付証明書 発送目安

万が一、受領証明書をなくしてしまった場合は、ふるさと納税する各自治体へと連絡しましょう。
再発行可能かどうか、回答してもらえますよ。

もしも再発行中に確定申告の時期が終わってしまった場合、最寄りの税務署にて相談できます。

▼最寄りの税務署は、国税庁の公式サイトから調べられますよ。

最寄りの税務署を調べる

ふるさと納税の返礼品がくる時期について

ふるさと納税をしたら、寄付をした自治体から返礼品(お礼品)が届きます。
この返礼品ですが、いつ届くか気になりますよね。

返礼品を目的にふるさと納税するのであれば、いつ頃来るかは特に気になるところではないでしょうか。

結論からいうと、ふるさと納税の返礼品が届く時期は品物によって異なります。
およその目安は、お礼品ページの発送時期から確認できますよ。

▼それぞれのお礼品ページから、発送時期を確認しましょう。

ふるさと納税 返礼品 発送時期

ちなみに、特に表記がない場合は、申し込んで1週間ほどで発送されます。

ふるさと納税の還付・控除が受けられる時期について

無事にふるさと納税できたら、次は税金がいつぐらいに控除されるのかが気になりますよね。

それぞれ還付や控除が受けられる時期については、以下の通り。

還付・控除が受けられる時期について
時期還付・控除の種類
ふるさと納税をした当年5月頃所得税還付
ふるさと納税をした翌年6月頃住民税軽減

住民税は翌年6月以降におさめる税金が、本来おさめる税額よりも軽減されます。
所得税の場合は、寄付した人が指定した銀行口座に直接控除分が振り込まれますよ。

控除の上限額は、さとふるの控除上限額シミュレーションで調べられます。

▼ふるさと納税控除上限額シミュレーションから、控除額を確認できますよ。

ふるさと納税控除額シミュレーション

▼「給与収入300万円+独身または共働き」という条件で検索したところ、控除目安額は27,000円と出ました。

ふるさと納税控除額シミュレーション 結果

ふるさと納税で楽天ポイントがもらえます

実は、ふるさと納税の寄付金は楽天ポイントの対象になります。

楽天ふるさと納税から手続きをすると、金額に応じて楽天ポイントが付与されますよ。

楽天ポイントがもらえるのは楽天ふるさと納税だけですので、そこは注意してくださいね。

ただ、以下のものはポイント付与の対象外になることもあります。

  • 商品券
  • 切手
  • はがき

金券類以外のものなら、ポイント付与の対象になる可能性が高いです。
ふるさと納税をするだけでも節税になるのに、楽天ポイントまでもらえるなんてお得ですよね!

ちなみに、いつ頃ポイントが付与されるかも気になるところ。

ふるさと納税をした場合の楽天ポイントは、寄付を申し込んだ翌日には「獲得予定ポイント」として表示されます。

およそ、申し込みから20日後には利用可能ポイントとして使えるようになりますよ。

税控除の計算をするときもポイント分は寄付金額に含まれるので、損することなく使えますね。

もらった楽天ポイントは、楽天証券で投資信託を買うときに使うのがおすすめ。

少しでも資産運用にまわしていくと、あとあとの老後資金を貯めることにもつながりますよ。

さいごに

ふるさと納税の時期について、それぞれおさらいしてみましょう。

  • ふるさと納税の期間は決まっていないので、好きな時にできる
  • 1月1日~12月31日までに行ったふるさと納税は翌年の控除対象
  • ふるさと納税の確定申告は2月16日~3月15日までにする
  • 寄付証明書は寄付してから大体2ヶ月後に届く
  • 返礼品の発送時期はそれぞれちがう(早くて1週間)
  • 所得税還付はふるさと納税の当年5月
  • 住民税軽減はふるさと納税の翌年6月

初めてふるさと納税をする場合、いつからいつまでに申し込むのか、還付や控除が受けられるのはいつなのか、返礼品はいつ届くのかという時期についてが気になりますよね。

私もふるさと納税をする前は心配していましたが、それぞれの時期について知ることで、安心して寄付することができました。

ふるさと納税はいつでも好きなタイミングで、好きな自治体に寄付できるのが魅力的。
一度申告してしまえば、あとは時期を待つだけで還付や控除を受けられるのもうれしいところです。

ぜひ、ふるさと納税を使って節税しつつ、お得な返礼品をもらってみてくださいね。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

長野県在住のフリーライター。昔は貯金ができないタイプでしたが、子どもが生まれてからは時間の使い方・お金の考え方を改めるようになりました。時間の錬金術師になって、心にゆとりのある生活をするのが目標。クレジットカード・スマホ決済・メディア代節約についての発信が多めです。

柚木ゆうらのプロフィール