こんにちは!
出張や旅行で新幹線を使う機会が増えている、ノマド的節約術の松本です。
神戸に住んでいるので、飛行機よりも新幹線のほうが手間なく便利なんですよね。
その時に乗る座席は、2014年からグリーン車を使う機会が増えてきました。
グリーン車を何度も使っていると、その感覚に慣れてくるものですが、初めて使うときはそれはもうドキドキものでしたよ!
これからグリーン車を使ってみよう、一度は使ってみたいと思っている方に向けて、このページではグリーン車の料金や乗り方・使い方について紹介していきますね。
グリーン車とは? 普通車と違って豪華な車両です
グリーン車って、名前自体は聞いたことあると思いますけど、乗ったことがなければ、どんなものなのかが想像つかないですよね。
今までの経験上で、グリーン車と普通車の違いをあげると以下のようになります。
- 普通車よりも座席が広い
- 混雑することが少ない
- コンセントがある(こともある)
- のぞみだとオシボリがもらえる
- 山陽新幹線は割引券がもらえる
仕事での利用が多い私にとって便利だと感じているのは、座席が広いこと・コンセントがあることです。
あと、混雑することがほぼないのが快適さの大きな要因でもあります。
となりに人が座ることがほとんどなく、あったとしても席が広いおかげでそこまで気になりません。
今までの経験上、となりに人が座ってくる確率は10%程度。
ほとんど平日しか使っていないというのもありますけどね。
グリーン車は新幹線や特急列車で乗れます
グリーン車が設定されているのは、主に以下の通り。
- 新幹線
- 特急列車
- 首都圏の普通列車
個人的に利用する機会が多いのは、新幹線と特急列車ですね。
東京に出張したときは、普通列車のグリーン車を利用したこともあります。
グリーン車が設定されている主な路線は以下の通り。
- 東海道線
- 湘南新宿ライン
- 上野東京ライン
- 常磐線
- 中央線
- 高崎線
- 宇都宮線
- 総武線
いろんな路線でグリーン車があることがわかりましたので、実際に乗るときはどれぐらいお金がかかるのかを見ていきましょう。
グリーン車の料金について
使えるのなら使ってみたいグリーン車。
ネックになるのは、普通車よりも高くなる料金ですよね。
普通車でも指定席と自由席で料金が異なるので、ついつい自由席を使ってしまうのではないでしょうか。
私も昔は自由席を選んでいました。
グリーン車と普通車の価格差
グリーン車と普通車にもなると、かなりの価格差が出てくると思いますよね。
実際のところ、どれぐらい値段が違うのかここから見ていきましょう。
自分自身もよく使うし、一般的にも使う人が多いであろう、東海道新幹線の主要区間で見ていきますね。
区間 | 指定席 | グリーン車 | 価格差 |
---|---|---|---|
新大阪-東京 | 14,720円 | 19,590円 | 4,870円 |
京都-東京 | 14,170円 | 19,040円 | 4,870円 |
名古屋-東京 | 11,300円 | 14,960円 | 3,660円 |
新大阪-新横浜 | 14,390円 | 19,260円 | 4,870円 |
京都-新横浜 | 13,500円 | 18,370円 | 4,870円 |
名古屋-新横浜 | 10,640円 | 14,300円 | 3,660円 |
区間によって価格差は異なりますが、長ければ長いほどグリーン車を使った場合の料金が高くなりますね。
グリーン車はそれだけ快適でもあるので、距離が長いほど高くなるのも納得です。
新大阪から東京の区間だと4,870円高くなります。
約5,000円ですね。
グリーン車料金は買い方次第で安くできる
グリーン車の料金は先ほどの表で見た通り、普通指定席よりも高くなります。
でも、買い方次第ではグリーン車の料金も安くできるんですよ!
主なグリーン車料金割引方法は以下の通り。
- エクスプレス予約
- ぷらっとこだま
- 株主優待での割引
- グリーンプログラム
- 日本旅行のJR+宿泊パック
一番簡単な割引方法はエクスプレス予約を使うこと。
エクスプレス予約にするだけで、1回の乗車あたり1,000円程度安くできますよ。
新幹線の利用回数が多いのであれば、使わないと損なぐらいおすすめです。
私は、クレジットカードのビックカメラSuicaカードのサービスである「ビュー・エクスプレス特約」を使っています。
おかげで、モバイルSuicaでも新幹線利用ができるので、まるで電車に乗るかのように新幹線利用できていますよ。
それなのに普通に切符を買うよりも安くなるのがすごいです。
グリーンプログラムで普通指定席の料金で乗ることもできる
エクスプレス予約を使っていると、新幹線に乗車するたびにグリーンプログラムというポイントが貯まります。
一定数のポイントが貯まると、エクスプレス予約するときにグリーン車が普通指定席と同じ料金で予約できるようになりますよ。
そのときはいつもより安くグリーン車を利用できるので、得した気分になります。
実際にポイント交換して料金を安くできたときはうれしかったなあ・・・!
グリーンプログラムのポイントは、「エクスプレス予約」を使うと自動で貯まります。
利用区間ごとにポイント数が決まっており、たとえば東京~新大阪間なら90ポイント、東京~博多間なら150ポイント。
ポイントが貯まっていると、エクスプレスの予約画面に表示してくれるので見逃すことがなく安心です。
グリーンプログラムのポイント交換のやり方は、別記事で改めてまとめていますので、気になるなら合わせてチェックしてみてくださいね。
宿泊を伴う移動ならパックもお得
日本旅行のJR+宿泊パックは、ホテル代と往復交通費がセットでお得になることが多いです。
意外と知られていないのですが、JR+宿泊パックにはグリーン車を利用できるプランもあるんですよ。
セットになっているホテルもランクの高いところが多いのでそれなりにお金はかかりますが、グリーン車+高級ホテルの旅をお得に楽しみたい人にはおすすめです!
グリーン車切符の買い方
いろいろとグリーン車の料金が安くできる方法はありますが、切符の購入方法も知りたいですよね。
グリーン車切符の買い方に特別変わったことはありません。
指定席や自由席の切符を買うときと手順はまったく同じですよ!
新幹線でも特急列車でも、みどりの窓口や駅の券売機でグリーン車の切符を買うだけ。
みどりの窓口は時間がかかるのでおすすめしません。
券売機を操作してグリーン車の切符を買うのが手間なくておすすめですよ。
券売機の使い方は、以下の記事で詳しく説明しています。
普通列車のグリーン車は、駅のホームでグリーン券を買う
首都圏にある普通列車のグリーン車の場合は、買い方がちょっと異なります。
まずは普通にSuicaで駅の改札を通ったあと、駅のホームに行きますよね。
駅のホームに行くと、グリーン券専用の端末があり、そこでグリーン券を購入できます。
これもSuicaだけで完結できますよ。
あとは、電車が来たらグリーン席に座り、座席の上にあるタッチする部分にSuicaをかざせばOKです。
普通列車のグリーン席は、座席指定ではなく自由に座る形になるのが、新幹線や特急列車と違うところですね。
グリーン車の乗り方
グリーン車の切符を手に入れたら、あとはいよいよ新幹線や特急列車に乗るだけ。
座席番号が書かれているので、指定席の切符と同じようにするだけで大丈夫です。
グリーン車だからといって、特別変わったことは何もありませんよ。
ちなみに、16号車ある新幹線の場合は、グリーン車が8・9・10号車に設定されています。
特急電車の場合は、それぞれグリーン車の位置が異なりますが、ほとんどが先頭車両か一番後ろの車両です。
コンセントが1席に1つある
私のようなパソコン1台でどこでも仕事するようなタイプだと、コンセントがとても大切です。
グリーン車に乗ると、1席ごとに1つコンセントがついていますよ。
これのおかげで安心して仕事ができます。
ただ、岡山から出雲に向かう「特急やくも」ではグリーン車にもコンセントがありませんでした。
地方の特急列車になると、グリーン車でもコンセントがついていないケースがあるので、コンセントがないことも想定してグリーン車を利用するようにしましょう。
また、新幹線でも古いタイプの場合はコンセントがついていないこともあります。
N700A系だと確実にコンセントがありますよ。
グリーン車の楽しみ方
グリーン車に乗るのは、いつもとは違った非日常の体験になると思います。
せっかくグリーン車を使うからには楽しい時間を過ごしたいですよね。
寝て過ごすのもいいですが、優雅に読書したりもいいと思います。
今は、電子書籍のKindleもありますし、本も読み放題です。
私は基本的にずっと仕事していますが、その間は音楽を聴いています。
グリーン車の快適な空間で音楽を聴いていると仕事もはかどりますよ!
グリーン車での移動中は、なるべく好きな音楽を聴いて、テンションを上げるようにしています。
最近は、新幹線の車内販売でアイスクリームを買って食べることも。
Suicaで購入できますので、現金を出す手間もありません。
今はApple Payもあるし、ますます便利になりましたね!
【豆知識】パソコン作業は机よりも膝の上がおすすめ
新幹線で仕事するときのちょっとしたコツを紹介しますね!
新幹線の場合、前に机があって、ついついそれを使いがちなんですが、おすすめしません。
その理由は、酔いやすくなるから。
私はいつも膝の上にパソコンを置いて仕事をしています。
そうすることで、揺れることもなくなり、安定するので酔わなくなりますよ。
おかげでいつも仕事がはかどるので助かっています!
グリーン車で仕事が集中できることもあり、高くなりがちな料金は回収できているかな・・・。
とりあえず新幹線の移動中に2記事書けた。
— Hiroki Matsumoto (@peter0906) 2016年3月4日
周りの方が飲んだり食ったりする中、がっつり仕事しながら新幹線で帰ります。
— Hiroki Matsumoto (@peter0906) 2015年11月26日
快適な時間を買う。その時間で仕事する
自由席・指定席とグリーン車の両方に乗ったことがある方なら分かるかもしれませんが、グリーン車のイスって本当に快適なんですよね。
しかも、グリーン車って値段が高いこともあって、満席になることがそうありません。
2つ並びのイスであっても、結局は片方しか埋まらないことがほとんどなので、2つ使えるも同然な感じになります。
2つ埋まったとしても、1つのイスが広くて快適になっているんですよね。
グリーン車での移動中は本当に快適です。
座ってて疲れることはほぼないと言っていいぐらい。
あと、電源も1席1つあるので、パソコン作業で余計な心配をしなくて大丈夫なのもうれしいですね。
だいたい新神戸から品川・東京まで利用することが多いですが、その時間何をしているかというと、ひたすら仕事です。
今読んでいただいているようなブログ記事の執筆であったり、仕事関係の連絡をとったりするのに時間をとっています。
あとは、Kindleを持って行って読書するとかでしょうか。
私の場合は、寝るだけのためにグリーン車を利用することはありません。
グリーン車は、周りに人が少ないこともあって、満員の自由席を使う時と比べて信じられないぐらい快適ですし、仕事も集中してできます。
グリーン車を使うことで数千円は高くなってしまいますが、その分だけガッツリ仕事ができるので、集中して仕事できたことによる成果で、十分に元がとれていると思いますね。
ハッキリと数値化して結果は出せないですが、3時間近く無意味に過ごすのと、集中して仕事をするのであれば、差は明らかです。
時間は何よりも大切なことにグリーン車で気付いた
グリーン車とそれ以外の席を両方知ってしまうと、グリーン車が快適すぎます。
30分ぐらいしか乗らない時はついつい自由席を買ってしまいがちなんですが、自由席ってほぼ満員で、肩身が狭かったりするんですよね。
それが悪いとは思わないですが、自分には合わないと思ってしまいます。
お金のことに向き合ったり、自分の仕事のことを考えていくと、やっぱり時間が一番大事です。
快適な時間をお金で買えるなら、買っていいと思っています。
その時間で快適に仕事ができるなら、すぐに何らかの形になって戻ってくるでしょうし。
新幹線に乗るといつも思うことなので、改めて書いてみました。
でも、グリーン車に乗る時も、少しでも安い方法を使おうとは思っていますよ^^
過去グリーン車を利用したときの話はこちらで。