過去に電車代を節約する方法を紹介しました。
私の住んでいる関西地区のJRの回数券は特殊で、私鉄の回数券よりも圧倒的に割引率が高いです。
他の地区に住む方から見たら、驚きの割引率の連続でしょう。
その驚きの割引率をこれから紹介していきますね。
知ってるのと知らないのでは大違いです!

JRの回数券の割引率一覧
JR西日本の回数券は、3種類です。
名前だけだと2種類ですが、厳密には3種類存在します。
ここでは、大阪から三宮・神戸の区間の運賃である410円を元に説明していきますね。
区間によって割引率は異なりますので、他の区間では割引率が上下する可能性があります。
- 普通回数券:約9.1%割引
- 普通回数券:約18.3%割引 多分一部の区間のみ(例:神戸ー大阪間)
- 昼間特割きっぷ:約35.2%割引
昼得きっぷのすごさ!!
この中でも昼間特割きっぷ(通称:昼得)の割引率が飛びぬけてますね。
改めて計算してみたのは初めてでしたが、ここまでお得だとは・・・。
2015年10月からは、昼得きっぷが6枚つづりになったので、少し割引率が下がってしまいましたが、それでもこれだけお得です。
昼得は区間によって割引率が変わります。45%を超える区間もあるんですよ!
普通回数券でも18.3%の割引率
もう一つ見逃せないのが、普通回数券の18.3%!
いつでも使える普通回数券でこの割引率は信じられないですね!
生まれてからずっと関西に住み続けていますが、さすがの商売だと思って感心してしまいます。
18.3%割引が適用される「神戸~大阪」区間を例に上げてみましょう。
この区間の運賃は410円で、回数券を買うと11枚で3,690円になります。
計算がすぐにできる方はピンときたと思いますが、3,690円はなんと9回分の値段(410円×9枚)です。
一般的な普通回数券は10枚分の値段で11枚買えますが、この区間は更に1枚分お得になります。
こうなった背景には関西の私鉄との競争があるでしょうね。
関西の都市部には阪急や阪神、近鉄などの私鉄が数多く走っていて、JRに乗ってもらうために様々な策を打ってのことでしょう。
例えば、三宮ー大阪間を移動するときに、阪急(320円)・阪神(320円)・JR(410円)と比べた場合、JRは一番コストがかかります。
おそらく、その対抗策で回数券が安くなっているのでしょうね。
関西って、安くするための抜け道がいろいろあって、面白いです。
知れば知るほど節約できるし、知っているかどうか、その1点だけで劇的に支出額が変わります。
改めて、無知は損だと思わされますね。
おまけ:関連して使えそうなJRなどの電車代節約方法
安くする方法の多い交通費節約術。
いかに安くできるかを日々研究している管理人の知識が結集した交通費節約のまとめがこちら。
みどりの券売機を使うと、クレジットカードで回数券を買うことができます。
もともと安い回数券、これでクレジットカードのポイント還元との合わせ技が使えるので、ますますお得ですよ。
回数券が買えない場合は、SMART ICOCAを使うといいですよ。
オレンジカードを使った運賃節約術もあります。(2013/3/31で販売中止になりました)
最も強力なJR西日本の運賃節約術は、上でも紹介したこちらの記事です。
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