【対談】ノマド的節約術の大切なパートナーである守岡裕志さん。共に歩んできた5年間の軌跡

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2011年に「注文住宅を購入して子供が誕生するほぼ同時期に、仕事を辞めてしまう」という、波乱万丈な人生を歩んできたのが、ノマド的節約術の運営者である松本博樹です。

時を同じくして、2011年。松本にとっては大変なことが重なり大ピンチだったその頃、ある大切な出会いがあります。

それが今回の対談相手、合同会社ココロザシ代表の守岡裕志さんとの出会いです。

おふたりの話を聞いていると、とっても深い絆のもとに、ふたりが繋がっていることがわかります。

* * *

今回の対談は、もともとは僕がノマド的節約術のお手伝いをするに当たり、打ち合わせをする必要がある中で、「守岡さんとも一緒にお話しましょう」というところから始まった企画です。

アイキャッチのデザインやコンサルティング的な仕事で、ノマド的節約術に関わる守岡さん。

対談を聞いていて感じたのは、今のノマド的節約術があるのは、守岡さんのご協力があったこともとても大きいのだなということです。

ノマド的節約術を応援してくれている方はもちろん、ブログやサイトを運営している方、ブログやサイトをこれからたくさんの人に読んでもらいたいと願っているすべての方に、ぜひ読んで欲しい記事となりました。

守岡さんのプロフィールと略歴

守岡 裕志 (もりおか ひろし)

合同会社ココロザシ 代表CEO
1978年生まれ。

大手電機会社のシステムエンジニアからネットショップ、デザイン事務所を経て数100店舗のサポートを経験。
数々の店舗様と一緒に成長させていただきながら、売上を伸ばしている。

事務所を持たず、人も雇わない。
新しい働き方で自立した仲間たちとプロジェクト単位でチームを組む。

これからは、雇用関係ではない新しい働き方で価値を作っていけるはず。
そのためには、様々な考え方の転換、生きる知識、お金の知識が必要になると考えています。

新しい働き方・生き方を目指す方々に向けて、私が実践で学んだ知恵を伝えていきたいと思っています。

ココロザシ守岡ブログ

ココロザシ守岡裕志さん×ノマド的節約術松本対談

インタビュー日:2015/5/13

ノマド的節約術の松本と守岡さん

── まずはおふたりの出会いをお聞かせいただいてよいでしょうか。

松本博樹(以下:松本):
2011年でしたよね?

守岡裕志(以下:守岡):
そうですね。僕は2010年から会社員をやりながら個人でココロザシを始めて、二足のわらじでやっていました。

週3日でサラリーマンをやって、残りの2日は個人で動いていたんです。

ちょうどコワーキングスペースが流行りだした頃で、あるときコワーキングスペースでイベントがあって、そこで松本さんと出会ったんですよね。

その頃はまだ、なんてことはない、ただ「ココロザシ」という屋号を掲げているだけのチームだったんです。

そのときに松本さんが「なんでもやるので、何か一緒にやらせてください」と言ってくれたんですよ。

でも、なんかね、最初からこの人は伸びるなってなんとなく感じてはいたんですよ。

ノマド的節約術の松本と守岡さん

最初から「この人は伸びるな」と感じていた

── 松本さんのことを「この人は伸びる」と感じたのは、どういうところを見てですか?

守岡:
本当に直感だけなんですけど、ひとつエピソードがあるとすれば、ゲームをやったときに極めるまでやるんですよ。

松本:
そうかもしれない(笑)。

守岡:
マリオカートだったら、誰も出せないタイムを出せるまでやらないと気が済まないとか、風来のシレンも極めるとか。

僕もゲームやりますけど、そういうレベルまで極められないですよ。ある程度やったら満足しちゃう。

そこまでとことん突き詰めるのってすごいなと思って。

だからこそ、当時はまだ仕事をしていなかったけど、バチッとハマる仕事に出会えれば、ものすごい結果を出すんじゃないかなと思っていました。

僕はそれを見つけてあげたいなと思っていたんです。

結局見つけられなかったんですけど。実際は、自分自身でブログという武器を見つけたんですよ。

松本:
うんうん。

守岡:
僕は最初にブログを始めたときは「ホントに大丈夫なのかな」と思ったのが本音ですよ。

当時だったら、まだ僕のほうが文章書けていたんじゃないかなと思っていたくらい。

いまや、僕なんか足下にも及ばないですけど(笑)。

松本:
そんなことはないですよ(笑)。

守岡:
当時はせどりをしてたんですけど、それもすごいんですよ。よくそこまで追求したな、みたいな。

松本:
追求の仕方が他の人と比べて違うなあとは自分でも思ったことがあります。

守岡:
普通の人だったら、数万とか、そこそこ稼いだら「稼げるようになった~」って満足しちゃうと思うんですよ。

松本:
一時期はそれだけで生活してました。

守岡:
ただ、せどりがメインだった時代は「それだけでやり続けるのはしんどいよ」と常々言っていました。

松本:
うん。それは僕も思っていましたね。

守岡:
僕にもやらせてって言って、体験させてもらったときがあったんですけど、これはしんどいなあと思いましたね。

松本:
2012年でしたね。

守岡:
そうそう、3、4年前ですね。

松本:
いま思えば、自分でもよくやってたなと思いますよ。
iPhoneのアプリを使って、バーコードを読み取って調べるんですよ。

それで暗算しながら計算してました。
利益出るか出ないか都度計算してましたね。

守岡:
利益計算のためのプログラムを書いてたよね?

松本:
そうそう。一個一個の商品ごとに、いくらで買って、いくらで売れて、いくら利益が出たか、送料はいくらだったかというのを計算してました。

守岡:
僕はその追求する精神を、特別な能力というか、才能として見てました。

最初は守岡さんが仕事を発注する側だった

── ちょっと話を戻すと、松本さんが「仕事をください」と言っていたということは、守岡さんが仕事を発注する側だったんですか?

松本:
そうです。

守岡:
ネットショップの売上アップブログがあるんですけど、そこでメルマガをやってて、その記事をブログ化してもらってましたね。

松本:
たまに記事も書いていました。

── 松本さんがあまり仕事がない時代は「なんとかしてあげよう」みたいな気持ちがあったんですね?

守岡:
そうなんですけど、僕自身もまだまだで、ココロザシだけでは暮らしていける状況ではなかったんですよ。

なんとかしてあげたいなという気持ちだけは強く持ってました。

それこそ、当時一緒に仕事してたプログラマにも「この人と一緒に仕事したいけどいいかな?」という話をして。

別にそこには承認が必要というわけではないんですけど、次から次へと関わる人が増えてしまうと失礼に当たるなと勝手に思っていたので、この人はのちのち絶対にいい感じになると思うことを伝えました。

その光景を異常によく覚えているんですよ。
車で峠道を走りながら一緒に仕事したいという話をしたんです。

で、「守岡さんが思ったんならいいんじゃないですか」という話になって。

松本:
ありがたいですね。

守岡:
当時はデザイン事務所で働いてたんですけど、そのあと独立しようかどうか考えてました。

結局はもう一社、ネット販売の別の会社で働くことになったんですけど。

その頃から、サラリーマンの仕事にどっぷりになっちゃったんですよ。

ココロザシにあまり触れられない状況で一年間くらい動かせていなかったんです。

なんとかその会社で結果を残したくて、でもココロザシもやりたい気持ちがあって、その頃は葛藤しながら日々過ごしていたんです。

当時はあまり会えていなかったですよね?

松本:
1年に1〜2回ですよね。

守岡:
その頃だんだんと松本さんはブログがいい形になり出したんですよ。

松本:
そうそう、それが2013年です。
たまたま運良くアフィリエイトで結果が出たこともあり、それで生活できるようになりましたね。

守岡さんが苦しんでいた時代から、ノマド的節約術を手伝うようになるまで

── 守岡さんはその頃のことを覚えていますか?

守岡:
逆に僕は苦しんでいる時期で、2014年にストレスと睡眠不足で病気になってしまって、約1ヶ月休むことになったんです。

その少し前に会ったときに、松本さんに「疲れてるね」って言われたんですよ。

普段、僕のことをそうやって指摘することはあまりないので、自分でもショックを受けてしまったんです。

「松本さんから見てもそう見えるんやなあ」と思って。病気をして、それがいろいろと考えるきっかけになりました。

そこからまたいろんな人を紹介してもらったんです。

松本:
ああ、そうでしたね。

守岡:
それで僕は仕事を辞めようと思いました。
僕は元気だけが取り柄だと思っていたのに、それが崩れてしまったので。

何を捨てられないかを考えたときに、ココロザシは捨てられないなと思って、勤めていた会社には辞めますと伝えました。

それを言って二週間後には仕事を辞めて。
だから僕にとっては2014年が転機なんです。

松本:
その頃からはまた毎月くらいのペースで会うようになりましたね。

守岡:
そして2014年の年末に、ノマド的節約術を手伝って欲しいと言ってくれたんですよね。

成長速度が上がった2014年末から現在まで

── 今はたとえば、記事の中に貼られているマドカちゃんの画像を作られているのが守岡さんなんですよね。

守岡:
そうですね。

松本:
台湾に行ったときにアイキャッチ画像を作ったのが始まりですね。初めてアイキャッチを入れた記事がすごいバズりました。

守岡:
そうでしたそうでした。

松本:
nanacoカードの記事で、今もよく読まれています。

守岡:
「バズりそうな記事があるんです」って松本さんが言ってて、その記事に挿絵とか用意して、「これは行けるぞ」と確信できる状態まで仕上げて公開したよね。

松本:
その記事を公開した日は、8万PV行きましたね。
当時としてはものすごい数字でした。

おかげでその月に100万PVを超えました。

2015年1月12日のアクセス解析

── えー、すごいですね!

守岡:
そうそう。最初はサイトをリニューアルしようという話が出ていて、それに向けて記事ごとの画像はあったほうがいいよねという話をしてたよね。

松本:
当時はまだフリー素材をいっぱい使ってました。

守岡:
松本さんが撮りっぱなしの画像とかだったんで、記事ごとの画像は必要だよねという話になってましたね。

松本:
ブランディング面ですよね。

守岡:
そうそう。そのときにキャラクターのマドカも作ったよね。

ノマド的節約術の松本と守岡さん

問題点を的確に指摘した守岡さん

── 僕はウェブメディアの仕事の前は、デザイン会社でウェブ制作をしていたんですけど、アイキャッチのクオリティが高すぎるなって疑問だったんですよ。

これ松本さんがやってるとしたらすごいなって思っていて。

このアイキャッチはデザインのことを深く理解している人じゃないとできないデザインだなあと思ってました。

守岡:
僕もデザイン会社にいて、社長がグラフィックデザイナーだった人なんですけど、デザインに統一性を持たせてとかマージンはこうしてとか、そういうところは叩き込まれてますね。

デザイナーさんだと毎回毎回違ったデザインのものをつい作りたがっちゃうと思うんです。

でも僕は規則性を持たせて、「あ、このサイトだ」って思ってもらえるように工夫していますね。

普通だったらデータを解析しようという話になると思うんですけど、松本さんは最初からそれを出来ていたので、ブランディング面というか覚えてもらうことを意識して作っていきました。

ブランディング面を指摘したら、松本さんは「そうやって明確に言ってくれるのは守岡さんくらいです!」と言ってくれて。

当時ブログが成功してきた時期だったので他の人は「すごい!」ということしか言ってくれなかったんだよね。

松本:
「いいサイトだ」と言ってくれる人が多くて、もちろんそれはありがたいことだったんですけど。

守岡:
いいサイトだけど、まだまだ見づらいところとかあるよなあということを僕は思ってましたね。

松本:
そうやって去年、2015年の7月にリニューアルしました。完全に出来たのは9月になってからです。

守岡:
僕は、自分の仕事を便宜的に「コンサル」と言うこともあるんですけど、それだけとは思っていないんです。

僕もノマド的節約術の一員だと思っているので、このサイトをよくするためにはなんでもやっていきたいと思っていますね。

── 松本さんが「守岡さんに相談しよう」と思うのはどんなときですか?

松本:
自分ひとりでは決めきれないときとか、ちょっと迷ってるときに相談してますね。

守岡:
それはもちろんノマド的節約術の話もそうだし、いきなりプライベートの話になることもあるし、いろいろですね。

でも松本さんの場合は、じつは心の中で決まっていることが多いから。僕はそこで背中を押す役割ですね。

今はすごくいいバランスだと思ってますね。
同じ会社で一緒にやってるわけではないし、でも遠すぎるわけでもなくて、ちょうどいい距離感で一緒に事業を動かしている感もあって。

今後は、実店舗を構えたい

── これからおふたりで、どんな仕事をしていきたいですか?

守岡:
今はやっとお互いに、ある程度いい形で事業を動かせているので、そこから得た収益を応援するところに使っていきたいんですよね。

それをふたりで実現していきたいですね。

── 何か具体的な計画はあるのでしょうか?

守岡:
実店舗の計画を進めています。僕の地元が姫路なんですけど、Wi-Fiがあって電源がある、僕が仕事をする場所が案外なかったんです。最初はそれを探していたことがきっかけです。

いろいろ探しているうちに、ただ場所があっても結局自分たちの事務所にしかならないなあということに気づきました。

いま計画しているのはショッピングモールの中なんですけど、そこには幅広い年齢層の方が来て、70代以上の方から家族連れまでいろいろな方が来るんですよ。

最初はココロザシの名前でやろうかなと思っていたけれど、ココロザシの名前を出す必然性もないし、メリットもないし、ひとりだけでやるのもなあと思って松本さんに相談したんです。

松本:
その話を聞いたとき、面白いと思いました。
次の仕事の流れとして、リアルの世界に出て行くイメージはなんとなくあったんですよね。

守岡:
だったら、名前も「ノマド的節約室」じゃないけど、ノマド的節約術のブランドにしたほうがいいんじゃないかって思ったんです。

松本:
まだ実際にやれるかどうかも含めて、どうなるかわからないですけど、今から楽しみですね。

守岡:
ネットにあまり馴染みのない方に向けて、全国にこんないい商品があるというのを教えてあげたい。その気持ちをスペースのコアにしたいんです。

松本:
サロンみたいなイメージですよね。

守岡:
インターネットにまったく触れない、スマホも持っていないような方に、いい商品を教えてあげられるスペースにしたいなって思っているんですよ。

それぞれのつながりで、ホンモノと思える商品などを作っている方を応援したいんですよね。

カタログみたいにするというか。

松本:
そうすることで、自分が応援したいと思える人の商品を買ってもらえるかもしれないですよね。

── 松本さんはなぜ「応援したい」という気持ちに思い至ったんですか?

松本:
自分が苦しいときに、いろんな人に助けてもらったので、その恩を返していきたいとずっと思っています。

守岡:
一緒に喜び合える仲間を探したいですよね。

それは同じ会社じゃなくてもよくて、個人同士でもいい。
一緒に何か成し遂げられたらいいですよね。

編集後記:インタビューを終えての感想

5年以上にわたり公私共に協力しあって来たおふたりの、相思相愛対談。

仕事がなくて大変だったとき、苦しかったときも、共に歩んできたからこそ、今のおふたりがあるんだと思わせてもらった対談でした。

「仕事仲間」となると、お互いのしあわせはさておき、利益優先になりがちですが、おふたりはちょうどいい距離感で、仕事もプライベートも一緒に楽しんでいることが伝わってきました。

ノマド的節約術とココロザシの今後の事業展開はもちろん、実店舗の動向についても、ノマド的節約術で発信していく予定です。

ぜひ、こちらの対談を頭の片隅の置いて、楽しみにしておいていただけるとうれしいです。

参考:守岡さんが書いた記事の一覧はこちら

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ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

くいしん

フリーの編集・ライター・PR。「灯台もと暮らし」編集部。1985年、神奈川県小田原市生まれ。高校卒業後、レコード店員、音楽雑誌編集者、webディレクター、web編集者を経て、個人事業主に。主にカルチャー、音楽、生き方、働き方、ローカル、暮らし、メディアについて執筆。

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