こんにちは!
ノマド的節約術の松本(@peter0906)です。
2015年1月の1ヶ月間で月間のPV数(アクセス数)が100万を超えました!
2011年5月に運営を始めたので、3年9ヶ月目での到達になります。
私はいくつかサイトを運営していますが、もちろん月間100万PVを超えるサイトになったのは、これが初めてです!
ブログを運営してて、月間100万PVなんてどうなってるの?
って思ってましたが、自分がまさかここまで来るとは思ってなかったです。
運営開始から、月間100万PVを超えるまで、どのような推移を辿ったのかや、どんな考え方でサイト運営しているのか、記事のアイデア出しなどについて一度振り返りの意味も込めてまとめてみました。
このページの目次
私は何者か?
今回初めて私のサイト「ノマド的節約術」を見ていただく方もいらっしゃると思います。
このサイトは、私が独立したタイミングで始めました。収入が全くといいほどなかった状態で、どうやって生活をしていくかを考えた時に、とりあえず固定費を減らす、節約だ!と思って始めたのがきっかけです。
それからどうやって生き延びてきたのかは、以下のページで詳しいヒストリーをまとめています。このページが読み終わったタイミングでもいいので、どんな人が運営しているのかを知っていただけると嬉しいです。
今でこそ、サイト運営に専念していますが、それ以外にもいろいろチャレンジして今に至っています。
月間100万PVのサイトの運営経験があると言いたかった
そもそもなぜこんな記事を書いているかというと、自分に対する保険です。
月間100万PV以上のサイト運営経験があるというのを、将来、事業がうまくいかなくなった時の保険にしたいと思ったからです。
仮に、ノマド的節約術が全然読まれないサイトになってしまったとしても、月間100万PVのサイトを運営したという経験は一生消えることがありません。
万一の時は、その経験を武器にして、違う仕事を始めることもできるかな〜と思っています。私は心配性な性格なので、そんなことまで考えてしまいます。
月間100万PVまでの推移
まずは、月間100万PV以上になった2015年1月の証拠がこちらです。画像は加工していません。
そして、運営開始月から2015年1月までのデータがこちら。スマホで見てる方は見にくいかもしれませんが、ご了承ください。
年月 | セッション | PV | 1人あたりPV | 滞在時間 | 直帰率 | 新規率 |
---|---|---|---|---|---|---|
2011/05 | 249 | 1,011 | 4.06 | 0:04:36 | 46.99% | 42.97% |
2011/06 | 428 | 1,074 | 2.51 | 0:03:07 | 60.98% | 48.60% |
2011/07 | 389 | 1,105 | 2.84 | 0:03:24 | 60.41% | 56.56% |
2011/08 | 977 | 2,306 | 2.36 | 0:02:17 | 64.89% | 69.70% |
2011/09 | 1,879 | 4,379 | 2.33 | 0:01:43 | 68.44% | 76.37% |
2011/10 | 2,731 | 7,725 | 2.83 | 0:02:06 | 64.41% | 69.83% |
2011/11 | 4,495 | 12,708 | 2.83 | 0:02:49 | 62.71% | 69.77% |
2011/12 | 7,101 | 17,774 | 2.50 | 0:02:03 | 67.50% | 66.89% |
2012/01 | 9,643 | 24,798 | 2.57 | 0:02:10 | 66.06% | 71.53% |
2012/02 | 9,425 | 23,516 | 2.50 | 0:02:04 | 64.97% | 75.25% |
2012/03 | 11,221 | 26,484 | 2.36 | 0:02:03 | 63.68% | 75.51% |
2012/04 | 13,855 | 32,635 | 2.36 | 0:02:05 | 63.98% | 70.96% |
2012/05 | 14,370 | 33,469 | 2.33 | 0:01:50 | 66.30% | 75.32% |
2012/06 | 12,519 | 29,696 | 2.37 | 0:01:49 | 68.10% | 75.23% |
2012/07 | 10,632 | 29,428 | 2.77 | 0:01:42 | 66.99% | 73.35% |
2012/08 | 6,310 | 17,231 | 2.73 | 0:02:07 | 66.81% | 58.48% |
2012/09 | 10,801 | 24,036 | 2.23 | 0:01:56 | 69.16% | 68.49% |
2012/10 | 13,206 | 30,733 | 2.33 | 0:01:43 | 69.65% | 68.66% |
2012/11 | 15,270 | 32,848 | 2.15 | 0:01:36 | 72.59% | 67.41% |
2012/12 | 15,984 | 33,811 | 2.12 | 0:01:32 | 71.86% | 63.17% |
2013/01 | 18,357 | 41,141 | 2.24 | 0:01:36 | 71.31% | 66.26% |
2013/02 | 17,294 | 38,597 | 2.23 | 0:01:39 | 71.15% | 66.24% |
2013/03 | 20,488 | 48,716 | 2.38 | 0:01:54 | 67.98% | 66.35% |
2013/04 | 16,794 | 38,419 | 2.29 | 0:01:55 | 67.50% | 64.36% |
2013/05 | 14,997 | 33,395 | 2.23 | 0:02:00 | 69.16% | 67.39% |
2013/06 | 15,471 | 33,433 | 2.16 | 0:01:39 | 68.96% | 67.67% |
2013/07 | 18,662 | 41,809 | 2.24 | 0:01:38 | 69.67% | 72.16% |
2013/08 | 30,170 | 75,693 | 2.51 | 0:02:21 | 66.35% | 73.50% |
2013/09 | 41,055 | 102,408 | 2.49 | 0:02:39 | 64.32% | 75.29% |
2013/10 | 53,201 | 134,865 | 2.54 | 0:02:44 | 63.70% | 72.49% |
2013/11 | 61,565 | 160,441 | 2.61 | 0:02:56 | 62.51% | 70.85% |
2013/12 | 71,419 | 173,023 | 2.42 | 0:02:39 | 63.47% | 70.74% |
2014/01 | 121,529 | 297,751 | 2.45 | 0:02:42 | 64.01% | 74.20% |
2014/02 | 140,645 | 344,825 | 2.45 | 0:02:36 | 62.52% | 73.32% |
2014/03 | 320,410 | 721,392 | 2.25 | 0:02:14 | 64.09% | 78.10% |
2014/04 | 210,836 | 511,192 | 2.42 | 0:02:30 | 63.42% | 70.50% |
2014/05 | 223,011 | 522,755 | 2.34 | 0:02:31 | 66.17% | 69.66% |
2014/06 | 319,659 | 716,288 | 2.24 | 0:02:32 | 66.24% | 69.02% |
2014/07 | 319,960 | 701,963 | 2.19 | 0:02:21 | 66.89% | 67.12% |
2014/08 | 331,356 | 769,686 | 2.32 | 0:02:26 | 66.38% | 67.07% |
2014/09 | 365,947 | 830,988 | 2.27 | 0:02:19 | 66.64% | 67.12% |
2014/10 | 414,946 | 929,756 | 2.24 | 0:02:17 | 67.31% | 66.35% |
2014/11 | 418,849 | 956,033 | 2.28 | 0:02:21 | 67.70% | 64.68% |
2014/12 | 421,764 | 935,364 | 2.22 | 0:02:16 | 68.33% | 65.03% |
2015/01 | 539,675 | 1,233,115 | 2.28 | 0:02:16 | 67.43% | 66.94% |
このデータにもあるように、数字が伸び始めたのって、2013年8月頃からで、それまでは全然大したことない数字でした。
ちょうど1年前の2014年1月は297,751PVでしたので、前年同月比でも100万PV近く伸びています。
伸びなかった時期の原因は?
ここまで伸ばした理由はこのあと説明することにして、まずは伸びなかった時期の原因を説明します。これは自分で感じていることで、必ずしも当てはまるかどうかは分かりません。
2年3ヶ月もの間、月間5万PVにすら到達できなかった理由は、たった1つだと思っています。
それは、記事の質が低かった(内容が薄かった)からです。
記事の質が低いとはどういうことか、具体的に説明していきます。
まずは記事の内容。なるべく初期の頃に書いたもので、今も使える内容の記事は直すように心掛けてはいるものの、読み返すとなんでこんなスカスカで公開してたのだろうか・・・と思う内容ばかりです。
逆に、よくもこんな薄い内容で月間3万PV前後まで辿り着いて1年以上もウロウロできてたな〜と思うほどです。
文字数にすると、200〜400文字程度の記事がそれなりに多く残っています。具体的には、株主優待が届いた話や、今日はこんな節約テクニックを使って何円浮かせたとか、そんな話です。
深みがなくてそれだけなんですよね。こんな記事だけで200記事ほど今も残っています。今はこんな記事を全く書いてません。
全体の母数が少ない時代に、こんな薄っぺらい記事を書いてたら、そりゃPV伸びないわ〜と今ならハッキリと分かります。
PVの質について考えてみる
同じブロガーのうしぎゅうさんが月間100万PVを突破した時に、PVの質について書かれていました。
→ ブログのページビューの「質」と「収益性」について考えてみた【月100万PV達成記念】
それに乗っかって、私もPVの質について考えてみました。というより、サイトをより良くするために、どんな施策を実施してきたのかを紹介します。
1人あたりのPV数を増やす
このページでは、PVにフォーカスを置いてますが、私が重視しているのはPV数ではありません。
具体的に言うと、1人あたりのPV数・直帰率・離脱率・滞在時間です。この数値を重視し始めたのは2013年春頃からです。これらを改善することで自然にPVも伸びます。
私が一番重視しているのは、1人あたりのPV数です。この数値はサイト自体の面白さに直結すると思っています。
どこかのページに入ってきて、そのページから他のページに興味を持ってもらえれば、自然と2ページ・3ページと読みますよね。そういう人の割合を増やすのに一番こだわっています。
1人あたりのPVを伸ばすには、検索キーワードごとに対策をしていきます。アクセス解析では、検索キーワードごとに、1セッションあたりのPV数が見れます。その数値が低い場合に策を施します。
検索数の割に1ページ目で戻ってしまうことが多かったので、検索キーワードの文脈からユーザーが何を求めているのかの仮説を立てて、2015年1月5日に新規記事を追加しました。
追加した記事は、もともと流入数が多かった記事に関連する内容です。追加した記事をもともとの記事内に関連記事として挿しこみました。
その結果どうなったかというと・・・
見事に1人あたりのPVが増えましたね。その結果、直帰率も下がり、滞在時間も増加しました。
コンバージョンには、1人5PV以上という条件を設定していますが、それも172%増加しました。
こんなに見事に施策が当たることも珍しいので、かなりうれしかったですね。ユーザーが何を求めているのか、なぜすぐに戻ってしまうのかをしっかり考えると、対策が打てます。
その結果PVも伸ばせますし、多くのページを診てもらえることで、サイトの認知にもつながります。
直帰率・離脱率を減らす
アクセス解析レポートでよく目にするサマリーデータでも表示されている直帰率。直帰率とは、入ってきたページで離脱してしまうことです。
離脱率は、何ページ見てるかに関わらず、そのページから離脱した人の割合です。
PVを伸ばすという視点であれば、この2つは低ければ低いに越したことはありません。上と同じで、直帰率と離脱率が低いと、1人あたりのPV数が増えるからです。
そもそもなぜ人はサイトのページから離脱するのでしょうか。その理由をいくつか考えてみました。
- ページの内容が役に立たないので離脱
- サイトデザイン、フォントサイズ、背景色などの影響で読みにくいので離脱
- 記事内の外部リンクがより面白そうと思った
- 情報を得られて満足した
- 読みまわってたけど、時間や疲労などで画面を閉じた
離脱する場合で、ポジティブなのは、必要な情報を得られて満足してもらった時です。その指標が分からないので、一概に直帰率と離脱率が高いから悪いとはいえないです。
アフィリエイトなどで、外部にコンバージョンがある場合は、リンク先に飛んでもらうことが成果につながるので、離脱率が高くて正解です。
私の場合は、アフィリエイトなどのコンバージョンがあるページでも、「やっぱり比較したい」と思う人がいるかもしれないということで、そのためのページも用意して直帰率・離脱率を下げるという施策をとっています。
以下の図は、アフィリエイトが目的の記事ですが、直帰率・離脱率が低めになっています。
運営者側からすると、すぐに離脱されてしまうのは嬉しくありません。
せっかく作ったサイトなのだから、じっくりと読んで欲しいと思いますよね。
直帰率と離脱率の改善策ですが、これも基本的には上で紹介した1人あたりのPV数を改善するやり方と同じです。
既にある検索キーワードなどの情報を元に、ユーザーがどんなことで悩んでいるのかを想像して、その答えが自分のサイトになければ、分かりやすい説明をした上で用意してあげる。
地道な作業ですが、これが一番大きく改善できます。
あとは、サイト自体や運営者自体に興味を持ってもらうことです。
最初の1ページを読んで、「スゴイなこれ・・・」と思ってもらい、「このサイト、誰が運営してるんだ?」という次の興味を呼び起こすと、直帰率や離脱率が下がりますよね。
こうなったらしめたもので、次回以降、サイト名を検索して入ってきてくれたり、お気に入りやRSSに登録してくれたりというアクションをしてもらえます。
情報がメインのサイトでも個人の色を出すことを重視しているのはこういう理由からです。
滞在時間をいかに長くするか
サイトへの滞在時間を長くすることも、結果的にPVの増加につながります。サイトの滞在時間が長くなればなるほど、しっかり読んでもらっているということになりますからね。
パッと見でよく分からないかも・・・と判断したら、すぐに戻ったり、ページを閉じますよね。そういうケースが減るだけで滞在時間は改善します。
その最初のステップをクリアできれば、次はユーザーが求めている情報をしっかり網羅してあげることです。
ページの内容が自分ごとに感じれたら、興味を持ってもらい、首を前に乗り出して読み始めると思います。そういう人の割合を少しでも増やすのが大事です。
施策としては、1人あたりのPV数を増やすのと同じやり方で大丈夫です。
ただ、気をつけないといけないのが、短いページなのに、滞在時間が10分とかになっているのは明らかにおかしいです。
滞在時間は、コンテンツの長さにおおむね比例するものです。
リピーターと新規を同時に増やす
具体的に何か対策をしている訳ではないですが、サイト全体を成長させていくには、リピーターと新規ユーザーを同時に増やしていく必要があります。
2015年1月末現在、ノマド的節約術のリピーター率は30〜40%の間になっています。
他のブログのアクセス解析結果の記事を見ることが時々ありますが、ここまでのリピーター率のブログはほとんど見たことがありません。
今までの結果から判断するしかないのですが、理由として考えられる点がいくつかあります。
- サイト名での検索が増えている
- 他のサイトからリンクを貼ってもらう機会が増えている
- お金に関する情報が充実してきている結果、意識せずともリピーターになっている
リピーターが増えている一番大きな理由が、サイト名での検索がかなり多いことです。キーワードの揺れも含めると1日100件ほどは、サイト名での検索流入になります。
見ての通り、サイト名での検索だとリピーター率が80%にもなります。
逆に新規で20%いるのが驚きでもありますが・・・。
サイト名で検索してくださっている方は、熱心にいろんなページを見てくださってるのがよく分かります。
あとは、2014年後半頃から他のサイトから言及されてリンクされていることがあります。
うちのサイト自体を紹介してもらうこともあるので、その場合だと、何度もそのサイトから来てもらってリピーターになっているというパターンです。
以下の図は、とあるサイトから紹介された分のデータです。
リピーター率が半端ないですよね。
紹介してもらえるようになると、新規もリピーターも両方が増えるので、サイト全体のアクセス数が伸びていきます。
月間100万PV達成までの細かな取り組み
上で紹介してきた施策は、思い出したらすぐやっています。
新しい記事を公開した時なども、過去に関連記事があれば、そこからリンクさせるなどもほぼ毎日しています。
それ以外にもいろいろと考えてることや、改善していることがあります。
当たり前すぎることもありますが、自分自身のメモ代わりにも残しておきますね。
月間1,000PV以上のページを増やす
ノマド的節約術は、一応ブログ形式での運営になっていますので、新しい記事を書けば書くほどサイト全体のページ数が増えていきます。
そこで意識しているのが、月間平均1,000PV以上のアクセスを安定して獲得できるようになることです。
月間1,000PVのページ数が増えれば増えるほど、全体で安定してきますからね。
ちなみに月間1,000PVは、1日に直すと33〜34PVです。
私のサイトは、爆発的に人気がある記事はなくて、こういった月間1,000PV以上の記事が多数あることで、全体的なアクセス数も底上げされています。
2015年1月は、月間1,000PV以上のページが246ありました。
数えてないですが、全体のページ数は1,500ほどだと思います。
月間1,000PV以上のページを増やすには、それなりにユーザーが求めている情報を発信し続けることです。あとは、上で紹介してきたような日々の改善を実施していくことですね。
一応の目安は月間1,000PVにしていますが、一般的な需要はほとんどなくても、1人でも響く人がいると思うのであれば、記事を書くようにしています。
ウェブマスターツール(Search Console)を見て、タイトルやMetaDescriptionを改善する
SEOにある程度詳しい方であれば、当たり前すぎることですが、ウェブマスターツール(Search Console)は重要です。
ウェブマスターツールの検索クエリ画面を見ると、検索キーワードごとのクリック率(CTR)や平均順位が見れます。
この2つを見比べて、CTRが低すぎるキーワードでの流入数を増やします。
うちのサイトでも検索順位の割にCTRが低すぎるキーワードは結構ありますね。
順位の割にCTRが低いのは、いろいろ原因があります。考えられる理由を挙げてみました。
- 公式サイトが上にいる
- タイトルに惹かれない
- タイトル下の文字で自分に関係ないと思ってしまう
単一のキーワードで公式サイトが上にいる場合は、手をうったところで大して効果はありません。上の図でも公式サイトがあるからCTRが異常に低いというのがいくつかあります。
複数のキーワードの掛け合わせの場合は、タイトルが微妙だったり、説明文が微妙だったりすることでCTRが低くなりがちです。その場合は、文言を変更すれば少しは改善する可能性もあります。
ユーザーが求めている情報に沿ったタイトルや説明文があることで、「あ、これなら解決できるかも。」と自分ごとのように思ってもらいやすくなります。
もちろん、その先の内容がしっかりしている前提ではありますが、タイトルや説明文がしっかりしていないことで機会損失になる可能性もあるので、気を緩めずに設定しましょう。
タイトルは「Titleタグ」、説明文は「Meta Description」を設定すればOKです。
特にMeta Descriptionは毎回100文字程度の文章を書いていますが、めんどくさくて誰もやらないからこそ、私は毎回書き続けています。
効果あるかどうかはハッキリ言えないですが、検索結果に表示される可能性がある以上は、その先を読みたいと思ってもらえる文章を書くのが大事かと思います。
文章の読みやすさ、見やすさにこだわる
私はデザイナーではありません。
詳しい知識は全くないですが、サイトの見た目や文章の読みやすさには人一倍こだわりを持っています。
なぜなら、せっかくいい内容を書いていたとしても、見た目の部分で分かりにくかったりすると、そもそも読んでもらえない可能性が高くなってしまいます。
それを避けるためにも、私のサイトではシンプルなデザインでかつ読みやすいようにだけは意識しています。
文字の大きさや行間も読みやすいようにあえて多くしたり、広めにしているのもそういう理由からです。
記事を書く時の考え方
ここまでは既にあるページヘの改善策について説明してきましたが、新しい記事を書く時にはどんな考え方をしているのかも紹介します。
ブロガーさん的にはここが一番自分ごとかもしれませんね。
長期的に有用な記事
左も右も分からない運営開始時点から全くブレていないのは、記事を書いたとしても、すぐに役に立たなくなる情報ではなく、長期的に使える内容を書こうと思っていたところです。
こう思っているのには理由があって、単に自分が面倒くさがりな性格だからです。
一度書いたらもう編集することなくずっとそのままにしておきたいと思っています。
と、いいながらいつも細かく編集している現状ですけどね・・・。
一時的に話題になって、あとは全く不要な情報になるニュースやトレンド情報はなるべく書かないようにしています。
一時的にはアクセス数が増えるかもしれませんが、それをやったからといってサイトの価値が高まるわけでもありません。
短期的にどうこうするというのはほとんど考えてなくて、常に半年以上先に良くなることを考えながら新しい記事を書いています。
トレンド記事を書く時の考え方
とはいえ、全くトレンド記事を書かない訳ではありません。
年に数回は、サイトの内容にマッチした内容でかつ「これぞ!」という時に書きます。
その時に意識していることがいくつかあります。
- 単なる情報にせず、その先に興味を持つであろう情報を揃える
- その後、他のページを見てもらう
直近でいうと、クロネコメール便が廃止になるニュースがあった時に記事を書きました。
この記事で意識したのは、「廃止になるのは分かったけど、今後はどうやって安く送ればいいのだろうか?」という点です。
便利なサービスがなくなってしまう不安を少しでも解消できればと思って、あえてトレンドに乗っかって書きました。
書いたのが遅かったため、それほど多く読まれることはなかったですが、リツイートが多かったり、役に立ったという声を聞けたので、書いて良かったと思います。
あと、トレンドに乗っかって書く時は、普段よりもアクセス数が多めになるので、今まで書いてきた記事にいかにつなげて、自分のサイトを知ってもらうかを重視しています。
1人でもサイトや運営者のファンが増えることが今後のためになるからです。
記事のネタ出しについて
ブログを運営し続けていると、そのうちに書くネタがなくなってしまうという問題が出てくると思います。
ノマド的節約術では、毎日のように書き続けて1,200以上もの記事があります。
節約メインのお金をテーマにしたサイトなのになぜそんなにネタが尽きずに書けるのか・・・。
それは、基本的に自分の体験したことや、人から聞いて教えてもらったこと、おすすめしてもらったことを書いているからです。
あと、小さな発見や感動が誰かの役に立つと思い込んでいるからです。
じっくりノマド的節約術を読んでいただけると分かりますが、かなり細かいことまで書いています。
こういった細かなことに気付いて、それをちゃんと記事にして残しておくようにすれば、ネタが尽きることはありません。
今はネタがありすぎて、書くのが追いつかないぐらいですからね。
自分の体験できることにも限界がある
基本的に自分が経験したことを書くようにしていますが、自分が経験できることには限界があります。1日24時間しかないし、睡眠や食事の時間は欠かせません。
そう思うと、なんでもかんでも体験して記事にするのは1人だと限界があると感じています。
もともとは1人で運営し続けるつもりでしたが、2014年12月から少しずつ他の方にも記事を書いてもらっています。
参考:執筆メンバーの一覧
なので、1人で月間100万PVを達成した訳ではありません。
他の方に書いていただいた記事も含めてで、力を合わせた結果だと思っています。
ちなみに、1人だけで運営していた時の最高が月間95万PVです。個人運営で月間100万PVって言ってみたかったのはありますが、それはまた別サイトでの楽しみにしておきます。
他の方の体験は、自分にはないものです。
その経験を役立つ情報に変換して伝えるのは、長い目で見た時にきっと良くなるだろうと思っています。
私(松本)以外の記事も今後アップされていきますが、ノマド的節約術を今後ともよろしくお願いいたします。
記事内の文字数について
ブログ記事というと、1記事に何文字がいいのか?という話題を時々見かけます。人と話している時にもよく聞かれることです。
文字数に関しては、昔は気にしていましたが、今はほとんど気にしていません。
それよりも重要なのは、このページを見る人は、どんな情報を求めているのかを考えて、必要な情報が網羅されていることです。
ユーザーが考えるであろうことをこちらが汲み取って、その答えを分かりやすく用意してあげることを大切にしています。
これさえ満たせていれば、文字数はそんなに気にしません。
まぁ、必要な情報を網羅して分かりやすく説明することを大事にしているので、必然的に文字数は多めになります。
数えていませんが、3,000文字以上の記事だけでも100以上はあると思います。
大事なのは文字数だけではなく、相手のためになる情報を伝えることですね。それを意識することが、検索順位の向上からリピーター率の向上まで全部つながってくると思います。
goodkeywordでキーワードを見る
私が記事を書くときは、経験を元にすることが多いですが、もちろんツールを使うこともあります。
キーワードを探すツールを見て、うちのサイトに足りない情報がないかどうかを探して、そのキーワードを入力する人は、何を考えているのかを意識して記事を書きます。
ツールだけを元に記事を書くやり方は、自分の体験である程度しっかり書けるようにならないと、やっても逆効果かと思います。
それよりは、自分の書きたい内容は、どんな検索キーワードの人に合うだろうかを考える時にツールを使うのがいいと思います。
私が使っているのは、goodkeywordとGoogleのキーワードツールです。頻繁に使ってるわけでもなくて、必要に応じて使う程度です。
お金の使い方について
ブログを始めた頃は、ネットからの収入だけで生活できればいいなぁ、と半分夢のように思っていました。人とのコミュニケーションが得意ではない性格というのもあって、ネットが自分に合ってると思ってたからです。
それを達成した今、お金をどうやって使っているのかについても紹介します。
ちなみに私は今、法人としてやっているため、いくら売上が伸びようとも、私個人に入ってくるお金は全く変わりません。固定給だからです。
経営者ですが、サラリーマンみたいな収入構造ということです。
サイトの成長を加速させるための投資
会社して運営している以上は、最低でも生き延びていくための収益を確保しないといけません。
現状維持では全然楽しくないので、サイトを今後より良くしていくための投資をしています。
サーバーへの投資はもちろん、やりたいことがもっとできるようにするためのシステム化も進めています。既に実現しているのは、定期預金の金利一覧ページやATM手数料の一覧ページなどですね。
分かりやすいところでいえば、他の方に記事を書いていただくのもサイトを成長させていくための投資になりますね。
お金の情報をより分かりやすく、身近に伝えていくために運営しているので、できることはどんどんやっていこうとしています。
自分自身がお金の知識を増やしていくことで、経済的にも助かったり、漠然としたお金の不安から解放されました。そういった経験があるので、1人でもその不安を解消するために今後も投資していきます。
お世話になっている人への還元
サイトへの投資と同時に、昔からずっとお世話になっている人へ何か還元できることはないのか?と常に考えています。
今までだと仕事をいただく側だったのが、逆にこちらからお願いすることもできるようになってきました。
甘い考えかもしれませんが、自分が何者でもなかった頃から慕ってくださってる方はずっと大切にしていきたいと思っています。
サイト運営のミッションは?
一般的に見れば、ブログ運営で成功している部類に見えるのだと思います。
でも、私がノマド的節約術を運営する目的は、自分が生活するだけのことではないところにあります。
そもそもこのサイトを始めたのは、私自身がお金に困って、どうやって生き延びていくかを考えて記録していくことがきっかけでした。
ムダなものは買わない、固定費を減らすなどの節約習慣を身に付けたことで、なかなか収入が増えなかった時代も生き延びることができました。
生活費が少なくなれば、それだけ精神的に楽になるし、心に余裕が持てるようになります。
お金のことを真剣に考えることがいかに重要なのかを、このサイトを運営し始めてからよく分かりました。
そんな自分の経験があるので、お金に困る人を1人でも減らしていきたいと思っています。お金に困って、他の楽しいことができなくなるのは寂しいですよね。
お金に困らないために、お金のことを知る。そんなことを考えながら、節約テクニックを中心にいろいろな記事を書いています。
「お金に関する情報を網羅する」という思いがあるので、まだまだうちは未完成なサイトです。
サイトの価値を高めながら、自然とお金に関する情報が網羅されていくように今後もコツコツと運営を続けていくつもりです。
分かりやすい数字での目標も当然持っていますが、それ以上に、サイト運営で大事にしている考え方を大切にしていきます。
今後とも、ノマド的節約術をどうぞよろしくお願いいたします。
私自身や他のメンバーの考え方については以下のページで知ることができます。
参考:節約やお金に対する考え方の一覧
また、この記事を書いた時の考え方やその後の出来事についてはnoteで有料販売しています。
参考:2015年2月に月間100万PV以上達成の記事を書いた狙い・公開後の良かったこと悪かったこと
その後の経過や取り組みについてはこちらの記事で。