大阪市内を観光する時は、地下鉄の移動が便利です。
東京ほどではありませんが、いろいろな路線があり、ほとんどの行きたい場所は地下鉄があれば行けます。
1日大阪を観光することがあるのなら、地下鉄・ニュートラム・バスが1日乗り放題になる「エンジョイエコカード」が便利です。
大阪で用事があった時に使ってみましたので、使い方と感想を紹介していきますね。
使う時期や曜日によっては、単純に往復するだけでもエンジョイエコカードのほうがお得になりますよ。
エンジョイエコカードは平日用と土日祝日用で料金が異なる
エンジョイエコカードは、同じ名前ですが2種類あります。
平日用と土日祝日用の2つ。
しかも、それぞれ値段が異なります。
- 平日用:800円
- 土日祝日用:600円
- 小児:300円
お出かけしやすい土日祝日用の方が200円も安いですね。
600円だと、300円を超える区間で利用すれば、往復だけで得します。
廃止されておらず、今でもエンジョイエコカードは購入できますよ。
▼また、年末年始の時期も600円でエンジョイエコカードが販売されていました。
ちなみに私がエンジョイエコカードを使った理由は、新大阪駅からトレードセンター前駅まで行く用事があったからです。
ATCホールで行われている、新年恒例のイベント「プラレール博」に参加するためですね。
有効期限はないが一度通したらその日限り
エンジョイエコカードの有効期限はありません。
その日使わなくても、エンジョイエコカードを買うことはできますよ。
ただし、1度改札を通せば、その日しか使えません。
1dayチケットですからね。
▼1度改札を通すと、エンジョイエコカードの表面に使った日が印字されます。
▼裏面も使った区間が印字されますね。
相互直通運転をしている私鉄他社や大阪モノレール・JRは有効区間ではない
大阪メトロ(旧:大阪市営地下鉄)は、阪急電鉄・北大阪急行・近鉄と直通運転している区間があります。
それぞれの私鉄の駅になってしまうと、エンジョイエコカードは使えず、別料金になるので注意してください。
エンジョイエコカードが使えるのは、大阪メトロ・ニュートラム・バスの全線です。
大阪モノレールでも使えません。
もちろん、JRも大阪メトロとは違うのでエンジョイエコカードは使えないです。
エンジョイエコカードはどこで買える?
エンジョイエコカードは、大阪メトロの券売機も含めて、以下のところで買えます。
- 駅の券売機
- 定期券販売所
- 売店(駅ナカのローソン)
以前はバス車内でもエンジョイエコカードが買えましたが、今はもう販売されていません。
金券ショップでも見つかりません。
エンジョイエコカードの買い方
エンジョイエコカードって、どこで買えばいいのかが気になりますよね。
私が買った時は、改札横のサービスコーナーでエンジョイエコカードの宣伝をしていたので、そこで質問して買うことにしました。
どこの駅でもそういうのがあるわけではないので、普段は駅の券売機でエンジョイエコカードを買います。
ここから、駅の券売機でエンジョイエコカードを買う手順を紹介しますね。
▼券売機の前に立ち、まずはお金を入れて「カード購入」ボタンを押しましょう。
▼その下にある「エンジョイエコカード」もしくは「エンジョイエコカード土日祝」を押してください。
▼料金ボタンが表示されるため、金額に間違いがなければ押しましょう。
▼これでエンジョイエコカードを発券中になります。
▼エンジョイエコカードが出てきましたね!
お釣りも忘れずに回収しておきましょう。
▼入手したエンジョイエコカードがこちら。
▼エンジョイエコカードの買い方は、動画でも紹介しています。
PiTaPaより時間がかかるデメリットも
大阪メトロは、PiTaPaやICOCAが使えます。
普段から乗る場合は、PiTaPaの割引特典が充実していますよ。
1日に3回・4回と何度も乗る場合は、エンジョイエコカードを使う方が安くなると思います。
でも、エンジョイエコカードを買う時間や改札に通す時の手間がPiTaPaに比べるとありますよね。
細かな時間をムダにしたくない場合は、エンジョイエコカードを買わないのも1つの方法です。
エンジョイエコカードは施設割引が充実している
エンジョイエコカードは、地下鉄やバスの運賃の節約だけがメリットではありません。
大阪は観光地が多い場所でもあるので、エンジョイエコカードを使って、いろんな場所を周りますよね。
あちこちの施設に入場する時にエンジョイエコカードを提示することで、入場料が割引になるところも多いです。
エンジョイエコカードを使いつつ、大阪の名所を巡る楽しみ方もありますよ。
割引対象になっている施設は以下の通りです。
- 大阪城天守閣
- 大阪城西の丸庭園
- 大阪歴史博物館
- 咲くやこの花館
- アクアライナー(大阪水上バス)
- 梅田スカイビル・空中庭園展望台
- 大阪市立科学館
- 国立国際美術館
- 大阪市立東洋陶磁美術館
- 大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)
- 大阪企業家ミュージアム
- 大丸ミュージアム<梅田>
- 湯元「花乃井」スーパーホテル 大阪天然温泉
- キッズプラザ大阪
- 湯木美術館
- 天王寺動物園
- 通天閣
- あべのアポロシネマ
- 上方浮世絵館
- 日本工芸館
- 大阪人権博物館 リバティおおさか
- 四天王寺
- 大阪市立自然史博物館
- 大阪市立長居植物園
- 大阪市立美術館
- キャプテンライン大阪府咲洲庁舎展望台
- 観光船サンタマリア(大阪水上バス)
- 大阪ダックツアー
- スパワールド世界の大温泉
- 大阪市内のジャンボカラオケ広場:3名まで10%割引、4名以上20%割引
- 天満天神繁昌亭
- 天保山大観覧車
- 国立文楽劇場
有名どころの海遊館やUSJでは割引がありませんが、特に海遊館に行く場合は地下鉄を利用するため、いろいろまわるついでにエンジョイエコカードを使うのはおすすめです。
さいごに
エンジョイエコカードを使うことで、地下鉄やバスの運賃も安くなるし、いろいろな施設の入場料まで割引できます。
これがあるとお出かけしやすくなりますね。
高くてためらってしまう前に、エンジョイエコカードを検討してみましょう。
おまけ:他の1dayチケット系も便利です
エンジョイエコカード以外にもいろいろと1dayチケットがあります。
目的に合わせて使い分けするとムダにお金を使わずに済みますよ。