節約に対して苦手意識を持っていたり、節約自体が嫌いに思うことはないでしょうか?
過去にあった出来事などで、節約に苦手意識を持ってしまうことはあると思います。
でも、本来は節約することでメリットが多いものです。
その分だけお金が手元に残るので、稼いでるのと一緒になります。
ここでは、節約が苦手になってしまう理由や、節約が苦手だったり嫌であっても取り組める方法を紹介していきますね。
節約が苦手になってしまった理由
節約が苦手になってしまった理由、人それぞれいろいろあると思います。
ここでは、実際に聞いた話を紹介しますね。
甘い誘惑に乗せられて痛い目を見た
心が弱っているときは、ついつい甘い誘惑に乗せられてしまいやすくなります。
そのことが原因で、節約どころかお金の面で痛い思いをしました。
もともと単発的に通っていたエステサロンで「お得だから」とコースの説明を受け、「キレイになって自信がつけば、気持ちも明るくなるかも…」と期待して契約してしまったり。
怪しい在宅ワークやネットショップ運営の話に、「家で仕事ができれば精神的に楽になるかも…」とかすかな望みをかけて申し込んでしまったり。
節約しようと思っていたとしても、甘い誘惑で使ってしまう金額が大きすぎると、元も子もありません。
節約自体がストレスになっていた可能性もあります。
冷静な判断ができずお金を使いすぎてしまった
冷静に考えれば、無駄な支出であることにも、支払う余裕がないから無理だということにも気がつきそうなもの。
けれど、当時の私にはそれができなかったのです。
このときの私に、冷静に物事を判断する能力はなかったんだと思います。
「この話の通りになれば、またお金は入ってくるようになるはずだから、きっとなんとかなるはず」
そんな根拠のない未来を設定して、最終的にプラスになるはずと甘すぎる見通しをつけて、行動しては失敗するということを繰り返してきました。
当時は、それらの行動がうつ病という追い込まれた状況を逆転するための、最終手段だと思い込んでたのです。
ですが、結果として待っていたのは、その行動によって、自分を精神的により追い詰めてしまうという情けないものでした。
節約したつもりになっているケースも
日頃から節約を心がけている場合でも、なぜか節約できていない…ということはないでしょうか?
節約を心がけている「つもり」になっているかもしれません。
食材を買うときは割引表示の付いているものを買ったり。
スーパーのポイントがアップするときを狙ってまとめて買い物したり。
こまめに家の明かりを消したり、外食は控えて自炊したり。
すごく頑張って節約しているはずなのに、お金は全然貯まらない…。
これが、「つもり節約」のワナだったのです。
こういった経験から、「自分は節約ができない…苦手!」という思い込みをしてしまうケースもあります。
節約が苦手でもできるやり方
ここからは、節約が苦手であっても取り組みやすく、効果が大きい方法を紹介していきますね。
ポイントは「固定費を減らす」こと!
1回やればあとはずっと節約になるような仕組みを作れば、ちまちました節約をやらなくて大丈夫です。
ざっくり一覧にしましたので、そのあとで詳しく見ていきましょう。
- 携帯料金の見直し
- 保険を見直す
- ネット銀行の活用で銀行の手数料を0円にする
携帯料金の見直し
身近なところで手っ取り早く節約の効果が出やすいのは、携帯料金の見直しです。
毎月の携帯料金がいくらか把握しているでしょうか…?
大手キャリアを使っていると、毎月の携帯料金が1万円前後しているということ話をよく聞きます。
それを格安SIMに変更して、仮に月3,000円にすることができれば、月7,000円も節約になりますよね。
1回手続きするだけで年間84,000円も節約できるなら、とても効果が大きいと思います。
MNP(ナンバーポータビリティ)で携帯会社を乗り換えれば、格安SIMに変更できますよ。
例えば楽天モバイルだと、楽天市場での買い物で常に2%ポイントアップするメリットもあって、一石二鳥ですね。
保険を見直す
もし、保険に加入しているのであれば、保険を見直すこともおすすめです。
ちょっと腰が重いかもしれませんが、こちらも1回やって毎月の支払いを下げることができれば、あとはずっと節約になりますよね。
終わってしまえば、節約することを考えなくて済む方法で、節約できる金額も大きいのでおすすめのやり方ですよ!
ネット銀行の活用で銀行の手数料を0円にする
銀行の前を通ると、ATMに行列ができているのをよく見かけます。
また、休日であってもATMを利用している人を見ることが多いです。
ATMを使うことで、手数料を引かれてしまいますよね。
数百円かもしれませんが、本来は使う必要がまったくないお金です。
私はネット銀行を使うようにして、ATM手数料と振込手数料は1円も払わないようにしています。
これも今の生活の仕組みを変えてしまえば、あとはずっと無料にできますよ!
払わなくてもいい方法があるなら、それを使うのが一番ですね。
私は楽天銀行と住信SBIネット銀行をメインにして、手数料無料の生活を15年以上続けています。
節約ができること=自分の生活をコントロールできるということ
「節約=何が何でも支出を切り詰める」ということではないと私は思っています。
不要な支出を減らして、家計の余裕を持つと同時に、使うべきところに惜しみなく使える状態にすること。
すなわち、自分の生活を思うようにコントロールできることが、節約ができるということだと思うのです。
ただ何にでも湯水のようにお金を使うのは、ただ何も考えていないだけ。
自分の楽しみや家族・友人といった大切な人のためなど、心地よくお金を使えるように試行錯誤することが、本当の節約なんじゃないかな、という気がしています。
節約は、これからの人生を楽しく充実するためのツール
人が社会で生きていく以上、お金のことは切っても切っても切り離せません。
だったら、苦手なままでいるよりも、お金を味方につけて、楽しく充実して生きていきたいものです。
うまくお金を使うことができるようになれば、人生はもっと充実するだろうし、楽しいことも増えるはず。
私にとって節約は人生を充実させるためのツールです。
苦手意識が出てこない、無理をしない節約を少しずつ始めていくのが節約自体のメリットを受けるコツですよ。
節約できたら、そのお金を好きなことへ投資していくことで、より人生を充実したものにできます。