エクスプレス予約を使うと、新幹線の料金が安くできます。
年会費1,100円かかりますが、年に数回でも新幹線に乗るのであれば、余裕で年会費のもとが取れるサービスですよ。
そんなエクスプレス予約ですが、クレジットカードのビューカードと紐付けることで「ビュー・エクスプレス特約(以下:ビューエクスプレス特約)」として使えます。
私はこのビューエクスプレス特約でエクスプレス予約を使っていますよ。
ビューエクスプレス特約を使うと、モバイルSuicaで新幹線利用ができるのが大きなメリットです。
Apple Payに対応しているiPhoneやApple Watchを使っているなら、もっと簡単に新幹線に乗れますよ。
このページでは、ビューエクスプレス特約のメリットやデメリット、ビューエクスプレス特約とエクスプレス予約の違いについて詳しく紹介していいますね。
ビューエクスプレス特約のメリット・デメリット
ビューエクスプレス特約とは、クレジットカードのビューカードを持っているとエクスプレス予約に申し込めるサービスのことです。
まずは、ビューエクスプレス特約のメリット・デメリットについてまとめてみました。
ビューエクスプレス特約を使うことで、東海道新幹線や山陽新幹線をお得に利用できますよ!
ビューエクスプレス特約のメリット・お得な使い方
JRE POINTが貯まる
ビューエクスプレス特約はビューカードで決済するため、JRE POINTが貯まります。
1,000円ごとに5ポイント貯まるので、新幹線によく乗るのであればポイントを貯めやすいですよ。
乗車するたびにポイントが貯まるのでお得です。
できるだけ還元率の高いビューカードを利用するといいですね。
モバイルSuicaで新幹線利用ができる
ビューエクスプレス特約では、モバイルSuicaから新幹線の予約ができます。
乗車するときも、モバイルSuicaを改札にタッチするだけでいいので便利ですよ。
予約から乗車まですべてモバイルSuicaで完結するため、スムーズに新幹線を利用できます。
エクスプレス予約の割引が使える
ビューエクスプレス特約では、エクスプレス予約の割引が使えます。
EX早特など、エクスプレス予約ならではの割引商品が利用できますよ。
通常よりも安く東海道新幹線や山陽新幹線に乗車できますね。
EXポイントが貯まる
東海道新幹線にチケットレスで乗車する場合は、EXポイントが貯まります。
東京~新大阪間を東海道新幹線で移動するときにポイントが貯まりますよ。
利用区間によっては、JRE POINTとEXポイントが二重取りできますね。
ビューエクスプレス特約のデメリット・注意点
年会費1,100円がかかる
ビューエクスプレス特約に申し込むと、年会費1,100円がかかります。
ビューカードの年会費のほかに、ビューエクスプレス特約の年会費が必要です。
お金がかかるという意味ではデメリットに感じるかもしれませんが、エクスプレス予約の割引が使えるので新幹線自体はお得に乗れます。
利用頻度が高いのであれば、年会費の元は十分に取れますよ。
東海道・山陽新幹線以外は割引なし
ビューエクスプレス特約で割引になるのは、東海道新幹線と山陽新幹線のみです。
ほかの新幹線の割引はありません。
北陸新幹線や東北新幹線などを安く予約したいときは、えきねっとを利用するといいですね。
カード変更すると自動的に解除される
モバイルSuicaの決済用ビューカードを別のクレジットカードに変更した場合、ビューエクスプレス特約は自動的に解除されてしまいます。
ほかのビューカードに変更した場合も、予約ができなくなってしまうので注意しましょう。
また、別のビューカードでビューエクスプレス特約に申し込むと、再度年会費が必要になります。
ビューエクスプレス特約とエクスプレス予約の違いは?
ビューエクスプレス特約とエクスプレス予約に違いがあるのかも気になるところですよね。
割引内容に関しては、ビューエクスプレス特約でもエクスプレス予約と同じです。
ビューエクスプレス特約に申し込むと、あとでエクスプレス予約会員証が届くので、エクスプレス予約の会員登録することになります。
そのため、使うサービスはエクスプレス予約と同じですよ。
違いがあるとすれば、ビューエクスプレス特約はモバイルSuica会員になる必要があるという部分ですね。
ビューエクスプレス特約を使うまでの準備
ここからは、ビューエクスプレス特約を使えるようにするまでに準備することを紹介していきますね。
まず、必要なものはビューカードとモバイルSuicaです。
モバイルSuicaはおサイフケータイに対応しているスマートフォンか、Apple Payに対応しているiPhoneやApple Watchがあれば大丈夫ですよ。
ビューカードはいろいろありますが、個人的におすすめするのは、以下のクレジットカードですね。
いずれも年会費が必要になるクレジットカードですが、この中だとビックカメラSuicaカードが年に1回でも使えば年会費無料にできるため、使い勝手がいいですよ。
新幹線の割引のためだけにビューエクスプレス特約を使うなら、迷うことなくビックカメラSuicaカードを選べばいいと思います。
Suicaも一体型になっていて、Suicaを作るときにお金がかからないのも何気に大きなメリットです。
必要なものがわかったら、そのあとの一連の流れも気になると思いますので、一覧にしておきました。
- おサイフケータイでモバイルSuicaの設定を行う
- ビュー・エクスプレス特約の申し込みを行う
- JR東海からエクスプレス予約の会員証が到着
- エクスプレス予約の会員登録
おサイフケータイやApple PayでモバイルSuicaの設定を行う
ビューエクスプレス特約を使うためには、モバイルSuicaに登録する必要があります。
まず、モバイルSuicaに登録しておきましょう。
以下のページで、おサイフケータイ・Apple Payそれぞれのやり方を紹介していますよ。
ビューエクスプレス特約の申し込みをする
モバイルSuicaの登録ができれば、アプリ経由でビューエクスプレス特約の申し込みができます。
手続きを終えたあとはエクスプレス予約の会員証が届くまで待ちましょう。
いつ届くのか気になるかと思いますが、大体2〜3週間で届きますよ。
申し込みのやり方については、以下のページで詳しく紹介しています。
エクスプレス予約の会員登録手続きをする
エクスプレス予約の会員証が届いたら、エクスプレス予約の登録をしておきましょう。
登録しておかないと、新幹線の予約ができませんので、忘れないようにしてくださいね。
ビューエクスプレス特約の使い方
ここまでの手続きが終われば、いよいよビューエクスプレス特約を使って新幹線の予約ですね!
ビューエクスプレス特約を使えば割引運賃で新幹線に乗れますよ。
東海道新幹線・山陽新幹線の予約を行う
ビューエクスプレス特約を使うことで、東海道新幹線・山陽新幹線を割引運賃で乗ることができます。
まずは、エクスプレス予約のページから、新幹線の切符を予約しないといけません。
予約手順や切符の発券手順は、以下のページが詳しいですよ。

新幹線に乗車する
切符を発券したり、モバイルSuicaで改札にタッチして通過できたら、あとは新幹線に乗るだけです。
新幹線に乗って快適な時間を過ごしてくださいね。

▼タッチで新幹線の改札を通る様子はこちら。
ビューエクスプレス特約は再入会もできる
ビューエクスプレス特約を一旦解約して、再入会することも可能です。
解約後1年以内に再入会した場合は、前回エクスプレス予約に入会したときに発行したEX-ICカード(エクスプレス予約会員証)をそのまま使えますよ。
会員証を再発行する手間が省けるので便利ですね。
さいごに:実際に使ってみた感想
文章で説明すると、手順がそれなりに多いように見えますが、実際にやってみるとそんなに時間はかかりません。
慣れてしまえばすぐにできるようになるし、それなのに料金は割引にできるのでお得ですよ。
私も一度使って、こんなに安くできるのか〜!
と、びっくりしています。
もっと早く知っていれば良かったとさえ思うぐらい。
モバイルSuicaを使っていて、かつ東海道新幹線や山陽新幹線に乗る機会が多いならぜひ使って欲しいサービスです!
ビューエクスプレス特約を使うためにはビューカードが必要になるため、お手軽なビックカメラSuicaカードを使ってみてくださいね。
私はビューエクスプレス特約のおかげで、年間5万円以上は節約できていると思います!
新幹線に乗るたびに安くできますからね。