東海道新幹線「こだま」自由席での上手な乗り方・一人でも満足できる楽しみ方まとめ

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こんにちは。鉄道の旅が好きな山﨑謙(@kenfm)です。

東海道新幹線を走る各駅停車の「こだま」。

各駅停車といっても新幹線なので東京ー新大阪の所要時間は在来線の半分となる約4時間。

さすがに通しで乗るのには向かず短距離利用が主となるので、自由席が主体の列車となっています。

一方でグリーン車と指定席は「ぷらっとこだま」などの安価商品があるため席の争奪戦が激しく、自由席の争奪戦となる「のぞみ」とは正反対です。

ここでは東海道新幹線「こだま」自由席の覚えておきたい上手な乗り方と楽しみ方を紹介していきますね。

東海道新幹線「こだま」自由席での上手な乗り方・楽しみ方

東海道新幹線の「こだま」と山陽新幹線の「こだま」はまったく別物

新大阪と博多を結ぶ山陽新幹線にも「こだま」は走っていますが、これから紹介する東海道新幹線の「こだま」とはまったく別物です。

▼東海道新幹線の「こだま」は16両編成(700系とN700系)

東海道新幹線ののぞみ

▼山陽新幹線の「こだま」は8両編成(写真は700系ひかりレールスター・他に500系とN700系)

山陽新幹線のこだま

山陽新幹線の「こだま」については別記事を用意していますので、そちらをチェックしてくださいね。

東海道新幹線の「こだま」は半分以上が自由席車両

東海道新幹線の「こだま」は1号車から7号車と13号車から15号車までの10両が自由席車両です。

  • 「こだま」の自由席:1号車-7号車・13号車-15号車(←博多 東京→)
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8号車から10号車がグリーン車、11号車・12号車・16号車が指定席で、自由席が圧倒的に多いので混雑を気にせず乗れますね。

▼平日午前10時台の新大阪発の「こだま」6号車の車内

こだま6号車車内

また昼間を除く一部の列車はグリーン車以外の全車両が自由席での運行となります。

変更となる列車については駅に掲示されることもありますので、乗る前に確認しておきましょう。

▼自由席車両が変更になる列車の掲示@浜松駅

自由席車両変更のお知らせ

「こだま」自由席車両の座席数を把握しておく

「こだま」各車両の座席数は以下のとおりです。

  • 1号車 65席
  • 2号車 100席
  • 3号車 85席
  • 4号車 100席
  • 5号車 90席
  • 6号車 100席
  • 7号車 75席
  • 13号車 90席
  • 14号車 100席
  • 15号車 80席

車両によって座席数に差異がありますが、奇数号車にはトイレと洗面台が、1号車にはさらに運転席があるため座席数が少なくなります。

また7号車の座席数が中間車の割に少なくなっていますが、7号車はトイレと洗面台がある上に喫煙ルームと車内販売の準備室(「こだま」での営業はなし)があるため、その分座席数が少なくなっていますよ。

ホームへの階段・エスカレーターは8号車から10号車までのグリーン車に近い位置に配置されているので、そこから近い7号車は比較的混雑しやすい車両です。

とはいえ各駅に停まり、短時間で人が入れ替わることを考えると、よっぽどの混雑期間でない限りまったく座れないということはありません。

こだまの自由席

極端に「こだま」の本数が少ない名古屋ー新大阪は各駅に停まる「ひかり」が代わりになる

東海道新幹線区間の「こだま」は日中1時間の間に2本走っていて、1本は東京ー新大阪間、もう1本は東京ー名古屋間で運行されています。

▼新大阪駅にある東京方面行きの「こだま」発車標。1時間に1本しかない。

こだま発車標

ただこれでは名古屋ー新大阪の間にある「のぞみ」が停まらない岐阜羽島・米原の両駅には「こだま」が1時間に1本しか来ないことになります。

たとえば「豊橋から岐阜羽島へ行く時に次に来る『こだま』が名古屋行きだった場合どうすれば…」というケース。

その際は名古屋駅で後続の「ひかり」が「こだま」の代わりに各駅に停まってくれるので問題はありません。

各駅に停まるといっても列車としては「ひかり」なので、自由席車両は1号車から5号車までです。

スムーズに乗り換えをしたい場合は「こだま」乗車時にあらかじめ1号車から5号車に乗車しておきましょう。

車内販売がないので停車時間が長い駅とホームに売店がない駅を覚えておく

「こだま」には車内販売がありません。
列車内に飲み物の自動販売機もないので、あらかじめ乗車するまでに買っておくか、途中駅で買う必要が出てきます。

途中駅で買う場合は、「のぞみ」や「ひかり」が通過するのを待つ3分〜7分の間にホームに降りて買うことになるのですが、停車時間が長い駅は限られており、さらにはホームに売店がない駅もあります。

そこで「こだま」の停車時間とホームに売店がない駅を調べてみました。
停車時間が長い駅とホームに売店がある駅を覚えておけば、時間も労力もムダにせず安心して買い物ができますよ。

停車時間が短い駅

東京ー新大阪間で停車時間が短い駅は以下のとおりです。

品川・新横浜・熱海・掛川・名古屋・京都

ホームに出てしまうとすぐドアが閉まってしまい、置いていかれます…。気をつけましょう。
掛川駅と名古屋駅は早朝と深夜に通過待ちする列車がありますがごく一部です。

停車時間が長い駅

反対に停車時間が長い駅は以下のとおりです。

小田原・三島・新富士・静岡・浜松・豊橋・三河安城・米原

これらの駅では3分〜7分の停車時間が発生することがあります。
列車のダイヤにより停車時間は変動するので、同じ駅でも同じ時間停車しないので気をつけましょう。

このうちほとんどの列車が5分以上停車する駅は新富士・豊橋・米原の3駅。
早朝深夜を除いて5分〜7分の停車時間が確保されています。

ホーム上に売店がない駅

ただ、ホーム上に売店がない駅があります。

新富士・三河安城・岐阜羽島・米原(新大阪方面ホーム)
※新富士と米原の新大阪方面ホームはお弁当の売店のみホーム上にあり

これらの駅では停車時間があってもホーム上に売店がなく、飲み物の自動販売機しかありませんし、改札口のある階に行っても改札内に売店はないので気をつけましょう。

なお米原駅では改札のある階に行けば待合室内に売店があります。
停車時間は7分あるので、パッと行ってパッと戻ってくれば大丈夫ですよ。

「こだま」の場合、ホームで買い物をするなら「豊橋駅」がベスト!

停車時間の長さ、そしてホームに売店があることを考慮するとホームでの買い物は「豊橋駅」がベストです。

▼豊橋駅上りホームの売店

豊橋駅上りホーム売店

▼豊橋駅上りホームのお弁当売店

豊橋駅上りホームお弁当売店

豊橋駅は早朝深夜を除く「こだま」すべての列車が5分〜7分停車します。

よほどの混雑状況でない限り、時間に余裕をもって買い物ができますよ。
東京と新大阪のほぼ中間ということもあり、一息入れるのにもちょうどいいですね。

また一部停車時間が短く3分しかない列車もありますが、それ以外は5分〜6分の停車時間がある「三島駅」も売店が使いやすい駅です。

三島駅はホーム上に2ヶ所の売店がありますが、東京方面と新大阪方面が同じホームとなっていて、東京方面行きの列車は8号車と15号車付近、新大阪方面行きの列車では7号車と14号車付近が近くなります。

両方とも列車が停まっている場合は混雑する可能性もあるので3分の停車時間では少し厳しいかもしれません。

2本に1本が5分停車する「小田原駅」と「静岡駅」、本数は少ないものの5分停車する列車もある「浜松駅」もありますが、1分〜3分の停車時間しかない列車もあるので、買う場合はあらかじめホーム上の売店の位置を「東海キヨスク」のホームページで確認しておきましょう。

自由席ならではの醍醐味!列車を降りて、ホーム下のカフェや飲食店を楽しむ

東海道新幹線の自由席特急券は改札を出ないで後戻りをしなければ、乗り継ぐ列車数に制限はありません。

ならば列車を降りてしまいましょう!

静岡駅や浜松駅などにはホームの下の待合スペースにスターバックスがあったり、ちょっとした飲食店があるのでそこを使うのもありですよ。

とくに東京ー名古屋間の「こだま」は1時間に2本あるので、それほど時間をムダにすることもありません。

▼浜松駅ホーム下の待合スペースにある「スターバックスコーヒー」

浜松駅待合室スタバ

▼同じく浜松駅改札内にあるそば・うどんやさん「自笑亭」(立ち食い)

浜松駅構内にある自笑亭

その地域にしかないものを買う

また各駅によってその地域にしか売ってないものもあります。
それらを買って車内で楽しむのもいいですね。

私がよく買うのは静岡県で限られた期間しか売っていない「静岡麦酒」と「黒はんぺん」。

▼浜松駅の売店に売っている「静岡麦酒」(熱海〜浜松の各駅で買えます)

浜松駅売店で売っている静岡麦酒

▼静岡のソウルフード静岡おでんにも入る「黒はんぺん」

静岡県内の売店で売っている黒はんぺん

浜松の「うなぎパイ」や豊橋の「ういろう」など、おやつを調達しながら行くのもいいですね。

駅によってはお弁当の売店もあり、これも各地域によってまったく異なるので、食べ比べてみるのも楽しいですよ。

お弁当の売店は実は2種類あり、JR東海パッセンジャーズ運営の「デリカステーション」をはじめとする売店と各駅周辺の弁当業者が運営している売店とがあります。

「デリカステーション」は基本的にどの駅でも販売されている商品は同じで、「のぞみ」や「ひかり」の車内販売でも買えるもの。

一方、弁当業者が運営している売店の商品はその地域でしか売られていません。
個人的にはこちらのほうがオススメです。

▼米原駅の駅弁の売店「井筒屋」

米原駅上りホームにある井筒屋の売店

東海道新幹線のホーム上にある地域の会社が運営している駅弁の売店は以下のとおりです。

  • 新横浜駅下りホーム10号車付近:崎陽軒
  • 小田原駅下りホーム:東華軒
  • 三島駅上り下りホーム6号車・8号車・14号車付近:桃中軒
  • 新富士駅上下ホーム:富陽軒
  • 静岡駅下りホーム5号車・6号車・9号車付近
    静岡駅上りホーム6号車・9号車付近:東海軒
  • 浜松駅下りホーム6号車付近
    浜松駅上りホーム6号車・11号車付近:自笑亭
  • 豊橋駅下りホーム9号車付近
    豊橋駅上りホーム6号車・9号車・14号車付近:壺屋
  • 名古屋駅上り下りホームとも5号車・11号車・13号車付近:松浦商店
  • 米原駅上り下りホーム(上りホームは2ヶ所):井筒屋

なお利用する際は営業時間が通常の売店より短いことが多いので注意しましょう。

おまけ:山﨑だけが勝手に楽しんでいる楽しみ方

さいごに山﨑だけが勝手に楽しんでいる楽しみ方を紹介。

乗っている車両がJR東海かJR西日本どっちか

東海道新幹線は山陽新幹線とも直通しているので、JR東海だけでなくJR西日本の車両も来ます。
ドア付近の足元に小さくロゴがついているのですが、そのロゴの色で判別できますよ。

N700系JR東海車
N700系JR西日本車

デッキから車内に入るドアの上にも表示がありますし、発車時と到着時のメロディがJR東海の車両はTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」、JR西日本の車両は「いい日旅立ち・西へ」になっています。

速度チェック

東海道新幹線の最高速度は285km。
こだまでも駅間の長い新横浜ー小田原や米原ー京都などでは285kmで走ることもあります。

私はGPSを使った速度測定アプリで速度チェックして「おお!こだまなのに意外と速いな〜」と思ったりしてます。

▼iPhoneアプリ「DriveMate Meter」で速度チェック

速度計測アプリ

「727」看板探し

新幹線の車窓でしか見かけたことのない「727」の看板。

727の看板

これを数えたりしてます…。(地味…苦笑)

無印良品のチェックインスタンプを集める

全国に店舗展開されている無印良品

その無印良品のアプリには店舗でのチェックイン機能があり、1チェックインにつきMUJIマイルが10マイル貯まります。
これが乗車中にもできちゃうので、よくやっています。

MUJIパスポートのスタンプ帳

東海道新幹線沿線上でチェックインできる店舗は2019年9月現在で以下の21店舗です。

  • Muji to GO KITTE丸の内
  • デリエイデー
  • Cafe & Meal MUJI日比谷
  • MUJIDiner銀座
  • 銀座
  • ららテラス武蔵小杉
  • 新横浜プリンスペペ
  • ジョイナステラス二俣川
  • ダイナシティ小田原
  • MUJIcomラスカ小田原
  • MARK IS 静岡
  • 静岡PARCO
  • 浜松遠鉄百貨店
  • 豊橋カルミア
  • イオンモール大高
  • MUJIcomエスカ
  • 名古屋名鉄百貨店
  • Cafe & Meal MUJI名古屋名鉄百貨店
  • アピタ稲沢
  • MUJIcom京都ポルタ
  • イオンモールKYOTO

東京ー新大阪の往復で420マイル貯められますよ。

さいごに

東海道新幹線「こだま」の自由席の上手な乗り方と楽しみ方を紹介しました。

  1. 1号車から7号車までと13号車から15号車までが自由席なので比較的自由に座れる
  2. 7号車は座席数が少ない上に階段・エスカレーターに近いので混むがまったく座れないほどではない
  3. 停車時間が長い駅とホーム上に売店がない駅を覚えておく→豊橋駅がベスト!
  4. 列車を降りて改札内にあるお店を楽しむ
  5. その地域にしかないものを買って楽しむ

これだけ覚えておけば、長い乗車時間も楽しく過ごせますね。

比較的自由席が座りやすい「こだま」ですが、もちろん混雑時には座れないこともあるので、その場合は指定席もしくはグリーン車を押さえましょう。

とくに年末年始・お盆などの多客時は「のぞみ」「ひかり」に乗客が集中し、逆に「こだま」のグリーン車はガラガラだったりするので狙い目です。

東海道・山陽新幹線の予約サービス「スマートEX」なら自由席料金に+α、「エクスプレス予約」なら自由席と同じ金額で指定席に乗れます。

また、「こだま」の場合は3日前までの予約で自由席よりも安い価格でグリーン車に乗れる「EXこだまグリーン早特」「EXこだまファミリー早特」もあるので、それも覚えておくといいですよ。

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この記事を書いた人

山﨑 謙

兵庫県西宮市在住。「豊かな移動」を突き詰める移動自体を楽しむ人。喋ることが好きでイベントの司会をしたり、鉄道が好きで北海道の出張に寝台列車を使ったほど。最近は飛行機にもハマる。ここでは主に交通系の記事を執筆します。個人ブログ→ken.fm

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