AEON(イオン)をはじめ様々なお店で利用できる電子マネー・WAON。
この電子マネーWAONを使って買い物をした時などにたまるポイントがWAONポイントです。
WAONポイントはいろんな方法でためられますが、実はリサイクルでもポイントをためられるんですよ。
捨てるとただのゴミになってしまいますが、リサイクルすることでWAONポイントがためられるなんて一石二鳥。
このページではリサイクルをしてWAONポイントをためる方法を紹介します。

3種類のリサイクルに対応
WAONポイントがたまるリサイクルには3種類あります。
- ペットボトル
- 古紙
- 紙パック
それぞれ数量によってたまるWAONポイントが決まっているので以下にまとめますね。
種類 | たまるWAONポイント |
---|---|
ペットボトル | 5本で1WAONポイント |
古紙 | 1kgで1WAONポイント |
紙パック | 10枚(300g)で1WAONポイント |
なお、回収する店舗によってこれは異なる場合があります。詳しくはそのお店で確認してくださいね。
ポイントがたまるカードは?
WAONがついているすべてのカード(各種JMB WAON、モバイル)でポイントがたまります。
ただし以下のカードは電子マネーWAONが付与されますよ。
- JMB WAONカード
- JMB G.G WAONカード
- イオンJMBカード(JMB WAON一体型)
- イオンJMBカード(JMB WAON一体型/G.Gマーク付)
- モバイルJMB WAON
リサイクルできる店は?
リサイクルができるのはリサイクルステーションのあるお店です。
▼これがリサイクルステーション。お店の外に置かれていることが多いですよ。

お店によってリサイクルできるものが決まっているので、事前にチェックしてから持っていくと安心です。
リサイクルを実施しているお店と、その種類についてはイオンのWEBサイトを確認してください。
対象店舗を確認したのですが、思ったほど実施している店舗は少ないという印象ですね。
2019年4月の時点で、大阪には1店舗もありませんでした。
ポイントをためるためだけに交通費や時間をかけてお店に行くのは本末転倒。
よく利用するお店にリサイクルステーションがあれば利用するというスタイルがいいと思います。
ペットボトルでポイントをためる
ペットボトルは5本で1WAONポイントがたまります。
※5本に満たない場合には次回に繰越。
ただし、すべてのペットボトルがリサイクルの対象になるわけではないので注意が必要です。
以下のペットボトルがリサイクル対象ですよ。
- 2リットルまでの透明なペットボトル(色付きは回収不可)
- 潰していないペットボトル(潰したものは回収不可)
- リサイクルマークのあるペットボトル(卵パックやリサイクルマークのないペット素材は回収不可)
リサイクル対象のペットボトルも、飲み終わったものをそのまま持っていけません。
回収前にこれだけはやっておいてくださいね。
- キャップをはずす(飲み口のリングはそのままでOK)
- ラベルをはがす
- 軽く洗って水気をよく切る
ペットボトルをリサイクルする手順
ペットボトルをリサイクルする手順を紹介していきますね。
▼この機械でペットボトルを回収します。

▼電子マネーWAONや電子マネーWAONつきのイオンカードを水色の部分にタッチしてください。

▼WAON POINTカードでポイントをためる時には裏面のバーコードをスキャンしてくださいね。

カードが認識されたらペットボトルを1本ずつ穴の中に入れていきます。
ラベルははがしているか、キャップは付いてないかを確認してからペットボトルを1本ずつゆっくりと入れてください。
ペットボトルをある程度まで押し込むと、あとは自動的に奥へ入っていきます。
奥へ入ったペットボトルは潰されて機械の中に入ります。ぐしゃっと潰れる音が聞こえますよ。
ここでひとつ注意が。
ペットボトルが機械の中に完全に入っていない状態で、次々とペットボトルを入れないようにしてくださいね。
中でペットボトルが詰まってしまって、機械が動かなくなってしまうからです。
ゆっくりと確実にペットボトルを入れるようにしましょう。
▼全部ペットボトルを入れ終わったら緑のボタンを押して終了です。

後日、WAONポイントが付与されますよ。
古紙でポイントをためる
古紙は1kgで1WAONポイントがたまります。
※1kgに満たなかった場合にはポイントがつかないので注意してくださいね。
古紙というと何がリサイクルできるのかピンとこないかも知れませんが、次のようなものが回収の対象ですよ。
結構いろんなものがリサイクル対象になっているという印象です。
- 漫画
- カタログ
- 教科書
- ノート
- パンフレット
- 雑誌
- 新聞紙
- 文庫本
- 絵本
- 辞典
- チラシ
- 図鑑
- 箱
- ハードカバー本
店舗によっては回収してくれないものもあるので、事前に確認しておいてくださいね。
なお1kgの目安を挙げておきます。
- 新聞紙(チラシ込):約3日分
- 漫画単行本:約7冊分
- 週刊誌:約1.5冊分
- 文庫本:約7冊分
リサイクルする古紙は、バラバラにならないように紐でしっかりと縛って持って行きましょう。
文庫本や辞典などは回収するよりも買取サービスを利用する方がお得になることが多いので検討してみてくださいね。
ノマド的節約術ではおすすめの宅配買取サービスを紹介しています。
リサイクルでは買取してもらえないような古新聞やカタログ、パンフレットをメインに回収してもらうといいですよ。
古紙をリサイクルする手順
▼古紙のリサイクルはこの機械で行いますよ。

▼まずリサイクルする古紙を機械の一番下にのせます。

この部分が計りになっているので、リサイクルするもの以外はのせないように注意してくださいね。
▼次に電子マネーWAONやWAON POINTカードを機械に読み取らせます。

電子マネーWAONやイオンカードは水色の部分にタッチ、WAON POINTカードは裏面のバーコードをスキャンします。
▼今回は電子マネーWAONのついたイオンカードをタッチしましたよ。

▼はかりの上に古紙が置いてあるのを確認したら「ポイントGet!」ボタンをタッチしてください。

▼古紙の重さに応じてWAONポイントがもらえます。今回は5kgなので5WAONポイント獲得しましたよ。

▼ただしWAONポイントはすぐにたまらないので注意してくださいね。

▼最後に古紙をとなりにある古紙置き場に移動させて完了です。

紙パックでポイントをためる
紙パックは10枚(約300g)で1WAONポイントがたまります。
※300gに満たなかった分は次回に繰越。
回収できる紙パックは牛乳やジュースなどが入っていた一般的な紙パックです。
ただし、一部の紙パックは回収できないので注意してください。
回収できない紙パックは次の通りです。
- 内側がアルミコーティングされたもの
- 汚れているもの
紙パックは次の準備をしてから回収に持って行ってください。
- 水でよくすすぐ
- ハサミで切り開く
- よく乾かす
少し残念な点としてはペットボトルや古紙と違い、紙パックを回収できる場所はとても少ないということ。
2019年4月時点で紙パックの回収ができる場所は4ヶ所のみです。
- イオンモール天童(山形県)
- イオンモール幕張新都心(千葉県)
- イオンモール名古屋茶屋(愛知県)
- イオンモール和歌山(和歌山県)
今後、回収ポイントが増えるのを期待したいと思います。
WAONポイントを受け取る方法
リサイクルに持って行っても、残念ながらその場ですぐにはWAONポイントはたまりません。
またポイントの受取に関しても決まりがあるので注意が必要です。
WAONポイントの受け取りについては以下のことに注意してくださいね。
- たまったポイントはWAONステーションまたはイオン銀行ATM(一部ATM除く)で受け取れる
- たまったWAONポイントは、利用した翌月5日より10WAONポイント単位で受取れる
- WAONポイントの受取りには事前にWAONの利用(チャージ等)が必要
WAONステーションでポイントチャージする方法は、以下のページで詳しく紹介していますよ。
イオン銀行のATMでポイントチャージする方法は、WAONのホームページに手順が紹介されているので参考にしてみてください。
参考:イオン銀行ATMで全ポイントをダウンロードし、さらに全ポイントをチャージする WAON端末について
さいごに
ペットボトル、古紙、紙パックをリサイクルしてWAONポイントをためる方法を紹介しました。
ゴミとして捨てると1円にもなりませんが、リサイクルステーションでリサイクルするとWAONポイントがたまります。
資源の再利用に貢献でき、家計の足しにもなるので一石二鳥ですよね。
さいごに、リサイクルでWAONポイントをためることのメリットとデメリットも一覧にしてみました。
メリットはこちら。
- 捨てればゴミだけどリサイクルしたらWAONポイントがたまる
- 資源の再利用で地球環境に貢献できる
デメリットはこちら。
- リサイクルステーションの設置場所が限られている
- リサイクルステーションまで運ばないといけない
これまでゴミとして捨ててきたものをリサイクルすることでWAONポイントがたまるのは魅力的ですよね。
ただし、ペットボトルや古紙などを持ちこむリサイクルステーションが設置されている場所が限られているのがネックです。
リサイクルステーションが家の近くにないこともあると思います。
WAONポイントをためるためだけに、交通費や時間をかけてお店に行くのは時間と労力がもったいないですよね。
ふだんの行動範囲内にリサイクルステーションがあれば利用する、そういう使い方が理想的ではないでしょうか。
イオンをよく使うのであれば、今回使ったようなWAONと一体型になっているイオンカードセレクトを作っておくのがおすすめです。