自動車の登録や家を購入するとき、印鑑登録証明書が必要になりますよね。
ただ、印鑑登録証明書のためだけに市役所や区役所に行くと、待たされる時間のほうが長くかかってしまうもの。
そんな印鑑登録証明書ですが、実はコンビ二でも発行することができます。
私もコンビニで印鑑登録証明書を発行してみましたが、あまりにも簡単に取れたのでびっくりしました。
しかし、初めてコンビニで印鑑登録証明書を発行する場合、どこのコンビニでも取得できるのか気になりますよね。
また、発行に必要なものや料金がどれぐらいかかるのかも気になるところ。
このページでは、コンビニで印鑑登録証明書を発行するときに必要なものや手順、発行手数料や利用時間について詳しく説明していきますね。
コンビニで印鑑登録証明書を発行するときに必要なもの
まず最初に、コンビニで印鑑登録証明書を発行する場合、以下のどちらかが必要になります。
- マイナンバーカード
- 住基カード
免許証やマイナンバー通知カードでは発行できません。
また、住基カードの場合、住んでいる市区町村の窓口で事前申請する必要があります。
マイナンバーカードなら、コンビニに持っていくだけで発行手続きができて便利ですよ。
通知カードのみでマイナンバーカードを持っていない場合は、早めに申請しておくことをおすすめします。
コンビニで印鑑登録証明書を発行するときの注意点
マイナンバーカードもしくは住基カードを持っていけば、コンビニで印鑑登録証明書が発行できます。
ただ、発行するためにはいくつか条件があります。
以下の、コンビニで印鑑登録証明書を発行できる条件をチェックしておきましょう。
コンビニで発行できる印鑑登録証明書は個人のものになります。
法人のものは発行できないので注意してくださいね。
ちなみに、コンビニで発行できる印鑑登録証明書は本人のみのものです。
代理人でも発行できるというわけではありません。
本人以外が印鑑登録証明書を発行したい場合は、市役所や区役所の窓口で手続きする形になりますよ。
コンビニで発行される印鑑登録証明書は、A4サイズの普通紙に偽造・改ざん防止処置を施して印刷されているの安心ですね。
もちろん、不動産登記などの手続きにも使えます。
印鑑登録証明書を発行できるコンビニの一覧
では早速、印鑑登録証明書を発行できるコンビニについて紹介していきますね。
主に、以下のようなコンビニで印鑑証明書が発行できます。
マルチコピー機があるコンビニなら、基本的に印鑑証明書が発行できます。
ただ、駅ナカなど一部の店舗では利用できないこともありますよ。
ここからは、それぞれのコンビニごとに印鑑登録証明書を発行するやり方や注意点について説明していきますね。
セブンイレブン
まずは、セブンイレブンで印鑑登録証明書を取る方法から説明しますね。
セブンイレブンでは、マルチコピー機を使って住民票を発行できます。
発行するときにかかる料金や支払い方法は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円
- 支払い方法:現金・nanaco
発行する市区町村によっては、料金が違うこともありますよ。
市区町村によっては窓口で発行するよりも、コンビニで発行したほうが安く済むのでお得です。
しかも、セブンイレブンではnanacoを使って発行手数料を支払うことができます!
クレジットカードでチャージしたnanacoを使えば、チャージ分のポイントも貯まってお得ですね。
ちなみに、セブンイレブンで印鑑登録証明書を発行する場合は、マルチコピー機の「行政サービス」メニューから進めていきます。
- 証明書交付サービス(コンビニ交付)を選ぶ
- マイナンバーカード/住基カードの読み取り
- お住まいの市区町村の証明書を選ぶ
- マイナンバーカードの場合は暗証番号を入力
- マイナンバーカード/住基カードを取り外す
- 印鑑登録証明書を選択
- 部数を入力
- 発行内容を確認
- 料金の支払い
- 印鑑登録証明書を発行する
セブンイレブンで印鑑登録証明書を発行する手順については、こちらで詳しく説明しています。
ローソン
ローソンで印鑑登録証明書を発行する場合も、マルチコピー機を使います。
発行するときの料金や支払い方法は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円(市区町村によって違う)
- 支払い方法:現金
支払い方法は現金のみとなっています。
Pontaカードなどは使えません。
印鑑登録証明書をローソンで発行する手順も、写真つきで詳しく説明しています。
ファミリーマート
ファミリーマートでも、マルチコピー機を使って印鑑登録証明書が取れますよ。
発行するときにかかる料金や支払い方法は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円(市区町村によって違う)
- 支払い方法:現金
ファミリーマートでも支払い方法は現金のみです。
Vポイント払いやファミマTカードは使えません。
ファミリーマートで印鑑登録証明書を発行する手順も、写真つきで詳しく説明していますよ。
ミニストップ
ミニストップでも、マルチコピー機で印鑑登録証明書が発行できます。
印鑑登録証明書を発行するときのルールや注意点は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円
- 支払い方法:現金
- 発行部数:1回につき最大10枚まで
手数料は、発行する市区町村によって違いますよ。
場合によっては窓口よりも安く発行できます。
ポプラ
広島県内にあるポプラでも住民票を発行できます。
利用できるお店はまだ1店舗ですが、順次拡大予定とのこと。(2018年10月現在)
印鑑登録証明書を発行するときのルールや注意点は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円
- 支払い方法:現金
- 発行部数:1回につき最大10枚まで
発行手数料は目安となる料金です。
それぞれの市区町村によって料金は違いますよ。
セイコーマート
セイコーマートでも、印鑑登録証明書が発行できます。
印鑑登録証明書を発行するときのルールや注意点は、以下の通り。
- 発行手数料:1枚300円
- 支払い方法:現金
- 発行部数:1回につき最大10枚まで
手数料は、発行する市区町村によって異なりますよ。
場合によっては窓口よりも安く発行できます。
コンビニで印鑑登録証明書を発行した場合の料金について
コンビニで印鑑登録証明書を発行する場合、どのコンビニでも料金は同じなのか気になりますよね。
また、市役所や区役所の窓口と比べて、安いのか高いのかも気になるところ。
コンビニで印鑑登録証明書を発行する場合、1枚につき300円かかるところが多いです。
市役所や区役所でも1通300円かかるので、金額としては同じですね。
ただ、発行する市区町村によって手数料が違ってきます。
場合によっては、窓口で発行するよりも安く済むこともありますよ。
ちなみに、セブンイレブンではnanacoを使って料金が支払えます。
少しでもお得にしたい場合は、セブンイレブンで印鑑登録証明書を発行して、nanaco払いするのがおすすめです。
コンビニで印鑑登録証明書を発行できる利用時間
コンビニといえば24時間営業のところが多いですよね。
そんなコンビニで印鑑登録証明書を発行する場合、どの時間帯でも発行できるのかが気になります。
基本的に、コンビニで行政サービスが利用できる時間は06:30~23:00までの間です。
利用できる時間であれば、土日でも印鑑登録証明書を発行できるので便利ですよ。
ただし、住んでいる市区町村によっては利用できる時間が異なってきます。
事前に利用できる時間を確認して、利用するようにしましょう。
コンビニで印鑑登録証明書を発行できないときの対処法
コンビニで印鑑登録証明書を発行する際、なぜか発行できないということもあるかもしれません。
必要なときに証明書を出せないと焦ってしまいますが、事前に原因となりやすいことを知っておくことで対処しやすくなりますよ。
主に、印鑑登録証明書を発行できない原因としては以下のようなことが考えられます。
- 住んでいる市区町村で印鑑登録をしていない
- 印鑑登録をした直後にコンビニで発行しようとしている
- 行政サービスの利用時間外に発行しようとしている
- 暗証番号を間違えてロックされてしまった
- 印鑑登録証明書を発行したい市区町村が行政サービスに参加していない
そもそも印鑑登録をしていない場合、当たり前ですが印鑑登録証明書は出せません。
住んでいる市区町村が行政サービスに参加していない場合も、コンビニで印鑑登録証明書は発行できませんよ。
また、印鑑登録を済ませた直後に、コンビニで印鑑登録証明書を発行しようとするとエラーになってしまいます。
私も試してみましたが何度やってもエラーになってしまったので、登録データがまだ反映されていなかったのかもしれませんね。
コンビニで発行したい場合は、印鑑登録をしてから少し期間をあけて行うことをおすすめしますよ。
コンビニではほかの証明書も発行できます
行政サービスを使えば、コンビニで印鑑登録証明書だけでなく、ほかの証明書も発行できますよ。
主に、以下の証明書が発行できます。
- 住民票の写し
- 戸籍証明書
- 戸籍附票の写し
- 税の証明書
住民票の写しをさらに簡略化した、住民票記載事項証明書を発行できるところもあります。
発行できる証明書は市区町村ごとに違うので気をつけましょう。
さいごに
コンビニで発行できる印鑑登録証明書についてまとめてみました。
利用できる時間は決まっていますが、それでも市役所や区役所の窓口よりも時間が長いので利用しやすいですね。
なんといっても、待ち時間少なく発行できるのが魅力的。
nanacoで支払えるセブンイレブンなら、ほかよりもお得に発行できますよ。
コンビニの行政サービスを使うためにはマイナンバーカードがあると便利なので、まだ持っていない場合はこれを機に申請してみてくださいね。
おまけ:コンビニの活用術
コンビニは使い方次第でいろいろとお得になることも。
身近な存在だからこそ、お得な使い方を覚えておいて損はありません。
コンビニを使った節約術についてのまとめも、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。