印鑑登録とは?必要なものや手続きの流れ・料金・受付時間について徹底解説

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自動車の登録や不動産登記などで、印鑑登録証明書が必要になることがあります。
印鑑登録証明書は、印鑑登録をしてあるともらえる書類になっていますよ。

そもそも印鑑登録とはどんな意味があるのか気になりませんか?

また、初めて印鑑登録する場合、何が必要でどうやって手続きするのかも気になる部分だと思います。

このページでは、印鑑登録をするときに必要なものや手続きの流れ、料金や受付時間について詳しく説明していきますね。

印鑑登録とは?必要なものや手続の流れ・料金・時間など徹底解説

印鑑登録とは?

印鑑登録は、印鑑を登録することで個人や法人を証明することができる制度のこと。

登録することで、印鑑登録したことを証明する印鑑登録証がもらえますよ。

▼カードタイプの印鑑登録証がこちら。

印鑑登録証

市区町村の窓口で印鑑登録証明書をもらうときは、この印鑑登録証を持っていく必要があります。

印鑑登録証と本人確認書類を持っていけば、印鑑登録証明書が発行できます。
暗証番号など特別なものは必要ないので安心してくださいね。

印鑑登録ができる場所について

初めて印鑑登録する場合、どこで手続きすればいいのか気になりますよね。

個人の印鑑登録は、市区町村の窓口で行うことができます。
基本的に住民票や戸籍証明書を取り扱っている、市民課などで手続きできますよ。

ちなみに、会社の設立などで法人の印鑑登録をする場合は、登記所に印鑑を提出する必要があります。
法人の場合、印鑑証明書は登記所のほうで発行されますよ。

印鑑登録に必要なもの

印鑑登録しようと思ったときに、何が必要になるのか一番気になるところですよね。

必要な持ち物を忘れてしまうと手続きできないので、しっかり準備してから窓口に行きましょう。

主に、印鑑登録のときに必要なのは以下の通り。

  • 本人確認書類
  • 登録したい印鑑

印鑑登録をする市区町村によっては、住民票などほかの書類が必要になることもあります。

本人確認書類は、免許証やパスポート、マイナンバーカードなど顔写真つきのものが好ましいですね。

また、印鑑登録できる条件は以下の通り。

  • 印鑑登録する本人が窓口に行く
  • 登録する市区町村に住民票の登録がある
  • 15歳以上の場合
  • 成年被後見人ではない場合

本人が申請できない場合や、本人確認書類がない場合、すぐには登録できないので注意してくださいね。

ちなみに、代理人が印鑑登録の手続きをする場合は、以下のものが必要になります。

  • 代理人選任届
  • 代理人の本人確認書類
  • 登録したい印鑑

代理人選任届を提出すれば、夫の印鑑登録を妻がすることもできますよ。

介護が必要でなかなか窓口に行けない親など、家族の印鑑登録を代理で行いたい場合も便利ですね。

印鑑登録の手順について

では早速、印鑑登録の手順について説明していきますね。

今回は市役所の市民課で印鑑登録を行いました。

簡単に印鑑登録の流れを説明すると以下の通り。

  1. 市役所に行く
  2. 印鑑登録・変更・廃止等申請書に記入する
  3. 窓口で本人確認を行う
  4. 印鑑登録・変更・廃止等申請書と登録したい印鑑を提出する
  5. 印鑑登録証を受け取る

手続きはたったこれだけで完了します。
もし印鑑登録証明書が欲しい場合は、印鑑登録をしてすぐに発行してもらうこともできますよ。

ちなみに、印鑑登録・変更・廃止等申請書は、市役所や区役所に行くと住民票などと一緒に置かれています。

▼こちらが印鑑登録・変更・廃止等申請書。太枠内に必要事項を記入していきます。

印鑑登録・変更・廃止等申請書

▼登録する印鑑はこちらに押しましょう。

印鑑登録・変更・廃止等申請書 印鑑を押す場所

申請書と登録したい印鑑を窓口に提出したところ、「5分ほどお待ちください」と窓口の方に言われましたよ。

ほかに待っている人がいないのであれば、申請書への記入も含めて登録自体は10分前後で終わります。
簡単にできたので、もっと早く登録しておいてもよかったなと思ったほどでした。

印鑑登録できる印鑑について

印鑑登録する場合、登録できる印鑑にも条件があります。
条件を満たしていない印鑑を持っていっても、印鑑登録はできないので注意してくださいね。

基本的に登録できるのは、印影の大きさが1辺あたり8mmの正方形より大きく、1辺25mmの正方形より小さいサイズのもの。

シャチハタではなく、実印として販売されているものがふさわしいですね。

印鑑登録したものは印鑑登録証明書が発行できるので、社会的にも実印として認められますよ。

また、下の名前でも印鑑登録できますよ。
女性の場合は結婚すると苗字が変わってしまう可能性が高いため、苗字で登録している場合は改めて登録しなおす必要があります。

しかし、最初から下の名前で印鑑登録しておけば、たとえ苗字が変わっても登録しなおさなくていいので便利ですよ。

ただ、地域によっては下の名前で印鑑登録できないこともあるので、事前に窓口で確認してから行いましょう。

ちなみに、以下のようなものは印鑑登録できません。

  • 同一世帯で類似印があると認められるもの
  • 住民基本台帳に記録されている氏名と違うもの
  • ゴム印など印形が変形しやすいもの
  • 文字の部分を彫ってあるもの(逆さ彫りのもの)
  • 竜紋や唐松模様など氏名以外の模様がついているもの
  • 印影の大きさが1辺あたり8mmの正方形より小さく、1辺25mmの正方形より大きい
  • 職業や肩書きなど氏名以外の事項をあわせて表しているもの
  • 印影を鮮明に表しにくいもの
  • 印影のふちがないもの
  • 印影のふちが欠けているもの

印鑑登録をするとき料金はいくらかかる?

印鑑登録をする際に、登録料などはかかるのかも気になるところですよね。

基本的には、新規登録の場合は無料で手続きできます。

ただし、登録する市区町村によっては印鑑手帳交付料として300円かかるところもありますよ。

また、印鑑を紛失したり、改印したりすることで、新しく印鑑登録する場合は手数料が300円かかります。

印鑑登録の受付時間について

印鑑登録する場合、いつでも手続きできるのか気になる部分ですよね。
土日や祝日など、休日でも印鑑登録できるのか知りたいところ。

印鑑登録は市役所や区役所で行うため、受付時間は窓口があいている時間に限ります。

たとえば、長野市役所の窓口の受付時間は以下の通り。

08:30~17:15

土日・祝日・年末年始などはそもそも窓口があいていないので、印鑑登録ができません。

ただし、日曜開庁などで窓口があいている場合は、印鑑登録できることもありますよ。
最寄りの窓口の受付時間を確認してから手続きにいくと安心ですね。

印鑑登録した印鑑を変更したい場合

印鑑登録した印鑑を新しいものに変更したい場合もあると思います。
この場合も、印鑑登録・変更・廃止等申請書で手続きできますよ。

▼印鑑変更の場合は、「再登録」にチェックマークをつけましょう。

印鑑登録・変更・廃止等申請書 印鑑変更

印鑑を変更する場合、必要になるものは以下の通り。

  • 本人確認書類
  • 印鑑登録証
  • 改印する印鑑(新しく登録する印鑑)

ただ、印鑑登録を新たに行う形になるので、手数料300円がかかります。

ちなみに、結婚して苗字が変わった場合は、旧姓で印鑑登録したものは無効になってしまいますよ。
新しい苗字で印鑑登録し直す形になります。

印鑑登録した実印を紛失した場合

印鑑登録した実印をなくしてしまった場合、悪用されないか心配になってしまいますよね。

紛失した場合も、印鑑登録・変更・廃止等申請書で手続きします。

▼なくしてしまった場合は、「廃止・発行停止・停止解除」にチェックマークを入れましょう。

印鑑登録・変更・廃止等申請書 廃止にチェック

こちらも改めて印鑑登録する形になるので、手数料として300円かかりますよ。

万が一、なくしてしまった場合はなるべく早めに手続きしておきましょう。

さいごに

印鑑登録について簡単にまとめてみました。

  • 住民票のある市区町村で印鑑登録をする
  • 新しく印鑑登録するときは無料の場合が多い
  • 印鑑登録すると印鑑登録証がもらえる
  • 印鑑登録することで印鑑登録証明書が発行できるようになる
  • 窓口の受付時間に限り印鑑登録ができる

なんとなく難しいイメージがありましたが、実際にやってみると登録自体は簡単でした。

自動車の登録や家を購入する場合など、印鑑登録証明書が必要になる場面は意外と多いものです。

いざというときスムーズに手続きするためにも、できるときに印鑑登録しておくと便利ですよ。

おまけ:印鑑登録証明書の取り方

このページでは、印鑑登録のやり方について紹介してきました。

一度印鑑登録しておけば、印鑑登録証明書が発行できるようになりますよ。

印鑑登録証明書を発行する方法については、こちらで詳しく説明しているので参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人

長野県在住のフリーライター。昔は貯金ができないタイプでしたが、子どもが生まれてからは時間の使い方・お金の考え方を改めるようになりました。時間の錬金術師になって、心にゆとりのある生活をするのが目標。クレジットカード・スマホ決済・メディア代節約についての発信が多めです。

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