こんにちは!
東京に月1回ぐらいは行っている、ノマド的節約術の松本です。
東京に行くと、電車があちこちで走っていて移動するのに便利ですよね。
乗り換えは面倒ですが、やはり本数の多さなどを考えると移動しやすいです。
でも、1日であちこち移動していると交通費も積もり積もって高くなってしまいますよね。
1日乗車券みたいなのがあればいいのにと思うことはないでしょうか。
東京では、JRの1日乗車券である「都区内パス」がありますよ。
こちらを使えば1日定額で指定されている区間は乗り放題になるため、移動が多い場合は大きな節約になります。
このページでは、都区内パスの使い方や買い方について紹介しますね。
都区内パスの料金
まずは、都区内パスがどれぐらいの料金で買えるのかが気になるのではないでしょうか。
都区内パスは、大人と子供で料金が異なりますよ。
- 大人:760円
- 小児:380円
大人1日760円で利用できる範囲内であれば、1日乗り放題になります。
使えば使うほどお得になる仕組みですね。
都区内パスの利用範囲はどこからどこまで?
都区内パスを利用する際、どこからどこまでの区間で使えるのかも気になるのではないでしょうか。
都区内パスは、東京都区内フリーエリアで使えます。
山手線全線やそれ以外の路線でも一部使えますよ。
都区内パスという名称になるため、横浜や大宮といったところで使うことはできません。
また、以前はりんかい線に対応した都区内パスもありましたが、今はないので注意してくださいね。
端っこの駅はそれぞれ以下の通り。
- 浮間舟渡
- 赤羽
- 金町
- 小岩
- 葛西臨海公園
- 蒲田
- 西大井
- 西荻窪
それぞれ端から端まで利用すると、それなりの交通費になるため、往復だけでも元が取れるところもあります。
例えば浮間舟渡駅から葛西臨海公園駅までの片道は480円です。
往復だと960円になるため、都区内パスを使うだけで200円も節約になりますね。
都区内パスを購入できる場所・方法
これから都区内パスを使ってみようと思ったときに、どこで買えるのか気になりますよね。
都区内パスは以下の方法や場所で買えますよ。
- 駅の券売機
- モバイルSuicaアプリ
- 旅行会社
- びゅうプラザ
- 提携販売センター
- JR EAST Travel Service Center
都区内パスを買える駅は、JR東日本の主要駅です。
手っ取り早いのは駅の券売機で買う方法になるため、このあと詳しい買い方を写真付きで紹介しますね。
都区内パスを駅の券売機で購入する方法
ここからは、実際に都区内パスを購入する手順を紹介していきますね。
今回は駅の券売機で買ってみました。
券売機の前に立ったら、左側にある「おトクなきっぷ」を押しましょう。
すると以下のような画面になりますので、都区内パスを選んでください。

760円を入れてくださいと出てきますので、お金を準備しましょう。
Suicaを入れて購入もできますよ。

▼お金を入れていくと、現在の金額が出てきます。都区内パスの金額以上になるまでお金を入れましょう。
ちなみに、Suicaカードを入れることもできます。

お金を入れ終わると、発券中の画面に切り替わりますよ。
領収書が必要な場合は、領収書ボタンを押し忘れないように気をつけてくださいね。

発券が終わると、都区内パスが出てきました!
あわせて領収書も発行してみましたよ。

▼都区内パスは新幹線や特急券の切符と同じ大きさですね。

クレジットカードやSuicaで購入できる?
都区内パスを券売機で買う場合は、クレジットカードでの購入には対応していません。
Suicaの購入はビューカードだとできるのですが、都区内パスはクレジットカードに対応していないのが残念です。
そのかわり、都区内パスはSuicaでの購入ができますよ。
先ほど紹介した買い方でも、Suicaを利用しています。
500円はSuica、残り250円は現金で支払って購入しました。
*都区内パスは、760円に変更されました。(2019年10月現在)
ルミネカード・ビックカメラSuicaカード・JRE CARDなどのクレジットカードと一体型のSuicaを持っているのであれば、オートチャージしたときにJRE POINTが貯まるため、間接的にクレジットカード払いで都区内パスを購入できますよ。
760円の1.5%分のポイントになるため、全額オートチャージしたSuicaで買ったら11.40円分のポイントが貯まります。
地道な方法ではありますが、しっかりポイントを貯めておくと積み重なって無視できない金額になるので、都区内パスを買うときはSuicaがおすすめです。
都区内パスの使い方・使ってみた感想
都区内パスは、切符と同じように使います。
そのため、切符が通せる改札でないと通れないデメリットがありますね。
東京だとIC専用の改札も多いため、切符を通せる改札を探すのに少し苦労するかもしれません。
特に混雑しているときは変に気をつかってしまいますね。
無事に改札に通せたら、都区内パスを取り出すのを忘れないようにしましょう。
切符のように、丸い穴があいて出てきますよ。
あとは、1日中区間内であればいつでも乗り降りができます。
1日で何度もJRを利用して乗り降りが多くなるなら、都区内パスを使うと元が取れますよ。
200円の区間を4回、160円の区間を5回使えば単純計算で元が取れます。
都区内パスで改札を通る前は、ついついSuicaを出してしまいそうになるため、特に入場するときは気をつけてくださいね。
都区内パスの有効期間
都区内パスの有効期限は、購入した当日限りです。
券面に印字されている日にしか使えません。
事前購入はできないので注意してくださいね。
0時を過ぎた場合は、最終電車まで有効になります。
未使用の場合は有効期間を変更できる
都区内パスの有効期限開始日は、有効期間内で未使用の場合のみ変更できます。
もし有効期限開始日を変更したい場合は、フリーエリア内のみどりの窓口で手続きをしましょう。
モバイルSuicaで購入した場合は変更できないので注意してください。
都区内パスは払い戻しもできる
都区内パスは、未使用で有効期間内のものであれば払い戻しができます。
払い戻しはみどりの窓口で手続きできますよ。
ただし、払い戻し手数料として220円かかります。
モバイルSuicaで利用する場合は、未使用かつ有効日の23時45分までならアプリ内で払い戻し可能です。
さいごに
使えば使うほど元が取れる都区内パス。
東京を1日観光したり遊んだりする予定があるのなら、これを使うことで交通費を節約できますよ。
ただ、JRしか使えないので、東京メトロやその他私鉄を使おうと思っているなら注意が必要です。