ムビチケの使い方|映画館チケットのオンラインでの購入方法〜座席指定・発券まで解説

ムビチケというサービスを知っていますか?

ここ数年で普及した映画の電子前売り券で、映画料金が割引になるうえ、わざわざ劇場に行かなくてもネットで手続きができるんです。

わたしも実際に利用してみましたが、映画の鑑賞当日は券売機で発券するだけで済み、とてもカンタンでしたよ。

これから公開する映画で観たいものが決まっている場合、あらかじめムビチケを購入しておくと便利です。

このページでは、ムビチケの種類や使い方の流れ、購入・座席指定・発券方法、ムビチケGIFTについて、わかりやすく紹介していきますね。

参考:ムビチケの公式サイトはこちら

[ムビチケ]の使い方を徹底解説!

ムビチケとは?

映画館

ムビチケとは、映画の電子前売り券です。
2017年の時点で、全国の映画館の95%で導入されていますよ。

ムビチケには主に4つの特徴があります。

    ムビチケの特徴

  • 通常料金よりも最大で400円安くなる
  • 事前に座席指定が可能
  • 窓口に並ばなくてもいい
  • ネットで完結できる

少し詳しく解説していきます。

通常料金よりも最大で400円安くなる

日本での大人の一般的な映画館料金は、1,700円〜1,800円が相場です。
ムビチケを利用すると、前売り券が300円〜400円安く購入できます。

事前に座席指定が可能

これまで主流だった「紙の前売り券」と違い、ムビチケを使えば事前に座席指定も可能です。

窓口に並ばなくてもいい

ムビチケで前売り券を購入し、座席を指定しておけば、鑑賞当日は劇場で発券するだけでOK。
週末やサービスデーで混んでいても、窓口に並ぶことなくスムーズに入場できます。

ネットで完結できる

ムビチケの購入・座席指定はスマホやパソコンで完結するので、いちいち劇場に行く手間が省けますよ。

注意:公開前の作品しか買えない

ムビチケで注意したいのは、「前売り券」なので、映画の公開前日までしか買えないことです。
観たい映画が決まっていたら、早めに買っておくようにしましょう。

ムビチケが使える劇場は?

ムビチケは、対応している劇場でのみ使うことができます。

とはいえ、全国の大手シネコンにはほぼ対応しているので心配いりませんよ。
おもに以下のシネコンです。

対応劇場の一覧は公式サイトから確認できます。

ちなみにイオンシネマでは、イオンカード(ミニオンズ)の特典を使うことで映画料金を1,000円にできますよ!

ムビチケごとの購入方法

ムビチケの種類は以下の3つです。

  • ムビチケオンライン券
  • ムビチケカード券
  • ムビチケコンビニ券

それぞれ買い方が異なるので、ひとつずつ見ていきましょう。

ムビチケオンライン券で購入する方法

スマホやパソコンから購入できるのが、ムビチケオンライン券

販売は映画の公開前日の23時59分までで、購入番号がメールで届く仕組みです。
つまり、紙の前売り券とは違う”ペーパーレス”ですね。

ムビチケの公式サイトから買えるのはもちろん、イオンシネマ・TOHOシネマズなどのサイトから「ムビチケで購入」を選んで買うこともできますよ。

ここではムビチケ公式サイトからの買い方を見ていきましょう。

1、作品を選ぶ

ムビチケのトップページにアクセスすると、これから公開される作品の一覧が並んでいます。

▼その中から、購入したい作品を選びましょう。
あらかじめ、上映予定の劇場を確認しておいてくださいね。

ムビチケ作品選択

2、券種・枚数を選ぶ

作品の画面右側で、券種・枚数を選べるようになっています。

▼一般のほかに小人料金の設定がある作品では、この部分に「小人」と表示されますよ。

ムビチケ券種・枚数選択

3、ログインする

券種・枚数を選んだら、ログイン画面が出てきます。

▼会員登録しなくても買えますが、何度も利用する予定があるなら、会員登録しておくと今後の入力の手間がはぶけて便利です。

ムビチケログイン画面

4、購入者情報を入力する

▼つぎに、購入者情報を入力しましょう。
すでに会員登録してある場合は省略できます。

ムビチケ購入者情報入力

5、支払い方法を選ぶ

つぎに、支払い方法を選択してください。

ムビチケ支払い情報選択

ムビチケの公式サイトで使える支払い方法は以下のとおりです。

  • クレジットカード(VISA・Master・JCB)
  • d払い(ドコモ)
  • auかんたん決済
  • WebMoney
  • ムビチケGIFT

6、支払い方法情報を入力する

▼自分が選んだ支払い方法に応じて入力します。
画像はクレジットカード払いの場合です。

ムビチケ支払い情報入力

そのほかの支払いでの入力方法は以下のとおり。

  • クレジットカード・・・クレジットカード情報を入力
  • ムビチケGIFT・・・「ムビチケGIFTコード」「PINコード」を入力
  • d払い(ドコモ)・auかんたん決済・WebMoney・・・「購入内容を確認」へ進み、使うサービスのサイトへ飛んだあとに必要事項を入力

7、内容を確認する

購入する作品や券種・枚数、購入者情報、支払い情報を確認します。

ムビチケ内容確認画面

▼確認したら、「注意事項・利用規約に同意する」をチェックし、「購入を確定」をクリックしましょう。

ムビチケ購入確定画面

8、購入完了!

購入が完了すると「ムビチケ購入番号」が表示されます。
同じ内容が、登録したメールアドレスにも届きますよ。

また、会員登録した場合はムビチケのマイページからも確認できます。

以上でムビチケオンライン券の購入は完了です!

ムビチケカード券で購入する方法

ムビチケカード券は、各劇場・シネコンで買うカード型の前売り券です。
観たい作品のデザイン入りなので、半券がわりに記念に残したいときにぴったりですよ。

購入できるのは作品の公開日前日まで。
ムビチケに対応した劇場やプレイガイドで買えるほか、通信販売サイトもあります。

ムビチケのサイトからは買えないので注意してくださいね。

カード券の種類

ムビチケカード券は、作品によって「全国券」「劇場券」の2種類があります。

  • 全国券・・・全国すべてのムビチケ対応劇場で利用できる
  • 劇場券・・・ムビチケカード券の裏に欠かれた劇場でのみ利用できる

買う前に、自分が観たい劇場で使えるかどうか確認しておきましょう。

ムビチケコンビニ券で購入する方法

ムビチケコンビニ券はその名のとおり、コンビニで買えるタイプの前売り券です。

各コンビ二に設置されている端末から申し込み、コンビニのレジで代金を支払います。

ムビチケの座席指定をしよう

ムビチケを購入したら、次に座席指定を行いましょう。

座席指定の開始時期

座席指定の開始時期は、作品や劇場によって異なります。

わたしが利用したイオンシネマの場合は、上映の2日前から座席指定が可能でした。
大手シネコンでは、おおむね2〜3日前からのところが多いです。

ちなみに、あまり混まない曜日・時間帯に映画を観るのなら、座席指定は鑑賞当日に手続きしても大丈夫ですよ。

座席指定の方法は2つ

座席指定は2つの方法がありますよ。

  • ネットで座席指定する
  • 劇場で座席指定する

どちらの方法が使えるかは、劇場によって違います。
公式サイトから確認できるため、自分が使いたい劇場の対応方法をチェックしてみてください。

参考:ムビチケ座席指定対応劇場

ネットで座席指定する

座席指定はムビチケではなく、その作品を見る予定の劇場サイトから行います。
購入時に発行された「ムビチケ購入番号」と「ムビチケ暗証番号」が必要ですよ。

カード券やコンビニ券の場合は、裏面に番号が記載されています。

座席指定が終わると、「座席指定番号」が発行されるため、あとは鑑賞当日に入場券を発券すればOKです。

劇場で座席指定する

劇場では、窓口か自動券売機で座席指定ができます。

  • ムビチケオンライン券の場合・・・「ムビチケ購入番号」と「ムビチケ暗証番号」、もしくはメールに記載されたQRコードを提示
  • ムビチケカード券の場合・・・カード券を提示
  • ムビチケコンビニ券の場合・・・コンビニ券を提示

注意:座席指定後のキャンセル・払い戻しはできない

ムビチケを購入し、座席指定まで完了すると、その後のキャンセル・払い戻しはできません。

予定通りの日にち・時間に見に行けるかどうか、確実になった時点で座席指定をするようにしましょう。

ムビチケを発券してみよう

座席指定が終わったら、いよいよ発券です。
ムビチケを購入しただけでは使えないので、各劇場で「入場券」を発券する必要があるんですね。

なお、発券は映画を見に行く当日で大丈夫です。

発券は窓口か自動券売機で

発券は劇場の窓口か自動券売機で行います。
このとき、「ムビチケ購入番号」と「ムビチケ暗証番号」が必要です。

オンライン券の場合は、購入時に送られてきたメールに記載されています。
カード券・コンビニ券では本体に記載されていますよ。

番号を伝えたり入力したりするのが面倒なら、QRコードでも発券可能です。
QRコードも番号と同じように、メールや本体に記載されています。

購入したムビチケ情報が入っているコードなので、機械にかざすだけ(窓口では提示するだけ)でOKです。

窓口で発券する

通常の映画のチケットを買うときと同じように、窓口で発券します。

「ムビチケ購入番号」と「ムビチケ暗証番号」を伝えるか、QRコードを提示しましょう。

自動券売機で発券する

劇場によっては、自動券売機が設置されていますよね。
ここでも発券ができます。

映画館の券売機

▼予約番号を入力するか、QRコードを使うかを選びます。

映画館の券売機の入力画面

▼券売機の画面の下のほうにある、読み取り画面にQRコードをかざしましょう。

映画館の券売機のQRコード読み取り画面

▼購入・座席指定済のムビチケのデータが表示されるので、確認して「確定」を押します。

映画館の券売機のチケット発券画面

▼画面のイラストの位置からチケットが発券されますよ。

映画館の券売機のチケット発券完了画面

▼見慣れた映画のチケットが出てきました。

映画のチケット

画面の表示にしたがって、必要事項を入力するだけなのでカンタンですね。
並ぶこともなく、1分ほどで発券できましたよ。

映画を贈り物にできる「ムビチケGIFT」

友人や家族に映画を見せたいと思ったら、「ムビチケGIFT」を使って贈り物にすることができます。

1枚分なら1,400〜1,500円、2枚分なら2,800円〜3,000円(※値段は購入方法による)を自分が払う形で、贈られた相手は自分が観たい映画を選べますよ。

通常のムビチケ同様、販売は映画の公開前日23時59分までです。

ムビチケGIFTには以下の2種類があります。

  • コードタイプ
  • カードタイプ

コードタイプ

ムビチケGIFTコード券

贈りたい人は、対応サイトでムビチケGIFTを購入してください。
すると、贈りたい相手にメールでギフトチケットが届きますよ。

ギフトコやkiigoに対応していますね。

カードタイプ

ムビチケGIFTカード券

カードタイプはムビチケカード券のように、カードの形をしたタイプです。

贈りたい人は、ツタヤ・紀伊國屋書店・イオンなどの取り扱い店舗かオンラインサイトから購入し、贈りたい相手に直接渡しましょう。

通常バージョンのほか、「Happy Birthday」や「Thank you」などの文字入りのグリーティングカードもあります。
カードが手元に残るので、記念にしたい人にぴったりです。

ムビチケGIFTの使い方

贈られた人は、自分で好きな映画を予約すればOK。
そのとき、チケットに記載された「ムビチケGIFTコード」と「PINコード」を入力すれば、贈られた金額分が差し引かれるという仕組みです。

あとは通常通り座席指定・発券を済ませましょう。

ムビチケGIFTの注意点

使えるのはムビチケオンライン券のみ

ムビチケGIFTが使えるのは「ムビチケオンライン券」で購入した場合のみで、劇場では使えません。
また、利用できるのはムビチケの公式サイトからだけなので注意してください。

有効期限は6ヶ月

ムビチケGIFTの有効期限は、購入から6ヶ月が基本。
コードやカードによってはそれより短い場合もあります。

もし、贈る相手に見に行きたい映画がないと、無駄になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

有効期限は6ヶ月

ムビチケGIFTは通常のムビチケ同様、現在公開中の映画には使えません。
あくまで前売り券なので、使えるのはこれから公開される映画に限られます。

贈る相手にもきちんと伝えておいてくださいね。

ムビチケより映画料金を安くできる場合もある

ここまでムビチケの使い方を紹介してきましたが、料金にかぎって言えば、ムビチケを使うよりも映画料金を安くできる場合があります。

サービスデーや時間帯割引を利用する

各映画館には、さまざまなサービスデーが設定されています。

たとえば以下のようなサービスデーが多いですね。

  • ファーストデー・・・毎月1日は1,100円など
  • レディースデー・・・毎週水曜日は女性が1,100円など
  • カップルデー・ペアデー・・・2人で2,200円など

ほかに、各シネコン独自のサービスデーもあります。

  • TOHOシネマズデー・・・毎月14日は1,100円
  • MOVIXデー・・・毎月20日は1,100円
  • シネマサンシャインデー・・・毎月15日は1,100円

また、時間帯による割引もありますよね。

  • レイトショー・・・20時以降は1,300円など
  • モーニングショー・・・朝10時までの回・最初の回は1,300円など

サービスデーや割引になる時間帯に合わせて見に行けるなら、映画料金はムビチケを使うよりもお得になります。
ただし、誰でも利用しやすい分、混みやすくもあるのがデメリットかもしれませんね。

カードを利用する

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは年会費無料のクレジットカードです。
毎月20日・30日のお客様感謝デーは、会員本人限定で映画料金が1,100円になります。

それ以外の日でも、クレジットカード決済にすれば映画料金が300円引きに。
この場合は同伴者1人まで使えるので便利ですね。

シネマイレージカード

シネマイレージカードはTOHOシネマズで使えるカードで、初年度500円・更新時300円がかかります。
毎週火曜日のシネマイレージデイには、映画料金が1,400円になりますよ。

また、、映画を6本観ると1本無料になるサービスが特徴。
TOHOシネマズが家の近くにあり、よく利用する人はお得になります。

エポスカード

エポスカードは年会費無料のクレジットカードです。
エポスカードには優待サイト「エポトクプラザ」があり、全国の劇場で割引が使えます。

▼エポトクプラザで「映画館」を検索すると、各劇場での割引価格がわかりますよ。

エポトクプラザの映画館画面一覧

さいごに

ムビチケは、自分に合った種類・方法で映画の前売り券が買える便利なサービスです。
とくに大手シネコンではムビチケの導入率が高く、従来の紙の前売り券を発行しなくなった劇場もあるほど。

わたしも今回初めて使ってみましたが、ムビチケオンライン券なら、家にいながら予約・購入・座席指定まで済ませられるのが便利だなと感じました。

また、観たい映画さえ決まっていれば先にムビチケを購入しておき、映画が公開されたら好きな曜日・時間を指定できるのもポイントです。

とくに混み合いやすい都心の映画館の場合、座りたい席が埋まる前に座席指定ができるのは助かりますよね。

  • よく映画館で映画を観る
  • お得な料金で映画が観たい
  • 混み合う窓口に並びたくない
  • スマホで予約を済ませたい

こんな人は、ぜひこのページを参考に、ムビチケを利用してみてください!

おまけ:映画の料金を安くする方法

ノマド的節約術では、映画館ごとに料金を安くする方法を紹介していますよ。

もし利用することがある場合はチェックするとより安くできます。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

秋田出身・仙台在住のwebライター。 仙台の情報ブログ「仙台らいふ」の運営&おみやげ情報サイト「OMIYA!」でおみやげ情報をおとどけしています。 お出かけ・食べあるきが趣味なので、レジャーや外食をおトクにするワザや、日常に使えるネタを発信します!