スイスでの支払いは現金・クレジットカード・デビットカードどれがいい?全部使った実体験からおすすめを紹介

こんにちは!
スイスに2回行ったことがある、ノマド的節約術の松本です。

2017年8月にスイスへ行ってきました。
スイス旅行するときに気になるのは、現地でお金を使うときの支払い方法をどうするかですよね。

以下のような、いろいろな選択肢があると思います。

  • 現金
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • プリペイドカード
  • キャッシュレスの支払い方法

スイスに実際に行ってみて感じた、スイスでの支払い事情について紹介していきますね。

スイスの景色

ほとんどがクレジットカード払いに対応している

スイスのいろんなお店に行ってみて感じたのが、ほとんどのお店でクレジットカード払いに対応していることです。

小さなお店でもクレジットカード払いができて、現金が登場する機会は1回しかありませんでした。

普通のお店で買い物するだけならば、現金がなくてもなんとかなるんじゃないかと思うほど。

個人的にもスイス滞在4日目まで、現金を用意することはありませんでした。

それぐらいクレジットカードが浸透していましたよ。
日本よりもクレジットカードは普及しているはず。

その後、2019年にマイエンフェルトに行ったときは、現金のみのお店も一部ありましたので、完全に現金なしは難しいかなと思います。

VISAとMasterCardが一番使いやすい

クレジットカードを使う場合は、VISAやMasterCardブランドのカードを持っておきましょう。

これらのブランドのカードはどこでも使えますので、1枚は必須だと思ってください。

もちろんクレジットカードに限らずデビットカードやプリペイドカードでもOKです。
VISAかMasterCardブランドのカードがあることが重要ですので。

スイス クレジットカード払いの機械

キャッシュレス(Apple Pay)での支払いにも対応しています

スイスでクレジットカードやデビットカードを使うときに、より手早く支払いを終わらせたいのであれば、VISAのタッチ決済Mastercardコンタクトレス決済を使うのもおすすめです。

Wi-Fiマークを横にしたようなイメージのものがあれば対応していますよ。

クレジットカードだと、三井住友カードdカード(VISA)などがタッチ決済に対応しています。

銀行のデビットカードはVISAのタッチ決済に対応しているところが多いです。
Mastercardコンタクトレスは、ミライノデビットPLATINUMが対応しています。

Mastercardコンタクトレスだと、Apple Payでの支払いにも対応しているので、カードを取り出す手間すら省けて便利です。

▼Mastercardコンタクトレスで支払ったときのレシートがこちら。

スイスでMastercardコンタクトレス決済したときのレシート

どちらも「Mastercard Contactless」と表示されていますね。

スイスでMastercardコンタクトレス決済したときのレシート

アメックスとダイナースもそこそこ使える

今回のスイス滞在ではほとんどがグリンデルワルト周辺にいました。

観光地ということもあってか、アメックスダイナースクラブでの支払いに対応しているところも多く、これらのカードでもある程度は大丈夫なことがわかりましたよ。

ただ、100%使えるわけではありませんので、やっぱりVISAかMasterCardのカードを準備しておくのが確実です。

JCBブランドが使えるお店もありましたが、アメックスやダイナースクラブに比べると少なかった印象でした。

ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」が最安に

Sony Bank WALLETカード

今回のスイス滞在で活躍したのは、ソニー銀行のデビットカードである「Sony Bank WALLET」でした。

Sony Bank WALLETは、ソニー銀行の外貨預金でスイスフランを預けておけば、決済時に外貨預金の残高から引き落とされます。

しかも、クレジットカードだとかかる決済時の手数料がSony Bank WALLETだと無料になるんですよね!

かかる手数料は日本円からスイスフランへ外貨預金するときにかかる手数料だけ。1スイスフランあたり0.45円ですね。

ネットから外貨預金の購入ができるので、スイスに入ってからでもネット環境さえあれば、いつでもスイスフランへの入金ができますよ。

現金は持っておいたほうが安心だと思う

スイスフラン

先ほど、現金を使う機会がほとんどないと紹介しました。
とはいえ、100%クレジットカードで対応できるわけではありません。

そのため、現金をある程度は持っておいたほうが安心ではあります。

最初の3日間は現金を持たずに行動していたのですが、「現金しか使えない」って言われたらどうしよう・・・と内心は焦る気持ちがありました。

そんな心配をしないためにも、やはり現金をいくらかは持っておいたほうがいいかと思います。

ただ、あまりに大きな金額だと逆に不安になるので、少なめの金額で大丈夫です。

先ほども紹介したように、ほとんどのお店ではカード払いができますからね。

カード払いに対応していない小さなお店で買い物するために現金を持つのがいいと思います。

もし、現金を持っていくのであれば、FXのマネーパートナーズで外貨両替して日本の空港で受け取りすると手数料が安くなりますよ!

スイスフランを最も安く手に入れる方法でおすすめです。

詳しい手順は以下のページで。

マネーパートナーズ以外でスイスフランを確保するのであれば、ATMでキャッシングするか、デビットカードで現金を下ろすかすればOKです。

先ほど紹介したSony Bank WALLETでも、現金を引き出せますよ。

マネーパートナーズのプリペイドカードであるマネパカードでも使えますが、スイスフランには対応していないので、通貨を変換するための手数料が3%余分にかかるため、おすすめはしません。

さいごに

スイスでの旅行をより楽しむためにも、支払い方法が一般的にどうなっているのかをあらかじめ理解しておくのは大切です。

個人的な感想としては、基本的にはクレジットカード(デビットカード)での支払いで済ませて、カードが使えない場合だけ現金で対応するようにすればいいと思います。

カードを使う割合が9割以上になるので、現金はそこまで多く持たなくても大丈夫な印象です。

そこらへんはお好みで決めていただいて、スイス旅行を楽しんでいただけたらうれしいです!

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール