メガバンクの三菱UFJ銀行とネット銀行の楽天銀行には、どんな違いがあるのか気になるのではないでしょうか。
それぞれの銀行の特徴を把握しておけば、自分にとってどちらがより使いやすいのかを知る目安になりますよね。
また、2つの銀行口座を併用して使えるのかも気になるところです。
このページでは、三菱UFJ銀行と楽天銀行の違いについてまとめてみました。
三菱UFJ銀行と楽天銀行の違いを比較
三菱UFJ銀行と楽天銀行のサービス内容の違いを一覧にしてみました。
比較項目 | 三菱UFJ銀行 | 楽天銀行 |
---|---|---|
ATM手数料無料回数 | 三菱UFJ銀行ATMは何回でも無料、コンビニATMは月2回 | 提携ATMは最大月7回 |
他行宛振込手数料無料回数 | 最大月3回 | 最大月3回 |
普通預金金利 | 0.10%(税抜) | 0.10%~0.18%(税抜) |
貯められるポイント | Pontaポイント、dポイント | 楽天ポイント |
デビットカード | 三菱UFJデビット | 楽天銀行デビットカード |
定額自動入金サービス | あり | なし |
定額自動振込サービス | なし | あり |
Pay-easy対応 | 対応 | 対応 |
三菱UFJ銀行と楽天銀行を比較してみると、ATM手数料無料回数・他行宛振込手数料無料回数・普通預金金利・貯められるポイントなどに違いがあることがわかります。
ここからは、それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。
三菱UFJ銀行はスーパー普通預金を使うとATM手数料が無料になる
三菱UFJ銀行はスーパー普通預金(メインバンク プラス)でシルバーステージ以上になっていると、コンビニATMが少なくとも2回は無料になります。
三菱UFJ銀行ATMの場合は、時間外に何回利用しても無料になりますよ。
ただし、スーパー普通預金のホワイトステージ以下だと、コンビニATMを使ってお金を下ろすときは必ず手数料(110~330円)がかかります。
また、スーパー普通預金のランクがない状態で三菱UFJ銀行ATMを使う場合も、21:00~翌8:45は税込110円の手数料が必要です。
三菱UFJ銀行でATM手数料を無料にしたいときは、スーパー普通預金を利用するようにしましょう。
手数料を気にせずに使いたいのであれば、提携ATMだと最大月7回まで無料になる楽天銀行のほうが使いやすさはあります。
他行宛振込手数料を無料にするなら楽天銀行がおすすめ
三菱UFJ銀行から他銀行に振り込む場合、基本的に手数料がかかります。
インターネットバンキングの三菱UFJダイレクトを使うと3万円未満は154円、3万円以上は220円の手数料が必要ですよ。
スーパー普通預金のプラチナステージになっていれば最大3回まで手数料無料になりますが、プラチナステージになるハードルはやや高めです。
それに比べると、楽天銀行は会員ステージが上がりやすい印象を受けます。
他銀行へ振り込むことが多いのであれば、会員ステージに応じて最大月3回は手数料無料になる楽天銀行がおすすめです。
楽天銀行は楽天証券と連携すると優遇金利が年0.18%になる
三菱UFJ銀行の普通預金金利は0.10%です。
スーパー普通預金や貯蓄預金でも同じ金利なので、三菱UFJ銀行にお金を預けて普通預金金利で増やそうと思うのはあまりおすすめしません。
その点、楽天銀行は楽天証券と連携することで通常金利の0.10%から最大0.18%に引き上げることができます。
マネーブリッジすると楽天証券の入金の手間が省ける上、自動入出金(スイープ)を使って楽天ポイントが貯まりますよ。
楽天銀行を使うのであれば、楽天証券と連携しておくことをおすすめします!
三菱UFJ銀行と楽天銀行は貯まるポイントも違う
三菱UFJ銀行ではPontaポイントやdポイント、楽天銀行では楽天ポイントが貯まります。
銀行サービスを利用することでそれぞれポイントが貯まるのでお得感がありますね。
三菱UFJ銀行の場合、スーパー普通預金(メインバンク プラス)を利用しているとPontaポイントが貯まります。
Pontaポイントを貯めたいときは、三菱UFJダイレクトのポイントサービス申込から手続きしましょう。
また、デジタル口座サービスのdスマートバンクを利用するとdポイントが貯まりますよ。
ただし、2つのポイントサービスは併用できないので注意しましょう。
楽天銀行を利用するのであれば、楽天カードを作っておくと楽天ポイントが貯まりやすいのでおすすめです。
どっちの銀行口座がおすすめ?
三菱UFJ銀行と楽天銀行を比較してきましたが、どちらが自分に合っているのかわかりづらい部分もあるかもしれませんね。
Pontaポイントやdポイントを貯めたいのであれば、三菱UFJ銀行が向いています。
貯めるポイントが選べるというのも魅力的です。
ただ、手数料や金利の面でいうと楽天銀行のほうがお得な印象があります。
楽天銀行で貯まる楽天ポイントは、街中でもネットでも利用できるところが多いので使い勝手がいいですよ。
どちらの銀行が合っているのか迷ったときは、手数料や貯まるポイントを基準に選んでみるといいですね。
三菱UFJ銀行と楽天銀行は併用して使える
三菱UFJ銀行と楽天銀行は併用もできます。
どちらかの口座を持っていても、三菱UFJ銀行や楽天銀行の口座を追加で開設できますよ。
三菱UFJ銀行と楽天銀行間での入金も可能ですが、手数料が一律145円の楽天銀行から三菱UFJ銀行に振り込んだほうがお得です。
さいごに
三菱UFJ銀行と楽天銀行の違いについてまとめてみました。
- 三菱UFJ銀行のスーパー普通預金を利用すると手数料などが優遇される
- 他行宛振込手数料を無料にするなら楽天銀行がおすすめ
- 楽天銀行と楽天証券を連携すると優遇金利が年0.18%になるのでお得
- 三菱UFJ銀行はPontaポイントやdポイント、楽天銀行は楽天ポイントを貯めやすい
三菱UFJ銀行と楽天銀行は併用して使うこともできるので、用途に合わせて使い分けてみてくださいね。