棒金への両替はどこでできる?無料でできるか・銀行での棒金の作り方も紹介

イベントやフリーマーケットへの出店などで、自分が販売側になったとき、お釣りを出すために小銭を持っておかないといけない場合があると思います。

そんなときに、お札から小銭にどうやって両替すればいいのか、慣れていないとわかりにくいもの。

このページでは、実際にお札から小銭へ両替してみましたので、詳しい手順や手数料がどれぐらい必要なのかについて紹介していきますね。

50枚の小銭が1本にまとまっている「棒金」の入手方法も説明していますよ。

棒金への両替手順・お札から小銭への交換を両替機で行うやり方

お札から小銭(棒金)への両替はどこでできる?

お札から小銭へ両替しようと思ったときに、まずはどこで対応してもらえるのか知りたいですよね。

全国に店舗数が多い都市銀行だと、棒金に両替ができそうなイメージがあるのではないでしょうか。

▼都市銀行で両替ができるのかどうかを調べてみた結果は、以下のとおりです。

銀行名両替
みずほ銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
ゆうちょ銀行×
お札から小銭への両替に対応している都市銀行

都市銀行では基本的に対応していますが、ゆうちょ銀行はお札から小銭への両替ができません。

店舗数が都市銀行より少ない、地方銀行や信用金庫はどうでしょうか。

僕は岡山県に住んでいるので、周辺にある10個の銀行などを調べてみました。

銀行名など両替
中国銀行
トマト銀行
百十四銀行
おかやま信用金庫
広島銀行
伊予銀行
香川銀行
高知銀行
西日本シティ銀行
もみじ銀行
お札から小銭への両替に対応している地方銀行や信用金庫

このように、地方銀行も信用金庫でもお札から小銭への両替は可能です!

ただ銀行は銀行でも、実店舗がない楽天銀行住信SBIネット銀行など、インターネット銀行で両替はできません。

▼ちなみにお札から小銭に両替する場合、以下の2つの方法があります。

  • 両替機(見た目はATM)
  • 窓口

棒金への両替は無料でできる?

お札から小銭へ両替するときに、手数料がかかるのかどうかが気になるところです。

これは銀行ごと・枚数ごとによって手数料が異なります。

一般的に、その銀行の口座を持っていると、少ない枚数であれば手数料無料で両替してもらえますよ。

棒金(1本50枚)に両替する場合は、手数料がかかる銀行がほとんどです…。

地方銀行や信用金庫では、都市銀行と比べて手数料が安く設定されていることもあります。

近くの銀行や信用金庫の手数料をチェックしてみるといいですよ。

棒金(1本50枚)に両替するときにかかる手数料

お札から小銭に両替するときは、棒金への両替を目的にすることが多いかと思います。

棒金は50枚の小銭の束で構成されていますよ。

▼棒金1本にかかる手数料は、以下の通りです。

銀行名手数料(税込)
みずほ銀行(窓口)550円
みずほ銀行(両替機)400円
三菱UFJ銀行(窓口)770円
三菱UFJ銀行(両替機)400円
三井住友銀行(窓口)770円
三井住友銀行(両替機)400円
りそな銀行(窓口)770円
りそな銀行(両替機)400円
埼玉りそな銀行(窓口)770円
埼玉りそな銀行(両替機)400円
中国銀行(窓口)330円
中国銀行(両替機)1回目は無料
2回目以降、220円
棒金1本への両替にかかる銀行ごとの手数料

銀行でお札から小銭に両替する手順・棒金の作り方

ここからは、実際に銀行でお札から小銭に両替する手順を紹介していきます。

まずは両替機を使っての棒金の作り方を写真つきで説明しますね。

利用する銀行によっては、棒金など11枚以上の小銭に両替する場合、両替機の専用カードが必要になることも。

普段使っているキャッシュカードで両替機が使えるのか、あらかじめチェックしておきましょう。

お札から小銭に両替するときのざっくりとした手順は以下の通りです。

  1. 両替機にキャッシュカード(もしくは両替機の専用カード)を差し込む
  2. 両替したいお札を入れる
  3. 両替する小銭をタッチパネルの画面で選択する
  4. 小銭・キャッシュカード・明細を受け取る

たったこれだけで完了です。
まるでATMで自分の口座に貯金(預入)をするような感覚でした。

両替機の機種により操作画面が違いますが、だいたいの流れは同じなので写真付きで紹介しますね。

▼両替機の前に立ったら、キャッシュカードを入れるところが光っているので、ここに入れましょう。

【両替】両替機にキャッシュカードを入れる

▼両替したいお札を入れると、何円硬貨に両替するかの画面が出てきます。
100円と500円硬貨では、棒金より少ない枚数も選べるようになっていますね。

ここでは25,000円を入れ、500円の棒金1本に両替しましょう。

【両替】25,000円を500円玉50枚に両替

▼確認の画面です。

【両替】25,000円を500円玉50枚に両替 確認

▼レシートの発行をするか、しないかを聞かれます。

【両替】25,000円を500円玉50枚に両替 レシート

▼両替したお金が出てくる前に、レシートとキャッシュカードが出てくるので受け取りましょう。

【両替】25,000円を500円玉50枚に両替 レシートとキャッシュカード

▼500円硬貨が50枚セロファンでまとめられたものが出てきました!

これで棒金への両替が完了ですね。

【両替】25,000円を500円玉50枚に両替完了

両替が終わると利用明細が出てきます。

▼以下は、25,000円を500円硬貨50枚に両替したときの、中国銀行の明細です。

【両替】25,000円を500円玉50枚に両替 明細

銀行の窓口でお札から小銭(棒金)に両替する方法

銀行の窓口でお札から小銭に両替をする場合は、専用の用紙に記入する必要があります。

ざっくりとした手順は以下の通りです。

  1. 整理番号の自動発券機で受付番号カードを発行する
  2. 待つ間に両替申込書(両替依頼書)を記入する
  3. 受付番号を呼ばれたら窓口に両替申込書とお金を出す
  4. 再び呼ばれるまで待つ
  5. 両替された小銭を受け取る

手順の2番で『両替申込書を記入する』とありましたが、事前に銀行から両替申込書を何枚かもらい、銀行へ行く前に記入していると楽です。

また、よくわからない場合は窓口で問い合わせをしながら記入するとよいでしょう。

両替申込書(両替依頼書)の記入方法

銀行により両替をするために記入する用紙の名前が違います。
たとえば、以下のような名前です。

  • 三菱UFJ銀行:両替依頼書
  • 中国銀行:両替申込書

用紙の名前がわからなくても、窓口で「両替をしたいです」と行員さんに伝えると、出してくれるので安心してください。

では、三菱UFJ銀行の両替依頼書を例にして、10,000円札を500円硬貨20枚に両替してみます。

▼特別難しいものでもないので、以下のように指定された欄に記入すればOKです。

【両替】三菱UFJ銀行 両替依頼書

この両替の例だと、500円硬貨が20枚で10,000円ですね。
枚数と金額を間違えないように記入しましょう。

専用用紙を見ていると、両替機で両替するほうが楽だと感じました。
窓口での両替は、大量の枚数が必要なときに向いていますね。

なお、窓口でも50枚単位で両替を希望すると、棒金が出てきます

窓口でお札から小銭への両替にかかった所要時間

実際の所要時間は10分ほどでした。
具体的には以下のような流れです。

  • 13:10 予約番号を発券
  • 13:15 呼ばれる
  • 13:20 両替完了

さいごに

お札から小銭への両替は、頻繁にするものではないので、毎回やり方がわからなくなってしまうかもしれません。

このページで紹介した手順通りに無事に両替できましたので、もし同じように迷っているのであれば、参考にしていただけるとうれしいです。

おまけ:なるべく現金取引を減らす方法

現金のやり取りって、このように小銭を用意する手間が必要になります。

支払ってもらう方法は、現金以外にもいろいろあるので、この機会に他の方法を検討するのもありですよ。

モバイル決済を使ってキャッシュレスを導入してみましょう。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

岡山県在住の主夫Webライター。お金の使い方は「ドケチ」、一方で奥様が「散財系」なので、困っています…。それでも僕としては「お金に愛されている」と思っていますよ。社会保険系・給与系でのお金のこと、福祉的なことをわかりやすく丁寧にお伝えします。あらゆる「手順系」も得意です!