荷物を送るとき、送る方法によっては元払いか着払いかを選ぶことができます。
送料なども相手に支払ってもらう場合は、着払いで送る形になりますよね。
そこで気になるのが、レターパックは着払いできるのか?というところ。
元々、全国一律の料金で送れるのがレターパックの特徴です。
そんなレターパックですが、元払いか着払いか選ぶことはできるのでしょうか。
このページでは、レターパックが着払いできるかどうかや、着払いできないときの代替サービスについても詳しく説明していきますね。
元払いと着払いの違いについて
まず最初に、元払いと着払いは何が違うのかについて説明しますね。
元払いと着払いの違いは、以下の通り。
支払い方法 | 支払う人 | 支払いのタイミング |
---|---|---|
元払い | 荷物の送り主 | 荷物を発送するとき |
着払い | 荷物の受け取り主 | 荷物を受け取るとき |
つまり、「送料を負担します」という場合は送り主が支払うので元払い、「送料は負担してもらいます」という場合は受け取り主が支払うので着払いになりますよ。
レターパックを自分で出すときはレターパックの料金を支払っているので、元払いしていることになりますね。
ちなみに、元払いや着払いについてはこちらで詳しく説明しています。
レターパックは着払いできる?
元払いと着払いの意味についてわかったところで、レターパックは着払いできるのか説明していきますね。
結論からいうと、レターパックは着払いできません!
郵便局の公式サイトでも以下のように記載がありました。
ゆうパック、ゆうパケット、ゆうメールが着払とすることが可能です。
郵便物は着払とすることができません。
引用:日本郵便公式サイト
レターパックを送る場合は、送り主がレターパック専用の封筒を用意して送ることがほとんどですよね。
つまり、レターパックの料金に送料も含まれているので元払いという形になります。
どうしても着払いしたい場合、荷物を受け取る人に購入してもらい、レターパックを受け取り、荷物を入れてまた送り返す…という二度手間になってしまいますよ。
手間だけでなく、お金も余分にかかってしまうのでおすすめできません。
レターパックを着払いしたいときの対処法
レターパックを着払いで送る場合、手間とお金がかかってしまいますが、方法が全くないわけではありませんよ。
ここからは、レターパックを着払いしたいときの対処法について説明していきますね。
主に、以下のような方法でレターパックを着払いすることができます。
- ゆうパケットを使う
- レターパックを通販で購入する
ここからはそれぞれの方法ごとに、詳しく説明していきますね。
ゆうパケットを使う
レターパックは着払いで発送できませんが、郵便局のゆうパケットを利用すると着払いで送れます。
ゆうパケットは、レターパックと同じぐらいの料金で着払いにできますよ。
ちなみに、ゆうパケットの送料は以下の通り。
荷物の厚さ | 送料(税込) |
---|---|
1cm以内 | 250円 |
2cm以内 | 310円 |
3cm以内 | 360円 |
重さは1kg以内まで対応していますよ。
送料は全国一律なので、これ以上高くなることはありません。
しかも、レターパックと同じようにポストに投函するだけで利用できます。
ただ、以下のものが必要になるので注意してくださいね。
- 専用あて名シール
- 切手
専用あて名シールに記入したり、切手を用意する必要はありますが、追跡サービスもついているので安心して荷物が送れます。
どうしても着払いにしたい場合は、レターパックのかわりにゆうパケットを使うのもありですね。
レターパックを通販で購入する
レターパックは、Amazonや楽天市場など通販でも購入できます。
通販を経由すると、レターパックを着払いのような形で送ることも可能ですよ。
着払いのような形で送る方法は以下の通り。
- 荷物を受け取る側がレターパックの専用封筒を通販で買う
- 発送先の住所・受取人をレターパックで荷物を送る送り主の住所・氏名にする
- 届いたレターパックに荷物を入れて発送する
こうすることで、レターパックを送る側はお金をかけることなく荷物が送れます。
ただし、レターパックを通常発送するときに比べ、時間もかかってしまうのであまりおすすめできません。
さいごに
レターパックを着払いする場合、時間やお金がかかってしまうことがほとんど。
着払いできないものとして割り切ってしまうほうがいいですね。
ただ、レターパックにこだわらないのであれば、ゆうパケットを利用することで着払いオプションが使えます。
ゆうパケットを使うとレターパックより安くなることもあるので、代替案としてはおすすめの方法です。