こんにちは!
SMBC日興証券の口座を持っている、ノマド的節約術の松本です。
SMBC日興証券は、現物取引だけでなく信用取引にも対応しています。
信用取引ができるようになれば、持っている金額以上の取引ができるようになり、リスクもその分だけ大きくなりますが、当たったときのリターンも大きいですよ。
それ以上にSMBC日興証券で信用取引するメリットがあるのは、株主優待を取得するときの株式手数料を無料にできる方法があることです。
そこでこのページでは、SMBC日興証券の信用取引ができるようになるまでの手順と、実際に株主優待タダ取りするための手続きのやり方を画像つきで詳しく紹介していきますね。
信用取引の申込手順
ここからは、SMBC日興証券の信用取引口座を作る手順を紹介しますね。
▼SMBC日興証券にログインできたら、「お取引」→「新規買付」と順番に進みましょう。
▼信用取引のページを開くと、以下のような画面になりますので、「信用取引の利用申込みへ」のボタンを押してください。
▼次の画面に進むと、信用取引ができるまでの流れがひと通り説明されています。
目を通したあと、チェックを入れて「申込手続き開始」ボタンを押しましょう。
▼信用取引を使うにあたって、約款などを確認して、それに納得できるかどうかを見ないといけません。
すべて閲覧が終われば画面下の「投資経験等入力へ」ボタンを押してください。
▼現在の状況をチェックしたり入力したりする画面になりますので、正直に回答しましょう。
信用取引するためには「信用・デリバティブ」に必ずチェックを入れてくださいね。
▼続いて、信用取引を始めるために必要なウェブ審査の画面になりました。
ここでも正直に回答していきましょう。
▼ひと通りの回答が終われば、連絡先電話番号の入力をして次の画面に進みましょう。
▼次の画面では、先ほどの入力内容を確認することになります。
問題ないなら次に進んでくださいね。
▼さいごに、約諾書の確認をしたあとで下にある「差入れ」ボタンを押しましょう。
▼これでSMBC日興証券の信用取引申し込みが終わりました。
でもまだやることがあります!
信用取引を特定口座で取引するための手続きが必要です。
特定口座開設届出書を印刷して郵送する必要があるんですよね。
ちなみに、申し込みしたのは2018年7月28日でした。
特定口座開設届出書を印刷して送る方法
信用取引を完了させるためには、特定口座開設届出書を印刷しないといけません。
PDFファイルになりますので、近くのコンビニを使って印刷などするようにしましょう。
印刷ができれば、必要な項目に記入して、封筒に宛名の紙を貼り付けましょう。
準備ができたらあとはポスト投函するだけですね。
後日、信用取引ができるようになります
その後、2018年8月3日にSMBC日興証券からメールが届き、信用取引ができるようになったというメールが届いていました。
これでいつでもSMBC日興証券で信用取引ができますね!
▼ログインしたときにも「信用取引お手続き完了のお知らせ」が届いていました。
株主優待タダ取りする流れ
ここまで終われば、SMBC日興証券で信用取引ができる状態ですので、SMBC日興証券で本当の株主優待タダ取りができます。
まずは株主優待のタダ取りをするために必要な手順を紹介しますね。
- 欲しい優待の銘柄を探す
- 信用買いと信用売りを同時に行う(クロス取引)
- 約定したら信用買いの分をすぐ現引きしておく
- 権利確定日の市場が終わるまで待つ
- その日の晩に現渡の手続きをしておく
ざっくりとした流れはこんな感じですが、ここでは具体的な手順を紹介していきますね。
信用買いと信用売りを同時に行う方法
最初に難関に思うところは、信用買いと信用売りを同時に行うことではないでしょうか。
株式市場がオープンしているときは、同じタイミングでボタンが押せるわけではありません。
そのため、株式市場がクローズしている時間帯に手続きする必要があります。
株主優待の権利確定日の前営業日の夜などに、信用買いと信用売りの手続きをするようにしましょう。
それではまず信用買いのやり方を紹介しますね。
ログインしたら上のメニューにある「お取引」ボタンを押しましょう。
▼次の画面で、信用取引の画面にある「新規買付」を押します。
▼注文画面が開きますので、銘柄コードを入力したあとに「返済期限」「注文数量」「注文単価」「期間指定」「口座区分」を入力・選択しましょう。
今回は、優待内容が魅力的な吉野家ホールディングスを選びました。
ひと通りの入力が終われば、下にある「注文内容を確認する」ボタンを押します。
▼確認画面に進むと、先ほどの注文内容が表示されますよ。
問題なければそのまま「注文する」ボタンを押してくださいね。
▼これで信用買いの注文が終わりました。
続いて、信用売りのやり方を紹介しますね。
▼ログイン後の画面で「お取引」→「新規売付」と進むと以下の画面になりますよ。
ここで銘柄コードを入力したあとに「返済期限」「注文数量」「注文単価」「期間指定」「口座区分」を入力・選択しましょう。
ひと通りの入力が終われば、下にある「注文内容を確認する」ボタンを押します。
▼確認画面に進むと、先ほどの注文内容が表示されますよ。
問題なければそのまま「注文する」ボタンを押してくださいね。
▼これで信用売りの注文が終わりました。
これで、信用買いと信用売りの両方の手続きができましたので、あとは株式市場が始まるのを待ちます。
信用買いを現引きする方法
無事に株式市場が始まって、信用買いの手続きが完了すれば、信用買いの分をすぐに現引きしておきましょう。
そうすることで、現物株に変換することができます。
ちょっと面倒に思うかもしれませんが、この手続きをすることで1円も手数料を払わずに株主優待を取得できますよ。
では、SMBC日興証券で具体的に現引きする方法を紹介しますね。
▼まずは「お取引」のページを開き、「建玉一覧(返済・現引・現渡)」を選んでください。
▼先ほど手続きした信用買いと信用売りのものがありますね。
次に進むには、信用買いのところにある「現引」を押しましょう。
▼注文画面を開くと、現引きしたい株数を入力します。
保有している株数全部でいいですよ。この場合だと100株ですね。
入力が終われば「注文内容を確認する」ボタンを押しましょう。
▼次の画面では、先ほどの入力内容の確認になります。
これで問題なければ「注文する」ボタンを押してくださいね。
▼これで現引き注文が完了しました!
▼詳細を確認してみると、信用買いしたときの金利で13円がかかっていましたが、株の売買手数料は無料ですね。
▼ちゃんと現物になっているのか確認したら、ちゃんと保有できていましたよ!
これで現引き手続きが終わりました。
現渡しする方法
現引きが終わって、権利確定日の株式市場が終われば、続いて現渡しの手続きをしておきましょう。
現渡しすると、現物で保有している株と、信用売りで保有している株を相殺できるため、これでどちらの保有もない状態にできますよ。
では、具体的な手順を紹介しますね。
▼まずは「お取引」のページを開き、「建玉一覧(返済・現引・現渡)」を選んでください。
▼信用建玉一覧が出てきますので、信用売りしている銘柄のところにある「現渡」を選びます。
▼続いて、現渡し手続きしたい株数を入力しましょう。
ここでは持ってる全部の100株を入力しました。
▼確認画面に進むと、入力内容が表示されます。
これで問題なければ、下にある「注文する」ボタンを押してください。
▼これで現渡しの手続きも完了しましたね!
▼金利などの手数料は34円で済みました。
ここまで終わればSMBC日興証券で株主優待タダ取りする手順は以上になります。
あとは、株主優待が家に届くまで2〜3ヶ月待ちましょう。
さいごに
SMBC日興証券は、信用取引を利用することで他の証券会社ではできない、本当の意味での株主優待タダ取りが実現できます。
株式手数料は一切かからず、信用売りしたことによる金利や逆日歩、配当落調整金といった手数料のみで済みますよ。
逆日々が0円だった場合は、ほとんどお金がかかることはありません。
こうやって株主優待を安く手に入れることができるのはうれしいですよね。
特に金券などの価値が高いものはこうやって株主優待タダ取りができることで、家計の大きな助けになりますよ。
手数料を節約したいのであれば、SMBC日興証券をぜひ使ってみましょう!