幕張にある『カンドゥー』で効率的に回る予約の取り方・チケット料金を割引クーポンで安くする方法まとめ

幕張にある仕事体験ができる「カンドゥー」という施設に行ってきました!

子供に職業体験をさせてみたいと思うのは親心ですよね。
でも、大人としては料金が気になるし、実際カンドゥーがどんな感じなのかも気になるところ。

実際にカンドゥーに行ってきましたので、その様子を入場の仕方から詳しく紹介しますね。

カンドゥーの料金について

まず知っておきたいのが、カンドゥーの料金がどれぐらいかかるのかということ。

カンドゥーでは、ハイシーズンとローシーズンで料金が異なります。

ハイシーズンの料金が以下の通り。

  • 小人(3〜15歳):3,900円(500円金券含む)
  • 大人(16歳以上):2,500円(500円金券含む)
  • シニア(55歳以上):1,000円(500円金券含む)

対してローシーズンの料金は以下の通り。

  • 小人(3〜15歳):3,200円(500円金券含む)
  • 大人(16歳以上):2,500円(500円金券含む)
  • シニア(55歳以上):1,000円(500円金券含む)

子供に職業体験をさせることができるため、子供が一番料金高くなっています。

チケットは予約して購入する

カンドゥーに確実に入場するためには、Webから会員登録して予約するのがおすすめです。

第1部と第2部で時間帯がわかれており、希望の時間帯を選択して事前予約した上で行きましょう。

Webからの場合はクレジットカードが必要です。
どのみちクレジットカードから支払うほうがポイントが貯まる分だけお得ですよ。

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当日券もあるけど事前予約がおすすめ

カンドゥーでは空きがあれば当日券も販売していますが、確実に入場するためには先ほど紹介したように事前予約しておくのがおすすめです。

カンドゥーの料金を割引クーポンで安くする方法

カンドゥーの料金、少し高いと思いませんでしたか?
ちょっとでも安くできたらいいなあと思うのではないでしょうか。

いくつかカンドゥーの料金を安くする方法がありますので、それを紹介しますね。

デイリーPlusで最大2,500円割引に

Yahoo!が運営する優待サービスのデイリーPlusを使うと、3名で6,300円になります。

ちょっとわかりにくいかもしれませんので、具体的に説明しますね。

ハイシーズンに大人1人・15歳以下の子供2人で行った場合は、合計で10,300円かかります。

「10,300円 – 6,300円」で4,000円安くなりましたね。
金額的には4,000円もお得です!

ただ、デイリーPlusを使った場合は、500円の金券がついていないため、それを差し引くと2,500円安くなるというわけ。

デイリーPlusの月額が550円ということを考えると1回行くだけで相当な割引になるのがわかりますよね。

JAF会員証の提示で大人2,000円割引

デイリーPlusを使う予定はないけど割引したいとう場合は、JAF会員証を使いましょう。

こちらは大人の入場料が2,000円割引になりますよ。
ただ、こちらも500円の金券が含まれないことになるため、実質的には1,500円の割引です。

JAFを使う場合は、カンドゥーコールセンターにJAF会員であることを伝えた上で、当日受け付けでJAF会員証を提示しないといけません。

JALマイルを交換してカンドゥーに入場できる

私たち家族はJALカードを使う機会が多いため、気付いたらJALマイルが貯まっていることが多く、毎回期限に追われるように「マイルでどこ行こう?」と話しています。

現在私が妊娠中なため飛行機に乗る勇気が持てず、今回は「近場でマイルを使おう」ということになりました。

JALには期間限定で提供している、提携パートナーの特別クーポンがあります。
これはひとり2,000マイル貯まれば気軽に使えるのでとても便利。

カンドゥーも対象になっているんですよね。

JALのマイルが貯まったらカンドゥー入場券でマイルを使ってみよう

JALマイルで行く施設は、たとえば『カンドゥー』は2,000マイル、『レゴランド(R)・ディスカバリー・センター大阪』は3,000マイル、『ユニバーサルスタジオの1デイ・スタジオ・パス』は7,000マイルというふうに分かれています。

また、他にも2,000マイルはリンベルやディノスのeクーポンやFamiポートクーポンの2,000円分に替えられますし、JALの東京駅から成田空港間の高速バス利用クーポン券などに交換できます。

3,000マイルはリンベルの3,000円分のe-クーポンや、朝日新聞デジタルの2ヶ月購読権などもあり、バラエティー豊か。

詳しくは、こちらのミニマイルページをご参照ください。

参考:JALマイレージバンク

また、今回私は航空券には替えませんでしたが、もし旅行したい気分なら、6,000マイルあれば国内線の「どこかにマイル」(予約時に4つの候補地をJALから提案され、その中から申し込んで3日以内に行き先が決定する往復航空券)にも交換できます。

行き先はJALにおまかせなので「縁で動くのが好き!」というタイプの方におすすめです。

参考:どこかにマイル – JALマイレージバンク

『カンドゥー』マイルを使ったチケットは受付方法が少し特殊

先ほどのミニマイルページから『カンドゥー』のチケットを予約すると、約2週間後に届きますよ。

『カンドゥー』は「イオンモール幕張新都心」のファミリーモール3Fにあります。
このモールはとても広く、建物が分かれているので、車で行く方はファミリーモールに駐車するのがおすすめです。

公共交通で行く場合は、JR海浜幕張駅前から「イオンモール幕張新都心行き」というバスが出ています。

運賃は現金なら100円。
「イオンモールバスターミナル」で降りると近いです。

参考:イオンモール幕張新都心公式ホームページ :: バスのご案内

チケットを持って実際に『カンドゥー』のエントランス前に行くと、JALで予約した場合は「グループM」となるため、少し待つことになります。

直接カンドゥーサイトから予約した「グループA/B」、そこからコンビニでチケットを購入した人などが「グループC/D」、「グループE/F/G」「グループH/I」と続き、そこからグループMが呼ばれ、優先順に入場していくことに。

集合時間も異なり、第一部(10:00から14:30)を普通に予約した「グループA」は9:15集合なのに対して、「グループM」は9:40頃集合になります。

第二部(15:30から20:00)を予約したグループMは15:10頃と言われましたが、早めに呼ばれることもあるので、少し前から並んでおいたほうがよさそうです。

「グループMの○番さま」と呼ばれたら、チケットを出して確認してもらいカウンターに並んで、実際に中で使える「カンドゥー市民カード」を人数分もらいます。

子供にはこのカードだけでなく、カンドゥー内のお金である「カッチン」(疑似通貨)が「1万カッチン」配給されます。

職業体験をするとこのお金が増えて、中にあるカッチンショップやショーの見学に使うこともできるというわけです。初めてのお小遣いの練習にもよさそうですね。

チケットと現金

ちなみに、今までに来たことがある人は前回もらった「カンドゥー市民カード」を持参すると、「2万カッチン」もらえます。忘れずに持っていきましょうね。

また、この時にレストランのテーブル番号も一緒に手渡されます。

レストランは館内のステージ前にあり、その周りに各アクティビティ施設が配置されているので、中で家族別行動になっても「テーブルで14:00ちょうどに会おう」と待ち合わせすることもできます。

集まって家族でごはんを食べるだけでなく、親だけ荷物番として待つこともできるので、迷子になる確率が減って安心ですね。

カンドゥーサイトから予約した方々は、入場券にレストランで使える500円分の金券がついてきますが、JALマイルで予約した場合はついてきません。それだけご注意ください。

効率的に回るための予約の取り方

入場したら、まずカウンターで渡されたテーブル番号のテーブルに行って荷物を置いたりしたくなりますが、できれば一目散にお子さんが最初にやりたいアクティビティの予約機に向かってください。

予約したい時間を指定して、「カンドゥー市民カード」をかざすだけで予約票が出てきます。

はじめに1日分すべての予約を取れたらラクですが、カンドゥーには「ひとつのアクティビティの予約をしたら、次に予約手続きできるのは10分後」という決まりがあります。

しかも「子供が手続きをしなければいけない」というルールもあるため、アクティビティに参加している間は次の予約手続きができません。
そのため事前に子供とパンフレットを見て計画を立てていくことが重要です。

どのアクティビティもだいたい所要時間は30分程度。3歳から15歳まで幅広く参加できるので、兄弟がいても楽しめそうですね。

すきま時間を多くしてのんびり滞在するか、立て続けにアクティビティに参加していくか、家族の作戦と体力次第!

合間にカンドゥーのキャラクター『イゴー』と一緒に写真を撮ったりすることもできますよ。娘も「誰?」と言いながらも楽しそうに手をつないでいました。

キャラクター「イゴー」と一緒に

子供も喜ぶ人気職業体験

私たちは1日で合計12種類のアクティビティに参加しました。カンドゥーへ行ったあと、子供の友人家族7組に聞いて特に人気があった職業をご紹介させてください。

警察官

「警察官として、みんなで盗まれたスーツケースと泥棒を探す」というストーリーで動いていくアクティビティです。

警察官の制服を着せてもらって「いってきます!」と親に手を振ります。写真の娘はまだサイズ90の3歳なので制服がブカブカですが、本人はすでになりきって責任感と緊張で震えてました・・・。

警察官の格好

制服を着終わると、子供たちが集められて、「今回は・・・」と説明を受けます。

そして大きい子が小さな子の手を持って、カンドゥー街を走り回り、パトロールしたり泥棒を探して追いかけつかまえるところまでがミッション。

3歳の娘もこの警察官のお仕事が相当楽しかったらしく、「どろぼうさんに『あなたがどろぼうさんでしょ?』ってきくのがおもしろかった」と何度も言っていました。

警察官になって仕事

モデル

モデルとして自分でドレスを選んで着て、ランウェイを歩くアクティビティです。子供たちだけが中に入って、着替えたらウォーキングとポージングのレッスンがあります。

そして、ひとりずつ手を引かれるようにしてランウェイを歩き、最後にポーズを取ってショーを盛り上げます。

アクティビティとしての時間が他のものよりも長く1時間近くあり、「親御さんは席で待っていてください」と言われるため、親としては休み時間を持てる絶好のタイミングかもしれません。

モデルになってランウェイを歩く

ただ、「子供が現れるランウェイの終点でシャッターチャンスを待ち構えていなくてはいけない」というカメラマンとしての使命があるので、居眠りはできそうにありません。

ポーズ

ダンサー

レストランエリアの前にあるステージ(「イオンモール・シアター」) で、歌い踊ることができるアクティビティ。

振り付けを覚える時間と発表する時間があり、振り付けは幕の向こうで練習しているので、その間親はゆっくり休むことができます。子供が出てきたらビデオカメラを回すのを忘れずに!

子供の運動神経や反射神経、リズム感や楽しそうかどうかなど、いろいろな新しい面が見られますよ。

ダンス1

終わったあとは観客に向かって、ステージ上から手を振ってくれます。

ここで「親を探している顔をするか」、「観客全体に『ありがとう〜!』と楽しそうにしているか」など、みんなそれぞれ違って、いろいろな子がいるのがまたとても楽しかったです。

ダンス2

助産師

歯医者さんエリアの隣にあったのがこの『助産師体験』です。

生まれたばかりの赤ちゃんのお世話をする仕事なので、赤ちゃんの人形がひとりにつき一体手渡され、担当をあてがわれます。名前をつけて呼んであげたりもするそう。

責任感を養えそうですね。

まずは赤ちゃんを柔らかいタオルの上に横たわらせてあげて、ここからおむつを替えてあげます。

赤ちゃんと一緒に

哺乳瓶でミルクをあげて、縦抱きしてゲップを出させてあげているところです。お尻の方の手は離さず、右手で背中をトントンしてあげていました。

赤ちゃんの背中をトントン

おむつを替えてミルクをあげたら、優しくベッドに寝かせてタオルをかけてあげてお世話終了です。

「実際はこれがエンドレスで一日8回以上続くんだよ・・・」と思いましたが、それはまた別の話。楽しかったようでよかったです。

赤ちゃんの寝かしつけ

実はこの時私は妊娠6ヶ月の妊婦でした。

お腹の中の赤ちゃんの重さがちょうど赤ちゃん人形の重さと同じ700gだったので、「あの重さの子がお腹の中にいるのか…」と親子で感慨深い気持ちになりました。

最後に「本物の新生児の重さはこれくらいです」と2500gくらいの赤ちゃん人形を抱かせてもらって「重っ!」と驚いて目を見開いていました。そう、これくらい大きくなるのですよね。

長女は「一応お世話の練習をしておいた方がいいと思って」とこの仕事体験を選んだそうですが、やってみたら思いのほか深く学べたようです。

カンドゥーのお得な体験いろいろ

カンドゥーの体験は、お持ち帰りできるものや食べられるもの、最後にプレゼントがあるものがあります。思い出になるのでぜひ体験したいですね。

どんな体験があるのか、ほかにもいろいろ紹介しましょう。

ペン・ファクトリー・スタッフ

ゼブラの『サラサ』といえばとても描きやすい水性ペンですよね。

ここはたくさんの色から選んで組み立てて、自分だけのオリジナル『サラサ』を作れるワークショップです。ゼブラのエプロンを借りて準備万端!

ゼブラペン

色とりどりのペンを使ってシールに絵を描いて、ボールペンの芯に巻きつけて軸に入れていきます。選んだオリジナルパーツを組み立てていけば完成!

実際につくったペン

なぜ2本あるのかというと、実は私が作った分もあるのです。

カンドゥーは子供だけでなく、親が参加できるアクティビティもあり、もちろん仮想紙幣『カッチン』も一緒に稼ぐことができます。

描きやすいペンももらえて『カッチン』ももらえて、つい子供と一緒にホクホクした顔になってしまいました。

ちなみに、一番上のノックするパーツも自由に選べるのですが、白が一番珍しい色なのだそうです。

「なぜなら、みんな白い紙に書くペンを買いに来ているんだから、白いペンは必要ないですよね。つまり白は、市販されてない唯一のパーツなんです。」とのことでした。

「それじゃ白で」とつい親子で選んでしまいました。

歯科医/歯科衛生士

歯医者さんになって、正しく歯を磨く練習をするというアクティビティ。さっそく白衣を着て説明を受けました。

写真は「毎日しっかり歯を磨いていますか?」と聞かれて、普通なら「はい」と答えるだろう場面で「そもそもあまり磨いていません」と答えている娘です。

「ここでしっかり学んで、少しでも歯磨きを好きになって欲しい」と、説得して無理やり予約をねじ込んだのですが、子供の剛速球の正直さっておそろしいですね。

母としてカメラを構えながらめまいがしました。

歯科衛生士になって

横たわる人形の歯を覗き込みながら、歯ブラシ指導を受けています。これはなかなか面白かったようで、「またやりたい」と言っていました。

私は目を細めて「自分のを磨きな」と答えてしまいましたが、たしかに人の歯を見る機会ってあまりないですから、貴重な体験だったのかもしれませんね。

歯を磨く

ちなみに、ここの歯医者体験をすると歯ブラシを1本もらえます。もう1人の男の子は何度もここに来ているそうで、「もう少し通うと電動歯ブラシをもらえる」と言っていました。

カフェ店員

未就学児や低学年の子に特に人気と言われているカフェ店員のアクティビティ。こんな洋服を着て、カフェでドリンク「なっちゃん」をお客様(親)にサーブします。

カフェ店員

店員さんに教えてもらいながら、緊張した面持ちで親へジュースを運び、「私が飲みたいんだけど・・・」という渋い顔で差し出してくれます。

ここで出してくれていたジュース「なっちゃん」は、そのままお持ち帰りできました。子供の休憩にもちょうどよかったです。

カフェ店員2

ねるねるねるねの魔女体験

親世代がなつかしい「ねるねるねるね」。それをひたすら練るというアクティビティ。制服はやはり魔女のコスチュームです。

魔女の格好

娘は卵と乳製品にアレルギーがあるため、実際に食べることはできません。そのため「親が一緒に隣で体験して、2人分食べる」という条件で参加しました。

この時なるべく触れることがないよう、本人も自分のアレルギーを理解しているのでドキドキしていました。けれど普段触れない食玩で遊ぶことができて、とても嬉しかったそうです。

ねるねるねるねをつくる

このアクティビティをやるとスタンプカードがもらえます。3回行くとクラシエのお菓子セットがもらえるそうです。

クノールのスープシェフ体験

スープシェフになって、オリジナルのスープ作りとパッケージデザインができるアクティビティです。好きな具材を選んでスープを作ってテーブルで試飲したり、パッケージを描くことができます。

帰りに粉末スープのお持ち帰りがあるので、翌日の朝ごはんに良さそうです。

銀だこ職人

築地銀だこ」の材料で、プロに教わりながら「たこ焼き」を焼き方を学ぶアクティビティ。油はねの心配がある作業はスタッフが代わりに行ってくれるから、小さな子でも安心です。

できあがったたこ焼きは親にプレゼントしてくれるそうですが、きっとこれは子供たちの胃の中に入るのでしょう。

アイスクリームメーカー

アイスクリームとトッピングを選んで、-9℃に冷やした石板の上で混ぜ合わせ、自分だけのオリジナルアイスを作るアクティビティ。陽気な歌を歌いながら混ぜていく作業は、とても楽しそうです。

作りおわって食べる時も、ハッピーな気分になれそうですね。

ピザ作り体験

この体験はピザ作りキットが税込1,000円なので『500円券』が2枚必要になります。足りない場合はインフォメーションで購入して行きましょう。

キットを受け取ったら、レストランの席でピザ作りをすることになります。生地をうすく伸ばして、好きな具をトッピングして、「ピッツェリア」で焼いてもらいます。

なかなか豪華な美味しい体験ですよね。このピザ作りキットには卵が含まれるため、卵にアレルギーがあるお子さんは参加ができないそうです。

ビューティーサロンでネイリストになろう

2人1組になってネイルをお互いに塗り合うアクティビティ。女の子にはたまらないかもしれませんね。

このアクティビティも親が一緒に参加できるので、お母さんの方が楽しめるかもしれません。それにしても幼子にネイルを塗ってもらうってスリリングな体験。指ごと着色されます。

地味だけど面白かったらしいアクティビティ

最後に「隙間時間に参加してみたけど、意外と面白かったお仕事体験」をご紹介します。

宅配スタッフ

ヤマト運輸の配達お仕事体験。いつもインターホンで「ヤマトです。宅急便です」と来てくれる宅配スタッフになれるチャンス!

ヤマトさんの制服を着て、あいさつや荷物の取り扱い方や運び方を学び、街に出て実際に宅配をします。娘は2番目にここのアクティビティの予約へ走って行ったくらい前のめりでした。

ヤマト体験

このようにカンドゥー内にあるお店に荷物を届けて行きます。はんこをもらって、責任を持って荷物を渡すお仕事。

娘に感想を求めたら「荷物が重かったら本当に大変なお仕事だよね」とつぶやいていました。

この体験をしたあとから、娘は本物のヤマトさんが届けてくれた時に「ありがとうございます」と言うようになったのが印象的な変化です。

銀行員

正直「時間が余ってるから隙間時間でちょっと体験しておきますか」と行ってみた銀行員体験。

親がお客さんになり、「お金(カッチン)を受け取り、預金通帳を作って手渡す」というお仕事です。

お金を受け取るということは、それを数えてたしかめるということ。

預金通帳を作るということは、お金と通帳の数字がイコールであると体感すること。
これは勉強になりますね。

1、2、3と指導員さんと一緒にがんばって最後まで数えていたのが微笑ましかったです。

銀行員

残念なのは、通帳を作る練習をしているところが遠目で見るとどう見ても、「お客さん、こことここにハンコを押したらお金を貸してあげますよ」と言われているようにしか見えないところです。

終了後に本人に「楽しかった?」と聞いたら「制服がなかった」とだけ答えられました。

そしてこの日以来、ハンコを押すのが好きになってしまったようで、私の手帳にはんこのインクが無くなるまで押し続けていたという事件が起きました。黒インクのはんこで。

スケジュールをクラウド上でも管理しておいて本当に良かったです。

勇者(ロッククライミング)

ハーネスとシューズを身につけて、クライミングをするチャレンジアクティビティ。

壁の一番上のスイッチを押すことで、封印されていた王様を助けることができるというゲーム仕立てになっています。娘はクライミング好きなので、味気ないほどすぐに登ってすぐに終わってしまいました。

クライミングに挑戦

このチャレンジには推奨身長が定められていて、身長130cm以上の子や経験者は「上級者コース」、120cm以上の子は「高いコース」、100cm以上の子は「中央コース」、3歳以上「低いコース」となっています。

JAXAのスペースセンタークルー

JAXA(宇宙航空研究機構)全面協力のアクティビティ。

ISS(国際宇宙ステーション)と交信しながら補給線「こうのとり(HTV)」を乗せたロケットを打ち上げる仕事なのだそう。

親は外から覗き込んでいるだけなので、何をやっているかよくわからないのですが、地味に楽しそうでした。

JAXAのクルー

この他にもカンドゥーには、以下のアクティビティがあります。

  • JAFロードサービス隊員
  • レンタカークルーとお客様
  • YouTuber
  • ニュースキャスター
  • お天気キャスター
  • 科学者
  • モノレール運転士
  • 新聞記者
  • 救急救命士
  • ディレクター・アナウンサー
  • パイロット
  • キャビンアテンダント
  • マーシャラー
  • ツアー・コンダクター
  • めがね士
  • 建築士

とてもじゃないけど1日では回りきれそうもありませんね。

カンドゥーの「次回につなげるうまい仕組み」

カンドゥーでお仕事体験をすると『カッチン』という仮想紙幣がもらえます。ひとつの仕事ごとに15,000カッチンくらい。

これは現金と交換することはできません。また、レストランやフォトスタジオ、オリジナルグッズショップで使うこともできません。

「ボディペイント」や「マジックショーを見る」「各種ワークショップに参加する」という用途でカッチンを使うか、『カッチンショップ』というお店で使うことができます。

カッチンショップ

『カッチンショップ』で販売されているのは駄菓子屋さんで買えそうなものが多かったですが、一回行っただけでは「消しゴム」や「えんぴつ」くらいのものとしか交換できない印象でした。

「次回まで貯めておいて、少しでもいいものを買った方がいいよ」と子供に教えるためなのかもしれませんが、元来子供は待てない生き物です。

娘たちも「お菓子の形の消しゴム」と「おもちゃの指輪」に交換してお互い自慢し合っていました(そしてすぐに飽きてしまうんですよね・・・)。

現金

子供たちは選んだ商品をレジに持っていって、自分のカッチンを数えて支払います。

支払いをする時の緊張感がとても楽しかったようで、帰ってきて何度も「楽しかったなー」と言っていました。

「次来たらあれを買うんだ」と固く決心したり「もっと働いてもっと貯めるんだ!」と燃えていて、親はその姿を見て「次もまた来なくてはいけない・・・」と思ってしまうシステムがここでできあがっています。

カンドゥーの周りのごはん事情(節約編)

カンドゥーは2部制になっており、「1部が朝10時から」と「2部が午後15時30分から」という中途半端な時間です。

カンドゥー内で食事をとることが前提なのだと思いますが、できれば節約したいという気持ちもありますよね。

私たちは15時30分からの2部だったため、おやつを食べてから入りました。

カンドゥー内では隙間なくアクティビティを詰め込んで、「お腹が空いた」という方向に意識が向かないくらい親子で突っ走って満喫するのが唯一の節約のコツかもしれません。

子供たちも2部の終わりの20時、カンドゥーを出るまで空腹に気づかなかったくらい面白かったようでした。

「イオンモール幕張新都心」は、飲食店には事欠きません。

いろいろリストを見て検討しましたが、うちは子供達にアレルギーがあるので選択肢も狭まります。

とりあえずカンドゥーがあるファミリーモールには、「ごちそうパーク」というフードコートがあるので助かりました。

「ごちそうパーク」にはこんなお店があります。

  • ケンタッキーフライドチキン(フライドチキン)
  • 幸楽苑(ラーメン)
  • さぬき麺市場(うどん)
  • おひつごはん 四六時中(和食おひつごはん)
  • ちゃんぽん亭総本家(ちゃんぽん)
  • tutu(クレープ)WAON使用可能
  • 築地銀だこ(たこ焼き)
  • モスバーガー(ハンバーガー)

このうち、ケンタッキーフライトチキンと築地銀だこ以外はWAONが使えます。

イオン系列のお店は「お客様感謝デー」や「JAF会員優待」など、その時々の各種サービスが整っているので、できれば行く前にチェックしておくと完璧ですね。

私たちは「おひつごはん 四六時中」で食べました。ごはんは会津産のコシヒカリを使用。

量を選ぶこともでき、「超少なめ」が150g、「少なめ」が200g、「普通」が250g、「大盛り」が350gと細かく分かれています。

糖質制限をされている方でも頼みやすいですし、どのサイズでも料金は変わらないので、たっぷり食べたい年頃の子やおとうさんも満足できそうです。

「鯵なめろう」650円
やはり千葉ですから、なめろうが入るのですね。意外とたっぷり入っていて美味しかったです。

なめろう丼

「サーモンアボカド」650円
空腹に耐え切れず、臨場感ある感じで箸が動いている写真です。サーモンとアボカドと、ツナが乗っています。

サーモンアボカド

「サーモンまぐろ」650円
娘は「いくらが好き」という子なので、どこでもメニューからいくらを探し出すというおそろしい習性があります。写真はサーモンといくらと鮭フレーク、そしてめかぶが乗っています。

サーモンマグロ丼

どれも一杯目は丼としてお茶碗によそってそのままいただき、二杯目は香味を添えて、三杯目は白だしをかけて出汁茶漬けとして食べることができました。なかなか楽しかったです。

他にも「海鮮にぎわい」という全部入り的なものや、まぐろが敷き詰められた「まぐろづくし」が850円だったり、ちらし寿司のような「彩り」が750円だったり、時期によっていろいろなメニュー展開をしているようでした。

一番高くても「うなぎ」の930円、最安だったのは「ねばとろ」という納豆やとろろやおくらなどが入ったメニューで560円のもありましたよ。

カンドゥーへ行ってみて まとめ

初めて『カッチン』で買った「えんぴつ」と「消しゴムと「おもちゃの指輪」は、帰宅後さっそく失くしました・・・。

それでも子供たちは「お仕事楽しかったねー」「お仕事またやりたいなー」とずっと言っています。

『カッチン』と引き換えにもらったレシートも本物っぽくて、それもまたうれしかったようです。

レシート

『カンドゥー』は普通に入るとハイシーズンなら大人2500円、小人(3-15歳)3,900円、シニアは1,000円。ローシーズンでも小人(3-15歳)が3,200円に下がるくらいです。

これらはすべて500円金券を含む額ですが、それを差し引いてもJALのマイルを使って行く方法はお得だったと思います。

親子一組で2,000マイルですから、親2人と子2人で4,000マイルで行けました。

子供と過ごす時間は「モノより思い出」と言いますものね。

「旅行に行けないしどうしよう」と迷うよりも、カンドゥーなどの施設で一緒に楽しめて本当によかったです。子供達がいろいろなコスチュームでたくましく働く姿を見るのも、親として嬉しいことでした。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

ライター、料理講師。 アレルギー持ちの8歳と1歳の母。 フリーランスとして20年以上、節約を意識しながら暮らしを楽しんでいます。 普段はベジタリアン料理と普通食、離乳食や制限食など、両立した料理の展開メニュー開発など多数提案。 インタビュー記事、料理レシピやレストラン紹介、コラム執筆、人物や料理撮影も担当しています。