ANAマイルを貯めるためのカードは、年会費がかかるクレジットカードばかりですよね。
クレジットカードを使うのはちょっと・・・という場合もあると思います。
そんなときの選択肢になるのがプリペイドカードですよね。
ANAでも専用のプリペイドカード「ANAプリペイドカード」がありますので、クレジットカードを使いたくない場合は、こちらも検討してみてはいかがでしょうか。
もちろん、クレジットカードを使っている方にとってもANAプリペイドカードをお得に使う方法はありますよ。
ANAプリペイドカードとは?
ANAプリペイドカードとは、VISAブランドのプリペイドカードです。
同じANAプリペイドカードでも2種類のタイプがあります。
- オールチャージ型
- チャージ限定型
オールチャージ型は15歳以上の方であれば申込でき、申し込んだ本人が使えるプリペイドカードです。
対して、チャージ限定型の場合はANA VISA/Masterカード個人会員の13歳以上の子供が使えるプリペイドカードになります。
入会金・年会費は無料
2種類のANAプリペイドカードがありますが、どちらも入会金や年会費は無料ですよ。
とりあえず使ってみることもできますね。
ただ、完全無料というわけにはいきません・・・。
発行・発送手数料が有料
ANAプリペイドカードは発行したり、家に送ってもらうために手数料が必要になります。
入会金・年会費は無料なんですが、ここでお金がかかってくるのはちょっと抵抗感ありますよね。
- 発行手数料:200円 / 1枚
- 発送手数料:440円 / 1枚
手数料が気になりますけど、2017年3月31日までの申込なら、発行手数料・発送手数料が無料になります。
両方ともの費用を払うと、640円もの負担ですね。
プリペイドカードを使うために640円も払うのはもったいないので、使うのであれば、無料のうちに申し込んでおきましょう。
税込1,000円ごとに5マイル貯まる
手数料もあったりするし、ANAプリペイドカードを使うメリットってなんだろうと思ってしまいますよね。
ANAの名前が入っているので、プリペイドカードを使うことでANAマイルが貯まります。
税込1,000円ごとに5円貯まりますよ。
還元率にすると0.5%です。
カード単体で見るとそれほどお得感がないように見えますが、使い方次第では還元率を高くできます。
マイルを溜めたけど、マイルを有効期限に使えそうにない場合は、ANA SKYコインに交換しましょう。
ANAプリペイドカードへのチャージ方法
ANAプリペイドカードは、お金をチャージしないと使えません。
オールチャージ型とチャージ限定型の2種類、それぞれのチャージ方法をみていきましょう。
オールチャージ型
オールチャージ型のANAプリペイドカードでチャージする方法は4通りあります。
- クレジットカード
- コンビニ払い
- インターネットバンキング
- 銀行ATM(ペイジー)
チャージするのに手数料が1回あたり200円かかります。
ANA VISA/Masterカード以外でのチャージの場合は有料になるのがちょっと厄介です・・・。
この中で気になるのがクレジットカードでのチャージですよね。
ポイントが貯まるかどうかは大きな関心事です。
ということで、オペレーターさんに問い合わせてみました。
こんにちは!
オールチャージ型でクレジットカードでチャージしたときにポイントが貯まるのでしょうか?
ANA VISAカードでチャージしたときにVポイントは付与されません。
こちらはチャージ限定型も同じということでしょうか?
はい、そうですね。
他のクレジットカードでチャージしたときにポイントが付与されるかどうかは分かりかねますので、それぞれのカード会社にご確認ください。
そうなんですね。ご回答ありがとうございました!
回答は、それぞれのカード会社に確認しないとわからない、ということでした。
そりゃそうですよね・・・。
ということで楽天カードに問い合わせてみました。
通常のショッピングと同じですので、楽天ポイントが貯まりますよ。
そうなんですね。ご回答ありがとうございました!
楽天カードのオペレーターさんにお問い合わせたら、あっさりとポイント付与されます、という回答がありました。
他のクレジットカードでは確認できていませんが、チャージしてポイントが貯まるカードは多い印象を持ちましたよ。
より確実性を高めるなら、自分の持っているクレジットカードでチャージしてみるか、それぞれのカード会社にお問い合わせしてみましょう。
還元率の高いカードからチャージできれば、ANAプリペイドカードを使う価値が出てきますね。
チャージ限定型
チャージ限定型のプリペイドカードは、ANAカード(VISA・Master)でのみチャージできます。
先ほど紹介した通り、チャージ限定型のプリペイドカードでは、クレジットカードでチャージしても三井住友のVポイントは付与されません。
純粋にチャージするだけとしてしか使えません。
それなら、普通にクレジットカードを使った方がお得ですよ。
ANAプリペイドカードのチャージ上限は30万円
ANAプリペイドカードへのチャージも上限の金額があります。
上限額は30万円。
しっかり使うのであれば、手数料節約のためにもまとまった金額をチャージするのがおすすめです。
チャージに手数料がかかるのはネックだなぁ・・・。
子供の海外留学・海外旅行で使ってもらうのがおすすめ
チャージ限定型のANAプリペイドカードは、子供に向けたものです。
もし、海外留学や海外旅行をするなら、子供用に作っておくと支払いの心配事が減らせそうですね。
子供が使った分のマイルも貯まるので、親としてはちょっとお得感があります。
子供が使ったら、その都度メールを送ってもらうようにもできるので、使いすぎの抑止にもなりますよ。
ちなみに、海外利用したときは3%の手数料がかかります。
ANAプリペイドカードは機内販売では使えない
ANAプリペイドカードを使って航空券の予約はできますが、機内販売では使えません。
機内販売で何か買おうと思っているなら、割引もあるANAカードの方がいいでしょうね。
プリペイドカードを解約する場合はどうすればいい?
ANAプリペイドカードを使っていたはいいけど、もう使うことがない場合は、解約したいですよね。
そのときは、三井住友プリペイドデスクまで電話連絡しないといけません。
電話代がかかりますので、楽天でんわなどを使って通話料を節約しましょう。
要点のまとめ
ANAプリペイドカードの特徴をいろいろと紹介してきましたが、要点をまとめると以下の通りです。
- 入会金・年会費無料
- 1,000円ごとに5マイル貯まる
- ANA VISA/Masterカードのチャージではポイント付与されない
- その他のカードだとポイント付与されることもある
チャージに手数料がかかるのはネックですけど、クレジットカードからのチャージでもポイントが貯まるカードもあります。
還元率の高いカードでチャージしてポイントが貯まるなら、ポイントとANAマイルの両方を貯めることができ、お得になりますよ。
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