月々5,000円から主に世界中の先進国に投資できるのが大きな魅力のセゾン投信。
働き始めて、お金のことを考えるようになってくると、セゾン投信を含め、毎月積立投資を始めることも出てくるでしょう。
私がまさにそれで、使わないお金を投資に回しています。
市場に応じて上げ下げがあり、景気が良くなれば伸びていきやすくなり、投資額よりもリターンが大きくなりますよね。
毎月積み立てしていると、もっと早いうちからやっておけば良かった・・・と思う日が来ます。私自身がまさにそれでした。
であれば、産まれて間もない子供のうちから積み立てできれば、大きくなった時にもしかしたら大きなリターンになってるかもしれないと思うようになります。
セゾン投信では、そういう方のために、こども口座(愛称:カンガルーぽけっと)を作れるんですよね。
このページでは、大人用の口座とカンガルーぽけっとの違いを見ていきたいと思います。
大人用の口座については、以下のページで説明済みです。
参考:セゾン投信2つのファンドのメリット・デメリットを徹底解説
大人用の口座との違いは親権者が取引するかどうかだけ
セゾン投信って、ファンドを購入もしくは積み立てしていくだけなので、大人用の口座とこども口座での違いはありません。
ただ、こども口座を作った場合、親権者が代理で取引することになります。子供に取引させることはできません。
あと、口座開設時に「未成年の取引に関する同意書」が必要になります。
住民票の写しなどの親子関係を証明する書類も要りますので、その点少しややこしいぐらいでしょうか。
それだけの違いで、あとは同じと思っていただければ大丈夫ですよ!
掛金の元本を下回る可能性もある
口座開設したあとは、毎月自動的に積み立てていく「定期積立プラン」を利用するのがおすすめです。
なぜかというと、1回1回購入していくのも面倒だから。
毎月積み立てていったとしても、経済状況や政治の状況によっては、元本を下回ることも十分にありえます。
というか、元本を1円でも下回るのが怖いのであれば、セゾン投信を含めた投資信託には手を出さない方がいいでしょう。
長い目で見れない方には投資信託をおすすめすることはできません。
私自身は元本を下回ったとしても、積み立てていくつもりなので、多少マイナスになったところでは気にならないです。
セゾン投信に積み立てているお金は、今すぐ必要なお金ではないですからね。
子供が成人したあとは本人に引き継ぐことができる
こども口座を使ってたけど、いよいよ成人する場合はどうなるのか。気になるところだと思います。
口座は解約にならず、取引主体が親権者から本人に移行するだけです。
20歳になる1ヶ月前になると取引主体の変更に関する手続き書類が届きますので、案内に従って記入していきましょう。
一度取引主体が本人に切り替わったら、成人した子供が全部自分で管理することになるので、その際はいろいろ親子で話し合う必要があります。
お金のことを親子で話し合うのはとても重要なことなので、セゾン投信をきっかけに強制的に成人前に話し合う機会ができるのはいいことだと思いますね。
産まれた時から18歳まで月に1万円積み立てると216万円に
仮に、子供が産まれてすぐにセゾン投信に加入して、毎月1万円を18歳になるまで積み立てたとすると、全く値動きがなかったとしたら216万円にもなります。
もちろん、値動きがあるので、積み立て始めた時よりも上がってたり下がってたりするでしょう。
均等になることはないですが、仮に年1%の利回りだった場合、毎月1万円積み立ててたのが2,377,307円になります。
21万円も増えましたね。
2%だと2,620,867円、3%だと2,894,024円です。
この通り行くかどうかはもちろん分かりませんが、資本主義がこのまま続いて発展すると思うのなら、コツコツ積み立てていくのはおすすめです。
さいごに:将来に向けて備えたい方はご検討を
今の世の中、なかなか収入が増えずに支出がどうしても増えがちだと思います。
子供の将来に向けて貯金しておきたいと思うでしょうけど、なかなか思うとおりにいかないかもしれません。
であれば、まずは支出を減らしましょう。
節約で浮いたお金を今回紹介したセゾン投信などの投資に回していくのがいいと思いますよ。
私自身、収入が少なかった頃は徹底的に支出を減らして、収入が増えるにともなって浮いたお金をセゾン投信に回すようになりましたので。
この順番に読み進めていけば、セゾン投信が使えるようになっています。