MMFの意味とは?気になる手数料や利回りの計算方法・買い方を解説

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投資信託をしたいけれど、リスクやコストがあるのでなかなか購入を決断できないことがありますよね。

そんなときには、MMFを選ぶという選択肢があります。
このページを見てくださっているということは、MMFについて気になっているかもしれませんね。

そんなMMFについてこのページでは詳しく紹介していきます。

結論からいうと、残念ながら国内のMMFは買えませんが、外貨建てMMFなら今からでもすぐに買えますよ。

国内も外貨も基本となる考え方は一緒なので、この機会に覚えちゃいましょう!

MMFの意味とは?手数料や利回りの計算方法

MMFとは?

MMFとは、Money Management Fund(マネー・マネージメント・ファンド)の略で、公社債投資信託の1つです。

公社債投資信託とは、株式が入っていない投資信託のことで、比較的ローリスク・ローリターンという特徴があります。

実は、2016年2月に日銀がマイナス金利を発表した直後、国内MMFはどんどん販売停止と償還をしていって、今では一切買えなくなってしまいました。

現在、MMFを買えるのは外貨建てのものだけです。

MMF4つのメリット

MMFには、他の投資商品にはない特徴があります。

  • 安全性が高い
  • 入出金が自由
  • 手数料が無料
  • 1円から買える

安全性が高い

MMFの投資対象は国債・公社債・譲渡性預金・コマーシャル・ペーパーなどです。

譲渡性預金とは、他人へお金を譲渡できる法人向けの定期預金のことをいいます。

また、コマーシャル・ペーパーとは、会社が使う短期資金調達用の約束手形のことです。

MMFの投資対象は、どれもローリスクで投資商品の中でも安全性が高いものばかりになっています。

「投資をしてみたいけれど、できるだけ損をしたくない」と思うなら、株よりも先にMMFからやってみるといいですよ。

入出金が自由

MMFは、30日以上運用すれば手数料無料で出金することができます。

もちろん投資商品なので値動きすることはありますが、自分の都合でいつでも現金化できるのは便利ですよね!

ちなみに、30日より前に解約した場合には「信託財産留保額」という解約手数料が0.1%かかってしまうので注意しましょう。

手数料が無料

MMFは申込み手数料と解約手数料が無料です。

一般の投資信託でもノーロードなファンドはありますが、解約手数料も同じく無料というのはMMFの大きなメリットですよね。

ただし、買ってから30日未満に解約してしまうと、信託財産留保額が取られてしまうので、短期解約は極力しないでください。

MMFは、買ってから30日以上必ず持ち続けてコストをかけずにお得に運用しましょう!

1円から買える

MMFは1円から買うことができて、その後も1円単位で追加購入できます。

一般の投資信託なら最低でも100円は必要なので、1円からとなるとさらに気軽に買えますね!

MMFのデメリット・リスクについて

手堅いイメージが強いMMFですが、もちろんリスクもあります。

特に、下の3つのポイントを抑えておきましょう。

  • 元本保証がない
  • 利回りが変わる
  • 短期解約すると手数料が取られる

元本保証がない

MMFはとても安全性の高い商品ですが、れっきとした投資商品なので運用によって値動きします。

特に、公社債は金利と逆の値動きをする傾向があるので、金利が上がっている時には公社債の価格が下がることが多いです。

また、公社債は絶対安全なイメージが強いかも知れませんが、過去に元本割れしたことがあります。

2001年に、アメリカの「エンロン」という商社で巨額の粉飾決算が起こり、会社の債券が暴落しました。

日本でも、エンロン社の債券に投資していた国内MMFが影響を受け、元本割れをしたことがあったんです。

公社債もMMFも、投資商品の中では圧倒的に安全性が高いことは確かですが、預金と違って元本割れのリスクがあるということだけはいつも頭に留めておきましょう。

利回りが変わる

MMFは投資信託なので、運用の実績に合わせて利回りも変わります。

運用している対象はどれも安全性が高い金融資産ばかりですが、毎回必ず利益が出せるという保証はありません。

特にMMFは企業の景気だけではなく、国の金融政策に大きく影響されるものなので、日銀関係のニュースなどを注意深く見ておくと利回りの上下を予想するのに役立ちますよ。

なお、利回りの計算方法は、あとで詳しく説明しますね!

短期解約すると手数料が取られる

MMFの解約手数料を無料にするための条件は、30日以上持ち続けることです。

それよりも早く解約してしまうと、0.1%の信託財産留保額という手数料が取られてしまいます。

解約手数料を払うのはすごくもったいないので、MMFを買ったら絶対に最低30日はそのままにしておきましょう。

MMFの買い方は?

現在、国内MMFは販売停止になっていますが、マイナス金利が終わればまた買えるようになるかも知れません。

今のうちから買い方を知っておけば、再開してすぐに迷わず手続きすることができますよ!

MMFを買うには下の4つのステップを踏むだけなので、それほど難しくないと思います。

  • MMFを扱っている証券口座を開設
  • 口座開設時にMRFを申し込む
  • 証券口座に入金
  • MMFを申し込む

MRFとは、MMFとほとんど同じ内容の公社債投資信託ですが、売買のルールが違う別の商品です。

証券口座に入金すれば、自動的にMRFの運用が始まりますよ。

証券会社によっては運用するMRFを複数から選べることもあるので、口座開設前にMRFが何種類あるのかチェックしておけばタイムロスがないですね。

なお、MRFについてはあとの項目にまとめたので、ぜひそちらを読んでくださいね!

MMFの利回りの計算方法

MMFの利回りの計算方法は、以下の通りです。

年換算利回り = (1日の平均実績分配額) × 365 ÷ 10000) × 100

小難しいので、簡単に解説しますね。

平均実績分配額とは、直近7日分の分配金を1日あたりで平均した金額のことです。

ただ、専門的な言葉を使わなくても、「利回りは分配金の実績をもとに計算される」と覚えてもらえれば十分だと思いますよ。

MMFの利回りは、投資家が計算しなくても、気になった時に証券会社に問い合わせれば教えてもらえますから安心してください。

また、今ではもっと簡単にネットでチェックすることもできますから、どんどん活用しましょう!

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今すぐ買うなら外貨建てMMF一択!

ここまでMMFについて説明してきましたが、国内ものは買えないのが残念なところです。

ただし、外貨建てなら証券会社で取り扱っているので、いつでも買うことができますよ!

ここでは、外貨建てMMFのポイントを簡単に説明します。

  • 外貨建てMMFとは?
  • 外貨建てMMFの買い方は?
  • 外貨建てMMFのリスクとコストは?

外貨建てMMFとは?

外貨建てMMFとは、外貨で保有する投資信託です。

各証券会社がさまざまな外貨のMMFを取り扱っていますが、どこでもメインは米ドル・豪ドル・ニュージーランドドルを扱っています。

外貨建てMMFの中身は国内とそっくりで、海外の国債・公社債・譲渡性預金・コマーシャル・ペーパーなどです。

気になる安全性は、外貨商品の中でも高格付けで安全性が高いとされているものに投資しています。

「外貨で投資信託をしたいけれど、値動きやリスクが怖い」と思うなら、一般の投資信託よりも外貨建てMMFにすれば不安が減るのではないでしょうか?

外貨建てMMFの買い方は?

外貨建てMMFを買う方法も、基本的には国内MMFと一緒です。

ただし、外貨なので両替をしなければいけませんよね。

ですから、外貨建てMMFは下のような手順で買います。

  • 外貨建てMMFを扱っている証券口座を開設
  • 円を外貨に両替する
  • MMFを申し込む

ちなみにSBI証券だと、住信SBIネット銀行から外貨を振込むことで両替不要にできますよ。

また、大和証券の「外貨MMF自動買付サービス」のように、他の投資信託の分配金や株の配当金を自動的に外貨建てMMFにしてくれるというサービスもあります。

証券会社によって買い方の手順が微妙に違ったり、便利なサービスを受けられる場合もあるので、事前に調べてから口座開設をしたほうがいいですよ!

外貨建てMMFのリスクとコストは?

外貨建てMMFをするときに注意してほしいのは、下の2つです。

  • 両替手数料
  • 信託報酬
  • 為替リスク

外貨建てMMFも、国内と同じく販売手数料と解約手数料は無料です。

しかし、円を外貨に両替するときにはどうしても手数料がかかってしまいます。

両替手数料は為替手数料と書いてあることもありますね。

証券会社によって、さらには外貨の種類によって、1つ1つ両替手数料が違います。

また、外貨建てMMFは持っている間に信託報酬もかかります。

国内MMFではコストの心配をする必要はありませんでしたが、外貨建てMMFでは事前に確認しておかないと大きなコストを払うことになるかも知れないので気をつけましょう。

さらに、外貨建てMMFで何よりも怖いのは為替リスクです。

運用実績の変化で元本や利回りが下がるリスクも当然ありますが、為替リスクは国内MMFにはないものなので特に気を付けたほうがいいと思います。

外貨建てMMFを買ったら、必ず投資先の海外の経済状況をまめにネットやニュースでチェックしておくようにしましょう!

MRFとの混同に注意!

MMFと言葉や仕組みが似ているもので「MRF」という投資商品もあります。

MRFとは、MMFと投資の中身は同じですが、申込不要で自動運用できる点や、30日以内に解約しても手数料がかからないなど、ルールが若干違います。

とても似ているので混同して覚えてしまいそうですが、それぞれの特徴をしっかり区別して間違えないように気を付けましょう。

さいごに

2016年に2月にマイナス金利が導入されてからは、短期金融資産が運用困難になったので国内MMFがすべてなくなってしまいました。

しかし、マイナス金利が終われば、また国内MMFが復活する可能性は十分あります。

今のうちからMMFについて詳しい知識を持っていれば、すぐに申し込みをすることができますよ!

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この記事を書いた人

齋藤 めぐみ

1990年生まれ、2児の母。銀行勤務を経てフリーライターになりました。少額投資で日々ちまちまと資産形成中です。Twitter:@nomado_saimegu

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