SBI証券で外貨建てMMF購入時の手数料を安くする方法や買い方を解説

こんにちは!
SBI証券の口座を利用している、ノマド的節約術の松本です。

SBI証券では、外貨を使った取引にも対応しています。

代表的なところだと、米国株取引や外貨預金代わりになる外貨MMFですね。

初めてだと、そもそもSBI証券で外貨MMFを買う方法がわからなかったり、手数料がどれぐらい必要になるのかなど、いろいろ気になるのではないでしょうか。

また米国株取引するときの為替手数料を少しでも安くできればうれしいですよね。

また、SBI証券ではひと工夫するだけで外貨入金の手数料を節約できます。

このページでは、SBI証券で外貨をお得に入金する方法を詳しく紹介していきますね。

SBI証券で外貨MMFの手数料を安くする方法

SBI証券の外貨MMFで対応している通貨

最初に、SBI証券の外貨MMFを使う場合はどの通貨に対応しているのかを一覧にしてみました。

  • 米ドル
  • 南アフリカランド
  • トルコリラ

これらの通貨に対応しています。
ユーロや英ポンドには対応していません。

SBI証券の外貨MMFはどんなサービス?

SBI証券で外貨MMFに投資するときは、どんな特徴があるのかを押さえておくことで、ムダな手数料を払わずに済んだりします。

SBI証券の外貨MMFの特徴は主に以下の通りです。

  • 米ドル建てMMFは10米ドルから買える
  • 日本円からだと5,000円から買える
  • 月5,000円から積立購入できる
  • スプレッド以外の手数料は無料
  • 住信SBIネット銀行の外貨預金からSBI証券に資金移動して、その外貨でMMFが購入できる

SBI証券の外貨MMFのうれしい特徴が2つあって、積立購入できることと、住信SBIネット銀行の外貨預金から外貨を資金移動できることがあります。

特に住信SBIネット銀行の外貨預金を使うことで、外貨を購入するときのスプレッドと呼ばれる手数料を安くできますよ。

それについてこのあとで紹介しますね。

米ドルで外貨MMFをする場合は、米国株の購入で余った資金や今は買い時ではないと判断したときの退避先にも高金利で使えておすすめですよ!

SBI証券の外貨MMF手数料を安くするための手順

それでは、SBI証券で外貨MMFを購入するときの手数料を安くするためにどうすればいいのかを手順をまとめてみました。

ざっくりとこの通りにやれば手数料を節約できますよ。外貨MMFの買付も自動化できるのでおすすめです。

  1. 住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を用意する
  2. 住信SBIネット銀行に入金する
  3. 住信SBIネット銀行で外貨預金を購入する
  4. SBI証券で「外貨入金」即時振込サービスを使う
  5. SBI証券で外貨MMFを購入する

まずは住信SBIネット銀行とSBI証券の口座がないと話が始まりませんので、口座開設を済ませておきましょう。

SBI証券から口座開設することで両方同時に作れる上にキャンペーンが充実しているためお得になりますよ。

参考:SBI証券と住信SBIネット銀行の同時口座開設はこちらから

ちなみにこの方法を使えば、住信SBIネット銀行ではたまに外貨預金の購入手数料が無料になっているときがあるため、これを利用すれば節約どころか、手数料無料にすることも可能です。

SBI証券から米ドル購入だと手数料無料

2023年12月からはSBI証券から直接米ドルを購入した場合でも手数料無料になりました。(当面はスプレッド分をキャッシュバック)

そのため、米ドルのMMFを買う場合はSBI証券から直接購入が最安になります。

ただし、SBI証券から米ドルを購入するときに自動化する方法はありませんので、手間をかけたくないなら先ほど紹介した住信SBIネット銀行を経由するやり方がおすすめです。

住信SBIネット銀行の外貨預金からSBI証券の外貨口座に資金移動する方法

ということで、実際に住信SBIネット銀行で外貨預金を購入して、そのあとにSBI証券の外貨MMFを購入する流れを紹介していきますね。

これができたら、SBI証券で外貨MMFするときも手数料が安くできます。

まずは住信SBIネット銀行にログインしましょう。
ログインできたら外貨預金のページに行って、米ドルを購入する手続きをしましょう。

住信SBIネット銀行で外貨預金を購入する手続き

住信SBIネット銀行で米ドル外貨預金の購入ができれば、次はSBI証券にログインして「入出金・振替」→「外貨入金」の流れでページ遷移してください。

すると、以下のような「住信SBIネット銀行「外貨入金」即時振込サービス/振込指示」の画面になります。

ここで、先ほど住信SBIネット銀行で購入した米ドルの金額を入力しましょう。

▼金額と取引パスワードの入力ができたら、下にある「振込指示確認」ボタンを押してください。

SBI証券で住信SBIネット銀行の外貨を入金する手続き

▼確認画面に進むと、入力した金額が表示されますね。
問題なければ「振込指示」ボタンを押しましょう。

SBI証券で住信SBIネット銀行の外貨を入金する手続き

▼まず最初に住信SBIネット銀行の画面が開きますので、普通にログインしてください。

SBI証券で住信SBIネット銀行の外貨を入金する手続き

▼確認画面が出てきて、外貨を出金することに同意したら「確定」ボタンを押しましょう。

SBI証券で住信SBIネット銀行の外貨を入金する手続き

▼これで住信SBIネット銀行の外貨預金からSBI証券の外貨口座へ入金できましたね。

SBI証券で住信SBIネット銀行の外貨を入金する手続き

▼履歴を見てもちゃんと反映されていることがわかります。

SBI証券で住信SBIネット銀行の外貨を入金する手続き

ここまでが外貨MMFを買うまでの準備ですね。

SBI証券で外貨MMFを買う方法を画像つきで紹介

ここまで終われば、次はいよいよSBI証券で外貨MMFを購入するところになりますね。

▼SBI証券にログインして、「投信」→「外貨MMF」の順番で進むと以下のような画面になりますよ。

この画面が出たら、買いたい通貨のファンドを選んで「買付」ボタンを押しましょう。

SBI証券で外貨MMFを購入する方法

▼買付画面に行ったら、ここでは外貨で買付するようにしましょう。

SBI証券の口座に入っている外貨の金額であればいくらでもいけますよ。

金額の入力ができたら、取引パスワードを入力して次の画面に進みます。

SBI証券で外貨MMFを購入する方法

▼確認画面が出てきますので、買付金額に間違いがなければそのまま「注文発注」ボタンを押しましょう。

SBI証券で外貨MMFを購入する方法

▼これでSBI証券で外貨MMFの購入ができましたね。

SBI証券で外貨MMFを購入する方法

住信SBIネット銀行の外貨預金にあったお金を使って外貨MMFの購入まで終わりましたね!

これで外貨購入するときのスプレッドを下げることができるため、結果的に手数料節約になりますよ。

さいごに

ということで、このような手順を経てSBI証券で外貨MMFを購入すれば、普通に買うよりも安くできます。

住信SBIネット銀行の外貨預金の手数料の安さを利用して、コツコツと外貨MMFに積み立てていって、日本の投資信託とは別の運用をしてみるのもいいと思いますよ。

私もこの機会に外貨MMFを買ってみることにしましたので、しばらく実験してみます。

おまけ:米国株を買うときにもこの方法が使えます

外貨購入するときのスプレッドを下げることで、SBI証券で米国株を買うときにもこの方法が使えますよ。

もし米国株をこれから買おうと思っているのであれば、住信SBIネット銀行とSBI証券を併用して、米ドルを買うときのスプレッドを小さくして手数料を節約しましょう!

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール