SAPICA(サピカ)は札幌圏の地下鉄・市電・主要なバス路線で利用できる交通系ICカードです。
きっぷを買わずに、改札機をタッチするだけで通過できるICカードってとっても便利ですよね。
しかも、電子マネーとして買い物もできるんですよ。
でも、せっかくSAPICAを作ったけど、やっぱり使わなくなってしまったという場合は払い戻しもできます。
車を使うようになってしまったので当分使う予定がない、他の地域に引っ越すのでその地域で使われている交通系ICカードが欲しい、などの理由がありますよね。
その場合、どうやって払い戻しをしていいのかが気になりませんか?
そこでこのページでは、SAPICAの払い戻し方法について詳しく説明していきますね。
SAPICA(サピカ)の払い戻しに手数料はかかるの?
SAPICAを払い戻すときに、手数料はかかりませんよ。
デポジット(預り金)の500円はそのまま戻ってきます。
ですが、残金がSAPICAに入っていると、払い戻し手数料200円が必要です。
もし、SAPICAに1,000円分が残っているとしたら、そこから200円の手数料が引かれてしまい、戻ってくる現金は800円ということになります。
SAPICAの残額が200円以下の場合は、払い戻し金額が0円になってしまうので、SAPICAに残金が入っている場合は使い切っておきましょう。
0円になるまで使い切っておけば、手数料を払う必要はありませんよ!
払い戻しができる場所は地下鉄窓口・定期券発売所・バス営業所・バスターミナル窓口です。
もし、SAPICAポイントがカードに残っている場合は、SAPICAポイントは失効してしまい払い戻すことができません。
SAPICA(サピカ)の払い戻しの方法・できる場所
自宅を掃除していたら、だいぶ前に使わなくなってそのままにしていたSAPICA定期券が出てきました。
数年前に引っ越しをして地下鉄を日常的に利用することがなくなったのですが、いつか使えると思って取っておいたんです。
でも6年たっても使う予定がないので今回払い戻すことにしました。
払い戻すときはSAPICAカードと運転免許証などの身分証明書が必要になります。
その時の手順を紹介しますね。
▼まずは地下鉄窓口へ行って、駅員さんにSAPICAを払い戻ししたいことを伝えます。
▼するとSAPICA払戻し申込書に必要事項を記入するように言われますよ。
名前・電話番号・生年月日・性別などを記入します。
▼手続きは5分もかかりませんでした。
払戻証明書と定期券情報クリア証明書をもらい、SAPICA発行時に支払ったの500円が戻ってきましたよ。
▼よく見ると、失効ポイントが25あります。
SAPICAポイントの利用は改札機や運賃箱での運賃の支払いのみになりますよ。
このSAPICAポイントは自分で自由に使うことができないので、このまま失効になりました。
ちょっともったいないですけど、仕方ないですね。
さいごに
実際にSAPICAの払い戻しをしてみると、想像以上に簡単でした。
家に眠っていたSAPICAを返却したことで500円が戻ってきましたよ。
500円もあればワンコインランチが食べられるのでちょっとうれしくなりますね。
買うこともいつでもできるので、もし家に使っていないSAPICAがあったら払い戻しておきましょう。それだけでスッキリしますよ。
ぜひ、SAPICAを払い戻しするときに参考にしていただけたらうれしいです。
番外編:他の交通系ICカードも試してみましょう
SAPICAエリアでは、Suicaなどの他の交通系ICカードも使えます。
定期券を使うことがないのであれば、SAPICAを解約したタイミングでSuicaを作るのがいいですよ。
Suicaだと、全国的に使えるお店や交通機関も増えてきているため、便利になっています。
また、クレジットカードと紐付けてのチャージがしやすいため、手持ちのスマホで気軽にチャージできるメリットもありますよ。
Suicaを作るのであれば、ビックカメラSuicaカードがおすすめです。