楽天銀行には、超短期の定期預金である「1週間定期預金」と「2週間定期預金」があります。
期間が短いし、一度試しに使ってみようと思うかもしれませんね。
私もそう思って使っていた時期がありました。
でも、楽天銀行の「1週間定期預金」と「2週間定期預金」を使う前にチェックしておいたほうがいいことがあるため、それをこのページでは詳しく紹介していきますね。
1週間・2週間の定期預金は金利が低い
2014年6月に「1週間定期預金」と「2週間定期預金」のサービスが始まったときは、金利がとても高かったです!
最初は0.5%でしたからね。
「これはすごい!!」と思って、テンションが上がり、すぐにまとまった資金を預けたのを覚えています。
でも、今は金利が0.02%しかありません。
ちなみに、楽天銀行の普通預金金利も同じ0.02%になるため、わざわざ定期預金にする意味がまったくないですね。
ただただお金が拘束されてしまうデメリットが目立ちます…。
マネーブリッジを使えば、1週間・2週間の定期預金金利より高くなる
また楽天銀行では、証券会社の楽天証券と連携するマネーブリッジというサービスがあります。
マネーブリッジで楽天銀行と楽天証券が紐付けられた状態になっていると、普通預金金利が0.10%になりますよ。(口座残高300万円まで)
この時点で、楽天銀行の1週間・2週間定期預金よりも金利が高いですよね。
ますます、1週間・2週間定期預金の存在価値がありません…。
預けるのにも10万円が必要ですからね。
これだけ言ってるぐらいなので、1週間・2週間定期預金を使わないほうがいいです。
▼ちなみに、マネーブリッジを使っている状態で、実際に楽天銀行からもらった利息がこんな感じですね。
マネーブリッジの金利より高いときだけ使ってみよう
1週間・2週間定期預金がおすすめになるときは、マネーブリッジの金利よりも高くなっているときだけです。
0.11%以上になっていれば、お試しで使うのはアリになってきます!
楽天銀行の1週間・2週間定期預金は、ころころと金利が変わるイメージがあるため、こまめにチェックしていると、お得なタイミングがあるかもしれません。
申し込むときは、必ず満期解約にしておく
楽天銀行の1週間定期預金を使う時の注意点は、預入時に選ぶ、満期時の取り扱い方法です。
満期時の取り扱いを必ず「満期自動解約」にしておきましょう。
これをしておくと、満期になった時に自動的に元本と利息が楽天銀行の普通預金に振り込まれます。
定期預金の申し込み手順については以下のページで詳しく説明しています。
1週間・2週間で金利が変わる仕組みを逆に利用しよう
1週間で金利が変わる定期預金なんて、今まで聞いたことがありません。
今後もそうそう出てくるものではないと思います。
1週間で金利が変わるのはもうそういうものだと割り切るのが一番です。
そういうものだと理解した上で、使えそうな時は使う、金利が全然良くない時には預けないようにするようにすれば、自分の資産を増やすことができます。
楽天銀行のやり方はあまり良くないとは思いますが、逆に「使い倒してやる!」ぐらいの気持ちの方がこちらにとってはメリットになると思いますよ。
定期預金の金利を銀行ごとに比較したいなら、以下のページがおすすめです。