ネット銀行でありながら、店舗も構えているSBI新生銀行。
ちなみに私が一番最初に作ったネット銀行の口座です。
そのSBI新生銀行で、2週間で満期がくるという定期預金の「2週間満期預金」というサービスがあります。
会社員の頃は貯金が結構あったので、2週間満期預金を定期的に利用していましたよ。
独立してからは家計が苦しかったこともあり、なかなか使えない時期が続いていたのですが、その後は少し状況がマシになったので、久々にSBI新生銀行の2週間満期預金に申し込んでみたこともありました。
現状の2週間満期預金がどうなのか、メリットやデメリットを詳しく紹介していきますね。
2週間満期預金のメリットとデメリット
まずは、2週間満期預金のメリットとデメリットをまとめました。
以前はメリットのほうが多かった2週間満期預金ですが、状況が変わってきてデメリットのほうが多くなっています。
このあとでも紹介しますが、SBI新生コネクトの普通預金のほうがお得です。
SBI新生コネクトでSBI証券と連携すると普通預金金利が高くなる
SBI新生銀行になってから、SBI証券と連携できるようになりました。
連携する仕組みのことを「SBI新生コネクト」といい、連携するだけでSBI新生銀行の普通預金金利が0.10%になります。(キャンペーン中は0.20%)
この状態が続く限りは、2週間満期預金を使わず、普通預金にお金を入れておくほうがもらえる利息は多くなりますよ。
なんだか裏ワザみたいですね。
しかもSBI新生銀行の普通預金金利は毎月もらえます。
一般的な銀行が半年に1回の利息の中でこれはありがたいですね。
もしまだSBI証券の口座がないなら作っておくことをおすすめします。SBI新生銀行の口座もない場合は同時に作って手間も省けますよ!
他の銀行の普通預金金利のほうが高い場合もある
SBI新生コネクトでも2週間満期預金よりお得になりますが、他の銀行の普通預金金利でも同様に2週間満期預金より金利が高い場合もあります。
代表的なところだと、条件つきで楽天銀行・イオン銀行・GMOあおぞらネット銀行の普通預金金利のほうが高くできるため、2週間満期預金のメリットが薄いです。
もしSBI新生銀行の2週間満期預金を検討されているのであれば、このあたりも意識しておいていただければと思います。
SBI新生銀行の2週間満期預金申し込み手順
口座開設が終わっているなら、SBI新生銀行のネットバンキングにログインしてください。
▼ログイン後「資産運用」のページを開くと「2週間満期預金」が表示されます。そこから次の画面へ進みましょう。
2週間満期預金の申し込みページに移動しました。
ちなみに、2週間満期預金は50万円からしか申し込みできません。金額欄には最低でも「500,000」を入力してください。
▼50万円以上であれば、1円単位で入力できます。
定期預金にする金額の入力が終われば「次へ」ボタンで次へ進みます。
次へ進むと、前の画面で入力した内容がそのまま出てきますよ。
満期時のお取扱方法をお選びください。とありますが、これは「元利継続」しか選べません。
元利継続とは、満期が来た時に預けたお金と利息を合わせて、再び2週間満期預金に預け直すことです。
1度預けてしまうとやめられないのでは?と心配になりますよね。大丈夫です。満期で解約できますので安心してください。そのやり方は後で紹介します。
▼次の画面では、2週間満期預金の申し込み最終確認です。
問題なければ「実行」ボタンで完了させてください。
▼これで2週間定期預金の申し込みが完了しました。
満期時に普通預金に戻す方法
このままでは元利継続になっています。
満期が来た時に普通預金に戻せるようにしたいことも当然ありますよね!
これからは満期時に普通預金に戻すための手続きを紹介していきます。
SBI新生銀行の2週間満期預金、申込時に元利継続しか選べないのは良くない仕様だと思います・・・。
満期時に普通預金に戻すにはまず「口座情報」画面を開きましょう。
▼以下の画面が出てきたら下の方にある2週間定期預金のリンクをクリックして、次のページヘ進んでください。
先ほど申し込んだ2週間満期預金の情報が出てきました。
▼この画面の下にある4つのボタンのうち「満期時取扱方法の変更」ボタンを押してください。
次の画面で、満期時の取扱を変更できます。
ここで「元利継続」と「自動解約」を選択できますよ。
あとで定期預金に預けてたお金を使いたいんだよね・・・という方は、ここで2週間満期預金を「自動解約」にしてください。
▼実行ボタンを押すと変更できます。
お疲れ様でした。
▼これで2週間満期預金が満期になった時に自動的に普通預金口座に戻るようになりましたね!
満期になってもらった利息は?
2週間満期預金を申し込んで、その後満期を迎えました。
利息は23円でした。(当時は0.15%の利率)
たった2週間預けてただけで23円もらえるのは悪く無いですね!
利率を最大化して、受取利息を増やす裏ワザ
今回の例では、ちょうど50万円を預けて説明しました。
定期預金にすると、国税と地方税が引かれます。
これが引かれてしまうのは仕方のないことですが、預入額によっては、ギリギリまで減らすことができますよ。
定期預金の受取利息には税金(国税・地方税)がかかるのですが、これを最小限になるように調整すればもらえる利息を最大化できます。
ちなみに、SBI新生銀行の2週間満期預金の利率が0.15%の場合は「504,048」円を預けましょう。
そうすると、手取りの利息が24円になります。50万円ちょうどで定期預金するよりも1円増えましたね。
こういったギリギリの税率を狙って手取りを最大化する方法もありますが、相当な金額を定期預金に預けない限りは誤差の範囲内です。