こんにちは!
2011年から投資信託を続けている、ノマド的節約術の松本です。
投資信託をするときに、手数料がどれぐらいかかるのかが気になるのではないでしょうか。
投資信託を運営している人もいますし、買うのであれば何らかの手数料はかかってくるものです。
これから投資信託するのであれば、投資信託の手数料のことはざっくりでもいいので知っておいたほうがいいと思います。
上がった下がったで一喜一憂する前に、手数料をなるべく下げておかないと、手数料分だけマイナスの状態からスタートになってしまいますからね。
ということでこのページでは、投資信託の手数料について見ていくことにしましょう。
投資信託でかかる手数料の種類
投資信託の手数料にもいろいろと種類があって、主に以下の手数料がありますよ。
- 購入手数料
- 信託報酬(運用管理費用)
- 信託財産留保額
あまり聞き慣れない言葉もあるかと思いますので、1つ1つの手数料について見ていきますね。
購入手数料に要注意!
投資信託の多くは、購入するときに手数料がかかります。
高いものであれば、購入時に3%ぐらいかかるものも。
仮に10万円分投資信託を買ったとすると、購入時に3%の手数料を払ってしまえば、その時点で3,000円マイナスになってしまいます。
3,000円ってかなり大きな金額ですよね。
投資信託がそれ以上のパフォーマンスを出してくれて、3,000円なんて大した手数料じゃないとなればいいのですが、必ずしもそうではありません。
しかも、購入時に手数料がかかる投資信託に限ってパフォーマンスがよくないこともあり、購入時に手数料が必要な投資信託は選択肢から除外しておくのが基本的な考え方です。
手数料無料で買える投資信託はたくさんありますので、その中から選ぶようにするだけで、スタート時点から損するという事態は防げますよ。
手数料無料の投資信託を探すときは、証券会社の投資信託検索画面で「ノーロード」もしくは「手数料無料」で探すようにすればOKです。
ノーロードは手数料無料という意味ですよ。
信託報酬について
投資信託の手数料でもう1つ重要なのが「信託報酬(しんたくほうしゅう)」と呼ばれる手数料です。
あまり聞き慣れない言葉ですし、なんだろうと思うのではないでしょうか。
信託報酬は、投資信託を運用している会社や販売会社・信託銀行などに支払う手数料のこと。
投資信託を購入するときには信託報酬が確認できますよ。
この信託報酬が低ければ低いほど、低コストで持てる投資信託となります。
信託報酬は年率で表示されていますが、実際のところは日割りで計算されていて、投資信託の価格は信託報酬が引かれた上で反映されていますよ。
信託財産留保額について
もう1つの投資信託の手数料が「信託財産留保額」というもの。
こちらも聞き慣れない名前ですよね。
この信託財産留保額は、投資信託を売却するときにかかる手数料です。
売却して換金するときには投資信託側に費用がかかりますよね。
この費用を投資信託側が負担し続けたり、他の投資家が負担するとなると不公平になるため、信託財産留保額で自分が負担する仕組みになっています。
信託財産留保額が設定されていない投資信託もありますが、だいたいは0〜0.5%程度の手数料ですよ。
なるべく信託財産留保額がゼロの投資信託を選ぶのがおすすめです。
手数料はなるべくゼロに近いほうがいい
投資信託をやるからには、元本よりもプラスになって欲しいと思うのが普通ではないでしょうか。
手数料はこちらで負担するお金になるため、なるべくゼロになるほうがこちらにとってはお得です。
手数料が高いからといって、それ以上のパフォーマンスが出るとかでもないので、なるべく手数料はゼロに近づけましょう。
購入手数料と信託財産留保額はゼロのものも多いため、そこから選ぶようにするのが一番です。
信託報酬をゼロにするにはさすがにできないため、ここはなるべく0.5%以下のものを選ぶのがいいですよ。
さいごに
投資信託をこれから始めるのであれば、手数料のことも知っておくのが大切です。
コツコツと続けていくことがほぼ前提になるため、手数料が低ければ低いほど、長い目で見たときの効果が大きくなるもの。
投資信託の知識がプロ級かといわれるとそうでもないのですが、手数料だけはこだわっています。
投資信託の運用結果は自分でコントロールできないですが、手数料に関しては自分で唯一コントロールできるところです。
損せず投資信託を続けていくためにも手数料のことはぜひ知っておきましょう。