USJ(ユニバ)の年間パスってテレビCMでもよく見るけど、いったいどういう人が買うんだろう?と疑問に思いませんか。
ところが今わたしの手元には、USJの年パスがあります・・・。
13年ぶりにUSJに行ったところ「これは年パスが必要だ!!」と確信し、その日のうちに年パスを手に入れてしまいました。
そして1か月と経たないうちに再訪し、今月も1回行こうとしています。
とはいえ、テーマパークにめったに行かない方やむしろ苦手な方にとっては、気になっていても「年パスを買うほどではないかな?」と思うもの。
わたし自身、人混みが苦手でテーマパークましてやUSJなんて「子供の付き添いで仕方なく行く」ぐらいにしか思っていなかったんですよね。
でもUSJの年パスは3回行けば元が取れますし、年間パス特典もいろいろあるんです。
年間パスを買うにあたっていろいろ調べたので、USJの年間パスの買い方や料金、購入にかかる手間や所要時間についても徹底的に紹介しますね!
オススメの買い方についても紹介しているので、USJの年間パス購入が気になっている方はぜひ気になる項目からお読みください。
USJ年間パスの基本情報
「年パスを買ったほうがいいのかな?」
「特典はどれぐらいお得なんだろう?」
と気になる方に丁寧に解説していきますね。
年間パスには通常とライト・VIPの3種類ある
USJの年間パスには3種類あり、それぞれ値段や特典が異なります。
通常の「ユニバーサル年間パス」と、料金の安い「ユニバーサル年間パス・ライト」、料金の高い「ユニバーサルVIP年間パス」という名称です。
通常の年間パスと年パス【VIP】の違いは、除外日があるかどうか。
通常の年間パスには「除外日」というものがあり、その日は年パスで入場できない決まりになっています。
年パス【VIP】であれば除外日が無いので、日程を気にせずいつでも入れるわけですね。
ちなみに除外日は1か月に1回程度、お盆休みや年度末など混雑しやすい時期は除外日になっていることが多いです。
たとえば2018年3月だと、25~31日までが除外日になっています。
そして一番安い「年パスライト」の場合はさらに除外日が多くなっており、土日や祝日、大型連休などがほとんど除外されますよ。
子どもとUSJに行く人は、ライトを買っても活用できないのではないかと思います。
今回わたしが購入したのは通常の年間パス。
土日祝の混雑しているときにはそもそも行かないので通常の年パスで十分だと判断しました。
土日祝しか休みが無い方でも除外日以外であれば問題なく行けるので、個人的にはVIPでなくていいんじゃないかな、と思っています。
USJ年間パスの料金比較
USJの年間パス3種類と、1dayパス(スタジオ・パス)の料金一覧です。
スタジオ・パス | 年間パス・ライト | 年間パス | 年間パスVIP | |
---|---|---|---|---|
大人 | 8,000円 | 19,800円 | 26,800円 | 37,800円 |
子ども | 5,100円 | 13,800円 | 17,800円 | 25,800円 |
※1Dayパスは入場日によって価格が変動するので気をつけてください。
通常の年間パスであれば、年に4回以上USJに行けば元がれます。
年間パス【VIP】の場合は5回以上で元がとれる計算ですね。
「年に4回もUSJに行くかな?」と不安な方は、とりあえず1dayパスを買えば大丈夫。
もし1日遊んでみて「これはまた来たい!」と思ったら後から年間パスにアップグレードもできます!
1dayパスを年間パスにアップグレードするやり方も後述していますよ。
USJの年間パスにはその他の特典も!
年間パスには、以下の特典がついています。
- 同伴者のスタジオパスが5名まで割引
- 誕生月なら同伴者のスタジオパスが5名まで大幅割引
- 駐車場が1,000円引き
- 誕生月は「シネマギャラリー」5%割引
- メールニュースでおトク情報配信
- オリジナル・レザーアクセサリー「レザートリーティ」10%割引
年間パスを持っていない人とUSJに行くときでも、友達が割引価格でスタジオパスが買えるというのがお得ですね。
同伴者の割引は通常、大人400円、子ども300円引きになります。
誕生月だと、大人1,200円、子ども500円引きになりますよ。
個人的には、年間パスの特典はそこまで魅力には思えないので重視していませんが・・・。
一応、年間パス購入時の参考にしてください。
USJ年間パスの買い方は3種類
ここからは、年間パスの買い方について紹介します。
買い方は3種類。
- USJの公式サイトからWeb申込
- ローチケHMVもしくはLoppiから申込
- チケットブースで当日購入
あと、年間パスへのアップグレードもできます。
上記3つについて買い方の手順と、アップグレードの方法を詳しく見ていきましょう。
公式サイトからの購入が一番オススメ!
USJの年パスを買うなら、一番オススメなのは公式サイト経由での申込です。
料金は変わりませんが、もっとも手間がかからず楽に購入できます。
年パスを入手するには住所などの基本情報入力が必要なのですが、公式サイト経由であれば自宅からPCやスマホで手続きできるのが魅力。
手順は以下の通り。
- Clubユニバーサルへ登録
- 有効期間開始日を選択
- 受け取り方法の選択
- 購入枚数の選択
- 支払方法の選択
- 顔写真登録の手続き※パーク入場時
このように、1から5まではパソコンやスマホからできて、最後の顔写真登録だけ、USJに行ったときに手続きするという流れです。
顔写真登録は入場時に一瞬で済むので、かなりラク!
所要時間は、事前にパソコンやスマホからの手続きがせいぜい10分程度、それから入場時の顔写真登録が10秒ほどです。
受け取り方法と支払い方法について、もう少し詳しく紹介しておきますね。
受け取り方法は「宅配」と「パーク引き換え」の2種類
年パスチケットの受け取りには宅配とパーク引き換えの2種類がありますが、オススメは時間とお金、どちらを重視するかで変わります。
「チケットブースに並ぶのが嫌!」
という方は送料600円かかりますが、宅配がオススメです。
宅配には1週間程度かかるので、余裕をもって購入手続きを済ませておきましょう。
「送料600円はもったいない!」
という方は、USJに行く当日にチケットブースで交換するのがオススメです。
わたしは今のところ平日にしか行っていませんが、2回とも10分以上待ちそうな行列ができていました。
チケットブースでの受け取り時には以下のものを持参してください。
- クレカ払いの場合:購入に使用したクレジットカード
- コンビニ払いの場合:支払い完了メールを印刷した紙か、購入履歴画面のチケット引き換え番号をスマホに画面保存したもの
支払い方法はクレジットカードかコンビニ払い
公式サイトからの購入では、クレジットカード払いかコンビニ払いが選べます。
対応しているクレジットカードは以下の通り。
- VISA
- JCB
- MasterCard
- イオンカード
- AMEX
- Diners Club
コンビニ払いができる対象のコンビニは以下です。
- ローソン
- ファミリーマート
- サークルKサンクス
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- スリーエフ
- セブン-イレブン
ローチケHMV・Loppiで購入する
続いて、ローチケHMVやLoppiで購入する方法について見ていきましょう。
Loppiというのはローソンにある、チケット予約などができる端末のことですね。
ローチケHMVとはネット申込ができるサイトのことですが、支払いはローソン店頭でおこなう必要があります。
メリットは各種電子マネーが支払いに使えることですが、それ以外にはありません・・・。
Loppiでの操作に不慣れな人だと手間取ってしまうことも考えられます。
「電子マネーで払って電子マネーのポイントを貯めたい!」というこだわりがあれば別ですが、個人的には公式サイトからの購入のほうがいいかな、と感じます。
クレジットカードでもポイントは貯まりますしね。
わたしは楽天プレミアムカードで支払いましたよ。
一応、流れは以下の通りです。
【ローチケHMVから申し込み】
- ローチケHMVから年パスを選択
- 購入手続きをする
- ローソンの店舗へ行き、Loppiで予約券(バウチャー)を発券する
- USJチケットブースで予約券(バウチャー)と引き換える
- 顔写真登録をおこなう※パーク入場時
- 個人情報登録をおこなう※パーク内にて
所要時間はローチケHMVからの購入手続きがせいぜい10分程度、それからローソンに行ってバウチャー発券が5分程度。
チケットブースでの引き換えがスムーズにいけば1分もかかりませんが、混雑している日だと10分以上待つことになるでしょう。
さらに入園時の顔写真登録が10秒程度と、年間パス・センターでの個人情報登録が5分程度必要です。
けっこう時間と手間がかかりますね。
【Loppiから申し込み】
- ローソン店頭のLoppiで購入手続きをする
- 予約券(バウチャー)を入手する
- USJチケットブースで予約券(バウチャー)と引き換える
- 顔写真の登録をおこなう※パーク入場時
- 個人情報登録をおこなう※パーク内にて
所要時間は、Loppiでの手続きが10分程度、チケットブースでの引き換えが混雑していれば10分以上かかります。
チケットブースがスムーズに進めば、引き換え自体は1分もかかりません。
そこから、顔写真登録は10秒程度で、個人情報登録は年間パス・センターにて5分程度かかりますよ。
ローチケHMVでもLoppiでも、年パス本体の受取はUSJのチケットブースに行なければなりません。
また公式サイトからの購入であれば事前に個人情報登録をおこないますが、ローソン経由での購入の場合は違います。
USJに行ってから、USJパーク内の「年間パス・センター」にて個人情報登録の手続きが必要なんです。
個人情報登録の際には本人確認書類が必要なので、忘れず持参してくださいね!
チケットブースで当日購入する
3つめの方法は、USJのチケットブースで購入するという定番の方法について。
窓口で申し込み、窓口で支払うのでもっとも時間がかかる方法です。
ただインターネット経由で購入をしたくない方にとっては、この方法がいいのかもしれません。
購入の手順は以下の通りです。
- チケットブースで年パスを購入する
- 顔写真登録をおこなう※パーク入園時
- 個人情報登録をおこなう※パーク内にて
顔写真登録は10秒程度、年間パス・センターでの個人情報登録は5分程度で終わります。
ただチケットブースが混雑していると、10分以上並ぶ可能性もあるので注意してください。
(※ 当日券の販売を中断する入場制限がある場合は、年間パスの当日購入ができません)
USJパーク内の「年間パス・センター」にて個人情報の登録をしなければならないので、本人確認書類を忘れずに持参しましょう。
支払い方法は以下から選べますよ。
- 現金
- クレジットカード
- JTB「ナイスジョイ」
- iD
- QP
- 銀聯のキャッシュカード
顔写真登録と年間パス・センターについて
いずれの方法で購入するにしても、絶対に必要となるのが顔写真登録です。
またローソンやチケットブースで購入した場合は、年間パス・センターにて個人情報登録の手続きも必要となります。
それぞれについて詳しく紹介しておきますね。
顔写真登録は入場ゲートにて一瞬で終わります
入場ゲートでチケットに記載されているQRコードをかざします。
年パスの裏側にQRコードがありますよ。
まだ顔写真登録の済んでいない年パスをかざすとスタッフに通知がいくようで、「顔写真の登録をしますので少々お待ちくださいね」と言われるのでそこで待ちましょう。
ゲートの前にカメラがあるので、そこでサッと撮影されます。
撮影した顔写真は年パスに表示されるわけでもないので、キレイに写してもらえたかどうかはわかりません(笑)
こちらから言うこともなくスタッフから声をかけてくれますので、普通に入場するだけで簡単に終わりますよ。
年間パス・センターは「ステージ18」にあります
個人情報登録や年パスへのアップグレードをする際に行くことになるのが「年間パス・センター」です。
場所は、マップ上で「ステージ18」のところにあります。
中は広々としていて、入るとスタッフが用件を聞いてくれますので、迷うことはないはずですよ。
スタジオパスを年間パスにアップグレードする
ここからは、1dayパスを年間パスにアップグレードする方法を紹介します。
今回、わたしはこのアップグレードで年間パスを手に入れました。
「久しぶりのUSJだけど、年間パスを買うほどではない気がする」と迷う場合はとりあえず1dayパスで入場し、「これは絶対に年パスがあったほうがいい!」と思えたらアップグレードすればいいのでありがたいですね。
アップグレードの手順は以下の通りです。
- USJパーク内の「年間パス・センター」へ行く
- 差額を支払う
- 個人情報登録をおこなう
- 次回来園時に顔写真登録をおこなう
年パスへのアップグレードをする際には本人確認書類が必要なため、「もしかしたら年間パスを買っちゃうかも」という人は必ず持参してくださいね。
また1dayパスを年間パスへアップグレードできるのは当日限りです。
あとになって年間パスがほしくなった場合は年間パスの料金がまるまるかかりますので注意しましょう。
▼個人情報登録をしたらこんな控えも出てきますよ。
ちなみに1dayパスを割引価格で購入した場合ですが、アップグレード時に割引はなかったことになります。
わたしも年パス所有者と一緒に行ったため400円引きで1dayパスを買っていたのですが、年パスアップグレード時には割引分も請求されていました。
年間パスの分割払いはお得?
年間パスは分割払いもできる、とテレビCMなどでも宣伝していますよね。
分割払いにするとお得になるのかな、と思う人もいるのですが、残念ながらお得ではありません。
USJ年間パスの分割払いとは、クレジットカードの12回払いのこと。
たとえば通常の年パスなら、月々の支払金額が大人2,422円、子ども1,609円と書かれているのですが、これは三井住友カードで12回払いにした際の金額で、分割手数料が上乗せされています。
2,422円×12回で、総支払額は29,064円になるので、正規料金より2,000円以上高くなってしまい、お得とは言えませんよね。
支払い時に使用するクレジットカードによって分割手数料は異なりますが、いずれにせよ必ず定価よりは高くなってしまうので気をつけてください。
USJの年間パスを買ったあとの更新について
年間パスを買ったらあとは好きなときにUSJに遊びに行ける!
でも年間パスの有効期限は1年間。
そのあとの更新についても触れておきますね。
USJの年間パスは更新ができます。
更新手続きの方法は以下の2種類。
- 公式サイト
- チケットブースもしくは年間パス・センター
公式サイトから更新手続きをした場合は、新規購入時と同様に宅配かチケットブース受け取りか選べますよ。
個人情報登録は不要です。前回登録した情報をそのまま引き継げるのでラクですね。
ただし顔写真登録は必要です。
こちらは次回入場時にまた手続きしましょう。
ちなみに更新手続きは有効期限の3か月前から可能で、有効期限終了日の翌日から1年間が次の有効期間です。
有効期限終了後しばらくUSJに行く予定が無い場合は、更新手続きはせず、次回USJに行くときに新規購入したほうが有効期限を長くとれます。
更新のほうが個人情報登録が無い分ラクではありますが、新規購入したほうが有効期限が先延ばしできる、というのは覚えておいてくださいね。
まとめ
さいごに、USJの年間パスの購入方法についてまとめます。
新規購入なら、もっともラクで所要時間が短くて済むのは「公式サイトからの申込・宅配受け取り」です。
年間パスを購入するかどうか迷っている場合はいったん1dayパスを買って楽しんだあと、その日のうちにパーク内でアップグレードする方法もあります。
年間パスは更新もできますが、更新するよりも次に行くときに新規購入したほうが有効期限を長くとれるのでオススメ。
年間パスはたしかになかなか高額ですが、年に3回以上行くのであれば元がとれますし、実際行ってみるとわたしはすごく楽しかったので買ってよかったと思っていますよ。