【実際に試してみた】エアコンを1ヶ月つけっぱなしにしても電気代は節約できないことが判明・・・。

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在宅で仕事をしていることが多い、webライターの吉見です。

「エアコンはこまめに消すよりもつけっぱなしのほうが電気代が安くなる」

こんな話を聞いたことがありませんか?

そこで、実際に1か月間、エアコンをつけっぱなしにしてみました。

先に結果を言ってしまうと、つけっぱなしにしたほうが電気代は高くなります。

ですが、この実験をしたことにより、賢いエアコンの使い方に自信が持てるようになりました。

このページでは、こんなことを紹介していきますね。

  • 1か月間エアコンをつけっぱなしにした結果
  • エアコンにかかる電気代の仕組み
  • 賢いエアコンの使い方

ノマド的節約術 エアコンのつけっぱなしは電気代の節約になるのか実験してみました

1か月エアコンをつけっぱなしにしてみた結果

今回つけっぱなしを実践したのは、2016年8月分です。

ただし、間違いで消してしまっているときもあったので完全につけっぱなしだったわけではありませんが。

このあたりは、家族もおりますのでご了承ください。

また、温度設定は一律ではありません。
あくまでも快適な使い方を調べるためですので。

暑いときには温度を下げ、寒いと感じたら温度を上げる、というごく普通の使い方をしました。

温度は25~28度のあいだで、風量は基本的には自動。
外から帰ってきてどうしても暑いときにはたまに「ハイパワー」を使いました。

エアコンのリモコン

今回は2016年と2015年を比較します。
いずれも期間は7月14日~8月16日となっています。

電気代の明細

まず、2016年8月と2015年8月の電気使用状況を比較した結果がこちらです。

2015年8月2016年8月
請求金額10,390円11,494円
電気使用量374kWh426kWh

電気使用量で比較すると52kWhの増加

一応電気代も掲載しましたが、電気代は単価が変わっていくものですし、地域によっても違うので、比較には使えません。

比較すべきなのは電気使用量です。

2015年と比べると、電気使用量が13.9%増し、52kWhの増加となっています。

ちなみに、2016年8月現在の電気料金単価で計算すると、52kWhというのは約1,700円になります。

つけっぱなしにしたほうが、電気代が1,700円ぐらい高くなってしまうということですね。

条件面はほとんど同じ

いずれも7月14日~8月16日までの期間で揃っています。

また、使用したエアコンも同じものですし、この1年で買い替えた家電もありません。

ただ、難しいのが気象ですね。

去年と今年ではもちろん気象が違います。気象庁のサイトから過去のデータを持ってきて比較表を作ってみました。

条件2015年2016年
平均気温29.2度28.5度
平均湿度65.6%63.6%
平均風速2.3m/s2.1m/s
平均日照時間6.5時間7.0時間
電気使用量374kWh426kWh

参考:気象庁-過去の気象データ検索

平均気温は2015年のほうが高いですが、日照時間は2016年のほうが長いですね。

気象に関しては素人なので詳しいことは分かりませんが、そこまで大きく異なるようには見えません。

エアコンの電気使用量は波が大きい

600Wの電子レンジを1分間使うと、使用する電力は1分間ずっと600Wです。

しかし、エアコンはそんな簡単な仕組みにはなっていません。

何も設定を変えていなくても、1000W以上使用しているときもあれば、20Wほどしか使っていないこともあります。

「エアコンを付けたり消したりするとかえって電気代が高くつく」と言われるのはこれが理由です。

例:設定温度になるまでに24円

猛暑日の真昼。エアコンをつけても設定温度になるまでに時間がかかることもありますよね。

そのとき、エアコンは「ゴーッ」と音を立て、見るからに消費電力が多そうです。

エアコンの強風

仮に、800Wの運転が1時間続いたとしたら、電気代は24円ほどかかります。

※電気代を30円/kWhとして計算

例:温度が安定すれば1時間あたり0.6円しか使わない

室温が設定温度と同じになったあとは、エアコンもおとなしくなりますよね。

エアコンの送風

ここまでくると、送風運転に切り替わります。

送風運転にかかる消費電力が20Wだとしたら、電気代は1時間あたり0.6円。
3時間つけっぱなしだったとしても、1.8円にしかなりません。

ちなみに、外気温が高いと徐々に室温も上がってきます。
室温が上がってくると、またコンプレッサーが動き始め、消費電力も上がります。

送風運転の時間を長くするのがコツ

エアコンがガンガンに働いているときと、送風運転になっているときでは、消費電力に雲泥の差があります。

つまり、なるべく送風運転の時間が長くなるようにコントロールすれば、電気代も安くなるということです!

送風運転の時間を長くする方法

ここからは、エアコン代を節約するために送風運転時間を長くする方法を紹介しますね。

「冷房ではなく送風の設定にしておく」というのはナシです。
送風のみでは室温は下がりませんし、エアコンを持つ意味がありませんからね。

あくまでも快適に過ごしつつ、エアコン代を抑えるという意味だと思ってください。

  • 設定温度を高くする
  • 風量は「自動」に設定する
  • 空気を循環させる
  • 換気扇は最低限にする
  • フィルター掃除
  • 室外機の周りをふさがない
  • カーテンを上手く使う

設定温度は適度に高めに

「室温が30度なのに設定温度は20度」というように温度差が大きいほど、エアコンが「ゴーッ」とフルパワーを使う時間が長くなります。

なるべく短時間で済ませてあげるために、設定温度と室温の差を少なくしましょう。

ガンガンに冷やす必要はなく、不快感がなくなる程度の温度を意識してください。

風量は「自動」が基本

弱風や微風などが選べますが、弱い設定にしてしまうとかえって電気代が高くなります。

風量を弱くすると、設定温度になるまでに時間がかかるからです。

自動にしておけば、設定温度になった時点で勝手に風量を抑えてくれますよ。

サーキュレーターなどで空気を撹拌(かくはん)

扇風機やサーキュレーターを併用すると良い、という話は有名です。

部屋全体を冷やしたいときには、部屋全体の空気をしっかり撹拌するように意識しましょう。

逆に、床に座って作業しているときなんかは部屋の下の方だけ冷えていればいいので、むやみに撹拌する必要はありません。

換気扇の使用は最低限に

換気扇やレンジフードを使用していると、当然室内の空気が換気されます。

つまり、せっかく冷ました空気が出て行ってしまうんですね。

料理中の換気や浴室の換気など必要な分は換気すべきですが、必要以上に換気するのは控えましょう。

フィルター掃除は2週に1回

フィルター掃除の重要性は昔から言われていることだと思うのですが、面倒でできていない人も多いそうです。

でも、フィルターにホコリが溜まっていると、エアコンの効き目が大幅に下がります!

掃除機で吸い取るだけなので、必ず掃除しましょう。

わたしは、夏は水洗いしています。水洗いしたほうが汚れがきれいに取れますし、夏ならすぐに乾きますよ。

エアコンのフィルター掃除

左が掃除後。全然違いますよね。

室外機の周りをふさがない

室外機は、冷房時に高温の空気を排出します。

そんな室外機の前にモノを置いてしまっていませんか?

室外機の前面の通気性が悪くなっていると、排気を最後吸い込むことになり、エアコンの効率が悪くなってしまうんですよ。

室外機の周りにモノを置かない。特に、前は何も置かないようにしてくださいね。

エアコンの室外機

カーテンで日光を遮断する

送風運転の時間を長くするためには、室温が上がらないように気を付けなければなりません。

日中出かけるときは、カーテンを閉めておきましょう。遮光カーテンが理想です。

日中家にいる場合も、使っていない部屋はカーテンを閉めておくのがおすすめですよ。

遮光カーテン

カーテンを閉めておくと室温が上がりにくくなります。

さいごに:エアコンはある程度つけっぱなしにしておくべき

エアコンをず~っとつけっぱなしにしていると、さすがに少し電気代が高くなります。

でも、かと言ってこまめに付けたり消したりしていると余計に電力使用量が増えてしまいます。

よく言われることですが、30分や1時間ぐらいの外出であれば、エアコンをつけっぱなしにしておくのがおすすめです。

「もしかすると、本当につけっぱなしのほうがお得になるかも?」と期待してみたものの、そんなに甘くはありませんでした。

ポイントは送風運転の時間を長くすること。

エアコンをつけっぱなしにすればいいというような単純な話ではないので、送風運転を意識してエアコンを使うのが一番いいということが分かりましたよ。

おまけ:冬の暖房の節約はこちらが詳しいです

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この記事を書いた人

吉見 夏実

ムダが無いことに美しさを感じるシンプルライフ好きのWebライター・webライティング講師。夫と子供がモノを増やすのが今の悩み。節約に関する知識が豊富な反面、お金を使うことも大好きなので「メリハリあるお金の使い方」を発信していけたらと思います!

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